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(短編集)

この国。



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【この小説が収録されている参考書籍】
この国。 (ミステリー・リーグ)
この国。 (光文社文庫)

この国。の評価: 3.50/5点 レビュー 8件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(3pt)

日本風なあくまで想像上の国

パラレルワールドの日本を思わせる極東の島国、「この国」が舞台。
日本とまるでそっくりの部分があれば、全く異なった部分もあり世界観がなかなか面白い。
登場人物の設定はざっくりしていて、内面も生い立ちもあまり詳しく書かれないがそれだけに読みやすい。
作中のトリックがいまいち平凡で、想像がついてしまうようなのもあったのが少し残念。
この国。 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:この国。 (光文社文庫)より
4334765785
No.4:
(3pt)

無難。特筆すべき良さも悪さもない。

石持浅海氏の連作短編です。
前作「攪乱者 (ジョイ・ノベルス)」と同じスタイルですが、前作がテロリストの側だったのに対して、本作は国防の側での物語です。基本的には軽い作風の著者でありながら、連続でこういう作品を書いた石持氏の心境やいかに。

舞台は、日本に酷似した仮想国家で、一党独裁制のもとに治安警察が反政府組織と戦っているというシナリオ。5作に共通して登場する優秀な治安警察官が主体となり、それぞれの作品内で反政府組織の謀略を防いでいくストーリー展開。

どれも無難にまとまっていて退屈はしないのですが、ミステリーとしての読み応えは薄いです。サスペンスですかね。やはりある程度のボリュームが無いと楽しめるミステリーに仕上げるのは難しいのでしょう。最近長編を書いていないと見受けられる著者ですが、やはり長めの力の入った作品を書いてほしいと思います。
この国。 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:この国。 (光文社文庫)より
4334765785
No.3:
(3pt)

無難。特筆すべき良さも悪さもない。

石持浅海氏の連作短編です。
前作「攪乱者 (ジョイ・ノベルス)」と同じスタイルですが、前作がテロリストの側だったのに対して、本作は国防の側での物語です。基本的には軽い作風の著者でありながら、連続でこういう作品を書いた石持氏の心境やいかに。



舞台は、日本に酷似した仮想国家で、一党独裁制のもとに治安警察が反政府組織と戦っているというシナリオ。5作に共通して登場する優秀な治安警察官が主体となり、それぞれの作品内で反政府組織の謀略を防いでいくストーリー展開。

どれも無難にまとまっていて退屈はしないのですが、ミステリーとしての読み応えは薄いです。サスペンスですかね。やはりある程度のボリュームが無いと楽しめるミステリーに仕上げるのは難しいのでしょう。最近長編を書いていないと見受けられる著者ですが、やはり長めの力の入った作品を書いてほしいと思います。
この国。 (ミステリー・リーグ)Amazon書評・レビュー:この国。 (ミステリー・リーグ)より
4562045825
No.2:
(3pt)

(信念+矜持)のぶつかり合い

現実の某国をアレンジした(と思われる)「この国」を舞台とする、体制派の主人公v.s.反体制派で主人公に土をつけた宿命の敵のぶつかり合い。
実際には連作短編集であり、ふたりの対峙は第一作と最終作のみ。根底に流れるのはこの二人を含め「相手の裏の裏をかく」「論理詰めで相手の行動を読み切る」、ある意味心理戦。
ある意味、いつもの「石持節」である。

面白くない訳ではないのだが、以前の作品と比較して「最後の話の落としどころ」があまり気持ちのよいものではない(「攪乱者」や「きみがいなくても平気」あたりも同様)ので星を一つ減らす。
「Rのつく〜」や「人柱〜」が好きな読者だと、この数作は今ひとつかもしれない。

それでも、「次の手」に期待しながら星3つ。
この国。 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:この国。 (光文社文庫)より
4334765785
No.1:
(3pt)

(信念+矜持)のぶつかり合い

現実の某国をアレンジした(と思われる)「この国」を舞台とする、体制派の主人公v.s.反体制派で主人公に土をつけた宿命の敵のぶつかり合い。
実際には連作短編集であり、ふたりの対峙は第一作と最終作のみ。根底に流れるのはこの二人を含め「相手の裏の裏をかく」「論理詰めで相手の行動を読み切る」、ある意味心理戦。
ある意味、いつもの「石持節」である。
面白くない訳ではないのだが、以前の作品と比較して「最後の話の落としどころ」があまり気持ちのよいものではない(「攪乱者」や「きみがいなくても平気」あたりも同様)ので星を一つ減らす。
「Rのつく〜」や「人柱〜」が好きな読者だと、この数作は今ひとつかもしれない。
それでも、「次の手」に期待しながら星3つ。
この国。 (ミステリー・リーグ)Amazon書評・レビュー:この国。 (ミステリー・リーグ)より
4562045825

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