■スポンサードリンク
後悔と真実の色
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
後悔と真実の色の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.42pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全21件 1~20 1/2ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
『邯鄲の島遥かなり』がなかなか良かったので、著者の過去作を探して読んでみました。が・・・「ハードボイルドな名探偵」かと思いきや、いたって「普通の人」な主人公。恋愛に対しても不誠実だし、立場が下の人に対してもの凄い上から目線。作中で諸々辛い目に遭うけどあまり同情する気になれず、それどころか心なしかスッキリしてる自分に気づく。作者さん的にはどういう意図だったんだろう?「その後」を描くための「前日譚」ということなのか?うーん、わからない。 ミステリとしても途中で犯人がわかってしまったので⭐️3つです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
話の流れが飛ぶような風もあるが、作者の意図する事は分かりました。時間がある人は読んでみるといいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
だらだらとした描写が多くて読み通すのに飽きました。 ラストの意外性にもあまり共感できなかった。 殺人者の動機に対しても、?と首を傾げるような感じ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
主人公の西條がホームレスになっちゃうあたりが、なんかお決まりの展開って感じで... 家に帰れば金はあるわけだし、現実的に考えるならとりあえず引っ越しして職探しでしょ。 復讐劇のパターンを踏襲してやりたかっただけって感じがどうなのかなーと思った。 逆に面白いのは西條に対する綿貫の仕打ちと、自分の仕打ちや嫉妬心の醜さを受け入れられない綿貫。 人間の感情を醜く滑稽に描くことにかけてはこの作者は素晴らしいと思う。 復讐劇なんだけど、西條は自分の愛人を殺されてるわけなのでもっとクライマックスで暴発しちゃうような感じのプロットをぶっ壊す感じが観たかった。 犯人は早い段階でなんとなく分かるわけなので、そこからの盛り上がりというか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
貫井作品はどれも読みやすくこの作品もかなり期待をして手に取りました!! 事件発生から初動捜査、その後の捜査本部内でのやり取りと しっかり読ませてくれます。 飛ばし携帯や巨大掲示板による殺人予告と捜査は攪乱され 一体犯人は誰なのだろう? どんな動機を抱え殺人を行っているのか? など先が気になり、ページを捲る手が止まりません。 【結論】 犯人の意外性については、なんとなく想像がついていましたし、 実際、意外感は感じませんでしたが、 トリック的なものに関してはなるほどうならせます。 けれど、読んでいて感じたのは 作者のデビュー作、『慟哭』とかぶる部分が多い気がしました。 登場人物のキャラや、家庭内の葛藤、マスコミにスキャンダルを暴露されるなど……。 自分的には『慟哭』の方が好きですし、 殺人の動機に関しては、どうなんだろう……と首を捻ってしまいました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読んで損はないと思いますが、 同著者の他の作品を読みたいとは思いません 彼女からすすめられて読んだのですが、 登場人物の描写があまりにも冗長に過ぎます ストーリーは悪くありませんが、 半分の厚さで、十分だったのではないでしょうか? 行動全般、主人公の描き方には疑問を覚えます ハードボイルドにしたかったのでしょうか? 全然かっこいいと思いませんし、胸に迫るものもありません こういう作品を読むと、今野敏さんの簡潔な文体ながら 登場人物を魅力的に描き出す能力に改めて感心します | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
労作だろうなと思う。しかし、率直な感想は、紙に書いた簡素な方程式をいくら分厚く絵の具で塗りつぶしても、読める人には読めてしまうといった感じ。つまりは、サプライズが無かった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
冒頭でいきなり殺人事件が発生し、「つかみはOK」のはずが、何故かその後は 波にのれずにダラダラと進んでしまうので途中までは退屈。 しかし、加速がついてからは流石は貫井徳郎。しっかりと引き込んでくれる筋立 てだ。途中で犯人が誰なのか何となく分かってしまうものの、それでも面白い。 いかにも群像劇のように入れ代わり立ち代りで多くの刑事の目線で話が進むが、 最後の方で、結局のところは主人公以外はどうでもよいような展開になってしま うのは肩透かしを喰らったようで残念。 それにしても貫井さんは主人公を悲惨な状況に追い込んでしまうことが好きな方 ですね・・・。9年前に「慟哭」を読んだ時のことを思い出してしまいました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
猟奇的な連続殺人を追う刑事達を描く推理小説であり、刑事達の抱える背徳を描くヒューマンドラマでもある。この二重構造の物語は、非情で、リアルで、深甚だ。 前半は特捜対殺人鬼というスリリングな展開で進むのだが、後半から刑事一人一人の心理描写が色濃くなり出す。ここで著者の意図がようやくじわりじわりと浸透してくるのだが、やはり貫井の構成力には進境著しいものがある。最後まで目を通し終えると、著者がどれだけ高いハードルに挑んでいるかがよくわかる。作品のクオリティもさることながら、著者の志にも読者として敬意を表したいものだ。 ミステリ部分においては、誠に抜きん出ている。犯人の意外性は注目に値するし、論理のピースをはめる作業にも得心がいく。もちろん、これらに先だった伏線の張り方も巧妙だ。恐るべき書き手である。 ただし、主人公の西條以下、刑事達の負い目をめぐる要素においては、あいにく、いかがなものかと思う点が散見された。まず、視点が一章ごとに別人に移行してゆくが、もっと西條に固定した方がスムーズに読ませられたのではないか。群像劇ならともかく、これは西條をメインにした話なのだから。 犯人をめぐるどんでん返しや、そのための叙述トリックが必要とは思えなかったのも失点だと思う。著者の挑戦に寛大になりたいところではあるが、作品の性質上、蛇足だとの感は拭えない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
文中、○「言動と行動」は誤用だよ とか ○巨大掲示板は2ちゃんねるがモデルだろうけど、現実の2ちゃんねるは日付が変わるとID変わるんじゃなかったっけ 等つまらない揚げ足取りをしながら読んだのですが、恥ずかしながら肝心の犯人は分かりませんでした。 「慟哭」を再び読んでいるような登場人物、人間関係でしたが、ラストに主人公の幼い娘が亡くならなくて良かった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
文中、○「言動と行動」は誤用だよ とか ○巨大掲示板は2ちゃんねるがモデルだろうけど、現実の2ちゃんねるは日付が変わるとID変わるんじゃなかったっけ 等つまらない揚げ足取りをしながら読んだのですが、恥ずかしながら肝心の犯人は分かりませんでした。 「慟哭」を再び読んでいるような登場人物、人間関係でしたが、ラストに主人公の幼い娘が亡くならなくて良かった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
若い女性が連続して殺される事件が起きた。被害者は皆、手の人差し指を切り取られていた。 犯人の狙いは何か?一方、ネットの掲示板には殺人予告や殺人実況中継が!!捜査一課の 西條は、持ち前の鋭い洞察力で犯人に迫ろうとする。だが、恐るべき罠が彼を待っていた・・・。 連続殺人事件を軸に、その捜査に関わる者たちを克明に描き出している。真相究明、犯人逮捕・・・。 同じ目的に向かって進んでいるはずなのに、立場の違いからさまざまな問題が噴出してくる。 憎悪、確執、ねたみなどがむき出しになり、人間関係の醜さが浮き彫りになる。そんな中、 犯人像が掴めないまま、彼らは右往左往する。そして、真相に迫ろうとする西條も窮地に 立たされる。 登場人物が多すぎて、最初ひとりひとりの人物像がつかみづらかった。また、500ページという 長さは本当に必要だったのか?という疑問も感じる。読んでいて途中で退屈さを感じる部分が あった。犯人も途中から分かってしまい、面白さ半減だった。犯人の動機も弱いのではないか? いまひとつ、のめり込めない内容の作品だった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
若い女性が連続して殺される事件が起きた。被害者は皆、手の人差し指を切り取られていた。 犯人の狙いは何か?一方、ネットの掲示板には殺人予告や殺人実況中継が!!捜査一課の 西條は、持ち前の鋭い洞察力で犯人に迫ろうとする。だが、恐るべき罠が彼を待っていた・・・。 連続殺人事件を軸に、その捜査に関わる者たちを克明に描き出している。真相究明、犯人逮捕・・・。 同じ目的に向かって進んでいるはずなのに、立場の違いからさまざまな問題が噴出してくる。 憎悪、確執、ねたみなどがむき出しになり、人間関係の醜さが浮き彫りになる。そんな中、 犯人像が掴めないまま、彼らは右往左往する。そして、真相に迫ろうとする西條も窮地に 立たされる。 登場人物が多すぎて、最初ひとりひとりの人物像がつかみづらかった。また、500ページという 長さは本当に必要だったのか?という疑問も感じる。読んでいて途中で退屈さを感じる部分が あった。犯人も途中から分かってしまい、面白さ半減だった。犯人の動機も弱いのではないか? いまひとつ、のめり込めない内容の作品だった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
内容の割に長すぎます。削除箇所は多いと思います。余計な話もあります。 西條の辞め方とプロシージャ、美叡の浅草への現れ方、個性の描き方が浅くて残念です。 こういう(類型的な)犯人を設定するのであれば、もう少し怖さが欲しいと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
内容の割に長すぎます。削除箇所は多いと思います。余計な話もあります。 西條の辞め方とプロシージャ、美叡の浅草への現れ方、個性の描き方が浅くて残念です。 こういう(類型的な)犯人を設定するのであれば、もう少し怖さが欲しいと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
鬼才貫井徳郎氏の刑事小説ということで、どのへんに伏線が貼られていて、どう騙してくれるのか楽しみに読みました。 結論から言うと、途中で犯人がわかってしまいましたが、誰がどう追い詰めるのかに焦点を絞って読み進めることができて、これはこれで楽しめました。 ただ、章ごとに一人称が変わるスタイルは、誰の目線で読み進めればいいのか迷い、それぞれが重要な人物か否かわからずに読まなければならず、感情移入しづらかったのは少し残念でした。 結末も、そこに辿り着くための延々とした記述から、いきなりあっさりと幕切れとなり、堪能という意味では不満足感が残りました。 トリックうんぬんではなく内容的に映像化してもイマイチかなと思います。緩急のバランスがちと悪いですかね。 ページ数はあるので、読み応えはあります。時間つぶしならいいかも。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
鬼才貫井徳郎氏の刑事小説ということで、どのへんに伏線が貼られていて、どう騙してくれるのか楽しみに読みました。 結論から言うと、途中で犯人がわかってしまいましたが、誰がどう追い詰めるのかに焦点を絞って読み進めることができて、これはこれで楽しめました。 ただ、章ごとに一人称が変わるスタイルは、誰の目線で読み進めればいいのか迷い、それぞれが重要な人物か否かわからずに読まなければならず、感情移入しづらかったのは少し残念でした。 結末も、そこに辿り着くための延々とした記述から、いきなりあっさりと幕切れとなり、堪能という意味では不満足感が残りました。 トリックうんぬんではなく内容的に映像化してもイマイチかなと思います。緩急のバランスがちと悪いですかね。 ページ数はあるので、読み応えはあります。時間つぶしならいいかも。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
女性を殺し、右手の人差し指を切り取る犯人と主人公や捜査一課の刑事達との対決を軸に、妻との冷めた夫婦仲での不倫や同じ警察官との軋轢等を絡めて物語は展開していく。 物語は刑事や犯人の複数視点から構成されていて、特に前半は主人公と刑事達の関係や対立の描写が多い。 私は読んでいて早い段階で犯人が分かってしまったため、終盤の展開は予想通りで、警察小説と本格ミステリの融合した作品の割には、真相には全く驚きがなく、最後に予想を上回るようなラストを期待していたので残念だった。 ミステリ小説を読みなれている人ならば、かなり早い段階で犯人には気が付くと思うので、後半は飽きが来るかもしれない。また、犯人の動機もありきたりで小説全体としても新鮮味がなかったようにも感じた。 前半のストーリーが面白かっただけに、後半で驚きの展開を期待したが、予想通りの犯人と展開だったため、評価は普通とした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
女性を殺し、右手の人差し指を切り取る犯人と主人公や捜査一課の刑事達との対決を軸に、妻との冷めた夫婦仲での不倫や同じ警察官との軋轢等を絡めて物語は展開していく。 物語は刑事や犯人の複数視点から構成されていて、特に前半は主人公と刑事達の関係や対立の描写が多い。 私は読んでいて早い段階で犯人が分かってしまったため、終盤の展開は予想通りで、警察小説と本格ミステリの融合した作品の割には、真相には全く驚きがなく、最後に予想を上回るようなラストを期待していたので残念だった。 ミステリ小説を読みなれている人ならば、かなり早い段階で犯人には気が付くと思うので、後半は飽きが来るかもしれない。また、犯人の動機もありきたりで小説全体としても新鮮味がなかったようにも感じた。 前半のストーリーが面白かっただけに、後半で驚きの展開を期待したが、予想通りの犯人と展開だったため、評価は普通とした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
正直なところ、半分くらいまではもう読むのは止めようかと思いました。 センセーショナルな冒頭の事件の後は、 ただただたくさんの刑事達が登場する上、 メインとなる連続殺人鬼の正体も全く見えず、著者の伝えたいことがよく分からなかったからです。 それが後半に入り、一人の人物が主人公らしくなった頃から、意外な展開となり、 あとはとんとん拍子にラストまで一気に読まされた感じです。 読み終えてみると、登場人物一人一人の書き分けが素晴らしいし、 謎解きの部分でも申し分ありません。 マイナス要素は前半の警察内部描写のくどさです。 最初から一人だけにスポットをあてて、 その他はあくまでも脇役であるという形をとっていたなら、 もっとスッキリした話になっていたのではないかと思います。 どうも船頭が多くて船が山に登ってしまった印象がぬぐえず、 ☆三つの評価となってしまいました。 後半だけでしたら、4.5は付けられると思います。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!