友人の雅人がヤクザから1260万円の借金を! そんな大金、あるわけない。おれは偽札を作ることにした。

日本最大の貯水量を誇るダムが、武装グループに占拠された。職員、ふもとの住民を人質に、要求は50億円。

世界のクライマーから「ホワイト・タワー」と呼ばれ、恐れられた山がある。

地震で津波が発生し、警報が遅れる事故が起こった。

19年前の大阪の質屋殺し。迷宮入りしたこの事件に関係した少年と少女が歩んだ道は…。

村上和久は孫に腎臓を移植しようとするが、検査の結果、適さないことが分かる。

カラマーゾフ事件から十三年後。

妻・直子と小学5年生の娘・藻奈美を乗せたバスが崖から転落。

資産家の男が自宅で毒殺された。毒物混入方法は不明、男から一方的に離婚を切り出されていた妻には鉄壁のアリバイがあった。

突然、燃え上がった若者の頭、心臓だけ腐った男の死体、池に浮んだデスマスク、幽体離脱した少年…警視庁捜査一課の草薙俊平が、説明のつかない難事件にぶつかったとき、必ず訪ねる友人がいる。

ロサンゼルスの日系企業で働く探偵のサム永岡は、一人の若者を探すように命じられた。

第５７回江戸川乱歩賞受賞作　　　　　　　呪いで人が殺せるか。

夏休みを玻璃ヶ浦にある伯母一家経営の旅館で過ごすことになった少年・恭平。

公正取引委員会の審査官伊田は汚職の嫌疑をかけられた。何者の策略に嵌り事件に巻き込まれたのだ。

誰がうそをついている?幼なじみの四人が校庭に埋めた拳銃は、二十三年の時を経て再び放たれた。

「誘拐犯の娘が新聞社の記者に内定」。

こんな会社、辞めてやる!失業中の駒井健一郎の前に高校時代のライバル・天知達彦が現れる。「次の選挙に出る。

「お金がないなら、知恵を出すのよ!」赤字ローカル線の再生を託されたのは、地元出身の新幹線カリスマ・アテンダント篠宮亜佐美、31歳。

川崎中央署生活安全総務係の萱野は、ある日、上司の矢木沢に面罵された。

明かりの消えた真夜中のデパートにうごめく人影。その日に限って、なぜか居場所をなくした人々が集まってくる。

元妻の依頼で、不破勝彦は故郷・棚尾市へ久々に戻った。不倫の証拠写真を撮った者を調べてほしいという。

水の惑星―地球。だが、人類が利用できる淡水は、そのわずか1%にすぎない。

通訳捜査官の七崎隆一は、正義感から同職の義父の不正を告発、自殺に追い込んだことで、職場でも家庭でも居場所がない。

ギリシャ神話の英雄ヘラクレスは、愛する妖精の死を悲しみ、世界で最も美しい地にその亡骸を埋めて街を作った。

「精神鑑定」に真っ向から挑む感動作! 「心神喪失」の通り魔犯に娘を殺された夫婦。

「もういいんです」人を殺めた女は控訴を取り下げ、静かに刑に服したが…。

その地に着いた時から、地獄が始まった―。1961年、日本政府の募集でブラジルに渡った衛藤。

関東の地方都市で起きた連続猟奇殺人事件。

ビデオジャーナリストの伏見が住む鳴川市で、連続イタズラ事件が発生。

病院長の孫娘が誘拐された。犯人からは、人質の黒髪と、前代未聞の要求が突きつけられる。

―過去に重大犯罪を犯した人間が、会社の同僚だとわかったら?― ミステリ界の若手旗手である薬丸岳が、児童連続殺傷事件に着想を得て、凶悪少年犯罪の「その後」を描いた傑作長編! ジャーナリストを志して夢破れ、製作所に住み込みで働くことになった益田純一。

「犯人は〇〇だよ」。鈴木の情報は絶対に正しい。

急死したはずの父親から送られてきた一通のメール。それがすべての発端だった。

犯人は、13歳の少年だった。 娘の目の前で、桧山貴志の妻は殺された。

自らが犯した不祥事で職を追われた元警官の佐伯修一は、今は埼玉の探偵事務所に籍を置いている。

恋人の命を奪ったK2。男は過去に立ち向かうため、この山へ還ってきた。

400日ぶりに東京に帰ってきた私立探偵沢崎を待っていたのは、浮浪者の男だった。

衆議院議員の宇田清治郎の孫娘が誘拐された。犯人の要求は「記者会見で罪を自白しろ」。

まるで拾った宝くじが当たったように不運な一日は、一本の電話ではじまった。

エベレスト山頂近くにアメリカの人工衛星が墜落!雪崩に襲われた登山家の真木郷司は九死に一生を得るが、親友のフランス人が行方不明に。

現職国会議員に中国のスパイがいるという情報によって、極秘に警視庁外事課に捜査本部が設置された。

「命の洗濯をしてこい。わかるな、修司」。

天才的頭脳と、絶望的な孤独。授けられたのは、それだけだった。

雪崩で死亡した兄の遺品を整理するうち、増田直志はザイルに施された細工に気づく。死因は事故か、それとも―。

警察庁特命捜査班 VS. 連続殺人犯 闇で死の旋律を奏でる暗殺者……。

ある女のひとを守ってほしい―沢崎の事務所を訪れた十才の少年は、依頼の言葉と一万円札五枚を残して、雨の街に消えた。

本書は沢崎シリーズの、第二期のスタートを告げる作品。

犯行時刻の記憶を失った死刑囚。その冤罪を晴らすべく、刑務官・南郷は、前科を背負った青年・三上と共に調査を始める。

ニューヨークの音楽学校で殺人事件が発生、犯人は人質を取ってホールに立てこもる。

一人の女性を愛したジローとヘンリー。白人の恋人との結婚を決めたマット。

永遠の愛をつかみたいと男は願った―。東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるサイコ・キラーが出現した。

殺人犯の弁護を任された新米弁護士。

渡辺探偵事務所の沢崎のもとに望月皓一と名乗る金融会社の支店長が現われ、赤坂の料亭の女将の身辺調査をしてくれという。

昭和63年、広島。所轄署の捜査二課に配属された新人の日岡は、ヤクザとの癒着を噂される刑事・大上とコンビを組むことに。

人生をやり直したかったのだ。ネットカフェ難民相沢仁は、闇の提示板で募った仲間と軽井沢の金持ちの屋敷に押し入った。

短編も、東野圭吾。規格外のベストセラー作家、死角なし。