帝ご寵愛の猫はどこへ消えた?出産のため宮中を退出する中宮定子に同行した猫は、清少納言が牛車に繋いでおいたにもかかわらず、いつの間にか消え失せていた。

親王誕生の祝宴に影を差す、盗賊と呪符の謎。

秋庭市のはずれもはずれ、ススキばかりがおいしげる斜面のど真ん中にたつ秋庭市立秋葉図書館、そこが文子の仕事場だ。

秋去姫、朝顔姫、梶葉姫…、七つの異称を持った七夕伝説の織女。

夏の午後。古ぼけた大学の研究棟が嵐に閉ざされた。

「あたしが殺したの」と何度も呟き死んでいった母親の過去を探るため、少年は16年ぶりに故郷のアパートを訪れた。

世は平安、道長が栄華を極めている。紫式部は「源氏物語」の人気に少々困惑気味。

時を重ねて変わらぬ本への想い……《私》は作家の創作の謎を探り行く――。

ホストクラブclub indigoの客が殺された。

19世紀ロンドン。喪中の貴婦人探偵、現る。

ウェールズ地方の牧歌的な農園で勃発した、奇怪な事件。二転三転する謎に挑む、チャッキー警部。

上司との不倫にやぶれた「あたし」は、 自暴自棄になり、夜の公園を彷徨う。

少年しか知らない絵本? 幻の卵料理? 秘めたる恋の落とし物? そして白骨死体?! のどかな図書館の新人司書は、今日も謎解きに奮闘中! 大好評図書館ミステリ第2弾。

関口の“弟子"から映画館に繁栄をもたらす妖怪・桟敷童の噂を聞いた榎木津は、下僕を従え妖怪探しに乗り出した。

果てしない未来と、果てしない不安。甘いお菓子が、必要だ。

体育会系な文芸編集者の娘&定年間際の高校国語教師の父が挑むのは、出版界に秘められた《日常の謎》! □「応募してませんよ、わたしは」 新人賞最終選考に残った候補者からの思いがけない一言は?(夢の風車) □「実は、扱いに困っている手紙がありましてね」 あ

目覚めると父親の姿はなく、かわりに可憐な女の子が家に。

元「怪盗紳士」が隠居として暮らし、非番の日にご近所の相談ごとで引っ張りだこの若手刑事も住む花咲小路商店街。

宮仕えを辞して出家した紫式部(香子)は今、彰子が手配してくれた宇治の寺の庵に一人で暮らしている。

シェフの内山が勤める高級フレンチレストランに毎晩ひとりで来店する謎の美女。

海外出張中の夫マックスの留守を預かるセーラのもとに、因縁深き美術館でまたも人死にが起きたとの報がはいる。

過疎が進む島、定まらない進路、将来への不安…… おれの居場所はどこにある? 俳句ってすごい! ! 仲間たちと磨き上げた勝負の一句、白熱のディベート、 言葉の面白さと可能性に驚かされる青春エンタメ! 瀬戸内海に浮かぶ五木島。

ススキ野原のまんなかに立つ秋葉図書館。ごく普通の市立図書館に見えるけれど、実はちょっとした伝説がある。

「おれは、先輩の味方になりたい」今日はマサルにとって小学校最後の運動会。

入学早々鬱々と過ごす関口に、声を掛ける者がいた。教師も一目置く中禅寺。

下町の小さなフレンチ・レストラン、ビストロ・パ・マル。

貸切バスでメキシコ旅行へ出発した、アンジェラとキャレドニアをはじめとする〈海の上のカムデン〉有志。

ブックス・カフェやまざきは、本が読めるカフェスペースが人気の、商店街の憩いのスポットだ。

都会を走る移動図書館「本バスめぐりん」。

ビストロ・パ・マルへようこそ。

越野ハルカ。父の失踪により母親の故郷である坂牧市に越してきた少女は、母と弟とともに過疎化が進む地方都市での生活を始めた。

“蝮"の斎藤道三の娘で、織田信長の正室・帰蝶。

1964年のオリンピック決定に沸く東京で、競技場近くに住む一人の男が失踪した。

思い出の「食」を捜していただけなかったら、私はずっと過去ばかりを追いかけてしまっていたと思います―。

おそうじ上手は謎解き上手―― 読めば元気になれる大人気ミステリ〈清掃人探偵・キリコ〉シリーズ第5弾! キリコは、オフィスや学校、病院に派遣される清掃作業員。

本格ミステリの魅力的な要素のひとつ、密室トリック。

書店員がその年一番売りたい本を選ぶ書店大賞。今夜はその授賞式。

事故で母親を亡くし、児童福祉施設に引き取られた志場崎安那は、赤毛のアンに憧れ、明るく生きていた。

春めく浅草は、今日も多くの人でにぎわう。そんな陽気につられてか、甘味処栗丸堂はどこか落ち着かない。

「いいよんさんわん」―近所に住む老人から託されたという謎の探求書リスト。

歴史上のミステリーの新説で、豪華商品をゲットするのだ!扇ヶ谷姫之、朝比奈亜沙日、そして留学生アナスタシア・ベズグラヤは歴史好きの女子高生三人組。

茅野しおりの日課は、憧れのいとこ、美弥子さんが司書をしている雲峰市立図書館へ通うこと。

奉公先を盥回しにされたあげく、弟の急死で実家を継ぐことになった太一郎。修業先は、深川の古道具屋皆塵堂。

聖武天皇の御世、後宮で働くべく阿波国から上京してきた若子。

脅迫電話に呼び出された医師とその娘婿が、白衣を着せられ、首に針金を巻きつけられた奇妙な姿で遺体となって発見された。

有能だが不運すぎる女探偵・葉村晶シリーズ第4弾。

体から芳香を発する体質の薫大将と、香を焚く天才・匂の宮。

奇妙な書店に再就職した青年は、店内にある謎の本の解読に挑んだことがきっかけで、五百年にも及ぶ謎を解明する旅に出ることに……すべての読書好きに贈る冒険と友情の物語。