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後悔と真実の色
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後悔と真実の色の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.42pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全64件 41~60 3/4ページ
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若い女性が連続して殺される事件が起きた。被害者は皆、手の人差し指を切り取られていた。 犯人の狙いは何か?一方、ネットの掲示板には殺人予告や殺人実況中継が!!捜査一課の 西條は、持ち前の鋭い洞察力で犯人に迫ろうとする。だが、恐るべき罠が彼を待っていた・・・。 連続殺人事件を軸に、その捜査に関わる者たちを克明に描き出している。真相究明、犯人逮捕・・・。 同じ目的に向かって進んでいるはずなのに、立場の違いからさまざまな問題が噴出してくる。 憎悪、確執、ねたみなどがむき出しになり、人間関係の醜さが浮き彫りになる。そんな中、 犯人像が掴めないまま、彼らは右往左往する。そして、真相に迫ろうとする西條も窮地に 立たされる。 登場人物が多すぎて、最初ひとりひとりの人物像がつかみづらかった。また、500ページという 長さは本当に必要だったのか?という疑問も感じる。読んでいて途中で退屈さを感じる部分が あった。犯人も途中から分かってしまい、面白さ半減だった。犯人の動機も弱いのではないか? いまひとつ、のめり込めない内容の作品だった。 | ||||
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若い女性が連続して殺される事件が起きた。被害者は皆、手の人差し指を切り取られていた。 犯人の狙いは何か?一方、ネットの掲示板には殺人予告や殺人実況中継が!!捜査一課の 西條は、持ち前の鋭い洞察力で犯人に迫ろうとする。だが、恐るべき罠が彼を待っていた・・・。 連続殺人事件を軸に、その捜査に関わる者たちを克明に描き出している。真相究明、犯人逮捕・・・。 同じ目的に向かって進んでいるはずなのに、立場の違いからさまざまな問題が噴出してくる。 憎悪、確執、ねたみなどがむき出しになり、人間関係の醜さが浮き彫りになる。そんな中、 犯人像が掴めないまま、彼らは右往左往する。そして、真相に迫ろうとする西條も窮地に 立たされる。 登場人物が多すぎて、最初ひとりひとりの人物像がつかみづらかった。また、500ページという 長さは本当に必要だったのか?という疑問も感じる。読んでいて途中で退屈さを感じる部分が あった。犯人も途中から分かってしまい、面白さ半減だった。犯人の動機も弱いのではないか? いまひとつ、のめり込めない内容の作品だった。 | ||||
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読み始めるにつれ、一気に読み進めたくなるほど読みやすかった。 殺人の中の1つに、都合のよさ(フィクションぽさ)を感じたが、後はつじつまが合い納得できた。 分厚い本も読み進めていくと、ついに残りのわずかなページですべてがわかってのかという寂しさを感じた。(私は最後まで犯人がわからなかった)なかなか読み応えを感じる1冊だった。 | ||||
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読み始めるにつれ、一気に読み進めたくなるほど読みやすかった。 殺人の中の1つに、都合のよさ(フィクションぽさ)を感じたが、後はつじつまが合い納得できた。 分厚い本も読み進めていくと、ついに残りのわずかなページですべてがわかってのかという寂しさを感じた。(私は最後まで犯人がわからなかった)なかなか読み応えを感じる1冊だった。 | ||||
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物語の基本的な構造は、本著者のデビュー作「慟哭」と同じと言える。 つまり、似通った状況の連続殺人事件が複数の別個の犯人によって起こされていることで真犯人の捜査に迷彩が施されていること、捜査側の人間が複数の犯人の一人であること、である。 「慟哭」と異なるのは、時系列のトリックで読者を欺くという真似を、本作ではしていない(普通は許されないことだとは思うが)という点。 そういうわけで、本作は「慟哭」のrewriteだと思いながら読んだ。 しかしこの作者は、いつもながらのことだが、登場人物の描写の陰影が非常に深い。確かに個々の登場人物の描き方が画一的だという言い方もできるが、そうであっても、それぞれのキャラクターが圧倒的に際立っているため、物語の筋の運びに無理を感じさせず必然性さえ感じさせてしまう。 本作品で作者は、真犯人の特定につながるヒントを物語の比較的早い段階で読者に与えている。したがって、本作は犯人捜しやプロットの意外性を楽しんで読むべき作品ではなく、登場人物、特に主人公の人生とその心に刻まれた傷跡をかみしめて味わいながら読む作品であろう。 文句なく面白い。だけど、下敷きとなっている「慟哭」を読まずに最初から本作を読めば、もっと面白く読めるはずだ。 | ||||
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物語の基本的な構造は、本著者のデビュー作「慟哭」と同じと言える。 つまり、似通った状況の連続殺人事件が複数の別個の犯人によって起こされていることで真犯人の捜査に迷彩が施されていること、捜査側の人間が複数の犯人の一人であること、である。 「慟哭」と異なるのは、時系列のトリックで読者を欺くという真似を、本作ではしていない(普通は許されないことだとは思うが)という点。 そういうわけで、本作は「慟哭」のrewriteだと思いながら読んだ。 しかしこの作者は、いつもながらのことだが、登場人物の描写の陰影が非常に深い。確かに個々の登場人物の描き方が画一的だという言い方もできるが、そうであっても、それぞれのキャラクターが圧倒的に際立っているため、物語の筋の運びに無理を感じさせず必然性さえ感じさせてしまう。 本作品で作者は、真犯人の特定につながるヒントを物語の比較的早い段階で読者に与えている。したがって、本作は犯人捜しやプロットの意外性を楽しんで読むべき作品ではなく、登場人物、特に主人公の人生とその心に刻まれた傷跡をかみしめて味わいながら読む作品であろう。 文句なく面白い。だけど、下敷きとなっている「慟哭」を読まずに最初から本作を読めば、もっと面白く読めるはずだ。 | ||||
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連続殺人犯「指蒐集家」に翻弄される警察の様子がリアルに描かれていて読み応えがあった。前半は警察内部の嫉妬や確執、連続殺人の共通点が見出せず悪戦苦闘する警察の捜査が中心に描かれていた。他人の言うことを気にせず単に事件解決を目指す捜査一課の西條、その西條を嫉妬し、嫌悪している機動捜査隊の綿引、誰にでも愛想よく振る舞い何を考えているか分からない三井など、個性的なキャラクターが際立っていた。 物語の中盤から後半にかけては捜査一課の西條の個人的な問題がクローズアップされるとともに、指蒐集家の事件も一気に加速し、最後まで目が離せなかった。事件も楽しめたが、人付き合いが苦手で、不器用な生き方しかできない西條にも好感が持てた。 | ||||
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連続殺人犯「指蒐集家」に翻弄される警察の様子がリアルに描かれていて読み応えがあった。前半は警察内部の嫉妬や確執、連続殺人の共通点が見出せず悪戦苦闘する警察の捜査が中心に描かれていた。他人の言うことを気にせず単に事件解決を目指す捜査一課の西條、その西條を嫉妬し、嫌悪している機動捜査隊の綿引、誰にでも愛想よく振る舞い何を考えているか分からない三井など、個性的なキャラクターが際立っていた。 物語の中盤から後半にかけては捜査一課の西條の個人的な問題がクローズアップされるとともに、指蒐集家の事件も一気に加速し、最後まで目が離せなかった。事件も楽しめたが、人付き合いが苦手で、不器用な生き方しかできない西條にも好感が持てた。 | ||||
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内容の割に長すぎます。削除箇所は多いと思います。余計な話もあります。 西條の辞め方とプロシージャ、美叡の浅草への現れ方、個性の描き方が浅くて残念です。 こういう(類型的な)犯人を設定するのであれば、もう少し怖さが欲しいと思います。 | ||||
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内容の割に長すぎます。削除箇所は多いと思います。余計な話もあります。 西條の辞め方とプロシージャ、美叡の浅草への現れ方、個性の描き方が浅くて残念です。 こういう(類型的な)犯人を設定するのであれば、もう少し怖さが欲しいと思います。 | ||||
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鬼才貫井徳郎氏の刑事小説ということで、どのへんに伏線が貼られていて、どう騙してくれるのか楽しみに読みました。 結論から言うと、途中で犯人がわかってしまいましたが、誰がどう追い詰めるのかに焦点を絞って読み進めることができて、これはこれで楽しめました。 ただ、章ごとに一人称が変わるスタイルは、誰の目線で読み進めればいいのか迷い、それぞれが重要な人物か否かわからずに読まなければならず、感情移入しづらかったのは少し残念でした。 結末も、そこに辿り着くための延々とした記述から、いきなりあっさりと幕切れとなり、堪能という意味では不満足感が残りました。 トリックうんぬんではなく内容的に映像化してもイマイチかなと思います。緩急のバランスがちと悪いですかね。 ページ数はあるので、読み応えはあります。時間つぶしならいいかも。 | ||||
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鬼才貫井徳郎氏の刑事小説ということで、どのへんに伏線が貼られていて、どう騙してくれるのか楽しみに読みました。 結論から言うと、途中で犯人がわかってしまいましたが、誰がどう追い詰めるのかに焦点を絞って読み進めることができて、これはこれで楽しめました。 ただ、章ごとに一人称が変わるスタイルは、誰の目線で読み進めればいいのか迷い、それぞれが重要な人物か否かわからずに読まなければならず、感情移入しづらかったのは少し残念でした。 結末も、そこに辿り着くための延々とした記述から、いきなりあっさりと幕切れとなり、堪能という意味では不満足感が残りました。 トリックうんぬんではなく内容的に映像化してもイマイチかなと思います。緩急のバランスがちと悪いですかね。 ページ数はあるので、読み応えはあります。時間つぶしならいいかも。 | ||||
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女性を殺し、右手の人差し指を切り取る犯人と主人公や捜査一課の刑事達との対決を軸に、妻との冷めた夫婦仲での不倫や同じ警察官との軋轢等を絡めて物語は展開していく。 物語は刑事や犯人の複数視点から構成されていて、特に前半は主人公と刑事達の関係や対立の描写が多い。 私は読んでいて早い段階で犯人が分かってしまったため、終盤の展開は予想通りで、警察小説と本格ミステリの融合した作品の割には、真相には全く驚きがなく、最後に予想を上回るようなラストを期待していたので残念だった。 ミステリ小説を読みなれている人ならば、かなり早い段階で犯人には気が付くと思うので、後半は飽きが来るかもしれない。また、犯人の動機もありきたりで小説全体としても新鮮味がなかったようにも感じた。 前半のストーリーが面白かっただけに、後半で驚きの展開を期待したが、予想通りの犯人と展開だったため、評価は普通とした。 | ||||
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女性を殺し、右手の人差し指を切り取る犯人と主人公や捜査一課の刑事達との対決を軸に、妻との冷めた夫婦仲での不倫や同じ警察官との軋轢等を絡めて物語は展開していく。 物語は刑事や犯人の複数視点から構成されていて、特に前半は主人公と刑事達の関係や対立の描写が多い。 私は読んでいて早い段階で犯人が分かってしまったため、終盤の展開は予想通りで、警察小説と本格ミステリの融合した作品の割には、真相には全く驚きがなく、最後に予想を上回るようなラストを期待していたので残念だった。 ミステリ小説を読みなれている人ならば、かなり早い段階で犯人には気が付くと思うので、後半は飽きが来るかもしれない。また、犯人の動機もありきたりで小説全体としても新鮮味がなかったようにも感じた。 前半のストーリーが面白かっただけに、後半で驚きの展開を期待したが、予想通りの犯人と展開だったため、評価は普通とした。 | ||||
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私はこの作者の作品は慟哭と殺人症候群しか読んで ませんが、この作品の主人公は慟哭のそれと似ていて 捜査一課のエース 家庭を顧みない、不倫等 ちょっと興ざめしてしまいました。 途中から犯人も解ってしまったし・・・ 最後は最悪の事態にもっていくのかなと思いましたが。 | ||||
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私はこの作者の作品は慟哭と殺人症候群しか読んで ませんが、この作品の主人公は慟哭のそれと似ていて 捜査一課のエース 家庭を顧みない、不倫等 ちょっと興ざめしてしまいました。 途中から犯人も解ってしまったし・・・ 最後は最悪の事態にもっていくのかなと思いましたが。 | ||||
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正直なところ、半分くらいまではもう読むのは止めようかと思いました。 センセーショナルな冒頭の事件の後は、 ただただたくさんの刑事達が登場する上、 メインとなる連続殺人鬼の正体も全く見えず、著者の伝えたいことがよく分からなかったからです。 それが後半に入り、一人の人物が主人公らしくなった頃から、意外な展開となり、 あとはとんとん拍子にラストまで一気に読まされた感じです。 読み終えてみると、登場人物一人一人の書き分けが素晴らしいし、 謎解きの部分でも申し分ありません。 マイナス要素は前半の警察内部描写のくどさです。 最初から一人だけにスポットをあてて、 その他はあくまでも脇役であるという形をとっていたなら、 もっとスッキリした話になっていたのではないかと思います。 どうも船頭が多くて船が山に登ってしまった印象がぬぐえず、 ☆三つの評価となってしまいました。 後半だけでしたら、4.5は付けられると思います。 | ||||
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正直なところ、半分くらいまではもう読むのは止めようかと思いました。 センセーショナルな冒頭の事件の後は、 ただただたくさんの刑事達が登場する上、 メインとなる連続殺人鬼の正体も全く見えず、著者の伝えたいことがよく分からなかったからです。 それが後半に入り、一人の人物が主人公らしくなった頃から、意外な展開となり、 あとはとんとん拍子にラストまで一気に読まされた感じです。 読み終えてみると、登場人物一人一人の書き分けが素晴らしいし、 謎解きの部分でも申し分ありません。 マイナス要素は前半の警察内部描写のくどさです。 最初から一人だけにスポットをあてて、 その他はあくまでも脇役であるという形をとっていたなら、 もっとスッキリした話になっていたのではないかと思います。 どうも船頭が多くて船が山に登ってしまった印象がぬぐえず、 ☆三つの評価となってしまいました。 後半だけでしたら、4.5は付けられると思います。 | ||||
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最近欠かさず読んでいる貫井 徳郎さんの新刊です いつもながらの丁寧な文体、かなり読み応えがありました。 中盤以降、犯人が推理出来ましたが、それはそれで、どう展開して行くのか楽しみで飽きる事はありませんでした。 犯人の生い立ちに同情はしますが悪を悪とも思わない狂気が恐ろしかったです。 西條刑事のキャラクターはかなり良かったです。 要領の悪さが自分とかなり被っていた事もあり応援したくなりました。 | ||||
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最近欠かさず読んでいる貫井 徳郎さんの新刊です いつもながらの丁寧な文体、かなり読み応えがありました。 中盤以降、犯人が推理出来ましたが、それはそれで、どう展開して行くのか楽しみで飽きる事はありませんでした。 犯人の生い立ちに同情はしますが悪を悪とも思わない狂気が恐ろしかったです。 西條刑事のキャラクターはかなり良かったです。 要領の悪さが自分とかなり被っていた事もあり応援したくなりました。 | ||||
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