毎週金曜の夜、刑事のデイビッドは妻を連れ、ブロンクスの実家へママを訪れる。

貸切バスでメキシコ旅行へ出発した、アンジェラとキャレドニアをはじめとする〈海の上のカムデン〉有志。

ダイエット効果抜群と評判の美容スパで、従業員が殺された。

ピーター・ウィムジイ卿の兄ジェラルドが殺人容疑で逮捕された。しかも、被害者は妹メアリの婚約者だという。

一人目は自販機業者、二人目は庭師…。お年寄りが優雅な老後を過ごす高級老人ホーム“海の上のカムデン”で連続殺人が発生。

殺人の疑いのある死に際会した場合、検視審問を要求するべきか否か。

誰彼なしに顎でつかい、お高くとまった言動は数知れず。

いかにクリスマスだとはいえ、連日深夜までお祭り騒ぎをしてもよい、ということはないだろう。

年の瀬、ピーター卿は沼沢地方の雪深い小村に迷い込んだ。

裁判官による説示。被告人ハリエット・ヴェインは恋人の態度に激昂、袂を分かった。

砂浜におりる階段の下にころがった死体がアンジェラのものなら、誰もが他殺と決めてかかり、少しも驚かなかったろう。

騒々しかった休戦記念日の晩、ピーター卿はベローナ・クラブを訪れた。

親友スーの娘が大富豪と結婚することになった。

毎年楽しみにしているクリスマスクッキー交換会。今年はルーシーが自宅を会場提供したのはいいが、苦労は並大抵ではなかった。

風が吹き荒さぶ中、闇を裂いてトラックがやってきた。運転する商人は葡萄酒を運んでいると主張する。

母親業に週刊新聞の臨時記者、加えて図書館の理事まで引き受けてしまったルーシー。

サンゴ礁と魚たちが織りなす美しい水中庭園―セオドシアが水族館の巨大水槽をうっとりと眺めていると、目の前の水中で必死にもがく男性の姿が、あれは元恋人パーカー!?懸命の救助も間に合わず、彼はその場で絶命した。

9マイルは遠すぎる ｱｰﾑﾁｪｱ・ﾃﾞｨﾃｸﾃｨﾌﾞ・ｽﾄｰﾘｰの定番。

ジェーンはためいきをついた。

家の裏の原っぱで映画の撮映が始まった!主演女優は厄病神と噂の高いリネット・ハーウェル。

おばあちゃん探偵フィリスが事件解決!! フィリスは元教師ばかりが集まる下宿のオーナー。

〈黒後家蜘蛛の会〉の会員たちは、毎月〈ミラノ・レストラン〉での晩餐会を楽しんでいた。

便利屋のティムが姿を消した。町じゅうの家に出入りし、みんなから愛されていた彼の死体を発見したのはスザンヌ。

警察が悩む難事件も、ママにかかっては子供の遊びも同然だった。

ボスと共にボストンに行ったルーシー。目の前で新聞業界の大立て者ルーサー・リードが晩餐会中に急死。

まずは美食と談論、そして推理合戦。

舞台は『マクベス』第三幕第三場、バンクォー暗殺の場面にさしかかっていた。刺客の凶刃に倒れるバンクォー。

もと司書のミス・ティリーの90歳の誕生日に町を挙げてのパーティを開くことに。

豆博物館の館長が殺された。凶器は博物館に展示されていた骨董品のデリンジャー。

新学期が始まり時間のできたルーシーは、新聞社で働くことに。そこへ入ったのが娘がかよう小学校に爆弾がしかけられたとの通信。

〈黒後家蜘蛛の会〉での謎解きの宵は、名給仕にして名探偵であるヘンリーのもてなしさながら、読む者に心地よいひと時をもたらす。

わずか四週間で結婚式を挙げることになったデレインのお相手は、地元で指折りの敏腕弁護士。

もうすぐクリスマス!ジェーンはあわてふためいていた。

町の一大イヴェントであるバレエの発表会をひかえ、元バレエダンサーの老女が失踪。

まじめで几帳面なパトリシア・アンは料理も菓子作りもお手のもの。

医師のノートンは、海岸の遊歩道で見かけた美貌の娘に、一瞬にして心を奪われた。その名はダイアナ、あだ名は“コマドリ”。

突然の悲報だった。ネロ・ウルフの親友で、レストランのオーナーであるマルコが、自分の店の前の路上で何者かに射殺されたのだ。

ジェーンの朝は、三人の子供たちを起こして回ることから始まる。平凡な一日？　でも今日はいつもと様子が違う。

ティンカーズコーヴにカジノ建設!?　賛否両論が飛び交うなか、ついに殺人が。

ウェールズ地方の牧歌的な農園で勃発した、奇怪な事件。二転三転する謎に挑む、チャッキー警部。

弁護士、暗号専門家、作家、化学者、画家、数学者の六人からなる〈黒後家蜘蛛の会〉と給仕一名は、月一回〈ミラノ・レストラン〉で晩餐会を開いていた。

あの親友シェリイが、今度ばかりは気もそぞろだった。

今年もクリスマスがやってきた。各種催し物の開催を初め、用事は山盛り。

若き女性探偵ドル・ボナーに依頼を持ちこんだのは、共同経営者シルヴィアの後見人P・L・ストーズだった。

デリカテッセンの開店記念パーティの最中に、倉庫で弁護士がハム用ラックの下敷きになって死んでいるのが見つかった。

アメリカ随一の女流本格作家マクロイによる、趣向と技巧を凝らす短篇集が文庫化。

十一月の深夜、歴史教師のキャロラスはミンコット荘のレディー・マーガレット・ピップフォードから電話を受ける。

ルーシーの夫が以前に修復した屋敷が全焼。焼け跡から友人でもある、屋敷の女主人の焼死体が発見された。

クリスマス・ソングが流れ、宝石のように煌めくマンハッタンの街、この激戦区で老舗コーヒーハウスを切り盛りするクレアは、今年はクリスマス特製クッキーの甘い香りで道行く人々を誘惑する作戦を立てた。

夕闇のせまるオックスフォード。なかなか来ないウッドストック行きのバスにしびれを切らして、二人の娘がヒッチハイクを始めた。

無類の善人だが捜査能力は皆無の警官である主人を助けるべく、家政婦ジェフリーズ夫人以下屋敷の使用人一同が秘かに探偵団を結成!?　ヴィクトリア朝痛快ミステリ新シリーズ。

ロジャー・シェリンガムが創設した「犯罪研究会」の面面は、迷宮入り寸前の難事件に挑むことになった。

〈黒後家蜘蛛の会〉のお楽しみ――それは知性あふれる6名の会員たちによる丁々発止の会話、毎回のゲストが提供する謎かけの数々、そしてその難問を見事に解決する給仕ヘンリーの名推理である。

探偵・濱地健三郎には鋭い推理力だけでなく、幽霊を視る能力がある。

娘とゲストハウスを開業しようと買った築百年のお屋敷には、なんと前のオーナーの無愛想な女性と気弱な男の私立探偵の幽霊が憑りついていて……。