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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全42件 41~42 3/3ページ
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始まりに謎は終わりに行くにつれて解決していくけれども、どんどん切なさが増してしまう。 最後は本当に辛さがこみ上げてくる。 それにしても初版だから仕方ないけれども、「初めて」が「始めて」という誤植は、大出版社としては情けない。 | ||||
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両親が事故死したため、親類の家に離れ離れに引き取られた幼い姉と僕。 そして僕は、やさしいおじ夫妻のもとで、いとこたちとともに育ち、 大人になった今は、小児科医として仕事をしている。 姉は、おばの家でうまく暮らすことができず、十代のうちに独立、その後18年間、 僕とも他の親類とも音信不通だった。 そんなある日、突然、姉が意識不明で病院に運ばれたという知らせが僕のもとへ。 ローン会社の火災による火傷と、銃で撃たれ傷を負い重症の姉のもとに駆けつけたものの、 姉のことを何も知らない自分に気づく。 何のために姉は、火災現場の怪しいローン会社に出入りしていたのか? 更に、姉は昨日婚姻届を出し、前科1犯の男と結婚したばかりで、 夫となった男は姿を消している…なぜ、姉はそんな男と結婚したのだろうか? 姉の真実を追うべく、姉をめぐる人々を探し歩き続ける僕が見つけたのは、 不器用すぎる生き方しか選べなかった一人の女の姿だった。 姉さん、もしも、僕があの時… 赤いカバーと潔いタイトルから、ストレートな恋愛小説をイメージして しまいそうになるけれど、物語の進行はどちらかというと蛇行気味。 テンポはいいけれど、姉の人生は、けっしてまっすぐで平坦ではなかったので。 次第に、姉の厳しい生き方を知り、自分は姉を救えたのだろうか、と苦しむ主人公の 意外な「秘密」も物語の終盤を盛り上げる。 恋愛小説というよりは、ミステリーとして読んで、最後に「壮絶な愛の物語でもあったな」と 余韻でちょっと思うくらいの読後感。 1度読み始めると「僕」と一緒に「姉が何をしてたのか」がやたら気になって、一気に 読んでしまう1冊でした(徹夜しました)。 ただ、僕や、色々な男たちがそれぞれ思い入れをもっている「姉」という女性に魅力が あるかどうか個人的に疑問。ちょっとわざとらしいエピソードもあったような… 気の強い嫌われ松子、みたいな姉のキャラの好き嫌いで評価がかわりそうなところだ。 | ||||
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