伝説的傑作『ミミズクと夜の王』に続く、【人喰い三部作】第二部。 その夜、魔物が手に入れたのは、彼だけのママだった。

首都・東京を襲った大地震から一年後、経済特区・湾岸カジノに街を象徴する少女サーカスが誕生。

そこにはきっと、あなたを救う「ターン」がある。

『ミミズクと夜の王』 『MAMA』に続く 【人喰い三部作】第三部 あなたを、喰べてしまいたいほどに、愛している。

伝説は美しい月夜に甦る。それは絶望の果てからはじまる崩壊と再生の物語。

とある地方都市でオフ会を開いた、『現代詩人卵の会』のメンバー9人。

行き場もなく夜の街をさまよっていた家出少女チル。ある夜、路地裏に突如と降ってきた黄金の髪を持つ美しい男。

第17回ミステリーズ！新人賞受賞作ほか4編を収録 僕の姉は実話怪談作家だ。

首都を襲った天災から長い時が過ぎた。

「あなたを愛するために、ここまで来たんだもの」黒い海を越え、呪われた島にやってきた美しい少女、シュガーリア。

江戸の片隅で養い子の千吉と暮らす青年弥助は、実は妖怪の子預かり屋だった。

日本SF作家クラブ企画! 世代を超えて集結した豪華・少女小説作家たちが、少女小説に眠るSFの可能性を解き放つアンソロジー!

首都を襲った天災から長い時が過ぎた。

皮肉屋の青年・叶義は幼い頃、あやかしの神隠しに遭って以来、いかなるものも“視えないものはない”という。

ミステリ界の旗手が仕掛ける本格頭脳バトル小説! 射守矢真兎(いもりや・まと)。女子高生。

ススキ野原のまんなかに立つ秋葉図書館。ごく普通の市立図書館に見えるけれど、実はちょっとした伝説がある。

亜紗は茨城県立砂浦第三高校の二年生。顧問の綿引先生のもと、天文部で活動している。

“本の町”読長町に住み、書物の蒐集家を曾祖父に持つ高校生の深冬。

就職活動に全敗し、頼みの綱でもあった「LB管理者採用試験」も体調不良による棄権を余儀なくされた千鳥さん。

累計15万部突破「薬剤師・毒島花織の名推理」シリーズのスピンオフです！ 新宿で50年以上続く漢方薬局には、今日も様々な悩みを抱えた人たちがやってくる。

全知の天に運命を委ねる占の国ヴィオン。生まれながらにして毒と呪いの言葉を吐き、下町に生きる姫がいた。

「証明してくれよ、おれが犯人だって」銃を片手に私立探偵ビルを訪ねてきた男はそう言った。男はかつての依頼人。

時は大正。巷に流行る新薬あり。

新米新聞記者の英田紺のもとに届いた一通の手紙。それは旧家の蔵で見つかった呪いの箱を始末してほしい、という依頼だった。

極上の謎解きに加え、趣向を凝らした料理の描写も楽しむことが出来る、人気作家の短編作品を収めたミステリアンソロジー。

一次大戦。ルーマニアの首都ブカレスト。

貴公子シモン・ド・ベルジュが不思議な縁で借りることになった日本の賃貸物件は、港町横浜にある、いわくつきの古い洋館で……? (書き下ろし作品「黄色い館の住人」) 日本を舞台にした、完全書き下ろし新作「黄色い館の住人」のほか、文庫未収録作品(

高校生の美原アンが夏休みにホームステイすることになったのは、札幌の郊外に佇む私設図書館、通称「図書屋敷」。

高校生の小南通は、雨宿りに入った雑居ビルの喫茶店で名探偵に出会った――。

誰にでも、失いたくない楽園がある。息苦しいほどに幸せな安住の地。

輪堂鴉夜が、生首でも、不死でもなかった時代。 偉大なる師と共に過ごした黄金の日々。

過去に戻って、後悔の瞬間をやり直せたら――。札幌の珈琲店を舞台に、〝時を渡す〟店主と少女が織り成すほろ苦くも温かい物語。

湖のほとりに建つ古城ホテル『マルグリット』にいる四人の女主人たちは、どんなやっかいごとでもあっというまに解決してしまう―。

天久鷹央。天医会総合病院、 統括診断部の部長を務める彼女は、 明晰な頭脳と圧倒的な知識で、あらゆる疾患を看破する。

始まってしまったら……人が死ぬ。何人もの人が。

臨床心理士の泉宮一華(いずみや・いちか)は、霊が視えることを隠しながら、渋谷の宮益坂メンタルクリニックで働いている。

大御所ミステリー作家・室見響子の遺稿が見つかった。

心理学で嘘を見破り数多の被疑者の口を割ってきたエリートである一方で、家具や衣服を持ち込んで検事執務室に住み着く変わり者の検事・大神祐介。

余計なことは喋らない。上司から疎まれる。

東北地方の書店に勤めるものの、うまくいかず、仕事を辞めようかと思っていた樋口乙葉は、ＳＮＳで知った、東京の郊外にある「夜の図書館」で働くことになる。

伊織と青目の「あの日々」と、妖奇庵のみんながここに。待望の完結巻! 東京下町にひっそり建つ妖奇庵。

精神病院に収容された男が口にしたのはクトゥルーのルルイエ語だった。

東京・谷中には、おいしい食べ物、下町情緒、そしてミステリが揃っている! 下町情緒あふれる谷根千にある、鰯専門の居酒屋。

「わたしは欠陥品なのかもしれない。

二つの傷跡。抜かれた血液。

大学入学直前のピップに、不審な出来事がいくつも起きていた。無言電話に匿名のメール。

ウィンザー城で若い男の遺体がクロゼットから発見される。晩餐会に呼ばれたロシア人ピアニストで、遺体はあられもない姿だった。

「これは、わたしが小学校の、高学年だった頃の話です」――少女が雑誌に寄稿した、ある家族を襲った不気味な怪異の記録。

私が死んだら〈黒屋敷〉へ行きなさい――〈異様の敵〉と闘った末に姿を消した母の言葉に従い、冬乃ひなげしは、黒ずくめの男・鏡見夜狐と出逢う。

地獄巡りの終着。滅びゆく世界と二人の未来 地獄巡りの末に、藤花と朔は「神様」と逢った。

また、いらない秘密を知ってしまった……。 一つの嘘と秘密が、新たな仕事を呼んでくる。

その「呪い」は26年前、ある「善意」から生まれた―。1998年、春。

逆境にもめげず簡単ではない現実に立ち向かい非日常的な出来事に巻き込まれながらもアンハッピーな展開を乗り越え僕たちは逆転する!無上の短編5編(書き下ろし3編)を収録。

美味しい料理×友情――ジビエを通してつながる、ふたりの成長物語 シェフの亮は鬱屈としていた。

動乱前夜、北条家の独裁政権が続いて、鎌倉府の信用は地に堕ちていた。

憂鬱な不採用通知、幼い娘を抱える母子家庭、契約社員の葛藤…。