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オイディプス症候群
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【この小説が収録されている参考書籍】
オイディプス症候群の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.09pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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賞をとったこともありその時点でハードカバーの小学生の辞書並みの物を購入しました。 矢吹駆シリーズはこの本から入ったことになります。 読み終わった後にどうにもすっきりせず、前小説ともいえるサマーアポカリプス、バイバイエンジェル等も読みましたが、どうも好きになれません。私は登場人物がどの立場であろうと、その人物の立ち位置で読むのですが、主人公の矢吹駆に全く魅力を感じないためか、ヒロインにも毎回おなじみの敵役にも感情移入できません。全てが小説の中の重要登場人物というよりも、役を振り当てられただけの仮面をつけた人物にしか思えないのです。 大好きとまではいえませんが、同じ薀蓄を語る主人公のほうならまだ京極堂の方がよい。 大体どの分野の小説として読めばいいのでしょう。推理小説?いやいや薀蓄本?はたまた批評本?それとも全てを統合したお話として読めばいいのか。 結局全てが中途半端な感がして、矢吹駆がごちゃごちゃと語っているところを除いて推理小説としたら犯人も動悸もトリックも?という感じです。 哲学のことを知りたいなら、哲学者が書いた本を私は選びたい。 中途半端な知識を推理小説の中に無理矢理入れ込んだ気がしてなりません。 無理に小説など書かずに、評論のほうに集中されればいいのにと思いました。それとも評論を推理小説の形で表した新しい試みととらえればいいのでしょうか。 | ||||
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