最強武田軍vs信長・秀吉・家康連合軍!戦国の世の大転換点となった長篠の戦い。

「奴に城を取らせる。そして俺は国を取る。

不条理な世を渡る武器は、気骨と果断。利に生きるか、義に死すか。

現在最も注目を浴びる気鋭の歴史小説家が描く織田家をとりまく異色の人々、毛利新助、原田直政、津田信澄、彌介など。

室町時代末期の関東。若き主君の横暴により、すべてを失った男・長尾景春。

人を欺けば謀(たばか)られ、人を信じれば殺される。木曾谷(きそだに)の治世をめぐり反目する木曾家当主の義昌と弟の義豊。

北条早雲、黎明を呼んだ男の壮大な一代記。

継母と弟を斬り堀越公方となった足利茶々丸。

文禄・慶長の役―。日本軍の先陣・加藤清正の鉄砲隊をあずかる佐屋嘉兵衛忠善と、朝鮮の北辺・咸鏡道の役人である金宦。

信玄亡きあと屈指の大国を受け継いだ武田勝頼は、内憂外患を抱えていた。

西郷隆盛が下野したとの報に接した村田新八は、フランスから帰国。

信長でも秀吉でもなく、家康こそが天下人たりえた理由とは―。

大政奉還の江戸城で独り気を吐く男がいた。

朝鮮出兵最前線の肥前名護屋の陣で、落魄の身となった宿命の2人の男が出会った。彼らの使命は血脈を伝えること。

神奈川県警が劇場型捜査を展開した「バッドマン事件」から半年。 巻島史彦警視は、誘拐事件の捜査を任された。

平和を享受してきた伊賀国に暗雲が垂れ込める。隣国の伊勢を手中にした織田信長の侵攻が、いよいよ始まろうとしていた。

時は鎌倉時代末期。足利家の家宰・高師直は、幕府より後醍醐帝追討の命を受け上洛の途に就く。

命懸けで千石船造りに挑む船大工の父子!が、海は凄まじい力でその挑戦を打ち砕く!!男たちの船は海に勝てるのか!?感動必至―魂を込めた渾身の長編時代小説。

「法こそ正義」若手弁護士×「掟こそ正義」誇り高き軍人 二人が法廷に立つとき、熱い人間ドラマが生まれる。

戦場の武功の証は獲った敵方の「首」によって決まる。下級武士たちの手柄を巡る争いは、なんと浅ましく、また儚いものか。

仕事も恋愛も上手くいかない冴えないサラリーマンの貴生。

関ヶ原の戦い、大坂の陣、 そして日本史上最大級の内戦・島原の乱。

血も凍る暴虐に見舞われた故郷から秘密を抱えて脱出したウィグル人亡命団と、彼らを取材中のジャーナリスト仁科曜子が、白昼の東京で襲撃された。

あの晩、あの電話に出ていたら。同級生の殺人容疑で十四歳の息子・翼が逮捕された。

関東の覇者・北条氏康の七男に生まれ、幼少期を箱根権現で過ごした三郎は、越相同盟の証として上杉謙信の養子となる。

戦後の復興をかけた五輪開催を翌年に控え、変貌していく横浜で起きた女性連続殺人事件。

郊外の町で、幼稚園児の遺体が発見された。被害者は死後に性的暴行を加えられていた。

どこか抜けていてにくめない極道たちに囲まれて、今日も探偵稼業は綱渡り。

「北条家の旧領関東二百四十万石を差し上げよう」天正十八年、落ちゆく小田原城を眺めながら、関白・豊臣秀吉は徳川家康に囁いた。

わしは己に厳しくあらねばならぬ。

私は戦う。武力を超える「銭」の力で。

情報戦を勝ち抜き、戦国の世を生き延びろ! 臨場感MAXの戦国時代小説 天下の簒奪を企む徳川家康は、豊臣家を滅ぼすべく大坂城攻略に乗り出した。

世界登山史上最大級、百九十九人の犠牲者を出した八甲田雪中行軍遭難事件。

先に尽きるのは家康の寿命か、豊臣家の命脈か。 父であるが故の、母であるが故の苦悩と喜び。

友はずっと友だ。それだけは忘れるなー。

真の芸術家か、 戦国最大のフィクサーか―― 安土桃山時代に「茶の湯」という一大文化を完成させ、 天下人・豊臣秀吉の側近くに仕えるも、 非業の最期を遂げた千利休。

東京五輪を翌年に控えた横浜港で女性の全裸死体が発見された。

領主の使命は民の幸せをはかるにあり。

十人の死者が出た簡易宿泊所放火事件の捜査にあたる川崎署の寺島が発見した、身元不明者のものらしき大学ノート。

1975年、偉大なる総統の死の直後、愛すべき祖父は何者かに殺された。17歳。

明治維新を迎え、世界に近代国家としてデビューした日本。内実は多くの問題を抱えていた……。

1588年、長崎に上陸したイエズス会士レンヴァルト・シサットは、布教の行き詰まりを打開すべく秀吉の元に向かった。

開国から十年。貿易の激化で北関東の民は困窮していた。

商社で働く志村栄利子は愛読していた主婦ブロガーの丸尾翔子と出会い意気投合。

なぜ、人と人は争わねばならないのか? 日本史上最大の危機である元寇に、没落御家人が御家復興のために立つ。

天文年間、小土豪が群雄割拠する中国地方で没落した宇喜多家の嫡男・八郎は、その器量を見込まれ、豪商・阿部善定のもとで父母とともに居候していた。

豊後羽根藩の檀野庄三郎は不始末を犯し、家老により、切腹と引き替えに向山村に幽閉中の元郡奉行戸田秋谷の元へ遣わされる。

筑前の小藩・秋月藩で、専横を極める家老・宮崎織部への不満が高まっていた。

世間を震撼させた「武蔵小杉高校事変」から2か月―平成最悪のテロリストの次女・優莉結衣は新たな場所で高校生活を送っていた。

藤原氏が設立した施薬院の仕事に、嫌気が差していた若き官人・蜂田名代だったが、高熱が続いた後、突如熱が下がる不思議な病が次々と発生。

幕末の京都。

大阪府警の堀内は恐喝がバレて依願退職。民 間に拾われるが、暴力団と揉めて刺され、左 脚に障害が残る。

多忙の外務省担当官に上司から渡された太平洋戦争時のアメリカの公文書。

『天地明察』の冲方丁が描く、勝海舟×西郷隆盛! 幕末歴史長編! 慶応四年三月。

天才絵師の名をほしいままにした兄・光琳が没して以来、尾形乾山は陶工としての限界に悩んでいた。

優莉結衣は平成最大のテロ事件を起こし死刑となった男の次女。彼女が通う武蔵小杉高校を総理大臣が訪問することになった。