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ふたりの距離の概算
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ふたりの距離の概算の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.04pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全114件 101~114 6/6ページ
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「古典部シリーズ」第五弾 主人公達は2年に進学し、古典部にも1年生が一名仮入部してくる しかし、その1年生は本入部しないことを告げる しかも、千反田にふくむところがあるようなことを告げる しかし、奉太郎は千反田がそのようなことをする人間ではないことを知っている 何か誤解、行き違いがある 全生徒参加のマラソン大会の最中、 安楽椅子探偵よろしく、奉太郎はその謎に挑む タイトルは、表面上は主人公とそれぞれのキャラのマラソン上での距離を示している しかし、本作(本シリーズ)のテーマは人間関係 省エネを信条とする主人公・奉太郎 その奉太郎が千反田をおもんぱかり、行き違いを解消しようと行動にでます そして、最後には新入生の悩み(学校外での出来事で、彼女の個人的なこと)にも協力できないのか、と考えます。実際に協力をするのか、どうかは書かれてませんが・・・ シリーズを通して主人公がどう変化するのかを楽しんで欲しい、傑作青春本格ミステリです | ||||
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「日常の謎」+「安楽椅子探偵」が骨子ながら 舞台を共学高校に置き、 ライトノベルの装いを纏うことにより アクティブな展開を造ることに成功している 「古典部シリーズ」第五弾。 本巻は、マラソン大会という激しく動いていながら、 探偵という意味では動けない物理的時間的制限の中 ゴールまでに謎を解決するという パズル的推理がテクニカルに完成度高い。 (その分、犯罪者役の新入生の動機の切迫感の低さや ちょっと強引な推理推測もあるのだが・・・) 前作短編集で匂わされた、 主人公たちの青春モノならではの人間関係の深まりが 本巻でもゆっくりと進展していることを、 さらりと示している点は、かなり好感度高し。 | ||||
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「日常の謎」+「安楽椅子探偵」が骨子ながら 舞台を共学高校に置き、 ライトノベルの装いを纏うことにより アクティブな展開を造ることに成功している 「古典部シリーズ」第五弾。 本巻は、マラソン大会という激しく動いていながら、 探偵という意味では動けない物理的時間的制限の中 ゴールまでに謎を解決するという パズル的推理がテクニカルに完成度高い。 (その分、犯罪者役の新入生の動機の切迫感の低さや ちょっと強引な推理推測もあるのだが・・・) 前作短編集で匂わされた、 主人公たちの青春モノならではの人間関係の深まりが 本巻でもゆっくりと進展していることを、 さらりと示している点は、かなり好感度高し。 | ||||
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作者に星5! 人気シリーズで、学年を進めたり、登場人物の関係性やある種のお約束を変化させて行くことは 想像以上に勇気のいることではないかと思う。 本が売れない今、それをしたことに感動。 ミステリとしてだけではなく、ビルドゥングロマンスとしてもこれから続編が楽しみになった。 | ||||
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作者に星5! 人気シリーズで、学年を進めたり、登場人物の関係性やある種のお約束を変化させて行くことは 想像以上に勇気のいることではないかと思う。 本が売れない今、それをしたことに感動。 ミステリとしてだけではなく、ビルドゥングロマンスとしてもこれから続編が楽しみになった。 | ||||
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久し振りに、初期の古典部シリーズの雰囲気が戻ってきた感じです。 古典部に新入部員が入るという事でワクワクしながら読み進めて とてもいい感じの娘で、うれしいなーと思っていたら入部しないと言い出してしまった。 なんか、自分の部活の事を色々思い出して切なくもなりましたが、主人公は 作中に生じた私達のモヤモヤをマラソン大会という時間制限の中で解き明かしていきます。 自分の為と思って間違いを犯した「友達」に対し それを正さずに距離を置く事は裏切りなのでしょうか? たとえそれが、自分を守るためだったとしても… ある意味突き放した感もある結末には酷薄な印象をうけるかもしれませんが 前に進むために乗り越えるべき壁は手助けはできても 結局のところは、自分で乗り越えるしかないのだと思います。 ただ、一人の新入生の葛藤と誤解を解く内容なので 過去の古典部シリーズを読んでない方やクドリャフカ以降の古典部が お好きな方には物足りないかもしれません。 個人的にはこういう感じで古典部シリーズが続いてくれると嬉しいです。 | ||||
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待望の古典部シリーズ。 期待が大きいだけに評価も厳しくなってるのかなと思います。 内容はそれほど悪くなく自分は楽しめました。 ミステリとしてはちょっと弱いかなとも思いますがまだ2年生 になったばかりの古典部の今後の活躍がやはり楽しみです! | ||||
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待望の古典部シリーズ。 期待が大きいだけに評価も厳しくなってるのかなと思います。 内容はそれほど悪くなく自分は楽しめました。 ミステリとしてはちょっと弱いかなとも思いますがまだ2年生 になったばかりの古典部の今後の活躍がやはり楽しみです! | ||||
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他の方のレビューを拝見して思いましたが、そこまで否定されるものではないと思います。 ただ、前作の「遠まわりする雛」がとても面白かったため、それと比べてしまえばつまらないと思うかもしれません。 今回は、古典部に新たに新入生の部員、大日向が加わります。 この一冊は、ほぼ彼女の話といってもいいような感じなので、お馴染みの四人が好きな方には残念だと思います。 しかし、副部と伊原の関係が変わったり、奉太郎の千反田に対する見方が変わっていたり、面白い部分もあります。 私はどちらかというと、米澤穂信さんの本はミステリーとしてよりも青春物語として好きなので、そういった人間関係に興味がある人にとっては面白いかと思います。 それでもやはり、前作での人間関係の変化やミステリーの面白さと比べてしまえば劣るので、☆4つです。 | ||||
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他の方のレビューを拝見して思いましたが、そこまで否定されるものではないと思います。 ただ、前作の「遠まわりする雛」がとても面白かったため、それと比べてしまえばつまらないと思うかもしれません。今回は、古典部に新たに新入生の部員、大日向が加わります。この一冊は、ほぼ彼女の話といってもいいような感じなので、お馴染みの四人が好きな方には残念だと思います。しかし、副部と伊原の関係が変わったり、奉太郎の千反田に対する見方が変わっていたり、面白い部分もあります。私はどちらかというと、米澤穂信さんの本はミステリーとしてよりも青春物語として好きなので、そういった人間関係に興味がある人にとっては面白いかと思います。それでもやはり、前作での人間関係の変化やミステリーの面白さと比べてしまえば劣るので、☆4つです。 | ||||
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あまりおもしろくなかった。 つまらないわけではないので、★×3にしましたが、 古典部シリーズの中ではダントツでおもしろくなかったです。 先の作品はミステリとして一品だし、 ビルディングスロマンとしても大変面白く、 苦いながらも爽やかな読了感がありました。 ですが、今回は先の展開が読め、その通りになってしまいました。 読み終わっても「ふ〜ん」という感想しか出てこなかったです。 (最初の新勧祭の話はまあまあ面白かったのですが・・・) マラソンしながらの推理というのも、 順番にヒントを得ていくため、と言うのが見え見えで、 ヒネリが足らなかったようにも思います。 他のでは映画を完成させたり、 『氷菓』を売るミッションが絡む所はとても面白かったのですが・・・。 内容が内容だし、 今回のような奉太郎の葛藤を描こうとしたんだとは思いますが、 私には作品としての面白みが伝わって来ませんでした。 残念です。 まあ、古典部シリーズを読んでる人は買ってもいいんじゃないかと。 奉太郎と千反田のニヤリとする所もありますので。 次回作に期待します。 | ||||
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あまりおもしろくなかった。 つまらないわけではないので、★×3にしましたが、 古典部シリーズの中ではダントツでおもしろくなかったです。 先の作品はミステリとして一品だし、 ビルディングスロマンとしても大変面白く、 苦いながらも爽やかな読了感がありました。 ですが、今回は先の展開が読め、その通りになってしまいました。 読み終わっても「ふ〜ん」という感想しか出てこなかったです。 (最初の新勧祭の話はまあまあ面白かったのですが・・・) マラソンしながらの推理というのも、 順番にヒントを得ていくため、と言うのが見え見えで、 ヒネリが足らなかったようにも思います。 他のでは映画を完成させたり、 『氷菓』を売るミッションが絡む所はとても面白かったのですが・・・。 内容が内容だし、 今回のような奉太郎の葛藤を描こうとしたんだとは思いますが、 私には作品としての面白みが伝わって来ませんでした。 残念です。 まあ、古典部シリーズを読んでる人は買ってもいいんじゃないかと。 奉太郎と千反田のニヤリとする所もありますので。 次回作に期待します。 | ||||
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このシリーズの先祖は,掛け値ない傑作 '氷菓' である.だからこそ日常の謎がささやかなものであっても,読者は期待するのだ.でも,ここに書かれている紹介を見る限り,ドラマは期待できそうにない,と予想される.しかし '氷菓' の続編,と言うことで奇跡を願ってしまう.なるほど厳密に,緻密に書いてはあるが,日常の謎が結局どっちに転んでも結果は似たようなものに思われるほどに弱い事実の論理的帰結を免れなかった.シリーズの存在理由さえ危うくしかねないフィアスコである.残念. | ||||
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このシリーズの先祖は,掛け値ない傑作 '氷菓' である.だからこそ日常の謎がささやかなものであっても,読者は期待するのだ.でも,ここに書かれている紹介を見る限り,ドラマは期待できそうにない,と予想される.しかし '氷菓' の続編,と言うことで奇跡を願ってしまう.なるほど厳密に,緻密に書いてはあるが,日常の謎が結局どっちに転んでも結果は似たようなものに思われるほどに弱い事実の論理的帰結を免れなかった.シリーズの存在理由さえ危うくしかねないフィアスコである.残念. | ||||
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