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冷たい校舎の時は止まる
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【この小説が収録されている参考書籍】
冷たい校舎の時は止まるの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.63pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全164件 1~20 1/9ページ
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傲慢と善良、かがみの孤城、ナベちゃんの嫁、パッとしない子に続いて読了。 同世代の読書好き、東京ではない関東出身という共通点だけでここまで…と思うほどに作者が面白いと思うポイントが私の琴線をかき鳴らした。 低評価レビューに書いてあるようなことを思わないでもないが、そんなことより私にとっては圧倒的に面白かった。 良い意味で、中学生向け。当時のことを鮮明に思い出させられた。 | ||||
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著者自身が主人公の一人として出てくる作品は、個人的にはあまり好きではない。 そうと知らず読み始めたが、ひとことでいえば夢小説のようだった。だいぶ痛々しいと思った。 辛い自分と、それを支えようとしてくれる友人たち。特に気にかけてくれる優秀な異性の幼馴染。 しつこいくらいに強調される県下一の進学校。 こういう学校生活を送りたかったのかな…。 しかし、キャラクター同士の会話や細かいエピソードは違和感だらけで、どちらかといえばライトノベルに属するものだと思う。 細かくあげたらキリがないが、自分には合わなかったのだなと思うしかない。 | ||||
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『なんじゃそら』 読み終わって出た一言がそれでした。 冗長な駄文が続く感じで、読むのが辛かったです。 設定は斬新なものなのに、全く活かせてないのがとても残念。 過去の回想シーンをもっと短くまとめて1冊にしておけばまだよかったかもしれません。 高評価が多いので、一般的には良い作品として評価されているのでしょうが、自分には合いませんでした。 | ||||
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榊や昭彦の過去は素晴らしく、梨香の持っている物の大きさもこの方だからこそ書けると思いましが、非難覚悟で書くと深月の経験した辛さが周りに劣ることが気になりました。もちろん人それぞれ痛みに耐えられるキャパシティは違いますが、それでも深月より確実に梨香や昭彦、鷹野の方が辛い思いをしてした(している)のでは?と。 大人になり、10代の頃特有の感情に「共感できない」ではなく「共感できなくなった」のかもしれませんが、深月がどうしてもかまってちゃんのような…深月を支えている子達の方がよっぽど辛いのにとなかなか深月に対して気持ちが入りませんでした。やっぱり普段から元気な子や大丈夫と言う子ほど気にかけなきゃいけないなと。 10代の頃に経験したあの頃にしかない思考や痛々しさをこの作者はえげつない程に書くことが上手く、私たちが一生懸命剥がしてした黒い歴史を表現することか凄いと思います。 もう思い出したくないくらいなのに、それを大切にできる方なのだと。 ただ、どうしても深月が悲劇のヒロインのようで…作者と同じ名前というのも話に入り込めない一つの理由でもあったように思います。 デビュー作ということで、かがみの孤城から先に読みましたが表現や語彙力の足りなさがデビュー作らしく感じ初々しかったです。こっちから読むと少し気になったかなと思います。 榊の過去話の小さな叙述トリックは作者さんらしいなと思いました。細かな演出で好きです。 親となった今、深月には共感できなくとも否定はしないようにしたいと思った1冊でした。 | ||||
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デビュー作ながら圧巻の完成度です。 確かに長い描写も多いんですが、新人だからこその情熱というか自由に書けているというか…熱を感じるからこそ終盤はより胸が熱くなりました。かがみの孤城など他の作品も好きですが、この熱量やストーリー性の高さは引けをとらないと思いました。大好きな作品のひとつです。 | ||||
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辻村深月のデビュー作であり、代表作。著者の本はそこそこ読んだが、自分は今のところこれが一番すばらしいと思っている。5点以上をあげたい。デビュー作に作家の全てがつまっているとよく言われるが、この言葉を体現した傑作。青春小説であり、ホラーであり、最後に驚愕のどんでん返しが待っている本格ミステリでもある。 ほかの方のレヴューをみても、欠点としては「長すぎる」ことがほとんどで、内容を否定的に語っているものは少ない。若き日の著者のパワー(いまも若いが)が、伝えたいことを全て語るために、この長さを必要としたのだと捉えている。 | ||||
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初めて読む作者で、上巻を読んでの感想は、文章の書き方が下手というかクセがあるというか…とにかくこういうタイプは嫌いだと思った。時系列もめちゃくちゃだし、何これ?って感じで第一印象は最悪だった。 デビュー作だからなのかな?とは思いつつどうにも気が進まなくてしばらく放置してたんだけど、時間が出来たから再開して後半はまぁ楽しかったかな。 ただ、回想がやたら多いのとなくても良い描写が多いせいで無駄に長い!! それと偏見だとは思うけど、やたらメガネ生徒が多くてどう考えても華がある学校とは思えず陰キャ集団にしか思えないのにモテるだの活発だの…違和感しかなかった。 個人的に主人公みたいなウジウジしたネガティブな人が嫌いだから読んでてストレスでした。 | ||||
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無駄にダラダラと長く、回想シーンが異常に多いせいで時系列がめちゃくちゃだし話飛びまくってわかりづらいし、最低最悪の一言。 途中挫折しながら上下巻読み終わるのに1年近くかかった。 この作者って他のも上下巻に分かれてるのが多いけど短くまとめることが出来ないんでしょうかね。他の作者さんだったらもっと上手くまとめて一冊で済むと思う。 私の理解力がないだけかもしれないけど、結局長いだけでよくわからない結末だった。 もう二度とこの作者のは読みません。 | ||||
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ネタバレあります。 読んでない人は見ないでね。 下巻の解決偏に移る前に、作者から犯人当てのクイズがありました。 私はこう考えました。 自殺した生徒は誰か? 春子 どうしてそう考えたのか教えて下さい? 鷹野が深月を傷つけようとする意思がこの世界には感じると言っていた 当てはまる人物がクラスメートに春子以外にいなかったから 菅原=榊は上巻の早い段階で分かりました 髪色、ピアス、ライター、リカの進路を知ってるで分かりました、鷹野と同じ名前の弟分ヒロ つまり、写真は最初から8人ではなく実は7人も早い段階で分かってました。 ホスト間違えました、ホストは榊だと思ってました。 動機は教職の立場を追われ、自殺を止められなかった生徒を恨んで閉じ込めた。 リカちゃんの話で榊が犯人だみたいなシーンでミスリードされました。 いやー騙されました、榊くん疑ってごめんなさい。 最後に蓋を閉めたのは春子ですね。 最後に光に包まれる時に、深月に謝ってましたからね でもね、苛めっ子の自己中女の春子が練りに練った作戦を考え、深月を苦しめようと自殺までしたのに、幽霊になって同じ精神世界に入ってたら急に反省して謝罪し、実はいい奴だったんじゃね?はかなり納得いかない!アホか! 最後に春子の霊魂が出てきましたが、深月が春子と自分を許した事で、1人残されるルール理論だと、内側から開放されたと言う事になるんでしょう。 青春ミステリーってとこですかね。 合点がいかない点は沢山ありまが。 若い子は絆と純粋さを持ってるんだよ を強調する尾木ママみたいな考え方が見え隠れするのは気持ち悪いです。 時間は測ってないけど8時間以上読んだ気がする、でも面白かった!作者さんお疲れ様でした。 | ||||
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青春ミステリーとでも言うべき作品。 一見平凡な高校生たちが不思議な現象に巻き込まれる。 それぞれが内に秘める想いと共に謎が少しずつつ解けていき、一方でさらに深まり。。。 そして謎は下巻へ続く。 下巻まで読んでもう一度初めから読み返さねば、と思った作品でした。 中高生から大人まで楽しめ、かつ読み難しくない良作。 オススメです。 | ||||
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前半に散りばめられたピースが解決に向かって嵌っていく下巻。 読み終えて「あぁなるほど」とようやく合点が言った。 また読み返さねば。 | ||||
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頭の中で作品が出来上がっていない著者が、書きあぐねて、それでも完成させようとして書いたって感じ。こういうのを商品にして欲しくない。 | ||||
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ある雪の日に登校した8人の高校生が校舎内に不思議な力で閉じ込められ、一人ずつ消えていくというクローズドサークル・ミステリー 同著者の傑作『かがみの孤城』のプロトタイプとも言える構図で、繊細なティーンエイジャーが不思議な空間に軟禁され、その中でお互いを少しずつ理解し合うというコンセプトは全く同じ。しかし話が進む毎に一人一人消えていくという違いがあり、『かがみの孤城』よりもサスペンス色が強い。 人物背景の繊細さや伏線回収の捻り方、テーマへの誠実さと、それに伴う爽やかな読了感は相変わらず見事。しかし後年の作品と比べてどうしても冗長なのは否めない。 文庫本2冊、総ページ数にして1200ページ近くあり、いくら読みやすい文章とはいえかなりの重量感。しかも登場人物8人の過去を全て丁寧に描き切るので、どうしても展開が遅く感じてしまい、終盤の怒涛の展開も、人によってはそれだけの苦労に見合わないと感じるかも。 しかし、それでもストーリー、登場人物の練り込みは今の作品に負けず劣らず。下巻冒頭の言葉が、読み終わった後に胸に温かく沁みました。 長過ぎるのは間違いないのですが、それに目を瞑ってでも読む価値はあったと、自分では思います | ||||
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伏線回収が見事で、最後まで読んで良かったです。 精神世界という少し不思議要素はありますが、登場人物の背景が練られていてリアリティを感じました。 ただ、軽いホラー描写があるので、苦手な方はご注意ください。 何故、人数が合わないのか。「ホスト」は誰で動機は何なのか。 ミステリーに慣れている方は解けるのでしょうが、私は種明かしで「なるほどー!」となりました。 登場人物たちが深月に甘すぎるという意見もあるようですが、私はこれも必要な要素の一部だと思いました。 まだ気づけていない伏線を探して何度も読みたくなる一作です。 | ||||
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分厚い文庫本が2冊(上下)届いた時には、読み終えるのにどれだけかかるかと、少し不安になりましたが、登場人物の描き方がとても繊細でまるでドラマを見ているような感覚で、どんどん吸い込まれました。 | ||||
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長すぎませんか。ピントがぶれた写真を何十枚も見せられた感じ。 | ||||
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何故あっという間に読み終わったかと言うと。 自殺した人の候補が少なくて、なんか七人くらいおった気もするけど想像力豊かで、未来が見えてしまいました。 | ||||
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無駄に長いというのが第一印象。平易な文章の割に読みやすいわけでもない。文章や表現が冗長で、同じことの繰り返しが多く、どうでも良い描写も多い。もっと短く簡潔に表現した方が読みやすいし、わかりやすいのにと何度思ったことか。半分以下の分量に十分にできるし、その方が良かった。 超常現象を認めたうえでのファンタジーミステリーという扱いなのだろうが、超常現象の設定が、『ぼくのメジャースプーン』の時にも感じたことだが、とにかく変てこりん。なんでこんなけったいな設定にするのかな、と思う。さらに、この作品では超常現象の内容が明確ではなく、作者のさじ加減でどうにでも真相を変えてしまうことができる。読者が推理するような要素は皆無。 同級生の自殺に対する罪意識、みたいなことが書きたかったのかもしれないが、正直話が面白くなく、つまらない。唯一面白かったのは第十四章「HERO」だけ。 県下一の進学校に梨香や菅原のような生徒はいないだろうし、会話の内容や生徒の質が進学校の割にはおそろしく低次元。 そもそも、誰かの心の中に他人が取り込まれるなどという馬鹿馬鹿しい話を信じている登場人物は、低能以外の何ものでもない。 第十六章以降に、自殺した生徒の名前、榊や鷹野に関するある秘密が明かされるが、たいした内容ではない。 こんなくだらない作品でもメフィスト賞が取れるのか、と驚いた。 | ||||
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