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月神の浅き夢
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月神の浅き夢の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.45pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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何とか最後まで読んだが、途中何度も読むのをやめたくなった。あまりにもひどい。 | ||||
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読書中に感じ続けた胃の腑が重くなる感覚と、禅問答のような問いかけの数々に、読後もズツシリと重たい何かで身動きができなくさせられる作品。 なのに、シリーズ継続を望んでしまうのは、かなりヤバいかも! | ||||
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胸が痛いストーリーでした 読み進めるのが辛いのに何故だか止まらず 気が付くと3冊読了 人は残酷で 人は寂しくて 人は弱くて でも愛しい | ||||
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この本は、単体としても、大傑作です。ただ、20年前に初めて読んだ時には、これほどのものだとは思いませんでした。麻生と山内練の一連の物語を読んで、やっと分かりました。人間のどうしようない業、性(さが)。絶望の中でも、生きることによってしか癒せないものがある。知ってしまった今、麻生と山内練とRIKOの物語が始まってしまいました。とてつもなく長い物語。なぜ、柴田よしきさんが、RIKOシリーズを、ここで止めてしまったかが、分かりました。これは、終わりのない物語なんだ。 | ||||
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何度も読み返しているお気に入りのシリーズ。 練と麻生の関係がどうなっていくのかが気になるところ。どんな完結を迎えるのか、柴田先生に早く物語を紡ぎ出してもらうことを切望します。 | ||||
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擦り傷やへたり・汚れ等もなく綺麗な状態で届いたので大満足です。 | ||||
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ちょっと信じられないくらい物凄いヒロインです。強いです。美人なのも素敵。 | ||||
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これほどに深い愛を書ける作者は一体どれほどに深い愛を知ってるんだろう?と思ってしまいます。 RIKOの奔放さ、取り巻く男達の野蛮さ、事件の凄惨さなど、誰もが読んで楽しめる作品・シリーズではないかもしれません。 しかし、そのRIKOの優しさがなければこの作品は成り立ちません。事件解決までに至るストーリーも、RIKOがいなければ間違いなく解決しない(決して優秀な刑事だからというだけではなく)という事は読めばわかります。 性愛描写では賛否両論あるかもしれませんが、間違いなく最高の本格推理小説でしょう。 | ||||
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<RIKO>シリーズの第2弾が少し残念な仕上がりでしたが、この第3弾は期待を裏切らないパワフルさでした。1つだけ残念なのは、麻生と寝ようがRIKOに言い訳はいらない、という点でしょうか。多分、作者のRIKOへの愛情故かと思うのですが、RIKOに言い訳はいらない、と私は思います。同時に、作者も犯人も刑事もヤクザまでも心情や他人の私生活まで吐露し過ぎる点も気になります。会話主体でかつ会話が得意な柴田先生なのでスタイルでもあるかと思うのですが、しゃべらずとも漂わせる・分からせる実力のある作家さんになられたと私は信じています。やはり、ヤクザや刑事がベラベラと動機や心情を冗長に吐露すると学生の同好会みたいな感じがしてしまうのでちょっと情けないかなぁ、と・・・これは単に私の好みかな? RIKOシリーズ、次を期待します。彼女の痛さは現代女性の働く痛さでもあると思います。その点も共感を呼ぶのだと思います。彼女は年齢的にも難しい年頃にさしかかってきています。つまり、女性の容姿や若さの魅力が職場でも作品にも使い難くくなる点。今後はRIKOシリーズは、花咲シリーズや錬を書くより難しいのでは?と思えますので、柴田先生がどうRIKOを御していかれるのか、それ故ますます続編が楽しみです。 奈美先生主役の本も書いて下さい〜 | ||||
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過去の憎しみや悲しみが、何倍にもなって現在にうごめいている。人は決して癒えることのない心の傷を抱えていると、思いもよらぬ行動を起こすときがある。もう戻れないおだやかな生活。どこで道を間違ってしまったのか?誰が自分の道を変えてしまったのか?そういう思いの中から、犯罪が生まれた。犯罪の裏に隠された人の心に触れたとき、緑子は苦悩する。彼女のその思いが、読んでいる者の心を強く揺さぶる。緑子はこれからも、人の心を思いやれる刑事であり続けるのだろう。それが彼女にとって一番ふさわしい生き方のような気がする。 | ||||
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女刑事<RIKO>シリーズの第3弾は、母親となり、愛しい男と共に暮らし始めた緑子が、刑事という命の危険に日常的に晒される仕事を続けるべきか悩み続ける主軸に、若く美男子の警察官だけが無残な遺体となって発見される猟奇的連続殺人事件の裏に潜む不幸な過去を持つ2人の少女の物語を絡め、否応なしに事件の渦中へと肉薄してゆく緑子の「刑事ならでは」の勘が冴え渡っている。 私自身はサラ・パレツキーの<V.I.ウォーショースキー>シリーズや、本書の<RIKO>シリーズのように、ギリギリまで自らの心と体を傷つけられながらも犯罪を追うタフな女性ミステリが好きなのだが、それは彼女たちに対する憧れとともに、その先に「何」があるのか、著者は主人公を通して「何」を読者に提示したかったのか知りたいからなのだと思う。本書で特筆すべきは、インテリ・ヤクザの山内の格好良さ。「聖母の深き淵」では落ちなかった私が惚れてしまいました(笑)。 | ||||
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