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奪取
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奪取の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.27pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全57件 1~20 1/3ページ
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偽札作りのリアルが伝わってきます。 テンポも良く、登場人物に共感し引き込まれます。 面白かったです。 | ||||
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このミステリーは、凄い!!いろいろミステリーを読んだが、緊張と緻密性、更にはお笑いが重なっており、私の中では1、2を争う。とくに「じじい」の活躍がそりゃなんと凄い!! | ||||
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前半に比べれば、後半は少しダラダラかな? | ||||
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前半は非常に面白かった。 | ||||
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主人公たちが仕掛ける騙しの手口が見事で、ストーリー展開も波乱に富み、アクション場面も派手で、手に汗握るエンターテイメント性抜群の作品だった。 登場人物がそれぞれ個性的でバイタリティーに溢れていて、特に水田の爺さんのスーパーマンぶりが凄すぎる。 作品中に書かれている贋札作りの作業は試行錯誤の連続であり、膨大な時間、手間、経費がかかりそうで、よくこんなことをしようとする気力が起こるなと感心した。 主人公のコンピューターに関する知識、度胸等もすばらしく、落ちこぼれではないし、贋札作りではなく、もっと健全で有意義なことにその能力を活かすべきだと思った。 印刷、製紙などの技術的な説明がかなりの部分を占めているのだが、正直、読むだけでは理解できず、その部分に関しては字面を追うだけの苦しい読書になった。 最後の三段のオチも、この作品の締めくくりに相応しいすばらしいものであった。 | ||||
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「馬券偽造師」なる文庫本から本作を知って読み終えました。偽札造りに走る理由がヤクザのベンツの修理代という、しょうもない理由ですが、そこからATMの紙幣判別機の入手に進み、ATM用の偽札造り、換金、とどんどん転げ落ちていきます。一冊を通して頻繁に出てくるヤクザが、逃亡者視点の緊張感を保ち続けます。 読み進めるうちに面白くてはまっていき、雅人との別れ、じじいとの出会い、富士でのじじいと幸緒との3人の秘密生活、5年後の3人の邂逅、そして究極の偽札造りと話はテンポよく進みました。大舞台の後、最後の最後にどうしようもない大ポカで途方に暮れる3人ですが、とりあえずの復讐はできたということで、若い3人の歯がゆさを感じながらもなぜか気分はすっきりする終わり方でした。 取材に基づく詳細な描写が非常にリアルに偽札作りの現場を浮かび上がらせます。プロが見ても気づかないほどの偽札を作れる3人。もはやその腕で普通に飯を食って行けそうですが、これからも続けるのでしょうか?読み終えてなお、若い3人のその後を想像してしまうほど、人物設定と描写も見事です。 本作は新聞連載の時からは内容が変わっているようで、終わり方は連載時とは違うようです。連載時はどうだったのか知りたいですが、図書館などでもう20年以上も前の新聞のマイクロフィルムなどを探す気にはなれないので残念です。エピローグはちょっとした種明かしで思わず「なるほど!」って思ってしまいました。 | ||||
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※できるだけネタバレは避けましたがミステリーではないので許してください 基本的に主人公が犯罪を犯さない小説は読みませんので参考になるかどうか 現実の中の非現実、西洋の物語やファンタジーではなく日本で起こりえる非現実を好む読者です 凄く勉強しながら書いているんだなと勉強しながら読みました ドラッグ等を題材にした小説はあまりにもドラックに惹かれてしまうのですが偽札造りはマネしようとは思わないですよね 犯罪は人を傷つけるものですが完璧な偽札はもはや造幣であり、人を傷つけません 主人公はそのような正義を得ながら偽札造りに魅せられていきます 汚い小金稼ぎの若者が職人になっていく様は「もう立派な仕事じゃん」と犯罪であることを忘れてしまいます その過程は細かく描写され、いかに偽札造りが他の犯罪と比べ割に合わない行為なのかをわからせてくれます 窃盗を犯すような千歩譲っても善人ではない彼が儲かってしかたないケシや大麻やケミカルドラッグではなく何故偽札造りを選び、その面倒を抱えるのか、それは読まなければわからないですね 何度読みかえしてもワクワクする小説を得るのはそうそうないので嬉しい限りですね | ||||
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美品でスムーズな取引が出来感謝です。 久しぶりに面白い推理小説に出会えました。 | ||||
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真保さんのは初めて読みましたが最高ですた。読みやすくストーリーも二転三転一気読みでした。読んで損は無いと思います。他の著書も読んでみたいと思います。 | ||||
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上巻が読み終わるとすぐに下巻が読めて良かったです。商品がとてもきれいでほんとよかった。 | ||||
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なし............................ | ||||
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むかーし、単行本で読んだことがあってそれ以来真保裕一さんのファン。気に入った本は手元に置いておくのにこれは失くしたので改めて中古だけど買いました。内容もテンポもワクワクしながら読めて面白いです。真保作品はほとんど読んだけど、これが一番大好きです。 | ||||
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終始ワクワク感が止まらない。 章を追う事に完成度が高くなる偽札造り。 楽しいひと時を過ごせる長編エンタメ小説。 | ||||
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個人読書履歴。一般文学通算375作品目の読書完。2017/05/19 | ||||
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個人読書履歴。一般文学通算375作品目の読書完。2012/05/21 | ||||
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しつこいくらい細かな描写だけど、 それでも読ませる勢いが凄くて圧倒されます。 引っ張ったそのオチもまた唸るような展開で、 最後までワクワク感が止まらなかった。 犯罪なのにめちゃめちゃ犯人を応援したくなる 最高のエンターテイメント作品だと思います。 | ||||
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偽札造りの手法がてんこ盛りで よく調べてあるなぁと感心しました。 上下2巻ありますが、ストーリーの展開、 スピード感もあって、読み応え十分です。 自分にも偽札が作れるかもと思ってしまいました。 スッキリできる小説です。 | ||||
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真保裕一作品は数多く読んできたが、結局「奪取」を超える作品には出会えていない。 もう13,4年前に読んだので細かい内容まで覚えていないが、偽札作りをする主人公たちを 応援しながら一気に読み進めた記憶がある。 当時に比べて紙幣作りの技術も大幅に向上しているだろうから、今読むとどうなのか?と いう不安も残らないではないが、面白さは不変だろうから、真保裕一の何から読もうか? とお考えの方には「奪取」を熱烈にお薦めする。 ちなみに文体ではシリアスタッチの多い真保裕一作品の中では異色の部類に入ると思う。 どちらかというとかつて人気を二分していた東野圭吾に近いようなイメージがある。 またこんな感じの作品書いて欲しいなと思う。 | ||||
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偽札造りにのめり込んでいく人たちの物語。”偽札造り”と聞いてパッと思い浮かぶような話は第一部で終わる。この第一部だけでも一つの話が書けそうなくらい面白い。だが、そこからの展開はもっとすごかった。第二部からは完璧な偽札を造り始める。“完璧な偽札を造り上げることができれば、誰も気づかず、誰も傷つくことはない。いわば、完全犯罪も同じだ。そうなればもう、偽札造りは犯罪を越える。”(上巻P434)偽札造りに対する情熱が異常。ここまでやるか!偽札造りに関してかなり細い描写が出てくる。こだわりすごいな。とりあえず、一つずつ難関を突破していく雰囲気を楽しみました。常に、偽札造りに”締切り”があったのが良かったのだと思う。時間に追われる感じと相まって、終始ドキドキしっぱなしだった。一人ひとりの行動も話の展開にも、きちんと必然性がある。このあたりは作者がこだわりを持っているところらしい。素晴らしい。最後はやや駆け足だったが、最後の1ページまで楽しかった。 | ||||
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読んだのはかなり以前だが、いまだにその時の面白さが忘れられない。 偽札を作る人々を描いた長編小説。文章のタッチは軽妙なのだが、技術面でも徹底した取材に基づいていて陳腐さがない。次々と展開が変わり、早く続きを読みたいと思わせる希有な作品だ。暴力や殺人シーンなども登場するのだが、少しも血なまぐささがなく、最後までハラハラドキドキを楽しませてくれる。 もともと連載だったらしく、かなり長いし、ところどころにご都合主義的な部分もあるが、それらを感じさせることもなく、一気に最後まで読ませてくれる。また、最後まで読んでみると、○○○(ネタバレになるので秘密)にまで工夫が凝らされていることがわかり、さらにウーンと唸らせてくれる。 とにかく、私としてはお勧めの一冊だ。 | ||||
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