■スポンサードリンク
奪取
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
奪取の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.27pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全70件 21~40 2/4ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
終始ワクワク感が止まらない。 章を追う事に完成度が高くなる偽札造り。 楽しいひと時を過ごせる長編エンタメ小説。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
個人読書履歴。一般文学通算375作品目の読書完。2017/05/19 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
個人読書履歴。一般文学通算375作品目の読書完。2012/05/21 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
アマゾン以外のものも含めてそのレビューの高さに期待して購入、購読。 タイトル通りです。 むちゃくちゃな筋書きに、ご都合主義なんてもんじゃないむちゃくちゃな展開。偽札作りへのモチベーションも弱すぎるわ、途中で意味合いを変えるわで全く没頭も感情移入も出来ない。 問題発生→根性でなんとかしました(サラリ)の繰り返しには辟易。主人公チームはマンガレベルの超人的活躍を繰り返すので、ピンチの描写にも全くハラハラ出来ない。それも反則技ばかり。 特に下巻はもうSFの域。 上巻の途中まではスピード感もありその後の展開に期待を持たせただけに落差が酷い。 たぶん、特筆すべきはニセ札づくりの過程における印刷、製紙の知識とかなんだろうけど誰が楽しめるというんだろう??? 全くの駄作。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
山本周五郎賞と日本推理作家賞をダブル受賞した作品らしく、かなりハードルが上がった状態で読み始める事に。 ページをめくってみると、ただのエンタメ。肩肘張らずに、気軽に楽しむもののようです。 映像化しても面白そう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
しつこいくらい細かな描写だけど、 それでも読ませる勢いが凄くて圧倒されます。 引っ張ったそのオチもまた唸るような展開で、 最後までワクワク感が止まらなかった。 犯罪なのにめちゃめちゃ犯人を応援したくなる 最高のエンターテイメント作品だと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
偽札造りの手法がてんこ盛りで よく調べてあるなぁと感心しました。 上下2巻ありますが、ストーリーの展開、 スピード感もあって、読み応え十分です。 自分にも偽札が作れるかもと思ってしまいました。 スッキリできる小説です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
真保裕一作品は数多く読んできたが、結局「奪取」を超える作品には出会えていない。 もう13,4年前に読んだので細かい内容まで覚えていないが、偽札作りをする主人公たちを 応援しながら一気に読み進めた記憶がある。 当時に比べて紙幣作りの技術も大幅に向上しているだろうから、今読むとどうなのか?と いう不安も残らないではないが、面白さは不変だろうから、真保裕一の何から読もうか? とお考えの方には「奪取」を熱烈にお薦めする。 ちなみに文体ではシリアスタッチの多い真保裕一作品の中では異色の部類に入ると思う。 どちらかというとかつて人気を二分していた東野圭吾に近いようなイメージがある。 またこんな感じの作品書いて欲しいなと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
偽札作りを通じて、紙の素材や印刷技術についての知識が得られます(笑)。でも、いったいどこから この情報を得たのか、不思議に思いました。財務省印刷局に直接訪問して聞くのも、目的が目的だけに難 しそうですし。それともフィクションでしょうか? 最初は面白かったのですが、途中からあまりにもマニアックな印刷技術の話が多く(やさしく、興味を 引くように書いてはいますが)、飛ばし気味に読んでしまいました。目標とタイムリミットがあると、人 間、モチベーションが高まるものだと思いました。 下巻でどのように話が展開していくのか、楽しみです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
偽札造りにのめり込んでいく人たちの物語。”偽札造り”と聞いてパッと思い浮かぶような話は第一部で終わる。この第一部だけでも一つの話が書けそうなくらい面白い。だが、そこからの展開はもっとすごかった。第二部からは完璧な偽札を造り始める。“完璧な偽札を造り上げることができれば、誰も気づかず、誰も傷つくことはない。いわば、完全犯罪も同じだ。そうなればもう、偽札造りは犯罪を越える。”(上巻P434)偽札造りに対する情熱が異常。ここまでやるか!偽札造りに関してかなり細い描写が出てくる。こだわりすごいな。とりあえず、一つずつ難関を突破していく雰囲気を楽しみました。常に、偽札造りに”締切り”があったのが良かったのだと思う。時間に追われる感じと相まって、終始ドキドキしっぱなしだった。一人ひとりの行動も話の展開にも、きちんと必然性がある。このあたりは作者がこだわりを持っているところらしい。素晴らしい。最後はやや駆け足だったが、最後の1ページまで楽しかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読んだのはかなり以前だが、いまだにその時の面白さが忘れられない。 偽札を作る人々を描いた長編小説。文章のタッチは軽妙なのだが、技術面でも徹底した取材に基づいていて陳腐さがない。次々と展開が変わり、早く続きを読みたいと思わせる希有な作品だ。暴力や殺人シーンなども登場するのだが、少しも血なまぐささがなく、最後までハラハラドキドキを楽しませてくれる。 もともと連載だったらしく、かなり長いし、ところどころにご都合主義的な部分もあるが、それらを感じさせることもなく、一気に最後まで読ませてくれる。また、最後まで読んでみると、○○○(ネタバレになるので秘密)にまで工夫が凝らされていることがわかり、さらにウーンと唸らせてくれる。 とにかく、私としてはお勧めの一冊だ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
偽札づくりのある意味で青春モノ。大雑把なものよりも、ディテールまでこだわった作品が好きな人にお勧め。長編ですが、展開が面白く、テンポ良く、飽きることなく読めます。時間がある時にどうぞ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
友達に進められて読みました。普段あまり小説を読まなかったのですが、この本を少し読んだら時間を忘れて本の物語の中に吸い込まれました。映画化にはならないのかな?すごく面白いです。これをきっかけに小説を読もうと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
2種類の「そりゃないだろう」がある。 1つは15年前でもありえないこと。いくら信金だとはいっても銀行員が確認もせずにハリボテの店舗を信じることはないだろう。ヤクザもここに書かれているほど甘くはなく、警察が嫌疑をけけている者の住居を取り囲んだりはしない。しかし、この辺はご愛嬌の範囲。 もう1つは、15年前ではありえても、現在であればありえないこと。なんといっても、情報通信技術の格差。当事の「ハイテク」には隔世の感を感じてしまう。携帯電話の普及率はかなり低く、携帯電話での連絡は「当り前」のレベルではない。また、紙幣鑑定機の解析データがフロッピーに納まるってもの今じゃ考えられない。モラルの水準も今と違う。「リベンジのためなら麻薬取締法くらい少々抵触しても」という感覚は現在は受け入れられない。また、若者の話し方も、今からみれば「こっぱ恥ずかしさ」を感じる。 もっとも、後者の「そりゃないだろう」については、15年前の世相が表現されていて非常に趣を感じるのだ。例えば、「点と線」を読んだ時に、現在では成立しないトリックに当事の情報伝達のレベルや社会情勢を感じ、タイムスリップした感覚を覚えるとの似ている。 それもこれも、筆者のディーテールへのこだわりによるところが大きい。紙幣や情報通信技術に関するディーテール、割に合わないといわれる偽札作りにのめり込んでいく展開のディーテルへのこだわりがストーリーにリアリティーをもたせている。是非とも10年後にもう一度よんでみたい。90年代の世相がより際立って理解できはしても、決して古臭いと感じることはないはずだ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
単純に面白いですね。長編ですが、テンポ良く読めます。 印刷手法などに関しては文字だけの情報なので、一読しただけでは少し分かりにくいです。しかしそれを差し引いても、ずば抜けて面白いです。 今もどこかに偽札作りに没頭している人がいたりして…。 オチの意外さも驚愕でした。エピローグは必要なかったかもしれませんが。 ぜひ読んでみてください。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
1巻があまりにも面白かったので、ひきこまれて読んだら、オチがダジャレ・・・。 それさえなけりゃ☆5なんだけれど、オチで全部台無し。 綿密に取材されているであろう作品なので一応☆2です。 紙幣が変わったのもこの作品が影響しているのか?と思えるほど、ニセ札製造法が説得力があります。 それだけに残念な作品ですね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
主人公は、テレカの偽造や、外国の通貨を使ってゲーセンで遊んだりしている、ちょっと不良の若者2人。その1人がヤクザに1200万円の借金を作ってしまった。そこで2人が考えたのは…偽札作りである。 この作家にしては珍しく、文体が軽く、読みやすい。重厚で丁寧な文体でしか書けないと思っていたのだが、それは誤解だったようだ。ダブルでエンターテインメント系の文学賞を取ったのもうなずける。 主人公たちは、いいアイデアを考え出し、それを実行に移していく。計画した犯罪を実行するために準備をするのだが、その様子が実に細かく描かれている。模倣犯が出ないかと心配になるくらいだ。ひとつひとつ課題をクリアしていく彼らに、知らず知らず感情移入し、応援している自分に気がつく。これこそ、クライム・ノベルの真骨頂である。ノリの軽い会話、割とスピーディーな展開。この作家にしてはホント珍しい。しかし、これだけならこれまでのクライム・ノベルにもありそうな展開である。そこからもう一ひねりを加えなければ、文学賞など取れない。頭脳的な犯罪、アクション・シーン、そして緻密な構成。すべてが相まって、この小説を一流のクライム・ノベルにしている。今までの真保作品からは予想できない小説である。文体、テーマ、そして読みやすさ。エンターテインメントとしては最上級と言ってもよい。偽札を作り、人をだますのだが、その動機が納得できるものであるため、主人公たちにすんなりと感情移入できる。 この作家らしく、かなり長い物語なのだが、この作品ばかりは文句のつけようがない。Page Turnerとは、こういう作品のことを言うのであろう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
偽札づくりに青春を捧げる若者の話。 主人公たちのその半端じゃない情熱と結束力に気づいたらどんどん引き込まれ、 そして、その危なっかしさにドキドキハラハラ。 途中から登場する謎の「じじい」のキャラがまた最高にいい。 友情あり、恋(?)あり、笑いあり、涙ありの、エンターテイメント小説であり青春ドラマ。 印刷や製紙の技術や細かい説明のくだりは少々退屈だが、その部分はナナメ読みしてもじゅうぶんついていける。 気合いを入れて読むミステリーとは違い、むしろ休憩や息抜きに気軽に手にとってほしい作品。 頭を空っぽにして楽しんでみてほしい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
500ページ以上あったが、続きが気になって一気に読んでしまった。偽札作りについて入念な調査をしており、紙質、すかし、色使い、スキャナーの使い方等、詳細まで描かれていた。あまりに細かすぎて分からない部分も多かったが、ストーリーが抜群におもしろくて、やくざとの闘いも見どころが多かった。特に水田のじいさんを取り戻す場面は計画も緻密で読み応えがあった。最後の仕掛けも手が込んでいて、本当に最後まで目が離せなかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
なかなかやりますな、真保裕一さんは。 前から気になっていましたが手にしていませんでした。やっぱり長すぎるのがネックでした。 でも、先日中古で「奪取」を上下巻買いました。中古だったら長すぎて飽きて読まなくなっても諦めがつくかなと思って買いました。 しかし、この判断は間違っていました。 初めからスピード感溢れるストーリー展開で最後まで一気に読んでしまいました。「あ〜、新品で買えば良かったなぁ」と後悔です。 話の内容としては「偽札造り」での復讐劇なのですがユーモア有り、恋愛有りで偽札だけで終わってないのもいいです。 ただ製紙技術・印刷技術に関するくだりは難しくて理解出来ず軽く飛ばしてしまいました。 最後の落とし方は「ルパン3世」的な臭いもしますがこれはこれで楽しめました。 他の人にお勧め出来る1冊(2冊)です。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!