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緋色の記憶



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【この小説が収録されている参考書籍】
緋色の記憶 (文春文庫)

緋色の記憶の評価: 6.50/10点 レビュー 4件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.50pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(8pt)

面白かったです。

少年の思い出。

わたろう
0BCEGGR4
No.2:
(8pt)

記憶シリーズ三作目

「夜の記憶」
「死の記憶」
そして「緋色の記憶」
他の二つと比べると、今回はちょっと刺激が足りないような。
最後の展開をやめて、淡々と終わる方が小説の余韻はあったかもしれない。


ももか
3UKDKR1P
No.1:
(8pt)

緋色の記憶の感想

文章が際立って美しい。形容する言葉が美しく深い。老弁護士が回顧する少年時代の頃とひとつの事件。チャタム校の校長を父に持ち生まれ育った少年ヘンリー。 あの八月の午後バスから降り立ったミス・チャニング
やがて悲劇の起こることとなる美しい田園の村。回顧の中から時折関係者の当事の言葉、裁判の様子などを織り交ぜながら物語は語られる。最後まで伏せられた真相。移り行く季節のなかで15才の少年ヘンリー自身の心の内や未来への思い。 黒池で起きる悲惨な事故。あの日黒池でほんとうは何があったのか。 ナイフ・ロープ・瓶入りの砒素。
ゆるやかな時間の流れのなかで、ある季節のおぼろげな記憶を思い起こす老弁護士ヘンリー。
トマス・H・クック 素敵な作家だ。この本に出合えて良かった。
読み終えてから多島斗志之の「黒百合」を思い出した。共通項が何点かあるからだ。
それは幼い頃の記憶、池、秘密、そして最後のページの衝撃。

ニコラス刑事
25MT9OHA

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