石のささやき



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    初公開日(参考)2007年09月
    分類

    長編小説

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    石のささやき (文春文庫)

    2007年09月04日 石のささやき (文春文庫)

    姉が壊れはじめたのは、幼い息子を亡くしてからだった。すべてが取り返しのつかない悲劇で幕を下ろしたあと、私は刑事を前に顛末を語りはじめる…。破滅の予兆をはらみながら静かに語られる一人の女性の悲劇。やがて明かされる衝撃の真相。人の心のもろさと悲しみを、名手が繊細に痛切に描き出した傑作。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.00pt

    石のささやきの総合評価:7.00/10点レビュー 7件。Dランク


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    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
    (5pt)

    ミステリーとして悪いわけじゃないけれど

    他のトマスHクック作品と比べると、はっきり言って劣ってました。
    クック氏の小説の醍醐味は、市井の人が持っている闇だと思うのです。
    他人から見たら普通に生きている人が抱えている「闇」
    これは多かれ少なかれ誰しも持っていると思うのです。
    その「闇」は書かれていますが、何が足りないのだろう・・・たぶん、小説そのものの土台と展開でしょうか。

    「記憶シリーズ」が、あまりにも素晴らしい出来上がりだったので
    この小説は、読み物としても、イマイチでした。

    ももか
    3UKDKR1P
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.6:
    (3pt)

    じれったい

    一人称と二人称を交互に交え、ゆっくりゆっくりと物語は進む。「緋色の記憶」と同じく、そこまでもったいつけて、時間をかけて紡ぐほどの中身かな?と思う。
     いわば、統合失調症のロシアンルーレットだが、親族にこの病気を持つ人が読んだら、不愉快極まりないだろう。
     もうこの作者の作品は読まない。
    石のささやき (文春文庫)Amazon書評・レビュー:石のささやき (文春文庫)より
    4167705559
    No.5:
    (4pt)

    重い。だがそこがいい。

    クックの真骨頂。
    後味悪いのに爽やかな感動が残る、なんともいえないカタルシス。
    傑作です。
    石のささやき (文春文庫)Amazon書評・レビュー:石のささやき (文春文庫)より
    4167705559
    No.4:
    (4pt)

    後悔と韜晦と

    精神を病んだ父から解放され、自由に、幸せになるはずだった姉、ダイアナ。
    しかしその息子、ジェイソンの死をきっかけに、悲劇が幕を開ける。
    そして、すべてが終わってしまった今、刑事の取調べを受けつつ、デイヴィッドは家系に
    流れる忌まわしい血について、静かに回想を始める…。
    クック作品は、ある意味極めてパターン化、マンネリ化しており、本作も例外ではない。
    1.主人公が過去の悲劇を回想する語り口(1人称形式が多い)
    2.主人公は悲劇に対して何かしらの責め負っている(多くの場合それが小説のオチとなっている)。
    3.殆どの場合、親兄弟等家族をめぐる悲劇である。
    4.悲劇の発端からエピソードが順々に語られるので、結局どんな悲劇が起こったのか、
    真相は何だったのかは最後まで解からない(思わせぶりで、じりじりする展開と筆致)。
    等々である。
    しかし、私にとっては癖になる、心を揺さぶる何かを持っている。
    それは彼の描く、(善意から出た)人間の愚かさ、浅はかさや、それが招く取り返しの
    つかない悲劇が、普遍性を持っているからだと思う。
    石のささやき (文春文庫)Amazon書評・レビュー:石のささやき (文春文庫)より
    4167705559
    No.3:
    (4pt)

    最高の家族小説です。

    とても切なく、内容的はかなり重いです。死んだ父親、子供を失い狂えんばかりの姉、離婚した元夫、そして主人公であるその姉の弟弁護士、その弟の娘等、登場人物は少ないが、人間の心理描写、印象的な会話の数々、場面展開の冥利等と、まさに名手クックの独断場。
    ミステリー度合いは30%程度、分野的には現代文学にかなり近い。最後に口ずさむ主人公の言葉は、本当に印象的。最高の家族小説に仕上がっています。クックの最高傑作とはいえないかもしれないが、記憶シリーズ以降としては最上ランクの傑作。
    石のささやき (文春文庫)Amazon書評・レビュー:石のささやき (文春文庫)より
    4167705559
    No.2:
    (4pt)

    重くて、悲しい

    この作家の本は基本的に読む前に時間をおいてしまいます。
    大抵、内容の重さが胸につまることが多いからで、今回も買ってから読むまでに時間をおきました。
    でも、読み始めると、ぐいぐいとひきこまれていきます。深い悲しみが根底に流れながら、それがどう展開していくのか、読み手の心をかき乱しながら進んでいきます。
    読み終わってしばらく呆然とし、また、この作家の本が読みたいような読みたくないような気持ちになりました。
    石のささやき (文春文庫)Amazon書評・レビュー:石のささやき (文春文庫)より
    4167705559



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