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最愛



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最愛

最愛の評価: 2.45/5点 レビュー 42件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.45pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全10件 1~10 1/1ページ
No.10:
(3pt)

今テレビでやって居るタイトルと同じなので買ったが、全然違った
最愛Amazon書評・レビュー:最愛より
410303551X
No.9:
(3pt)

この次こそ

似たような感想の人が多いですが、わたしもがっかりした口です。

真保作品、取材が丹念で細部は読んでいて飽きないのですが、いかんせん修飾過多な文章は読みにくく、主人公はお決まりのごとく、独りよがりの生真面目さと思い込みで、素人のくせになぜか探偵気取りで突っ走る。おまえは星飛雄馬か、、、。くらくらしてきます。正直作品によっては途中で読む気が失せました。

で、この作品、比較的抑えた筆致で、これはホワイトアウト以来の傑作かとなかなか楽しみな出足だったのですが、多くの方が書かれているように、後半失速、ではなくぐんぐん加速し、いつもの真保節、スポーツカーで事故を起こした星飛雄馬が血みどろのまま人々に交通モラルを説いているような。ついていけません。

この小説はディティールというよりサスペンスでうまく引きつけるんですけれど、「感情」面がなにせ説得力がなく、残念。

それにしても☆五つが一人もいなくてレビュー数は三十超えてるなんて、真保作品を期待している人は多いんだなあと実感。ほんと頼みますよ。
最愛Amazon書評・レビュー:最愛より
410303551X
No.8:
(3pt)

ついていけない

十八年間音信不通だった姉が、頭部を銃で撃たれ救急病院に搬送された。それをキッカケに姉の過去を追っていく。

作者がなにをやりたかったのか、よくわからない。
主人公の性格も、姉の性格も、もうむちゃくちゃ。極端すぎる。
”この性格がどのように形成されたのか”がこの話の核心なのか? と思ったら違った。
なんの説明もない。
性格の由来となったエピソードのひとつも入れてくれないと、ついていけない。
ラストのオチで完全に置いてけぼりにされた。
最愛Amazon書評・レビュー:最愛より
410303551X
No.7:
(3pt)

非現実的な話

10年以上会っていなかった姉のために、体をはって真相を突き止めようとすること自体、動機としては疑問があるところだが、若い頃に両親を亡くして別々の親戚に引き取られていたこと、親戚と折が合わなかったこと、そして姉との知らせざる過去の話などを考えると納得の行く動機ではあった。ただ、いくら兄弟とはいえ、知人に片っ端から会っていくやり方で都合よく情報を得られるところが現実的ではないと思った。
最愛Amazon書評・レビュー:最愛より
410303551X
No.6:
(3pt)

重いです・・・・・・

主人公がありえね〜ってくらい探偵張りに働きます。ただの小児科医なのに……
文章の表現手法?も鼻につく感じであまり好きになれないです。
しかし、最後は深いです。後味がどうしても悪いよな〜。
でも、最愛だよな〜、辛いよな〜……
最愛Amazon書評・レビュー:最愛より
410303551X
No.5:
(3pt)

結末というより設定にがっかり…かな

流暢な文章でテンポ良く読み進み
「姉」が最終的に選んだ「夫」との良質な「愛」を期待してただけに、最後はちょっとがっかりして拍子抜けしてしまいました。いや結末までの文章の流れは素敵なんです。ただ設定が…私は嫌でした。ここまできてそれはないじゃん…って感じでした。
最愛Amazon書評・レビュー:最愛より
410303551X
No.4:
(3pt)

最初は真保作品その物なのだが

最初の展開は,真保作品のこれまでと同じで,急激な展開で,何が起こるか判らず,非常に面白い.18年間音信不通だった姉とICUで対面などということは,まずは普通では起こらないことだが,その性格づけが少しエキセントリックなところが気にかかる.サラ金で頭部を撃たれて重傷という設定も,あまり日本ではないことなので,これも少々気にかかるが,主人公の操作力,年賀状を頼りに過去をトラックバックするという姿勢は良い.ただ,最後は少々いただけない.作者に薬品の知識がないと言ってしまえばそれまでだが,人工呼吸器につながれている患者に筋弛緩剤を投与しても何もおこらない(私は現役の医師である).寧ろ,自発呼吸が出て来た患者に投与して,呼吸を抑えるために使う.以前の詳細な調査をしてきて,それを書くことで各種業界を面白く描く作者にとって,最近の医学物になってから,ややレベルが落ちてきたようなことを代表するような残念な記載である.
最愛Amazon書評・レビュー:最愛より
410303551X
No.3:
(3pt)

始まりは良いが。

18年振りに会う姉は、火傷と頭部に受けた銃弾による意識不明な状態という衝撃的な状況から始まる物語は、それだけで、期待感が高まる。また、徐々に様々な謎が明かされていくドキドキ感があり、飽きずに最後まで読むことが出来る。ただし、姉の性格設定があまりにも極端なため、共感できず、熱中するほどではなかった。
最愛Amazon書評・レビュー:最愛より
410303551X
No.2:
(3pt)

最愛?

小児科医である主人公・「僕」の病院でのシーンから始まるこの作品ですが、
出だしから何となく唐突な感じす。
多分つきあっているのであろう彼女(親しさが全く伝わってこない)との
どうでもいい会話でページだけがどんどん進むなか、
音信不通であった姉がケガをして病院に運ばれたという電話がきます。
その後の養父母とのぎこちない感じ、年賀はがきをたよりに姉の足跡をたどる様子、
因縁を付ける刑事とのやりとりなど、そのどれもが薄っぺらで独りよがりです。
一人称で語られるところがそれに拍車をかけています。
更に小児科医として使命感をもって働いている「僕」が、
突然仕事を何日も放棄してまで姉について調べる意味がわかりませんでした。
ただ、最後に進むに連れてすべてのナゾが解けます。
それで独白のような展開なのねと納得です。
でもこれは小説なんですよね?
日記ではないんですよね。
次にどうなるんだろうという緊迫感がまるでなく、
18年も会っていない姉のすべてを即座に理解して進む主人公に、
不思議な気持ちしかもてませんでした。
最愛Amazon書評・レビュー:最愛より
410303551X
No.1:
(3pt)

ひとりの女の人生をめぐるミステリー

両親が事故死したため、親類の家に離れ離れに引き取られた幼い姉と僕。
そして僕は、やさしいおじ夫妻のもとで、いとこたちとともに育ち、
大人になった今は、小児科医として仕事をしている。
姉は、おばの家でうまく暮らすことができず、十代のうちに独立、その後18年間、
僕とも他の親類とも音信不通だった。
そんなある日、突然、姉が意識不明で病院に運ばれたという知らせが僕のもとへ。
ローン会社の火災による火傷と、銃で撃たれ傷を負い重症の姉のもとに駆けつけたものの、
姉のことを何も知らない自分に気づく。
何のために姉は、火災現場の怪しいローン会社に出入りしていたのか?
更に、姉は昨日婚姻届を出し、前科1犯の男と結婚したばかりで、
夫となった男は姿を消している…なぜ、姉はそんな男と結婚したのだろうか?
姉の真実を追うべく、姉をめぐる人々を探し歩き続ける僕が見つけたのは、
不器用すぎる生き方しか選べなかった一人の女の姿だった。
姉さん、もしも、僕があの時…
赤いカバーと潔いタイトルから、ストレートな恋愛小説をイメージして
しまいそうになるけれど、物語の進行はどちらかというと蛇行気味。
テンポはいいけれど、姉の人生は、けっしてまっすぐで平坦ではなかったので。
次第に、姉の厳しい生き方を知り、自分は姉を救えたのだろうか、と苦しむ主人公の
意外な「秘密」も物語の終盤を盛り上げる。
恋愛小説というよりは、ミステリーとして読んで、最後に「壮絶な愛の物語でもあったな」と
余韻でちょっと思うくらいの読後感。
1度読み始めると「僕」と一緒に「姉が何をしてたのか」がやたら気になって、一気に
読んでしまう1冊でした(徹夜しました)。
ただ、僕や、色々な男たちがそれぞれ思い入れをもっている「姉」という女性に魅力が
あるかどうか個人的に疑問。ちょっとわざとらしいエピソードもあったような…
気の強い嫌われ松子、みたいな姉のキャラの好き嫌いで評価がかわりそうなところだ。
最愛Amazon書評・レビュー:最愛より
410303551X

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