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冷たい校舎の時は止まる
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【この小説が収録されている参考書籍】
冷たい校舎の時は止まるの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.63pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全27件 1~20 1/2ページ
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榊や昭彦の過去は素晴らしく、梨香の持っている物の大きさもこの方だからこそ書けると思いましが、非難覚悟で書くと深月の経験した辛さが周りに劣ることが気になりました。もちろん人それぞれ痛みに耐えられるキャパシティは違いますが、それでも深月より確実に梨香や昭彦、鷹野の方が辛い思いをしてした(している)のでは?と。 大人になり、10代の頃特有の感情に「共感できない」ではなく「共感できなくなった」のかもしれませんが、深月がどうしてもかまってちゃんのような…深月を支えている子達の方がよっぽど辛いのにとなかなか深月に対して気持ちが入りませんでした。やっぱり普段から元気な子や大丈夫と言う子ほど気にかけなきゃいけないなと。 10代の頃に経験したあの頃にしかない思考や痛々しさをこの作者はえげつない程に書くことが上手く、私たちが一生懸命剥がしてした黒い歴史を表現することか凄いと思います。 もう思い出したくないくらいなのに、それを大切にできる方なのだと。 ただ、どうしても深月が悲劇のヒロインのようで…作者と同じ名前というのも話に入り込めない一つの理由でもあったように思います。 デビュー作ということで、かがみの孤城から先に読みましたが表現や語彙力の足りなさがデビュー作らしく感じ初々しかったです。こっちから読むと少し気になったかなと思います。 榊の過去話の小さな叙述トリックは作者さんらしいなと思いました。細かな演出で好きです。 親となった今、深月には共感できなくとも否定はしないようにしたいと思った1冊でした。 | ||||
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何故あっという間に読み終わったかと言うと。 自殺した人の候補が少なくて、なんか七人くらいおった気もするけど想像力豊かで、未来が見えてしまいました。 | ||||
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長い上に結末もなんだかなあって感じです。ところで冨樫 義博先生のレベルEという漫画でこの作品と似たようなエピソードありますね。レベルEの方が先なので一瞬パクリか?と思ってしまいました。久しぶりに読みたくなったのですが電子書籍化されてなくて残念です。レベルE全3巻是非電子化お願いします。 | ||||
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なかだるみするけど我慢して最後まで読むべし。僕はまだ読んでないけど(笑) | ||||
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面白いのは序盤だけです。 話がくどくて、長い。 | ||||
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全体としては面白かったのですが、挿話が冗長すぎて飛ばしてしまおうかと思ったり、フィクション in フィクションはあまり好みじゃないのでマイナスでした。また、病院の場面については医学的知識がないのか、、、。プロットがいやらしい印象を受けたので、もっと単純化したら良いのにと思いました。例の人があの人というのは、後出しじゃんけんのような感じもしました。でもまあ、嫌いな作品ではありません。 しかし、解説が最低でまともに読まなかったのですが、どうしたものかと思ってしまいました。 | ||||
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一応最後まで読みました。 読ませる力はあると思います。ただ… 他のレビューにも散見されますが、 ・作者と同じ名前の登場人物が真っ先に登場し、 しかもかなりの贔屓を受けている(特に周りからの扱い)。 自己陶酔にしか思えず、かなりのマイナス。 これがなければ、もう少し印象が良かったのに。 作者は「嫌ミス」でも狙ったのだろうかと思えてくるレベル。 謎のおかげで、最終巻まで読めました。 解答用紙までにはわかったし、叙述トリックは楽しめた。 しかし前述の引っかかりのため、良い点が相殺されて 微妙な読後感です、残念。 | ||||
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まさか上下巻セットと上中下巻セットの2種類があるとは思いませんでした。。 上下巻を別で購入した際は、中巻が必要かどうか、出版社などで判断してから買ってください。 話自体は、思春期の女の子にオススメだと思います。 身近な学校という舞台、突如起こった不可解な現象、そこから炙り出される思春期の男女8名それぞれの悩みや背景は、共感できる部分が多いんじゃないかな、と思います。 展開も先が読めず、スリリングで面白いと思います。 | ||||
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上巻から下巻の真ん中くらいまでは楽しかったけど、その後がだれてしまった。 ラストに進むにつれ、納得行かない気分がもやもや~っと。 全体的には面白かったものの、ヒロインに共感できる箇所があまりに少なく、仲の良かったメンバーを追い詰め、苦しめた理由がどうしてもわからない。 まるでホスト深月が皆にも責任があるのに自分だけ苦しむのは不公平だと恨んでいる、あるいは責任をなすりつけようとしているように読めてしまった。 自分を苦しめるためになんていうと聞こえはよさげ?だけど、実際には皆を苦しめて恐怖に陥れているし。 何より、現実の榊の家でソレをやっちゃあ、榊にトドメを刺したようなものだよね? そうでなくとも春子のことで立場なくなったのに、さらに追い詰めたよね、深月が。 そこに何も言及されていないけれど、実際だったら、もっと立場をなくしていたはず。 女性とが夜中に尋ねてきて裸でアレじゃあ世間体的に問題にならないわけがない。 なのに爽やか風味に終わってゆく物語。……別の意味で怖いし、気持ちが悪かった。 ハラハラしつつ読み進めて、最後にご都合主義でまとめられた感で徒労に終わった気分。 途中まではホント面白かったです。 | ||||
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菅原のストーリーだけで小説になるんじゃないでしょうか。 青春なのに切なく悲しくさせられました。 この本にはいろんな人間が描かれてて自分と似ている人を見つけることができるかも。 あとストーリーが繋がっていくのが良いですね。 あまり好きではないとこは使われてる言葉です。 作者は同じ言葉を使い過ぎてます。 最後にたどり着く前に飽きてしまう進め方です。 | ||||
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学園モノと、気楽な気持ちで手にしてしまい、えらい目に遭いました。自殺にいじめ、無理心中などなど。物語の主要人物たちが抱える問題が重すぎて、上、中、下巻の三冊、15章まで悶え苦しむ。うにょー。あーしんど。 16章から19章までがワタクシには救いでありました。ちりばめた伏線の回収にどんでん返し。読了後、爽快感より疲労感の方が残ったので☆3つです。 ただ、リンクが多い辻村作品を楽しむためには、どの作品にも手を出さねばなりません。 左手首がモゾモゾ、顔面が硝子片でチクチク、寒風で背中ゾクゾクする覚悟で臨みたまえ。ではでは。 | ||||
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長編すぎるという評価もあるが、それよりも、キャラクターを掘り下げすぎて、読みたくもない過去話が多すぎ。 作者は、十代の少年・少女の理解者で代弁者であるかのごとく勘違いしているのではないか。若手作家によくある 自己陶酔感さえ感じる。大いに反省してもらいたい。 | ||||
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辻村深月のはじめて読むので まずは最初の作品と思い読んでみました。 高校生たちが雪の日に学校に閉じ込められるという とても興味深い設定、一体どんな話に発展していくのかと 色々と想像し、引き込んできます。 文章も非常に読みやすく情景が目に浮かびます。 だんだんとなぜ閉じこまれたのか、 推測しながら話が見えてきて、それもとても面白い。 だけど、少し長すぎます。上巻まではいい感じでしたが さすがに下巻になるとだれてきた感じ。 なぜこの8人じゃなきゃならなかったのか 5人くらいでもいいのではと、 正直、この人物はいらなくないか? と思ってしまいました。 この作品が少し長く感じたのもそれが理由かもしれません。 あと、誰が閉じ込めたのか、なぜ閉じ込めたのか その真相は納得出来ましたが、 ○○さんが○で、役割を演じていたっていうのはもう少し説得力が欲しかった気が なんで○だけ? と思った。伏線は良かったけど。 正直、もっときちんと整理すればいい作品になったんじゃないかって 読んでいて思いました。 悪い作品ではないです。興味ある方は読んで損はないと思います。 | ||||
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全体の設定や謎そのものについては、面白いと思う。また、それぞれの人物についていだく不満というか違和感も、著者と私の年齢差などを考えると、あり得ることかもしれないと納得できる。 ただ、会話の運びが不慣れなせいか、呼びかけのために登場人物の名前がやたらと入る。例えば、朝に出会って挨拶するにしても「〇〇、おはよう」といったような記述が目立つ。その前後に、その人物の名前が出ている以上、不要だろうし、リアリティも失われる。 最大の問題点は、10月12日の午後5時53分という設定。物語のキーとなる自殺が起きた時間だが、この時間、日本のほとんどは日没後である(2012年だと、沖縄を除く全都道府県)。登場人物が、地上から3階建校舎の屋上にいる人物の顔を確認したように書かれているが、信じられない。作品中に具体的な都道府県名はないが、雪が複数回降ったり、登場人物たちが雪慣れしていること、また最後に描かれる“旅”から考える限り、おおむね関東甲信越以東が舞台と考えられる。それなら、この設定時刻は確実に暗いといえる。その暗さでは、顔の確認ができるとは思えない。 (ちなみに、著者の出身地である山梨県の場合、年によって多少の異動はあるが、10月12日の日の入り時間は、午後5時15分前後。日没後、すぐに真っ暗ということはないが、午後6時近くだと、かなり暗いのではないだろうか。) | ||||
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最後、少し納得いかない終わり方ではありました。 面白いのですが、首を捻りたくなる部分も。 現実世界では榊の対応はどうだったのか?少し説明不足なように感じました。 あと皆さん書かれているようにやはり長いですね。伏線や、大切な清水のこの世界に対する仮説なんかが擦れてしまったようにも感じます。 正直、昭彦と清水って必要ないような・・削っても問題なかった気がするのは私だけでしょうか。。 景子はどうも漫画臭さがして、漫画のキャラとしてなら有りだと思いますが、文章では特に言葉遣いの違和感がすごかったです。きっと作者さんの中には確固としたイメージがあるのでしょうが、うまくこちらまで伝わってきませんでした。慣れてきたらとても魅力的なキャラクターのように感じたので残念です。 本編とは別に番外編としてそれぞれの話が掘り下げられたら良かったのかな?処女作だからそうもいかなかったのでしょうが・・ 番外編のようなつもりで読むにはそれぞれを掘り下げた話は私は面白かったです。少し不気味さを伴う本筋の世界よりほっとして読めます。 | ||||
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十分面白かったし(ちょっと長すぎる気もするし、登場人物をあまり好きになれなかったっていう不満はありますが) これを高校・大学の時に書いたのならすごい才能だなぁと思うんですけど、 個人的にあとちょっとなんか足りなかったって感じ・・・ せっかく学園祭を重要な舞台として扱ってるんだから、高校生の青春の切なさや、 ヒリヒリしてる感じをもっと書いてほしかった。 読む前は、豊島ミホのようなノスタルジーを感じる切ない青春群像劇にミステリーが加わった感じかな、 ととても期待してたので。辻村深月さんの作品は最近のものの方がやっぱり好きだな。 | ||||
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青春ホラーミステリー。 正体が明らかになり、絡まった糸がとけてゆく。 心の闇を共有できる仲間がいる深月は、本当に幸せだなと思う。 けど、この高校生たち、かっこよすぎる。 | ||||
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まず一言、長い。8人も登場人物がいて、彼ら1人1人の内面を描いて行ったら、そりゃこれくらいの分量になるとは思うが…いかんせん長すぎる。描写が丁寧なのはとても評価したいが、中だるみ感が否めない。下巻の中盤以降から物語は加速していく。そこからラストまでは一気に読めた。犯人探しではないが、ミステリーとしてはなかなか面白いのではないかと思った。疑問が1つ。主人公は作者本人なのか、単に名前を同じにしただけなのか、そこら辺の作者の意図がよく読めなかったが、どちらにしても、この主人公がなぜこのグループに居られるのかが分からない。そもそも、登場人物たちは皆、「良い子」すぎるのではないか。もう少しヒール役というか、ハズレ役がいても良い気がするが…とにかくその「良い子」たちが主人公に甘いというか構いすぎる。子離れできない親じゃないんだから……作者が自己投影したのかは分からないが、もう少しどうにかならなかったのか…ただ、話自体は面白いし、描写も丁寧、かつ処女作ということもあり、☆3つ。これ以外の作品も多く書いていらっしゃるので、そちらにも期待できるような作家さんだと感じた。 | ||||
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ひたすら長く、続き ひたすら長く、降り続け 同じように長い下へと続く ただ個人の章のかき分けは上手 | ||||
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そこそこ面白い。 続きは気になる。 登場人物に魅力はあまりないが、物語は面白い。 正直書き分けもあまりされていないと思う。 時々これは誰のセリフだと思う。 第一作だからそこらへんはご愛嬌だろう。 だがメインヒロインが作者と同じ名前というのがいただけない。 彼女の描写になると途端に痛々しい。勿論悪い意味でだ。 メインヒロインと作者の名前が違ったら、もう少し面白く読めると思う。 下巻でメインヒロインと作者が同じでなければならない理由が解明されるのだと信じている。 | ||||
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