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ナオミとカナコ



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【この小説が収録されている参考書籍】
ナオミとカナコ
ナオミとカナコ (幻冬舎文庫)

ナオミとカナコの評価: 7.56/10点 レビュー 9件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.56pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(9pt)

ナオミとカナコ、感想&備忘録


▼以下、ネタバレ感想

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ナタ
9AJ0TZ5W
No.2:
(9pt)

ハラハラドキドキ

ハラハラドキドキ。どこにでもいるようなナオミとカナコで、親近感がありつつ楽しめました。

kmak
0RVCT7SX
No.1:
(9pt)

共犯者にさせられた!

デパートの外商部に勤務する28歳、独身の直美は、去年の秋に結婚し専業主婦になった大学時代の同級生・加奈子が夫の達郎からDV被害を受けていることを知った。自身も父から母へのDVを見て来た直美は離婚を勧めるが、夫の暴力に支配されている加奈子は優柔不断な態度を取り続けていた。ある日、顧客である中国人実業家・李朱美の事務所を訪ねた直美は、達郎に瓜二つの中国人青年・林に出会った。林が不法入国者であることを知った時、直美は達郎を「排除する」完璧なプランを思いつき、加奈子を説得して実行することになった。と、ここまでが前半の「ナオミの章」。
後半の「カナコの章」では、夫・達郎の「排除」を「原因不明の失踪」で終わらせようとする加奈子に対して、夫の友人や家族、さらには警察から疑惑の目が向けられ、神経をすり減らす攻防戦が展開される。果たして、直美と加奈子は逃げ切れるのだろうか?
いや〜、面白い。「OUT」+「後妻業」+「明日に向かって撃て」の面白さというのはほめ過ぎかもしれないが、まさに「ページターナー」で、特に逃亡劇のサスペンスが高まる後半は一気読みだった。ヒロインの直美と加奈子、中国人実業家の朱美の三人のキャラクターが際立っている。直美も加奈子も殺人犯なのだが肩入れしたくなり、逃亡劇では思わず手助けしたくなっていた。
幅広いジャンルのミステリーファンにオススメできる、傑作エンターテイメントである。

iisan
927253Y1

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