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冷たい校舎の時は止まる
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【この小説が収録されている参考書籍】
冷たい校舎の時は止まるの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.63pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全164件 81~100 5/9ページ
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とにかく続きが気になるものの、若干息切れしました。 ヒロインがなんだか鬱陶しい感じです。可哀想で共感できるけど、愛しくはない。 精神世界と、ホラー演出は好きです。 | ||||
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学園モノと、気楽な気持ちで手にしてしまい、えらい目に遭いました。自殺にいじめ、無理心中などなど。物語の主要人物たちが抱える問題が重すぎて、上、中、下巻の三冊、15章まで悶え苦しむ。うにょー。あーしんど。 16章から19章までがワタクシには救いでありました。ちりばめた伏線の回収にどんでん返し。読了後、爽快感より疲労感の方が残ったので☆3つです。 ただ、リンクが多い辻村作品を楽しむためには、どの作品にも手を出さねばなりません。 左手首がモゾモゾ、顔面が硝子片でチクチク、寒風で背中ゾクゾクする覚悟で臨みたまえ。ではでは。 | ||||
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... の前に、設定が陳腐。 人の生死に関わる事件の後(場合によっては10年以上)関係者が一堂に集められ、そこが閉鎖空間となり、一人また一人と ... というのは推理小説に多くあり、また(場所も人も限られて低予算で済むため)SF系映画などでも好まれる設定で新鮮さがゼロ。 となると首謀者はナニモノなのか、集められた関係者たちの罪の有無は、というあたりが肝になるが、これといって面白味なし。 原本は高校生の時に書いたらしいが、実際そんなレベル。 しかしそれよりもキツイのは、タイトルに掲げたこと。 この作者、描いているようなタイプの友人が高校時代に存在していたとは思えない。 コミック、アニメ、ラノベから借りてきただろうステレオタイプなキャラたちは超薄っぺらで、その会話の寒々しいこと。 中年男の雑誌記者が書く「人妻の告白」や「女高生ナイショ話」のような嘘くささだ。 文章能力が低い上に借り物キャラに思い入れるから内容を削ることができずにバカ長くなる。 エピローグのくどくどしさもド素人。 なお、50ページ目あたりから見開き2ページあたり10秒ほどで読み飛ばした。 それでも時間を損した気分。 | ||||
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「どうしてここにいるのか?」ということを、わけもわからず、ひたすら考える羽目になる主人公たち。 そして、深まる謎。。。 タイトルに示したように、「砂の女」のような、焦燥感や閉塞感が読み手にも伝わります。 引き込まれます。 | ||||
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最後の最後まで、誰が何のためにこうしたか、わからないように、物語は巧妙に展開。 そして、衝撃の結末。その理由も、本当に、ヒトの心理を深く深く考えぬく、辻村さんならではの、深くて悲しい理由で、かつ、自分の身近におきても不思議ではないような理由です。 印象に残る作品になりました。 | ||||
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長編すぎるという評価もあるが、それよりも、キャラクターを掘り下げすぎて、読みたくもない過去話が多すぎ。 作者は、十代の少年・少女の理解者で代弁者であるかのごとく勘違いしているのではないか。若手作家によくある 自己陶酔感さえ感じる。大いに反省してもらいたい。 | ||||
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物語はオモシロイですよ。おススメできる作品です。 前半では設定の驚きもあり、それ以降はとにかく結果が気になりドンドン引き込まれてしまいます。一気読みした人も多いのでは。設定の意外性の割には、結果はそんなに意外性がないのが意外だった。少し反則なのでは?という感想も持ちました。長い長い文章を一気に読み進んだのに。作者と主人公が同じ名前である理由が、読んだ後からも気になって、いまだに考えてます。 それと、帯に講談社が読む順番を薦めており、その順番で読んでいるのですが、1凍りのクジラ、2スロウハイツ、3が本書。ところが、これが3になる理由がよくわからない。前の1、2とは何の関連もありませんし、本作はデビュー作らしい。これを一番初めに読むのがいいのでは?最初に読むには意外性が大きすぎる? | ||||
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ホラー仕立てのミステリーだけど、青春もの、ジュブナイルってのかな。 一人一人の登場人物を丁寧に描いている。共感できる点が必ずありそう、誰にでも。 | ||||
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まず長いです。もっと短くできると思いました。 衝撃やら感動やらなどの盛り上がり部分が薄れていくので、とくに結末の部分はもっと簡潔にした方がいいのではと思いました。 ミステリとして書くなら、もっと結末への情報提供が欲しかった。 青春小説として書くなら、もっとキャラを大切にしてほしいと思いました。たしかに物語には棘のようなものは必要です。しかしとにかく登場人物をどん底に落とした方がいいと思っているならば、それは違うとわたしは思います。あんな風に登場人物をかわいそうな状況に落とさなくとも、魅力ある人物が描けると思います。 ミステリとしても、青春小説としても、中途半端でしたが、これがデビュー作だと思うと、その筆致には唸らされるものがあると思いました。 | ||||
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残念です。辻村深月の作品でツナグ以外は私には相性が悪いのかも... | ||||
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とにかく長い小説だった。高校生あたりが読むと良いかもしれない。 なお、購入は「良い」であったが、商品が猫かウサギに噛まれたような跡があり、セロテープで補強しなければならなかった。 読む意欲も失せる。 | ||||
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「『人』という字は支え合っているんだ」という言葉は、あの教師ドラマで有名になった言葉だ。 だが、少し前の堺雅人が主演のドラマで、「『人』という字は、人間が二本の足で立っているところからできた字だ」と言っていた。 どちらを支持するのかは、個人の自由だとして、ただ私は、本作を読んだ後「支え合っている」という方が正しいのではないかと思った。 深月、鷹野たちのそれぞれの繋がりからはもちろんのこと、各人が抱えた過去を見たときもそう感じた。 人間には「弱い部分」というものは誰しもが持っている。 それが1%もないという人は、いない。 だから、人間は支え合わなければいけない。 自分の弱い部分は、誰かに助けてもらい、逆に相手の弱い部分には、自分が力になってあげる。 そうして、人は二本の足で立つことができるのではないのだろうか? 上下巻あわせて1000ページ超とかなりの量だから、慣れていない人には厳しいとは思うけれど、数多くの人に読んでもらいたい。 特に、深月たちと同じ高校生以下の学生に読んでほしい。 そして『人』という漢字の意味を考えてほしい。 | ||||
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先日の世にも奇妙な物語で一番面白かった作品の原作がこの作者であり、 同じホラーを題材としていたことからこの本を読んだ。 とにかくこの作品は長いが、物語の核となっている8人の中で誰が自殺者なのか、 その理由は何なのかという部分が気になったので懸命に読み進めた。 正直なところ、結末の意外性は私にはなかった。 自殺者が誰なのか考える中で一番この人物だとつまらないと考えていた人物だったのはがっかり。 ルール違反のような結末に一生懸命この作品を読んで自殺者を考えていた人はなおそうであるように思う。 また、ホラーである意味がわからない。 結局のところ犯人が罪悪感にまみれるあまり、人に責任転嫁したかっただけ。 なぜあんなにもグロテスクなシーンを自分の恩人たちにみせつけたのか。 なぜあんなに殺し方に差があるのか。 恩を仇で返されたにも関わらず、誰一人登場人物たちは犯人を責めず、仲良しこよしでいるのか。 描写は丁寧でリアリティがあるものだったのに、結末でそのリアリティが跡形もなく消し飛んでしまった。 登場人物の回想も大半が面倒くさいという感想。 誰がメンヘラの「私ってダメなやつなの」という益体のない話を延々ときいていたいというのか。 強いて言うならヒーローのくだりはよかったと思う。 伏線としてこの話はよく機能していた。 長い作品なのは一向に構わないが、読んだことを後悔するようなご都合主義はご勘弁願いたい。 | ||||
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辻村深月のはじめて読むので まずは最初の作品と思い読んでみました。 高校生たちが雪の日に学校に閉じ込められるという とても興味深い設定、一体どんな話に発展していくのかと 色々と想像し、引き込んできます。 文章も非常に読みやすく情景が目に浮かびます。 だんだんとなぜ閉じこまれたのか、 推測しながら話が見えてきて、それもとても面白い。 だけど、少し長すぎます。上巻まではいい感じでしたが さすがに下巻になるとだれてきた感じ。 なぜこの8人じゃなきゃならなかったのか 5人くらいでもいいのではと、 正直、この人物はいらなくないか? と思ってしまいました。 この作品が少し長く感じたのもそれが理由かもしれません。 あと、誰が閉じ込めたのか、なぜ閉じ込めたのか その真相は納得出来ましたが、 ○○さんが○で、役割を演じていたっていうのはもう少し説得力が欲しかった気が なんで○だけ? と思った。伏線は良かったけど。 正直、もっときちんと整理すればいい作品になったんじゃないかって 読んでいて思いました。 悪い作品ではないです。興味ある方は読んで損はないと思います。 | ||||
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1000頁を超える長編小説だが、素直に最後まで楽しませてくれた。 | ||||
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序盤、長〜い。 でも途中から結末が気になって仕方がない。 結末で、うーん。もやもや。 「ツナグ」から大好きになった著者です。 学園もの。自分にとっては30年近く昔のこと。 なんだろう。学生のころを思い出しました。 いや別にそんな不幸を背負った過去はないですけど(笑)。 自分ももっと頭がよかったらなぁと違う事を 考えつつ。 自分も「明るい絶望」派だな。と思いつつ。 わくわく堪能できる小説だと思いますよ。 | ||||
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ストーリーは面白いけど、とにかく、長い・・・1冊完結でよかったのではないでしょうか・・・。 | ||||
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全体の設定や謎そのものについては、面白いと思う。また、それぞれの人物についていだく不満というか違和感も、著者と私の年齢差などを考えると、あり得ることかもしれないと納得できる。 ただ、会話の運びが不慣れなせいか、呼びかけのために登場人物の名前がやたらと入る。例えば、朝に出会って挨拶するにしても「〇〇、おはよう」といったような記述が目立つ。その前後に、その人物の名前が出ている以上、不要だろうし、リアリティも失われる。 最大の問題点は、10月12日の午後5時53分という設定。物語のキーとなる自殺が起きた時間だが、この時間、日本のほとんどは日没後である(2012年だと、沖縄を除く全都道府県)。登場人物が、地上から3階建校舎の屋上にいる人物の顔を確認したように書かれているが、信じられない。作品中に具体的な都道府県名はないが、雪が複数回降ったり、登場人物たちが雪慣れしていること、また最後に描かれる“旅”から考える限り、おおむね関東甲信越以東が舞台と考えられる。それなら、この設定時刻は確実に暗いといえる。その暗さでは、顔の確認ができるとは思えない。 (ちなみに、著者の出身地である山梨県の場合、年によって多少の異動はあるが、10月12日の日の入り時間は、午後5時15分前後。日没後、すぐに真っ暗ということはないが、午後6時近くだと、かなり暗いのではないだろうか。) | ||||
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以前辻村さんの作品を読み、ファンになり今回購入しました! 上巻の中盤あたりから手が止まらなくなってどんどん読み進められました^^ 長編小説でありがちな途中で飽きちゃう感じもまったくなく、良かったです。 学生ならではの悩みや友情など、共感ポイントが多くて登場人物に感情移入できるのもこのお話の魅力だと思います。 最初は、分厚くて読めるかなーと思うかもしれませんがすぐ読み終われると思いますよ! | ||||
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無駄に長い。とにかくそれにつきます。上手い人なら、この半分の量ですっきりとまとめられたと思います。 登場人物が多すぎるのもそうだし、そんなに大切なシーンとも思えない部分にもこれでもかとどうでも良いような描写が延々と続いてうんざりします。エピローグまでしつっこいです。 全体の構成も良くないです。何より冒頭がひどい。二人ずつの「雪の中登校する」というシーンを4回も読ませられる苦痛。この時点で読むのをやめようかと思ったほどです。こんな書き出しで、読者の心をつかめると作者や出版社の人は思ったのでしょうか?書き上げた後、たぶんほとんど推敲されていないんだと思います。 上記のように、この小説には全体のメリハリがなく、のっぺりと同じようなトーンのもっさりした文章が最後まで続き、さらには登場人物の誰とも共感できないので、本当に読むのが辛かったです。 さらに作者とヒロインの名前が同じというのも、どうかと思います。正直イタイです。またこのヒロインが「何で?」というくらい、周囲の人物全員に守られていて、気持ち悪いくらいです。 ここから先は少々ネタバレになりますが、ある事件があって、ヒロインとあるクラスメイトの関係が修復不可能なほどに壊れてしまうのに、このヒロインがしでかすある行為は誰からも責められず、許され、その後何年も厚い友情は続いていく、ってどういう事でしょう?普通、こんなひどい事されたら人間関係おかしくなると思います。 ただ、各キャラクターの過去の回想シーンだけは良かったです。ここもまあ文章的には冗長なんですが、このシーンだけは引き込まれて読めました。ただ、「何でそうなるの?」と思うことが多々あり、共感はできませんでした。 謎解きに関しては、ホストが誰なのかは最初から最後までバレバレな書かれ方をしているので誰でもすぐ分かると思います。そこもわざとそう書いているんだろうと思いましたが、最後にワンクッションあった所は良かったです。 作者とヒロインの名前が同じという事も手伝って、何と言うか自己陶酔だけで書かれた私小説という印象でした。どうしてこれが賞を取ったのか疑問です。 | ||||
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