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(短編集)
女が死んでいる
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女が死んでいるの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全15件 1~15 1/1ページ
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キャラクターの「内なる思い」に関する描写が極端に多く、映像化するにはおよそ不向きな貫井徳郎の短編集。表題作「女が死んでいる」の真相には驚愕するし、「レッツゴー」のコミカルな描写とミスリードさせる記述が違和感なく融合した内容にも心打たれるものがある。のだが、それ以外の五編については肝心の「仕掛け」が、誰か他の作家の作品で読んだものの同工異曲なのではないかという思いもある。しかしそれでもすべてが優れた作品だという評価はできるだろう。それどころか上に上げた二編があるだけも読む価値はあると思う。 | ||||
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読みやすい | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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いろいろな状況の中で、貫井らしい読者の錯誤や思い込みを利用し、結果どんでん返しのような 読後感を覚える作品の短編集である。表題作は、泥酔した男が翌朝目を覚ますとナイフを胸に 刺された女が死んでいる話。密室トリックが肝となった話である。ある男が交通事故が原因で その後死去、それに対して復讐を図る女、さて犯人は?と読者の思い込みをうまく利用した作品の 「殺意の形」、ホームレスの強烈な臭いのため、商売が出来なくなった蕎麦屋と喫茶店、それぞれ 店主たちはホームレスの殺害を図るが、という「二重露出」は、ちょっとしたひねりが皮肉な結果を 生み出すことになる。「憎悪」は、自分の愛人の正体を見たくてちょっと深入りしてしまった女の 話だが、これも巧いひねりで読ませる作品となっている。他に特筆すべき作品は、最後の 「レッツゴー」、これはコミカルな青春ものであり、犯罪は起きないが、十分ミステリーにはなっている。 という具合に、いつもの貫井らしく捻りと諧謔も効いた作品集であり、読んで得した気分にさせ られる。 | ||||
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短編なので簡単なトリックのものもあり 失敗したかなと最初は思いましたがやはり流石でした。 最後のレッツゴーは本当に男性が書いたの?と思う位に思春期の女の子の気持ちをよく捉えてらっしゃいます。 私自身も中学生の頃、主人公と同じような相手を好きになった事を鮮明に思い出し懐かしくなりました。 貫井さんの作品は「微笑む人」の静かにぞっとする感じが好きですが 心理描写の秀逸さはこちらでも十分に味わえるかと思います。 各話の結末は面白いのですが 貫井さんの作品の魅力はそれだけではありません。 なので起承転結がはっきりしたものや とにかくどんでん返しの結末を求める方には あまりオススメしません。 タイトル買いでしたが購入して良かったです。 | ||||
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珍しく探偵のいないミステリ&トリックの短編集。 とても楽しませて頂きました。 | ||||
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かなり単調でつまらないが、流石貫井徳郎。スラスラ読めるし、人間描写にある程度のリアリティーがある。 しかし、タダなら読めるが、これは金を払っても読みたいレベルか・・・・?と言うと答えはノーである。 また、「どんでん返し」だが、察しのいい読者なら比較的簡単に真相がわかるレベル。 | ||||
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「女が死んでいる」が唯一面白かった。 何でもかんでも「どんでん返し」と帯につければいいってもんじゃないでしょ、と思いました。どんでん返し商法?笑 | ||||
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基本全ての短編が後半でどんでん返しがあるというパターン。 ストーリーは面白いけれど、いくらなんでも強引!という感じも若干ありました。 | ||||
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いずれもひねりがある短編集で読み応えがあって楽しめた。 個人的には、「二重露出」と「レッツゴー」が好きだった。 「二重露出」はある公園の前で蕎麦屋を始めた夫婦と喫茶店を始めた夫婦が、ホームレスに悩まされる話。ホームレスの異臭によって客足が遠のき経営危機に陥る中、蕎麦屋と喫茶店はある決断を実行に移す。実際にありそうな問題で怖さもあって最後まで目が離せなかった。 「レッツゴー」はドライな女子高生が好きになった男のために尽くす話。男のために料理を覚えて家でも作り始めるが、その真の狙いは何なのか。女性に不自由しないが、しょっちゅう失恋しては家で泣いている姉と妹の本音の会話も楽しめた。 | ||||
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貫井作品は、やはり長編が好きなのだが、実にこの作品は素晴らしいと思う。8話あるのだが、帯にあるようにどんでん返し8連発は、まさしく!である。だいたい、短編集の中には一つぐらいハズレがあるものだが、いやはや、この作品は一つ一つが非常に丁寧に描かれている。また、驚くべき点は、一作ずつが作者が変わったのかと思わせるほど巧妙に書き方が違う。よって登場人物達も様々なキャラクターであったり、逆にあまり登場人物のキャラ設定のないものまで、実に巧い!短編集のため、一つずつ読んでいこうと思っていたが、読み始めると、次はどんな感じだろうとか、今度は騙されないぞと思っている間に、一気に読んでしまった。 さすが、読ませる力、貫井作品である。 | ||||
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短編集です。 表題作「女が死んでいる」は比較的新しいもののようでしたが、だいたいが1997年ごろの作品。 重い雰囲気の作品、軽い作品、さらにいろいろなパターンのトリックもありで、一つひとつの作品にクオリティーの高さを感じました。 あとがきにも、推理小説の「小説」の部分が面白い作家という記述がありましたが、まさにその通り。以前から大好きな作家さんですが、過去の作品を読んで改めて昔からうまかったんなだなと、しみじみと感じ入るものがありました。 | ||||
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レビュー評価が低いのでどうかと思いながら、読み始めた、お得意のどんでん返しもはいった短編7作品、それぞれ、面白く読めた。 | ||||
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読まないほうがいいです。稚拙。低劣。 時間の無駄です。中学生ですらもっと面白い文章が書けると思う。 | ||||
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新作だと思って購入したら、以前に電子書籍で購入して読んだことある作品がいくつか入っててがっかりしました。 「女が死んでいる」の他、「殺意のかたち」「二重露出」「憎悪」「殺人は難しい」「病んだ水」「母性という名の狂気」「レッツゴー」です。 貫井さんの小説は好きなので、内容は短編でも楽しめましたが。 | ||||
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