身に覚えのない上司殺しの罪で刑に服した江木雅史。事件は彼から家族や恋人、日常生活の全てを奪った。

あの強固な呪縛から、いつか解き放たれたかった。

幼い命の死。報われぬ悲しみ。

毎日が黄金に輝いていた12歳の夏、少年は川辺の流木に奇妙な印を残して忽然と姿を消した。

母は死に、父は人を殺した――。

北関東の小さな集落で、家々の壁に描かれた、子供の落書きのような奇妙な絵。

仕事もしない無責任な夫と身勝手な息子にストレスを抱えていた芳恵。ついに我慢の限界に達し、取った行動は…(「崩れる」)。

平穏だった家族が少年事件によって崩れていくさまを描く心理サスペンス。

幼き日に、警察に運命を狂わされた誠也とレイ。大人になった二人は、彼らへの復讐を始める。

作家デビュー30年×実業之日本社創業125周年 貫井徳郎文庫作品 連続刊行プロジェクト 第2弾 600ページを一気読み!!! どんでん返しは 何回あるのか!? 終戦直後と現代が複雑に絡み合う 驚愕と感動のミステリ巨編! 話が四転五転六転する!? 絶望

7月1日東京・杉並。小学校の校門に男児の切断された頭部が置かれていた。

連続する幼女誘拐事件の捜査は行きづまり、捜査一課長は世論と警察内部の批判をうけて懊悩する。

家事と育児に追われる高村文絵はある日、中学時代の同級生、加奈子に再会。

21年前の少女誘拐殺人事件の冤罪再審裁判に抜擢された期待の女性弁護士・松岡千紗。

埼玉県の片田舎・神室町に幼稚園教諭として赴任した喜多嶋凛。

男はなぜ、罪を重ねるのか? 涙腺崩壊必至! 心奪われる入魂のミステリ。 片桐達夫、五十九歳。

ええ、はい。あの事件のことでしょ?―幸せを絵に描いたような家族に、突如として訪れた悲劇。

検事を辞して弁護士に転身した佐方貞人のもとに殺人事件の弁護依頼が舞い込む。

作家デビュー30年×実業之日本社創業125周年 貫井徳郎文庫作品 連続刊行プロジェクト 第３弾　 貫井徳郎史上 最も切なく 悲しい誘拐事件 スリルと感動のどんでん返しミステリ！ 警視庁を震撼させた 世紀の誘拐事件の真実とは？ 元警察官の辰司が、隅田

ガレージや車が燃やされるなど17件続いた放火事件。

女優の弓香の元に、かつての同級生・理穂から届いた故郷での同窓会の誘い。

エリート銀行員の仁藤俊実が、意外な理由で妻子を殺害、逮捕・拘留された安治川事件。

警察のあきれた怠慢のせいでストーカー被害者は殺された!? 警察不祥事のスクープ記事。

ベテランケースワーカーの山川が殺された。新人職員の牧野聡美は彼のあとを継ぎ、生活保護受給世帯を訪問し支援を行うことに。

息子が小学六年の一年間「親父会」なる父親だけの集まりに参加することになった私。

国内篇2001年、新聞社を辞めたばかりの太刀洗万智は、編集者から海外旅行特集の協力を頼まれ、事前調査のためネパールに向かう。

女性教師が自宅で変死-- 謎が謎を呼び、推理が推理を呼ぶ 貫井徳郎 本格ミステリの最高傑作! 女性教師はなぜ死んだ? 多重解決ミステリの神髄!! 小学校の女性教師が自宅で死体となって発見された。

家庭裁判所調査官の仕事は、少年事件や離婚問題の背景を調査し、解決に導くこと。

主婦の小浜芳美は、新宿でかつての同級生、一柳貴和子に再会する。

銀行の現金輸送を襲え。目標金額は一億円―。

「私、未来から来たの」。劇団「うさぎの眼」に所属する駆け出しの役者・和希の前に一人の美少女が現れた。

30年前に小樽で発生した母娘惨殺事件。死刑 がすでに執行済みにもかかわらず、被告の娘 が再審を請求した。

この男、 前代未聞のトンデモ作家か。

警察官を定年退職し、妻と共に四国遍路の旅に出た神場。

ある夫婦が営む古書店がある。鎌倉の片隅にひっそりと佇む「ビブリア古書堂」。

白昼、老人が渋谷のスクランブル交差点で何もない空を指さして絶命した。正光秀雄96歳。

電車内で女子高生に痴漢を働いたとして会社員の武本が現行犯逮捕された。

仕事がしたい。なのに、あの男は“私の家”に帰ってきて偉そうに「夕飯」だの「掃除」だの命令する…。

いま旬の女性ミステリー作家による、「イヤミス」短編を集めたアンソロジー。

『孤狼の血』『盤上の向日葵』著者が放つ、社会派ミステリ! 結婚詐欺容疑で介護士の冬香が逮捕された。

神奈川県警が劇場型捜査を展開した「バッドマン事件」から半年。 巻島史彦警視は、誘拐事件の捜査を任された。

1994年、現職の検察官が殺人犯として逮捕され、死刑判決を受けた―2015年、大学生の石黒洋平は、母が遺した写真から実の父がその死刑囚・赤嶺信勝であることを知ってしまう。

小規模なテロが頻発するようになった日本。

「これでおまえも一人前だな」入社三年目の夏、常に最下位だった営業成績を大きく上げた修哉。

奥多摩分署管内で、全裸美女冷凍殺人事件が発生した。被害者の左胸には柳の葉のような印。

捜査のためなら、俺は外道にでもなる。

第37回横溝正史ミステリ大賞優秀賞受賞作! 戦慄のノワールサスペンス 26歳の守は生活保護受給者のもとを回るケースワーカー。

横浜・馬車道にある喫茶店「ペガサス」で働く毅志は、二階に探偵事務所を開いた皆藤と山南の仕事を手伝うことに。

思慮深かった中学二年の息子・優馬がマンションから飛び降り、自殺を遂げた。

悲哀にみちた人間ドラマ。温かな余韻が残るラスト。

五歳のとき双子の妹・毬絵は死んだ。生き残ったのは姉の雪絵―。

警視庁内には、捜査課が表立って動けない事件を処理する特殊チームが存在した。

大手銀行に勤める４１歳の安達は、無差別大量殺傷事件のニュースに衝撃を受ける。

誘拐×時効、二度敗北した静岡県警。三度目の機会は、ないはずだった。

大切な人を殺された者は言う。「犯罪者に復讐してやりたい」と。

捜査一課の刑事・柴崎の娘が刺殺体で見つかった。懸命な捜査にもかかわらず、事件は迷宮入りとなった。