戦国無常 首獲り(戦国奇譚 首)
- 悲喜劇 (46)
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首に纏わる六編。 欲に取り憑かれた男たちの悲喜交々が描かれている。 読むべし。 | ||||
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戦国時代に足軽とかの武功を立てるということに焦点が当たっていて面白かったです | ||||
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伊藤潤さんの本です。短編集ですね。 「頼まれ首」「間違い首」「要らぬ首」「雑兵首」「もらい首」「拾い首」という6編がおさめられています。 どれもが、戦国時代の後北条氏の武士たちがでてくるもので、「首」が関係する短編になってます。 そら、本の題名に「首」になるわな。 さらに、装丁の裏表紙に「首」がやたら書かれています。 電車の中で読んだりしてたら、周りから引かれるかもしれません。 どれもが、武士道といいますか、武士の生き様を描いているのだと思うのですが、 ちょっと論理先行というか、観念先行という印象を受けました。 たとえば「もらい首」では、ゲイ関係の二人の関係を明らかにしないために、「首」がかかわるのですが、この時代の衆道って、けっこうあげっぴろげじゃなかったかなぁ? まあ、よくわからんので、どうでもいいんですが。 ただ、あまり戦国時代の「首」については意識していなかったので、なかなかおもしろく読みました。 | ||||
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戦国時代の首級をとる悲嘆こもごもの短編集。 運命の非情さを味わえます。 | ||||
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他の歴史小説ではあまり見られない首実検の様子や首をとった後の処理の仕方などが描写されていて興味深い作品でした。また、全話、後北条氏の戦いが舞台となっているのも斬新だと思いました。 何よりも首獲りに己の栄達を賭ける武者たちの執拗なまでの執着が描かれています。本書の短編のほとんどは、思いがけず首を得た、または拾ったという者が、はじめは善良な心をもっていたのに、功名や周りからの賞賛に惑い、悪心を起こし、自分で獲ったものとして首実検に臨み、ばれて破滅していくというもので、その過程を読んでいきながら面白く感じました。 しかし、他の方もレビューで書かれているように、設定は異なるものの話の流れのパターンが同じような短編がいくつかあり、「また、この方法で首を不正に得たことが明るみになるのだろう。」などと容易に予想できてしまい、読み進めればその通りになるという展開が多かったので、そういうところには、もう一つひねりがほしいと思いました。 | ||||
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