処刑前夜



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    処刑前夜 (講談社文庫)
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    初公開日(参考)1994年06月
    分類

    長編小説

    閲覧回数1,948回
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    処刑前夜 (講談社文庫)

    1994年06月30日 処刑前夜 (講談社文庫)

    テキサスの岩山とコロラドの清流を背景に聳えるマクファーランド邸。だがこの豪邸は呪われていた。前妻の死に続く二度めの妻と住込みの青年の変死。犯人と思われた男が逮捕されてからも奇怪な事件は続く、真犯人は他にいたのか。犯罪記者モリーの決死の努力にも拘らず犯人処刑の時は刻々と迫ってきた。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

    処刑前夜の総合評価:7.50/10点レビュー 6件。Cランク


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    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
    (7pt)

    大作ではあるのですが、小さくまとまりすぎているかも

    長編です。
    もっと話が広がるかと期待していたところには、がっかりですが、それでも最後まで読ませる筆者の力量には脱帽です。
    ウォーカー氏の小説は初めてでしたが、引き続き読んでみたい作家さんなのは間違いないです。

    話の始まりから終わりまで通して考えると、小説というよりはむしろ映画的?
    アクションから突飛な展開、主人公を取り巻くわき役陣も異種多彩で映画にしたらさぞかし面白いだろうな〜というのが率直な感想です。
    もちろん小説としてもジェットコースター的ストーリーなので未読の方には是非お勧めしたい一冊です。


    ももか
    3UKDKR1P
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    No.5:
    (3pt)

    重いテーマと忘れがたい主人公

    最近は冤罪による再審というケースが日本で増えてきており、このテーマは非常に考えさせられる。
    加えて、日本では一般的に知られていない死刑の実態がこと細かに描かれており、いかにもアメリカ的な小説だなと思った。

    勝気だけれど、非常に繊細な女性らしい側面を持った主人公の姿がいい。
    もっと頑張れと応援したくなるような説得力がある。

    ただ事件の様相は意外と単純。
    本格物と解説に書いてあった気がするが、ことさら大がかりなトリックがあるわけではなく、推理小説に目端のきく読者であれば真相は最初から推測が可能。

    死刑囚の人間像も中途半端で矛盾しているというか、ありえなそうな造形になっている。
    ストーリーの展開上こういう風にしか描くことができなかったのか、主人公を際立たせるためにこういう風になってしまったのか、何か釈然としない印象を受けた。

    ★は正確には3個と4個の中間です。
    処刑前夜 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:処刑前夜 (講談社文庫)より
    4061857126
    No.4:
    (4pt)

    処刑制度の問題点

    宮部みゆき氏が大絶賛した事件記者モリー・ケイツを主人公にした本作。
    連続婦女暴行殺人事件の犯人ルイ・ブロンクについて書いた本を出版した彼女の周りで次々と不審な出来事が起こります。
    しかもルイ自身が最後の事件は自分の犯行ではないと告白。
    モリーは真犯人を探そうとするけど死刑の時は刻々と迫ってきます。
    死刑制度というのがテーマになってくるけど、読んでるとアメリカの死刑制度についての問題点も伝わってきます。
    自分自身かなり考えさせられました。
    シリアスなだけではなくユーモアも交えた展開なんで楽しく読むことが出来た1冊です。

    処刑前夜 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:処刑前夜 (講談社文庫)より
    4061857126
    No.3:
    (4pt)

    バイタリティーあふれるヒロインが奮闘するエドガー賞受賞作

    本書は、メアリー・ウィリス・ウォーカーの長編第2作であると共に、アメリカにおけるミステリーの最高峰、「MWA(アメリカ探偵作家クラブ)賞」’95年度ベスト・ノヴェル(最優秀長編賞)受賞作である。

    舞台はアメリカ・テキサス州オースチン。ヒロインは42才で離婚歴3回、弁護士の卵である24才の娘を持つ犯罪ライター、モリー・ケイツ。この道22年のキャリアを持つ彼女は、最近、11年前に起こった連続殺人事件を一冊の本にまとめて上梓したばかりである。
    物語はその犯人であるルイ・ブロンク死刑囚の死刑執行一週間前というシチュエーションで始まる。モリーの元に脅迫状とも取れる奇妙な詩が送りつけられ、ルイが死刑を宣告された事件である大富豪マクファーランド夫人の殺人の謎がにわかに浮上してくる。そして当のチャーリー・マクファーランド本人からもこの事件をネタにしたものは書くなと言われていた。
    そんな時、チャーリーの新しい妻が、ルイとまったく同じ手口で殺される。さらに11年前、ベビーシッターとしてマクファーランド邸に住み込んでいた青年も殺害される。死刑囚監房に収監されているルイには手が出しようもないのに・・・。

    もしかしたら、ルイのマクファーランド夫人殺しは冤罪ではないか、その事件と新たな2件の事件の真犯人は・・・、モリーは必死に調査を進めるが、それを何者かが妨害し、彼女の命までも狙う。ルイの死刑執行まで刻々と時間は過ぎてゆく。果たしてモリーは彼を救うことができるのか・・・。

    本書は、一種のタイムリミットものだが、女性としての弱みを垣間見せながらもバイタリティーあふれるヒロインの粘り強い奮闘小説といっていいだろう。また本格的な謎解きの興味やサイコ・スリラーの側面もあり、604ページとボリュームも満点で、読み応え充分のエドガー賞受賞作である。

    処刑前夜 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:処刑前夜 (講談社文庫)より
    4061857126
    No.2:
    (3pt)

    勝ち気で涙もろいオンナ、大活躍

    メアリー・ウォーカーは、女探偵とも刑事とも違うけれど、ジャーナリストして、五感を最大限活用して、物語をぐいぐいひっぱっていく主人公を見事に描いている。独断と偏見、思い込み、情にほだされたり、時には自分のやり方を反省したり。アメリカ女の生意気な部分と、女性のかわいい部分をよく表現している。
    ストーリーの構成もよく、主人公に感情移入できればあっというまに読み進めることができる。ただ、受刑者ルイ・ブロンクの設定に不満は残る。作者自身、あまりに主人公に同化して、対象をうまく描ききれていないのかもしれない

    処刑前夜 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:処刑前夜 (講談社文庫)より
    4061857126
    No.1:
    (5pt)

    読み応え十分!

    死刑執行が目前に迫った連続殺人犯。彼の犯行を詳細に描いた本を書いた犯罪ライターのモリーのもとに、真犯人が別にいることを示唆するかのような謎の手紙が舞い込む。そして第二、第三の犠牲者が・・・。処刑が迫った殺人犯は真犯人ではないのか?調査に乗り出したモリーにも魔の手が忍び寄る・・・。
    最後まで飽きることなく一気に読めました。人が人を裁き、死刑によって一人の人間の命を奪う。だがそこに絶対に間違いはないと言い切れるのか?死刑制度についても、いろいろと考えさせられました。
    モリーのロマンス、娘とすごすひとときなど、凄惨な事件の合間にもほっとする場面もあって、ほどよいバランスがよかったです。
    処刑前夜 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:処刑前夜 (講談社文庫)より
    4061857126



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