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なおひろ さんのレビュー一覧

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レビュー数600

全600件 421~440 22/30ページ

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No.180: 5人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

ジェノサイドの感想

超弩級エンタテインメントと裏表紙に有りましたが、間違い無かったです。コレは簡単には書けない渾身の傑作でしょう。
日本の学生、アフリカの傭兵、アメリカの大統領とそのブレイン、の3つの視点より描かれています。人間の極端な側面をそれぞれが表してくれていますが、アフリカのパートは読むのが辛くなる。ちょっとバイオレンスが過ぎて、万人に勧めづらいのが残念。また、日本のパートは完全に理系の話なので、分からなくて途中は飛ばしぎみになりました。
しかし、圧倒的なスケール感とスピード感で満足度は高い。ラストシーンの続きが気になるので、是非続編が読みたい。高評価は当然です、かなりおススメ。
ジェノサイド
高野和明ジェノサイド についてのレビュー
No.179: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

火刑法廷の感想

カー初体験。怪奇風味の本格ミステリーですが、個人的な好みでは微妙な感じ。
出だしから不可能な密室状況、不可解で不穏な雰囲気が続き、真相がかなり気になる展開でした。終盤に出て来る探偵役とその謎解き、そして解決。なるほど素晴らしい、と思った後で最終章。これは、うーん。続きはネタバレで。

▼以下、ネタバレ感想
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火刑法廷[新訳版] (ハヤカワ・ミステリ文庫 カ 2-20)
ジョン・ディクスン・カー火刑法廷 についてのレビュー
No.178:
(10pt)

深夜プラス1の感想

ハードボイルド、冒険小説の傑作。本当に面白い。古い作品ですが、格好いい男と良い女に時代は関係無いですね。すごく自分好みな世界観で、冒頭からラストまで楽しめました。
80年代、90年代と北方謙三、志水辰夫、藤原伊織、原尞たちの作品が大好きでした。その原点とも言える今作をやっと読む機会が出来良かった。古典なのに逆に既視感を覚えたのが、翻訳ものは敬遠して来たつけですね。先に上げた作家のファンの方には、是非おススメします。
深夜プラス1〔新訳版〕
ギャビン・ライアル深夜プラス1 についてのレビュー
No.177: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

Yの悲劇の感想

Xの悲劇に続いて読了。本格推理の代名詞とも言うべき作品であるのは知っていましたが、個人的には好みでは無かったです。フェアに書かれている手がかりから読者も真相にたどり着ける、と言う論理的な内容に文句は有りません。ただ、時代背景なのか国民性なのか分かりませんが、あまりにも差別的に偏った思いによる最後の判断。
前作のレーン氏のヒーローっぷりに魅せられておりましたので、鬱々と苦悩する様子に魅力は半減です。神ならぬ身に探偵は荷が重いのか?
Yの悲劇【新訳版】 (創元推理文庫)
エラリー・クイーンYの悲劇 についてのレビュー
No.176: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

Xの悲劇の感想

初エラリー・クイーンです。ガチガチの本格読むのが久しぶりだからかも知れませんが、こんなに面白いとは思わなかったですね。古さも違和感もあまり感じず、魅力的な探偵にすっかり魅了されました。最近まで翻訳ものは敬遠していたのが、勿体無かったです。
思えば昔、新本格に夢中になった時期が有りましたが、随分時間が経ってから元ネタにたどり着いたと言う訳ですね。しばらく古典を読んだ後は、新本格を読み直して見よう。
Xの悲劇【新訳版】 (創元推理文庫)
エラリー・クイーンXの悲劇 についてのレビュー
No.175: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

笑う警官の感想

警察小説の古典に挑戦、と言うつもりで読みましたが、意外と古さを感じず逆に拍子抜け。強いて言えば、こんな大事件にしては捜査員が少なすぎませんか?とは思う。序盤何だかさっぱり分からない事件が、終盤ドンドン解決へ向かうのは、なかなか爽快で良かったです。犯人逮捕場面も秀逸。また、刑事たちのキャラもみんな割と濃くて、書き分けが良く出来てますよね。
ただ、作品全体を覆う暗い雰囲気と、人名か地名かも分からなくなる固有名詞にぐったり疲れました。本作は、名作に相応しい素晴らしさと認めますが、きっとシリーズの他作品は読まないでしょう。
刑事マルティン・ベック  笑う警官 (角川文庫)
マイ・シューヴァル笑う警官 についてのレビュー
No.174: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

幻の女の感想

タイムリミットサスペンスの古典的名作。「幻の女」は果たして見つかるのか?次々と掴みかけては離れる手がかり、そして大どんでん返し。本当に面白い作品です。真相に全く気付かず、最後は唖然としました。いくつか腑に落ちない点があり、ラストは個人的には後味が良く無かったですが、最近読み始めた翻訳ものでは断トツの傑作。未読の方は是非。
幻の女〔新訳版〕
ウィリアム・アイリッシュ幻の女 についてのレビュー
No.173:
(7pt)

グリーン家殺人事件の感想

初の「ヴァン・ダインです。」
頑張ってしばらく古典ミステリーを続けますが、やはり読み辛い。犯人はすぐ見当付く割に話が長いし、トリックは良く分かりませんでしたが、みな行動があまりにも不自然。
次々と事件が起こり、これでも名探偵か?と突っ込みたくなります。本格推理の謎解きと言うよりはサスペンスと捉えるべきかも知れません。屋敷の雰囲気は住人の異常さと合わさり、不気味さ全開ですから。
グリーン家殺人事件【新訳版】 (創元推理文庫)
ヴァン・ダイングリーン家殺人事件 についてのレビュー
No.172: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

樽の感想

アガサ・クリスティから始めて、海外古典ミステリーに挑戦してます。本作は、冒頭から終盤まで3人の警官、探偵の捜査が淡々と続きます。地味ですが、意外と退屈せずに読めました。犯人は早めにほぼ分かり、そこからアリバイ崩しの古典としての展開となりますが、ラストはビックリ。1点アップで8点としたいと思います。
古き良き時代と言う事でしょう。現代ならこの犯人速攻で捕まっていますね。新訳は入手できなかったのでそこは残念でしたが、なかなか面白かったです。ミステリー初心者以外の方におススメ。
樽【新訳版】 (創元推理文庫)
F.W.クロフツ についてのレビュー
No.171: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

ダークゾーンの感想

異空間を舞台にしたファンタジーバトルと現実世界が交互に描かれます。主人公は必死さは伝わりますが、感情移入は出来ないタイプ。しかもバトルのルールの把握も必要なので、結構疲れました。とは言え、勢いと迫力で一気に読まされます。さすが貴志祐介。
オチも好みでは無かったですが、裏表紙に最初から書いてあります。
「人間精神の暗黒面を抉る非情のエンターテインメント。」覚悟して読んで下さい。
ダークゾーン
貴志祐介ダークゾーン についてのレビュー
No.170: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

予告殺人の感想

本作はミス・マープル作品では非常に評価が高い様です。とても面白く、最後まで犯人も分からなかったので、楽しめました。登場人物が多く、また年齢が近い人達なので、分かりづらかったのが少し残念。
悲しい事件でした。犯人は身勝手な犯罪を犯した訳ですが、最後はそんな感想を持ちましたね。
予告殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
アガサ・クリスティ予告殺人 についてのレビュー
No.169: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

グラスホッパーの感想

非常に面白かったですね。伊坂作品では、1、2を争います。登場人物は殺し屋ですから、正義やモラルは関係ありません。その為、感情移入する事無く展開を見れますので、伊坂節のセリフにもイラつかず素直に楽しめました。ただ、唯一気に入らないのがラストシーンに出る人物のキャラでした。列車が長すぎるって言うから、まあ良しとするか。
グラスホッパー (角川文庫)
伊坂幸太郎グラスホッパー についてのレビュー
No.168:
(6pt)

B・D・T 掟の街の感想

近未来を舞台にしたアクションハードボイルド作品です。そこそこ面白いですが、想定の範囲を超えない感じ。イイ男もイイ女も巨大な敵も出て来るという定型的こその良さはありましたが、何より主人公に魅力を感じ無かったのが残念。
B・D・T [掟の街] 新装版 (角川文庫)
大沢在昌B・D・T 掟の街 についてのレビュー
No.167:
(7pt)

どんどん橋、落ちたの感想

思ったより面白かった。館シリーズの新作が出る度読んでいたのは随分前になる訳ですが、後書きと合わせて何かエッセイ見たいに感じました。当時の作者の心情が伝わるし、ゲームの話題も懐かしい。YAKATAは評判悪かったので、ファンとして買ったもののやらなかった覚えがあります。
短編それぞれに犯人分からず騙されました。ただ、少々悪趣味な趣向が多かったのが残念かな。
どんどん橋、落ちた〈新装改訂版〉 (講談社文庫)
綾辻行人どんどん橋、落ちた についてのレビュー
No.166: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

長い家の殺人の感想

昔読んだのは20年以上前。犯人も動機も覚えてませんが、メイントリックのインパクトは忘れていませんでした。やはり無理がある感じは否めず、面白いかと言うと微妙。当時の新本格って、こんなの多かった様な気もしますが、ぼちぼちと再読して行こうかと思っている所です。
当時は洋楽に興味が無かったのですが、今は音楽関連の記述があると嬉しくなる。70年代のロックは良いですねぇ。
長い家の殺人 (講談社文庫)
歌野晶午長い家の殺人 についてのレビュー
No.165: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

プラチナデータの感想

傑作と駄作、それ以外の標準的作品。東野作品は数が多いだけにどれに当たるかが問題。こちらはあまり期待せず読んだのですが、思ったより面白かったですね。傑作とは言え無いですが、自分的には及第点。違いを楽しみに映画も見てみようと思います。

その後映画鑑賞。設定が変わったり端折ったりしてましたが、完全に小説の方が良かったです。
プラチナデータ (幻冬舎文庫)
東野圭吾プラチナデータ についてのレビュー
No.164: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

神々の山嶺の感想

久しぶりに本を読んで感動した。初の山岳小説体験で、凄い物に出会ってしまった。10年以上前から気になりながら読めて無かった事を後悔です。
上巻はややスローな展開ですが、下巻に入ってからは1日で一気読みでした。
キャラクターも秀逸ですが、登山の描写がヤバいです。読んでると寒気がしてくる。
不器用で真っ直ぐな男達がまぶしい物語。是非多くの方に読んでいただきたい作品です。高評価納得の傑作でした。200冊目。


神々の山嶺(上) (集英社文庫)
夢枕獏神々の山嶺 についてのレビュー
No.163: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

震える牛の感想

コレは面白かったですね。ジャンルは社会派警察小説ですが、色々知らない事が勉強できた様な気がしました。ミステリーとしては、犯人の動機や犯行方法等に若干不満を感じます。また、ラストの展開からエピローグにかけて、好き嫌いが分かれるかも知れません。私は好みでは有りませんでした。しかし、さすがのベストセラー作品で、考えさせられつつ一気に読ませる。おススメです。
震える牛 (小学館文庫)
相場英雄震える牛 についてのレビュー
No.162:
(6pt)

TENGUの感想

第9回大藪春彦賞受賞作です。なんか気取った表現が肌に合わず、読み辛かった。途中かなりの部分がメロドラマなので、そこも好みでは無かったし、彩恵子の扱いが酷過ぎてつらくなってきましたから。ただしオチは想像以上でビックリしました。最終章は読み応えありでしたね。
TENGU (祥伝社文庫 し 8-4)
柴田哲孝TENGU についてのレビュー
No.161:
(6pt)

中途半端な密室の感想

作者初期の短めの短編作品集です。本格推理の短編は推理クイズみたいになりがちですが、軽いギャグとキャラクターのおかげで面白く読むことが出来ました。最近の作品はギャグがくどい所が有りますが、あっさりした感じがバランスが良くて読み易かったと思います。結構おススメです。

中途半端な密室 (光文社文庫 ひ 12-6)
東川篤哉中途半端な密室 についてのレビュー