十二月。クリスマス前の賑わうショッピングモール。

十月。霧舎学園の秋の行事第一弾は体育祭。

一月。正月早々、神社で強盗事件発生。

九月。霧舎学園2年生の二学期に入って最初のイベントは京都への修学旅行。

殺したはずの女が蘇り、のっぺらぼうが林に立つ。

六月。

北沢大学新入生のぼく=二本松翔は、サークル“あかずの扉”研究会に入会した。

犯罪学者・木岬と義弟の敬二少年は、雪崩に道を閉ざされてとあるペンションに足止めされる。

自殺とされた資産家夫人の不審死。彼女に呼び寄せられるかのごとく、法要のたびに少女が殺される。

八月。

あやしい噂が囁かれるお屋敷町の洋館、その名もびっくり館。

四月。入学式。

蒼白い霧に峠を越えると、湖上の小島に建つ漆黒の館に辿り着く。忌まわしき影に包まれた浦登家の人々が住まう「暗黒館」。

孤児院育ちの美女から生家を探してほしいとの依頼を受けた弁護士・川路。

十一月。文化祭実行委員を務める琴葉と棚彦。

七月。―天漢霧立上棚幡乃雲衣能飄袖鴨。

死者からの手紙が“あかずの扉”研究会に届けられた。

土井超音波研究所の地下に隠された謎の施設。絶対に出入り不可能な地下密室で奇妙な状態の死体が発見された。

大病院の創設者である老婦人が、手術直前に絞殺された。エラリーの鋭敏なる頭脳は真犯人を指摘できるのか。

<“雪の山荘” “絶海の孤島” “曰くつきの館” 圧巻の密室トリックと驚愕の結末に瞠目せよ! ボーナス・トラック「夏の雪、冬のサンバ」を収録> 影浦逸水は、下世話な愚痴が玉に瑕だが、正真正銘の名探偵である。

テーマは「館」、ただひとつ。 今をときめくミステリ作家たちが提示する「新本格の精神」がここにある。

ローマ劇場で起きた毒殺事件に挑む、リチャード警視とエラリーのクイーン父子。

佐藤誠。八十六件の殺人を自供した殺人鬼。

エンジェル・マヌーヴァと呼ばれる宝剣が眠る“メビウスの帯”構造の巨大なオブジェの捩れ屋敷。

テーマは「館」、ただひとつ。今をときめくミステリ作家たちが提示する「新本格の精神」がここにある。

「判決は、全員死刑。命をもって罪を償ってもらいます」 伊勢湾に浮かぶ、通称「海賊島」に招かれた10名の男女。

山村で起きたカルト宗教団体の斬首集団自殺。

御手洗潔 VS.後動悟!? これぞミステリの愉悦 名探偵・後動悟が密室の列車内で華麗なアリバイ崩しを披露する「手首を持ち歩く男」。

ギリシャ人美術商の豪邸で起きた小箱の消失に端を発する難事件は、若き日の名探偵エラリーを極限まで追いこむ強固な謎をはらんでいた。

特殊技術で開発され、航空機の歴史を変えた小型飛行船〈ジェリーフィッシュ〉。

八丈島沖にひっそりと隣り合う月島と竹取島。

とある湖畔の別荘に集められた6人は、やがて全員が死体となって発見された。なぜか死亡時刻も死因もバラバラだった。

閉ざされた研究所 発見される死体 土井超音波研究所、山中深くに位置し橋によってのみ外界と接する、隔絶された場所。

完全に封印され「密室」状況となった館で起こった一族六人殺しの真犯人は、いったい誰だったのか。

雪に閉ざされた山荘に、UFO研究家、スターウォッチャー、売れっ子女性作家、癖の強い面々が集められた。

東北の寒村・不亡村に、古くから伝わる「三つの奇跡」。調査に訪れた探偵の海老原浩一は、術を操る糸瀬家に翻弄される。

2058年4月、上海大学で20世紀の探偵小説を研究していたユアン・チンルウは、国家科学技術局から呼び出される。

差出人不祥の、東北の山荘への招待状が、六名の男女に届けられた。

生まれてから死ぬまで、運命のすべてが記されているという「アガスティアの葉」。

新本格ミステリの牽引者・法月綸太郎が生んだ同名の探偵・法月綸太郎が型破りな謎に父・法月警視とともに挑む。

航海中の豪華客船 完全密室から人間消失 世界一周中の豪華客船ヒミコ号に持ち込まれた天才画家・関根朔太(せきねさくた)の自画像を巡る陰謀。

記憶喪失の吉田さんは、ミステリマニアの店主が作るマッシュルームカレーを食べるたびに、あの探偵、この探偵になりきってしまう。

五月。あの「霧密室」殺人事件から一ヶ月。

鋭敏な推理力を持つ引退した俳優ドルリー・レーンは、ニューヨークの路面電車で起きた殺人事件への捜査協力を依頼される。

大いなる謎を秘めた館、黒猫館。

大学に顔を見せない江神を追って信州入りした英都大学推理研の面々は、女王が統べる〈城〉で連続殺人事件に遭遇する。

アクロバット飛行中の二人乗り航空機。高空に浮ぶその完全密室で起こった殺人。

富豪の一人娘が、別荘で不審な事故死を遂げる。

十七歳年下の女性と結婚した助教授。妻が恐るべき運命を告白する…。

その死体は、三重の密室の最奥に立っていた。異様な形で凍りついたまま…。

臨床犯罪学者・火村英生と助手・有栖川有栖のコンビが、美しく謎を解く、多彩な事件を散りばめた短編集。

霧舎巧、新本格の名品をふたたび「もどく」。記憶喪失が治ったはずの探偵・吉田さん。

首のない死体が一つ。浮遊する首が一つ……。

オカルトスポット探険サークルの学生六人は京都山間部の黒いレンガ屋敷ファイアフライ館に肝試しに来た。

”原作者”と”盗作者”の緊迫する駆け引きに息を呑む。

夏の終わり、郊外の瀟洒な洋館に将来を約束された青年たちと美貌の娘たちが集まった。