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ふたりの距離の概算
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ふたりの距離の概算の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.04pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全20件 1~20 1/1ページ
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べろべろに酔っ払った状態で読み終わったので 正しく読めてたがどうもあやしいけど なんかいやーなきになりました | ||||
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このシリーズにおける主人公の凄まじい洞察に拠る美しい謎の解き具合は毎回感心させられ今回もそれは変わりないのですが、ここまで共感し難いヒロインにメインを張られると、話自体への嫌悪感が先に出てしまいます。これまで出てきた主人公サイドの人物及び謎の対象となる相手や脇役達にはそれぞれ立場や考え方、その言動には納得行く部分もあり、それなりに共感出来たものです。が、今回のヒロインは酷い。とんでもなく思い込みが激しく自分勝手、口では相手を思いやる気持ちの大切さを訴えた癖に作中記された言動も明かされた謎が示す真の思いすらも、終始自己中心的なものです。メタな見方をすれば謎の構築の為に産まれた犠牲者と言えるでしょう。ミステリとしては完成されていても、ストーリー上必要であろうキャラの魅力描写としては落第も良い所です。今作限りの使い捨てキャラなのでしょうが、だからと言ってここまで下げる必要があったのでしょうか。もう少しやりようがあったと思います(逆に主人公の身内に対する聖人ぶりがとんでもないレベルになってますが)このシリーズはシリーズ物なだけに謎の完成度だけでなく魅力あるキャラクターも売りなのですから、もう少し後者にも気を使って欲しかったですね。 | ||||
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アニメ氷菓の原作。主人公達が二年に進級したのちのマラソン大会での模様。 ただは知っているだけなのに物語は進行する。 まぁ、過去の回想から色々とあるんだけど。 | ||||
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千反田のことを、「まだそんなに知っているわけではない」と言っていた折木が、 出会ってからのいくつかの出来事を経た今、「わかる」と判断したシーンが良かった。 マラソン大会で、歩いて、しまいには隠れて、そのうちにどこ行くねん(笑)、食べるんかい!(笑)という自由奔放っぷりは、 苦しく長いスポーツも楽しくできてしまいそう。 回想が長く続き、なかなか戻ってこないところなど、作品の構成にヒヤヒヤしたが、 小さい謎解きを見せながら、最後に全ての伏線を回収しやがる所業には、さすが『青春ミステリー』の爽快感もあって、楽しめました。 【誤解されやすい人】でなくても、とんでもなく誤解されうるんだということは心に止めておきたい。 | ||||
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この作品に対する評価が結構割れていることに疑問を感じていました。 読んで納得しました。 この本を読んで、多少陳腐でも良いので後味の良い結末を私は好むことを思い知りました^^; 「心あたりのある者は」以来というか、それを超える好みではない作品となってしまいました。 次はこの作者の別の作品を読もうと思っていたのですが、これを読んで、別作品にはひとまず手を出さないことに決めました。 本シリーズも、この先がまだ発売されていないようで、モヤモヤした気分が解消される予定がないのが気に入らない。 新キャラは使い捨てのつもりなのか人物描写が足りず、せっかく磨けば光りそうなキャラを出してきているのにも関わらず、残念ながら光らないままイマイチ魅力を感じさせてくれない。 ま、原石のまま使い捨てられるキャラなら、辞めようが辞めまいがどうでもいいけど、でもやっぱり辞めずに済む終わり方はなかったのか?辞めるんならこの話にいったい何の意味があったのか?と。 そう考えると、全く無駄な話なのか? この作者、よくその後どうなったんだよ?思う点を全くフォローしない気がしていましたが、今回もやっぱり今後フォローなしなのかな? さらに、ここで制作ストップは酷すぎでしょ? 早く、次回作書いてください。 感情的な感想以外では、これが伏線だとバレバレなのに、そこから結果を導き出せなかった部分が結構ありました。。。 そう考えると話のつくりはうまい人なんでしょうね。(私がヘボいだけともいう) でも、5星つけるつもり満々で読み始めた結果、2星寸前の3星という感じでしょうか。 こういうお話が好きな人にはたまらない一冊になると思いますが、せめて空想世界では陳腐でもハッピーエンドが好きな私にはとっても酷で、先につながらない無駄(これはちょっと言い過ぎか)な一冊でした。 | ||||
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なんだか後味がよくないなぁ・・と思ってしまいました。まあ、他のかたのレビューを間違って解釈してたのもよくなかったですが、んんー | ||||
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書きたかった青春の残酷さやすれ違いの切なさというのはわからないでもないが、新キャラに魅力がなく、彼女が辞めようがあまり興味が持てなかったのであまり楽しめなかった。 | ||||
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このシリーズを初めて読んだ。 主人公は、古典部に所属する高校2年生の奉太郎。 他にも3人の2年生が在籍している。 4月になり新入生を勧誘した所、1人の女性(大日向)が仮入部した。 ところが、ぎりぎりになって「入部しない」と言い出した。 その理由と謎と誤解を解くために、奉太郎が乗り出す。 折しも、マラソン大会が実施されている。 奉太郎は、自分と他のメンバーとの距離の概算を測りつつ思考を巡らす。 そして、当事者たちに働きかけ、大日向が「入部しない」ことになった真相に迫る。 新人勧誘祭や古典部メンバーで交わされる冗長とも思える会話の中に、 ヒントを張っている。 軽い感じで読めるのは良い点。 謎解きも理解できる範囲である。 友人関係における「距離の概算」も重要だと改めて感じた。 しかし、大日向の心の動きが理解しにくい。 もっと、大日向とその「友達」の心情にスポットを当てるべきではなかったのか。 | ||||
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いつもどうりかなー。まぁ飽きずに読めるけどいつもどうりな感じかなぁー。 アニメ見た人は購入しても損はないと思います。 | ||||
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の文庫化.2012年にはもされた『古典部シリーズ』の5作目になります. 舞台は校内マラソン大会.ゴールまでの間にとある問題を考え,解決を…という流れになっています. ただ,物語はマラソンのスタート後,すぐ回想へと入り,その後もそれが大半を占める展開で, さらには前後する時間や,この時点では存在意義のわからない小さな謎やいくつものやり取りに, それぞれに惹かれる部分はあるものの,軸というか焦点が掴みづらく,やや悶々としてしまいます. しかし,中盤から終盤,いわゆる解決編で,先のあれこれをはじめ,いくつもの断片を拾い上げ, 答えを導き,開陳をしていく様子は,無理めな解釈もあるものの,気持ちのよい収束感があります. とはいえ,今回は謎というより,タイトルにもある『ふたりの距離』に重きが置かれたようで, 主人公とヒロインはもちろん,いくつもの『ふたり』の,恋愛,友人などの距離が見て取れます. 中でも,主人公が推理や情報だけではなく,人を信じるという行動原理に基づき動いていく様子は, 読み手はもちろん,彼自身も驚く変化であり,自分自身でも気づく『意識』の芽生えが強く印象的で, 広がり続ける世界への希望と不安,変わりだした自分への思い,今後の成長と距離が楽しみになります. なお,カバーについては,期間限定で京都アニメーション描き下ろしのリバーシブルカバー仕様. 本作のマラソン大会での一コマが描かれており,既刊をアニメ版で揃えられた方はお早めにどうぞ. | ||||
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10年06月の単行本の文庫化.2012年にはアニメ化もされた『古典部シリーズ』の5作目になります. 舞台は校内マラソン大会.ゴールまでの間にとある問題を考え,解決を…という流れになっています. ただ,物語はマラソンのスタート後,すぐ回想へと入り,その後もそれが大半を占める展開で, さらには前後する時間や,この時点では存在意義のわからない小さな謎やいくつものやり取りに, それぞれに惹かれる部分はあるものの,軸というか焦点が掴みづらく,やや悶々としてしまいます. しかし,中盤から終盤,いわゆる解決編で,先のあれこれをはじめ,いくつもの断片を拾い上げ, 答えを導き,開陳をしていく様子は,無理めな解釈もあるものの,気持ちのよい収束感があります. とはいえ,今回は謎というより,タイトルにもある『ふたりの距離』に重きが置かれたようで, 主人公とヒロインはもちろん,いくつもの『ふたり』の,恋愛,友人などの距離が見て取れます. 中でも,主人公が推理や情報だけではなく,人を信じるという行動原理に基づき動いていく様子は, 読み手はもちろん,彼自身も驚く変化であり,自分自身でも気づく『意識』の芽生えが強く印象的で, 広がり続ける世界への希望と不安,変わりだした自分への思い,今後の成長と距離が楽しみになります. なお,カバーについては,期間限定で京都アニメーション描き下ろしのリバーシブルカバー仕様. 本作のマラソン大会での一コマが描かれており,既刊をアニメ版で揃えられた方はお早めにどうぞ. | ||||
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なにごともなく(?)無事に2年に進級した古典部一同、 そんな古典部にも新たな風がふいた。 新入生である大日向友子が古典部に仮入部をした。 このまま入部となるのかと思いきや・・・・・・。 今回は色々と考えさせる話でした。 少しだけ考えてください。 友人、親友、恋人に家族。あなたにとって大切な人。 そんな人との距離は何キロでしょうかと。 決して概算を間違えないように。 距離を間違えると取り返しのつかないことになるかもしれません。 普段の省エネで可愛げないホータローが、 誕生日や喫茶店のときの心の声が面白く、無性に可愛く見えた。 | ||||
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「インシテミル」の米澤穂信氏による青春ミステリーです。 ・ 事件があって、謎があって、探偵がそれを解決する、という意味では、確かにミステリーなのですが、事件も謎もとても小さく可愛らしく、果たしてこれをミステリーと呼ぶべきか悩むところです。青春小説と呼ぶほどには青春していないし。 本作は米澤氏の処女作「氷菓」から続く「古典部」シリーズの5作目です。私は過去の4作を読んでいませんが、前知識無しでも困ることはありませんでした。ただし、本作を読んで過去作品を読んでみようとは残念ながら思いませんでした。古典部にもそのメンバーにも舞台設定にもそこまでの魅力を感じなかったということです。 謎解きの謎がごくごくありきたりな日常風景であるというのは、リアリティはあっても面白みに欠けます。日常の中に非日常が出現するからこそ、その非日常を日常に戻すことに著者も読者も共感し、ミステリーが成立しうるのではないかと思います。その点が本作に私がのめりこめなかった一番の理由かと。そういうミステリーを否定しているわけではありません。個人的に好きじゃなかったということです。 あとは、キャラクターがちょっとくさいですかね。まあ、この辺も好みの問題ですが。 | ||||
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「インシテミル」の米澤穂信氏による青春ミステリーです。・インシテミル (文春文庫)事件があって、謎があって、探偵がそれを解決する、という意味では、確かにミステリーなのですが、事件も謎もとても小さく可愛らしく、果たしてこれをミステリーと呼ぶべきか悩むところです。青春小説と呼ぶほどには青春していないし。本作は米澤氏の処女作「氷菓」から続く「古典部」シリーズの5作目です。私は過去の4作を読んでいませんが、前知識無しでも困ることはありませんでした。ただし、本作を読んで過去作品を読んでみようとは残念ながら思いませんでした。古典部にもそのメンバーにも舞台設定にもそこまでの魅力を感じなかったということです。謎解きの謎がごくごくありきたりな日常風景であるというのは、リアリティはあっても面白みに欠けます。日常の中に非日常が出現するからこそ、その非日常を日常に戻すことに著者も読者も共感し、ミステリーが成立しうるのではないかと思います。その点が本作に私がのめりこめなかった一番の理由かと。そういうミステリーを否定しているわけではありません。個人的に好きじゃなかったということです。あとは、キャラクターがちょっとくさいですかね。まあ、この辺も好みの問題ですが。 | ||||
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「いったい何があった?」 高校2年生になった折木奉太郎が所属する古典部に、新入生の大日向友子が仮入部した。 だが彼女は、突然入部を断る。原因は千反田にあるらしいのだが、千反田は人を傷つける 性格ではない。マラソン大会が終わるまでに何とかしなければならない奉太郎は、走りながら 真相に迫ろうとする・・・。古典部シリーズ第5弾。 マラソン大会当日、奉太郎は走る。そして、走りながらひとつひとつの出来事を検証する。 それぞれのしぐさや態度、何気なくかわされた会話の中から、まるでジグソーパズルのように、 真相につながるピースを拾い集めてははめ込んでいく。人は心にやましいことがあると、 必要以上に物事を深刻に考えてしまう。そういう心理状態を作者は巧みに描いている。 さて、最後のピースをはめ込み完成させたとき、「真実」はいったいどんな姿を現すのか・・・? テーマとして、人間関係の難しさも織り込まれた、まあまあ読み応えのある作品だった。 | ||||
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「いったい何があった?」高校2年生になった折木奉太郎が所属する古典部に、新入生の大日向友子が仮入部した。だが彼女は、突然入部を断る。原因は千反田にあるらしいのだが、千反田は人を傷つける性格ではない。マラソン大会が終わるまでに何とかしなければならない奉太郎は、走りながら真相に迫ろうとする・・・。古典部シリーズ第5弾。 マラソン大会当日、奉太郎は走る。そして、走りながらひとつひとつの出来事を検証する。それぞれのしぐさや態度、何気なくかわされた会話の中から、まるでジグソーパズルのように、真相につながるピースを拾い集めてははめ込んでいく。人は心にやましいことがあると、必要以上に物事を深刻に考えてしまう。そういう心理状態を作者は巧みに描いている。さて、最後のピースをはめ込み完成させたとき、「真実」はいったいどんな姿を現すのか・・・?テーマとして、人間関係の難しさも織り込まれた、まあまあ読み応えのある作品だった。 | ||||
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あまりおもしろくなかった。 つまらないわけではないので、★×3にしましたが、 古典部シリーズの中ではダントツでおもしろくなかったです。 先の作品はミステリとして一品だし、 ビルディングスロマンとしても大変面白く、 苦いながらも爽やかな読了感がありました。 ですが、今回は先の展開が読め、その通りになってしまいました。 読み終わっても「ふ〜ん」という感想しか出てこなかったです。 (最初の新勧祭の話はまあまあ面白かったのですが・・・) マラソンしながらの推理というのも、 順番にヒントを得ていくため、と言うのが見え見えで、 ヒネリが足らなかったようにも思います。 他のでは映画を完成させたり、 『氷菓』を売るミッションが絡む所はとても面白かったのですが・・・。 内容が内容だし、 今回のような奉太郎の葛藤を描こうとしたんだとは思いますが、 私には作品としての面白みが伝わって来ませんでした。 残念です。 まあ、古典部シリーズを読んでる人は買ってもいいんじゃないかと。 奉太郎と千反田のニヤリとする所もありますので。 次回作に期待します。 | ||||
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あまりおもしろくなかった。 つまらないわけではないので、★×3にしましたが、 古典部シリーズの中ではダントツでおもしろくなかったです。 先の作品はミステリとして一品だし、 ビルディングスロマンとしても大変面白く、 苦いながらも爽やかな読了感がありました。 ですが、今回は先の展開が読め、その通りになってしまいました。 読み終わっても「ふ〜ん」という感想しか出てこなかったです。 (最初の新勧祭の話はまあまあ面白かったのですが・・・) マラソンしながらの推理というのも、 順番にヒントを得ていくため、と言うのが見え見えで、 ヒネリが足らなかったようにも思います。 他のでは映画を完成させたり、 『氷菓』を売るミッションが絡む所はとても面白かったのですが・・・。 内容が内容だし、 今回のような奉太郎の葛藤を描こうとしたんだとは思いますが、 私には作品としての面白みが伝わって来ませんでした。 残念です。 まあ、古典部シリーズを読んでる人は買ってもいいんじゃないかと。 奉太郎と千反田のニヤリとする所もありますので。 次回作に期待します。 | ||||
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このシリーズの先祖は,掛け値ない傑作 '氷菓' である.だからこそ日常の謎がささやかなものであっても,読者は期待するのだ.でも,ここに書かれている紹介を見る限り,ドラマは期待できそうにない,と予想される.しかし '氷菓' の続編,と言うことで奇跡を願ってしまう.なるほど厳密に,緻密に書いてはあるが,日常の謎が結局どっちに転んでも結果は似たようなものに思われるほどに弱い事実の論理的帰結を免れなかった.シリーズの存在理由さえ危うくしかねないフィアスコである.残念. | ||||
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このシリーズの先祖は,掛け値ない傑作 '氷菓' である.だからこそ日常の謎がささやかなものであっても,読者は期待するのだ.でも,ここに書かれている紹介を見る限り,ドラマは期待できそうにない,と予想される.しかし '氷菓' の続編,と言うことで奇跡を願ってしまう.なるほど厳密に,緻密に書いてはあるが,日常の謎が結局どっちに転んでも結果は似たようなものに思われるほどに弱い事実の論理的帰結を免れなかった.シリーズの存在理由さえ危うくしかねないフィアスコである.残念. | ||||
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