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モンスター
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モンスターの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.63pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全517件 381~400 20/26ページ
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| どんなひとでも、外見に気に入らない部分があると思う。 仕方ないと放置するひともいるし、どうにかお金で解決するひともいる。 そんな醜い部分でも、しばらく付き合っているうちに大した問題ではないと思えてくるかもしれない。 自分が和子だったらどうだったんだろう、と自問しても答えは出てこない。 男×男の話をすると、こちらの世界では、もう本当にタイプはバラバラ。 デブ好きのひともいれば、父親くらいの年の男にしか興味がない若い子もいる。 そういう嗜好がゲイメディアで広まっているので、デブも年寄りも希望を持てる。 ブス専なんて言葉を聞いたことがあるけど、どれくらいの男がそうなんだろうか? 街を歩いていて、女性をあまりよく見ないからわからないけど、和子並のブスっているんだろうか? 歩いてくるどのひとを見ても、対して変わりはなく、その時の流行りの髪型・服装、メイクのせいで顔も同じに見える。 自分には見えてないだけなのか、男がどういった外見の基準で女を選ぶかわからない。 でも、平均以下のひとでもカップル成立して街を歩いてるから、みんな外見には妥協しつつも内面の質にこだわってしっかり選択してるんですよね? モンスターは極端な話ではあったけど、美を追求する心理やその先にあるものが考えられておもしろかった。 子孫繁栄からは遠のいてるのに、異性へのアピールである美の追求には拍車がかかってる矛盾。 ここでも自然が、経済やあらゆる要素で歪められてますよね、なんてことにも思いが馳せられて。 | ||||
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| 男の本能的な内面が上手描けてると思います。 女性の本質は私自信男なのでその全ては理解出来ませんが、少なくとも男と女とでは考え方が根本的に異なる生き物なんだと読んで思いました。 この本に出逢うまで女性の好みの問題として、今まで出来るだけ素っぴん美人の子とお付き合いしてきました。理由は化粧の濃い子が好きではないこと。それは見てくれ云々ではなく、化粧で綺麗に見せたいが為に本当の自分を偽ってるかのように感じられて好感を持てないことにありました。ある日若い後輩が友達と撮ったようなプリクラを見せてきました。プリクラに写ってる彼女の目は大きくキラキラ映えてて、まるでアニメ顔と言ったらよいのかお人形みたいでした。正直気持ち悪いのが半分と可笑しい気持ちになりました(笑) なので恋愛対象におけるのは化粧の薄い、少ししかいじってない元が綺麗な子に片寄ってました。 この本には女性としてどうあるべきか、美の追求、整形してまで変わりたいなどありますが、それはやはり辛い醜い過去があるからこそ出来たんです。 現代人女性において整形に対してどのような意識があるのかも気になるところなんですよね。 最近では周りで離婚と言う言葉をよく耳にします。自分達の両親のような昔堅気でいつまでもお爺ちゃんお婆ちゃんになるまで一生を共にするなんて一概に言い切れない時代。 少しずつ変化のある堅気も薄れてきた現代日本、、この先美の追求や消費者(男)が求める限り整形もまた女性にとって身近な美容の手段に取り入れられるんではないかと思いました。 日々変化してるのは築いてく物ではなく人間の進化における過程なんですよね。それらを踏まえ化粧で綺麗に可愛く魅せてる女性に対しての偏見が多少無くなりました。 機会があれば女性に美についてどんな意識があるのか掘り下げて話したいと思いました | ||||
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| 整形なんて→整形してもいいんじゃない と考え方を変えさせられました。 驚く描写表現 すごいです。 いや〜 整形の話かと思っていたが、イヤイヤ深い 女性には読んでほしくないな・・・・・・ それと百田さん! ナンパしたことあるでしょ! それも結構頑張ったでしょ 実際にナンパしたことないと、あの描写は出来ないですよ | ||||
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| 期待して読みましたが、いまいち。。 気持ちは解るんですけどね。。 | ||||
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| さすがの取材力に脱帽です 上辺だけではなく真実に近いものがが書いてあると思います | ||||
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| 女の子が 美人に生まれなかったらどんなに 卑屈になるかを 男の筆者がよく観察してるなーーと感心しました。 美しく生まれた人の何気ない一言に 一生心の傷になるなど 美人には 感じないんだろうなー・・ | ||||
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| はっきり言ってつまらなかったです。 そして主人公の女性にもそれほどは共感できません。 僕は男性なので女性の美や可愛さへのこだわりを厳密に理解することは難しいですけど、「女性にとって男性に選ばれること、男性からモテることはそこまで重要なのか?」と疑問に思いました。 別に趣味の世界に夢中になってもいいし、仕事に夢中になってもいいじゃないですか。 そういう男性もたくさんいるんだからそういう女性がいても全然いいと思います。 男性(まあ主にイケメンに限るとは思いますが)からモテることにあそこまで執着する主人公の気持ちがそれほど強くは理解できませんでした。 女性は男性ほど性欲は強くないですし、モテることにあんなに必死になる必要はあったんですかね。 あと主人公の悪質さ(過去に自分に嫌がらせをした男性や、自分を振った男性に暴力行為をするよう知人男性に頼む部分、そしてメチルアルコールの一件)には本当に不快になりました。 特に大橋が気の毒すぎます。 あとこの小説の世界の女性たちの喋り方にかなり違和感あります。「〜ですわ」とか「〜かしら」とか。いつの時代か知りませんが、携帯電話も出てきたしそんなに昔の日本ではないはずですが・・。 また、男性をやたらSEXに固執した存在のように描かれていたところも同じ男性として非常に不快でした。まあ全面的な否定まではしませんが・・。 そして賛否が分かれてるようですが僕はこの小説は断じてハッピーエンドではないと思います。 読後感のいい小説でないことは確かだと思います。 それほど独創的な小説とは思えませんが、よく映画化しましたね・・。 僕は見に行きませんけど・・。 | ||||
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| 先日、私は親知らずを抜きました。私の親知らずは顎の中で横向きに生えており、抜くために顎の骨を削りました。 抜くときのゴリゴリと骨を削る音の恐怖と、麻酔が効いていて無感覚の恐怖。 そして麻酔が切れた後の激痛。 痛みが治まるまで2週間かかりました。 たかだか親知らず一本でヒイヒイとのた打ち回っていた私には、顎を切る、健康な歯を全部抜くなんて。 しかも莫大なお金をかけてまで。絶対無理。 そう、無理なんです。普通なら。 でも美しくなりたい一心で、このヒロインはそれに耐えるのです。 その美に対する凄まじいまでの執念の恐ろしさと、本当は女として幸せになりたかっただけなのに、 幸せに生きたいだけだったはずなのに、どんどん人生がねじ曲がっていく様子が悲劇。 そしてヒロインの報われなさに号泣してしまいました。 映画もぜひ観たいと思います。 | ||||
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| 整形に整形を重ね、人生を変え、命を縮める凄まじい女の話だ。 和子は外見を変え、幸せな人生を手にいれたのか。 幸せな人生を手にいれたのだと信じたい。 少なくとも彼女は、美貌と引き換えに、人生をまっとうすることを捨てたのだ。 その覚悟が、そのある種の潔さが、彼女の美貌を単なる外見上の美しさにとどまらせない、 儚さを含ませたのだと思う。 それを支えていた淡い恋が実って完遂した彼女の積年の思い。 これは誰が何と言おうとハッピーエンドである。 | ||||
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| 久しぶりに、本を読み、はまりました。あっという間に読んでしまい、少し寂しい気持ちになりました。 自分も、少しくらい整形してみたい・・なんて思っちゃいました。 | ||||
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| 女性の目からみた、世の中の仕組みがわかる本。。。容姿の劣ることが女性世界においてどれ程、辛いことか!男性社会では、ブ男でも救われる道があるが、女性の場合は深刻だ。過去にこれまで、ブスの目線で作られた小説があっただろうか?解説の言葉にもあったが、この物語は現代女性版の立身出世物語。(最下層の化け物的ブスから、誰もが振り向く美女になっていく)主人公がどんどん美しくなり、周りの世界が変わっていく。そして、ブス時代に受けた心の傷を癒すためか?心の闇がなせる業なのか?次々と昔の復讐を果たしていく。そんな立身出世物語だけに読者を痛快にさせること間違いなし。この物語を読んでいて男性の立場でドキッとすることがある。世の美女たちは、男たちを冷静に見ているということ。そして男性よりも女性の方が計算しているということ。世の男性の行動は見透かされている!男と女の心理を勉強できる一冊ですね。 | ||||
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| 「若さ」とか「老い」とか「美しさ」とか、そして女の人生について考えさせられました。 最終的に主人公は幸せに人生の幕を閉じたんじゃないのかぁ...。 しかしこの作品に出てくる男どもはどいつもこいつも(苦笑) 男の心理はなかなか理解できませんが、こんな人ばかりではないと思いたいデス・・・。 | ||||
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| 世の問題は見かけが左右していることは否めない。造形が美しい者は得をすることは間違いではないし、「人は見かけではない」なんていう正論は真っ平ごめんだ。持って生まれた造形だけではなくそういった「美」は努力によっても作られるものであるからだ。意識していなくてもそういったイデオロギーはどこにでも存在している。綺麗事ではないことに足を踏み入れて書いているのは面白いと思った。ただ男性目線というのを少なからず感じてしまった。「美」は本当に難しくて一概には言えない言葉だ。だって人間には必ずフェチがある。主人公は顔の造形にも完璧ではない「美」を取り入れて一段階更に美しくはなるが、そこにはフェチが足りないんじゃなかと女は思うのです。結局主人公が嫁には勝てないのも男目線かな。ある意味そこがリアルなんでしょうか?でもそれって男性のリアルなんではないでしょうか? | ||||
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| 風景描写がしっかりしていて、まるで映画を観ているような感覚です。『人は見た目ではなく中身だ』という上辺の言葉がバカらしくなるほどの綺麗なものに惹かれていく人の心理が忠実に描かれていて女性はもちろん男性も楽しめる内容でオススメです | ||||
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| 小説としておもしろいですが、個人的に主人公の生き方が好きになれない感じがぬぐえず、最後まで後味の悪さが残りました。 | ||||
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| なかなかおもしろかった。男が何を求めているか…何か分かった上で、自分の足りない物に気付き、即座に行動…女の『美』への執念が怖い(笑)。特に整形していく過程でのリスクがリアルだった。 | ||||
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| 主人公が整形手術を繰り返し、自分をいじめていた男女に復讐していくのは面白く、 あっという間に読める。 ただし他の方が書かれている通り、アラが多い。 たとえば「英検一級や秘書検定を取ったのに、就職できなかった」というエピソード。 英検1級は帰国子女ですら落ちることのある難関試験。 短大生で英検1級を取るほどの英語力があれば、たとえ顔が悪くても、そこそこの企業に入れるのでは? もしかすると、英検2級と勘違いしていないだろうか。編集者がちゃんとチェックすればいいのにと思った。 整形外科医が「混血でもないかぎり、ほとんどの日本人は目に蒙古ひだがあり、 小学校の卒業アルバムではほぼ全員蒙古ひだがある」と説明し、 主人公が「じゃあ、女優やモデルはみんな整形してるのね!」とほくそ笑むシーン。 これは嘘で、日本人でも蒙古ひだがない人はたくさんいる。また子供の頃に蒙古ひだがあっても 成長とともに顔の脂肪がとれて、自然になくなる人もいる。 つまり蒙古ひだがないイコール、100%整形ではない。 これは話の盛り上がり上、必要なエピソードかもしれないが、 読者の誤解を解くために、巻末に注釈くらい入れるべきではないだろうか? (本気で誤解しているのかもしれないが) ジェットコースター的な展開が、飽きさせないので、暇つぶしに読むには最適。 | ||||
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| 女性の感情、男性の感情。女性の素晴らしさ、男性の性(サガ)を描いた作品。読み応えあり!! | ||||
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| 読んでしまいました、読んだ後は友人のところをぐるぐる回っているようです(^^) | ||||
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| 前半のブスや美人の話しは冗長で退屈であるが、整形手術あたりから結構面白くなる。男の恋愛の本質をセックスと決め付けたりとか、説得力はあると思う。これが女性作家なら男の心理をどう描くだろうかと思った。後半は昔の恋人を捕獲するための女の計画とか駆け引きが面白い。しかし最後が物足りない。どのような結末になるのか、ワクワクさせておきながら平凡な純愛もので終えた。ここはやはり、サスペンスで締めくくるべきであったと思う。例えば急速に老化が進んで美女が醜女に先祖がえりしたとか・・・。 | ||||
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