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最愛
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最愛の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.45pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全42件 21~40 2/3ページ
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なかなか良い。 他の読者のコメントを読む限り、 「ホワイトアウト」他の作品を読んだ人からすると、 物足りないのかも知れないとも思うが・・・ ストーリー的にもテーマ的に見ても、良書であると思う。 | ||||
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まるまる一冊を使って 「姉はどれほど正義感の強い女性だったのか」を語りつくします。 姉の美談がえんえんと聞かされてるようで、次第にうっとうしくなり、 私にはどうもダメでした。 姉が関係した多くの男性はそれぞれまったく違うタイプに思えるし、 どうも彼女は男を見る目はなさそう。 でも彼女は彼らの中にたった一人の忘れられない男の面影を感じ続けていた・・・。 最後の最後にわかる真実がB級すぎてガッカリ! なんて安っぽさ(-"-) タイトルの「最愛」、真っ赤な装丁・・・。 すべてがわかった時、 このねちっこさがどんよりと読書の胸に重くのしかかります(-_-;) | ||||
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姉の人物造形が極端過ぎてシラケます。こんな人いません。ストーリーはコロコロ坂道を転がるように、次々と展開していきますが、姉にちっとも共感できないので、途中で入る「姉さん、そうだったのか。」とか「姉さん、僕には分かるよ。」的な主人公の述懐が、臭くて耐えられません。面白い小説とは筋書きではく、登場人物に共感し得るかどうかなんだな、ということが、よく分かりました。 | ||||
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「僕」が音信不通だった最愛の「姉」の過去を調べていく・・・。 主人公が自分と姉のことしか考えてない自己中心的な男で好きになれない。他人を見下している感じさえしてしまう。設定も納得できるものではなく、驚愕というよりも不快感の残るラストでがっかり。 | ||||
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主人公がありえね〜ってくらい探偵張りに働きます。ただの小児科医なのに…… 文章の表現手法?も鼻につく感じであまり好きになれないです。 しかし、最後は深いです。後味がどうしても悪いよな〜。 でも、最愛だよな〜、辛いよな〜…… | ||||
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流暢な文章でテンポ良く読み進み 「姉」が最終的に選んだ「夫」との良質な「愛」を期待してただけに、最後はちょっとがっかりして拍子抜けしてしまいました。いや結末までの文章の流れは素敵なんです。ただ設定が…私は嫌でした。ここまできてそれはないじゃん…って感じでした。 | ||||
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泣けない… スッキリしない… 独りよがり… テーマは?… なんか中途半端な小説でした。 ちょっとした動機を自分の解釈でつなぎ合わせていく。 その判断があまりにも、自己中心的で驚きも、感激もなかった。。。残念! | ||||
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新聞書評等では好意的に取り上げられているが、読後はがっかり。プロットありきで話を無理やり作った印象。前半の緊迫感で何とか読ませるが、最後の落ちには・・・長編(中編)にするほどではないでしょ。 | ||||
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最初の展開は,真保作品のこれまでと同じで,急激な展開で,何が起こるか判らず,非常に面白い.18年間音信不通だった姉とICUで対面などということは,まずは普通では起こらないことだが,その性格づけが少しエキセントリックなところが気にかかる.サラ金で頭部を撃たれて重傷という設定も,あまり日本ではないことなので,これも少々気にかかるが,主人公の操作力,年賀状を頼りに過去をトラックバックするという姿勢は良い.ただ,最後は少々いただけない.作者に薬品の知識がないと言ってしまえばそれまでだが,人工呼吸器につながれている患者に筋弛緩剤を投与しても何もおこらない(私は現役の医師である).寧ろ,自発呼吸が出て来た患者に投与して,呼吸を抑えるために使う.以前の詳細な調査をしてきて,それを書くことで各種業界を面白く描く作者にとって,最近の医学物になってから,ややレベルが落ちてきたようなことを代表するような残念な記載である. | ||||
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「奪取」「ホワイトアウト」「奇跡の人」など、展開が速くて内容も十分、という のが真保裕一さんの作品だと思っていたのですが、この作品は一気には読めますが、 「何だったの?」という感じがぬぐえません。 数人の方が指摘している、「姉」の人物設定だけでなく、「姉の夫」や「刑事」、 「主人公」など主要な人物すべてがどうもリアリティにかける印象で、感情移入が どうしてもできませんでした。加えて、ストーリーの中に見られる伏線が見え見えで 予想を裏切られるという展開もなく…という状況。以前からの真保ファンには 少々がっかりの出来ではないでしょうか。残念ですが。 | ||||
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18年振りに再会した姉は頭を銃で撃たれ変わり果てた姿になっていた。その後、孤児として親類に引き取られた弟(小児科医者)は、姉の過去を洗っていく物語。 姉の人生は波乱万丈。それだけでもかなり興味をそそられるが、事件を担当する刑事や姉の周辺の人間関係が読み応え充分であった。 後半は内容がやや重く人生経験が少ない若者受けがしない気がしたが、大人の恋愛小説といった感じで一気に最後まで読み切った。結構ボリュームはあるが1.5日で完読。 | ||||
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冒頭、幸せそのもののカップルのデート。結婚に踏み出せない優柔不断な主人公が恋人に『何故小児科医になったのか』その理由を話す。その直後、両親の事故死後たった一人の身内となった『最愛』としか呼べない姉が不慮の事故にあって重篤な状態であるとの知らせが警察から入る。頭に銃弾を受けた姉。養父母の家を出て以来音信不通の状態でどんな人生を送ってきたのか。いったい何があったのか。姉の過去を調べていくうちに変わらぬ姉の強さと一途さに愛おしさで胸を締め付けられ、長く過ごした養父母の家での記憶より姉との短い思い出が鮮明に蘇って来る。互いの養父母の家の事情で違う人生を行くことになった二人だったが、姉の人生には常に自分が居、自分の人生にも常に姉が居た。『何故、小児科医だったのか?』これがページ数わずかになったところでもの凄い衝撃で明かされる。養父母家での姉の扱い・共に住めない心細さと幼さが二人を二度と会えなくしてしまっていた! ラストの主人公の行動に何故?と思ったのは私だけでしょうか? | ||||
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18年振りに会う姉は、火傷と頭部に受けた銃弾による意識不明な状態という衝撃的な状況から始まる物語は、それだけで、期待感が高まる。また、徐々に様々な謎が明かされていくドキドキ感があり、飽きずに最後まで読むことが出来る。ただし、姉の性格設定があまりにも極端なため、共感できず、熱中するほどではなかった。 | ||||
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すでに他の方がこの作品の問題点を語りつくしていますが、あまりにがっかりしたので私もひとこと。 私は真保裕一や東野圭吾や宮部みゆきは、作風が自分に合う合わないは別として、極端な駄作は書かない安定感のある作家だと認識していました。 しかしこの作品は酷かったです。 現実にいたら「はた迷惑」で「変人」としか思えない姉の行動を、全て好意的に無批判に受け入れていく弟。最初はこの認識が何かの伏線なのかと思い我慢して読んでいましたが、途中で「まさか○○が××なのではないだろうな」と思い始め、読み進んでいけば案の定・・・ まさか今更こんな恥知らずなオチを付けているとは思わなかったです。 私は著者の(ミステリー作家という枠に囚われない)ジャンルを縦断するような作品の幅に魅力を感じて今までずっと購入してきましたが、今後の作品を読む気がなくなりました。 昨年読んだ東野圭吾の「使命と魂のリミット」も、個人的にはあまり好きな作品ではありませんでしたが、それでも失望感などは微塵も浮かんでこなかったです。 | ||||
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十八年間音信不通だった姉が、頭部に銃創を負い意識不明で救急病院に搬送された。それは婚姻届を出した翌日の出来事だった。しかも、姉が選んだ夫は、かつて妻を殺めた男で、連絡も取れない。姉の過去を調べ始めた小児科医の押村 悟郎。姉の不審な預金通帳、噛み合わない事実。逃げる男と追う男・・・。 ラストは、切ないです。 皆さん評価が、低いようですが・・・。確かに、恋愛小説なのか、推理小説なのかどっちつかずなのがいけなかったのかな?私は、ジャンルに拘って読む訳ではないので、両方の要素があって面白かったのですが。 | ||||
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真っ赤な表紙に題名の「最愛」と著者名だけがが黒い明朝体で印刷された印象的なハードカバーである。真保裕一の本はだいたい1年に1冊のペースで出版され、それだけじっくり取材、推敲していることが伺えて好ましいのだが、今回の「最愛」は、ちょっとがっかりな出来。ストーリーとしては、若手小児科医の主人公が、長いこと音信不通だった不遇の人生を送ってきた姉がある事件に巻き込まれて重体であるとの連絡が入るところから始まる。どうして姉が事件に巻き込まれたのか、どうして姉は事件の前日に結婚したのかといった謎について、主人公が姉の人生を辿りながら答えを見つけていく。恋愛小説という位置づけだからだろうか、展開がダラダラとしており、いつもの真保小説のキレもない。ちょっと今回の小説は路線を誤ってしまった感じである。次作は、またハードボイルド系の小説を期待したい。 | ||||
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小児科医である主人公・「僕」の病院でのシーンから始まるこの作品ですが、 出だしから何となく唐突な感じす。 多分つきあっているのであろう彼女(親しさが全く伝わってこない)との どうでもいい会話でページだけがどんどん進むなか、 音信不通であった姉がケガをして病院に運ばれたという電話がきます。 その後の養父母とのぎこちない感じ、年賀はがきをたよりに姉の足跡をたどる様子、 因縁を付ける刑事とのやりとりなど、そのどれもが薄っぺらで独りよがりです。 一人称で語られるところがそれに拍車をかけています。 更に小児科医として使命感をもって働いている「僕」が、 突然仕事を何日も放棄してまで姉について調べる意味がわかりませんでした。 ただ、最後に進むに連れてすべてのナゾが解けます。 それで独白のような展開なのねと納得です。 でもこれは小説なんですよね? 日記ではないんですよね。 次にどうなるんだろうという緊迫感がまるでなく、 18年も会っていない姉のすべてを即座に理解して進む主人公に、 不思議な気持ちしかもてませんでした。 | ||||
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真保の作品はほとんど読んでいるが、未だにホワイトアウト以上の作品に出会っていない。 毎回期待して新刊本を購入するのだが、今回は最悪だった。展開といい、オチといい、今までの作品の中でも最悪だったような気がする。 特に最後の20頁は、「アレ」という感じ。「葉桜の季節に……」ほどのヤラレタ感もないし。販促技ではないのかな。作者はこの作品をどう位置づけているのだろう。 | ||||
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16歳の時に分かれたきり18年間一度も会っていない2歳年上の姉が、銃で頭を撃たれて意識不明、と警察から連絡がある。主人公は姉のアパートに行き、姉の持っていた名刺や、姉に届いた年賀状を探しだし、そこに書かれている人物に片っ端に会いに行く。そしてなぜ姉が銃で撃たれたのかを改名していく... のだが。 主人公の行動動機に説得力がまるでない。 そして主人公に突然訪問された姉の知り合い達は、みな素直に「姉はこういう人物だった」と主人公に話をしてくれる。さらに、主人公が「こういうことなのだろう」と推理したことが、すべてあたっている。 なんと都合の良い展開。 気の狂った主人公が、気の狂った姉の痕跡を追いかる、凄まじいまでの御都合主義展開。 陳腐なセリフのオンパレード。 もう真保裕一は終わったな。 | ||||
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幼い頃両親と死に別れ、姉弟でつらい思いをしてきた。そんな過去を織り交ぜ ながら話は展開する。姉はいったいどんな生活をしていたのか?姉はいったい 何をしたのか?そこに隠された真実は?それが知りたくて一気に読んだが、 真相が分かってもそれほどの感動はなかった。姉のエピソードも語られていたが、 ちょっと大げさで、わざとらしく感じた。姉弟の関係は、「そう来たか!」と いった感じだが、「そうしなきゃダメなの?」と思ってしまう。作者はこの作品に なぜ「最愛」というタイトルをつけたのか?その意味がよく理解できない。 恋愛小説?ミステリー?どっちつかずの中途半端なものになってしまったのでは? | ||||
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