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モンスター
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モンスターの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.62pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全513件 481~500 25/26ページ
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この著者の作品は初めて手にとりましたが、女性や男性の赤裸々な感情描写や、具体的な美容整形の記述が多く、ぐいぐいと引き込まれ、一気に読了しました。 醜い女性の心の襞、そして苦しみと葛藤が手にとるように伝わってきて、心が痛くなるほどでした。ストーリーも、かなりリアルで、実際、このような人生をたどっている方はいるのではないかと思われました。ぜひ映画やドラマでの上映を期待します。 | ||||
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この本には衝撃を受けた。 人並みはずれて醜く生まれた女性が、ソープやヘルスに身を落としてでもお金をためて整形を繰り返し、全く新しい飛びぬけて美しい顔を手に入れたらどのような行動を取るのか。 本書では醜い顔に生まれたばかりに苛酷な日々を過ごす幼年から大学時代、整形を繰り返すOL時代という主人公の過去の回想シーンと、美しい顔を手に入れて地元に戻った現在のシーンが交互に描かれるが、特に整形手術を繰り返して美しくなっていく過程には息を呑むような迫力があった。 今まで整形手術というものを偏見を持っていたが、主人公のような強烈な整形は副作用もあり危険であるが、いわゆるプチ整形といったもので、それにより人生が好転するのであれば、整形を受けても全くOKではないかと考え方が変わった。 | ||||
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この本には衝撃を受けた。 人並みはずれて醜く生まれた女性が、ソープやヘルスに身を落としてでもお金をためて整形を繰り返し、全く新しい飛びぬけて美しい顔を手に入れたらどのような行動を取るのか。 本書では醜い顔に生まれたばかりに苛酷な日々を過ごす幼年から大学時代、整形を繰り返すOL時代という主人公の過去の回想シーンと、美しい顔を手に入れて地元に戻った現在のシーンが交互に描かれるが、特に整形手術を繰り返して美しくなっていく過程には息を呑むような迫力があった。 今まで整形手術というものを偏見を持っていたが、主人公のような強烈な整形は副作用もあり危険であるが、いわゆるプチ整形といったもので、それにより人生が好転するのであれば、整形を受けても全くOKではないかと考え方が変わった。 | ||||
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顔の醜さを笑われ、そしていじめられ虐げられてきた女性が完璧な美を手に入れ、かつて 自分を馬鹿にした者たちへの復讐を遂げる。どこにでもあるような題材を作者がどう料理 するのか?かなり期待して読んだが、内容はいまいちだった。美しく生まれ変わるまでの 過程はまあいいとして、それ以降の彼女の行動が理解できない。せっかく究極の美を手に 入れたのに、復讐の内容がお粗末だ。作者が手を抜いたわけではないと思うが・・・。 ラストも興ざめ。安易な2時間もののテレビドラマを見せられたようで、がっかりした。 作者には、もっとずっしりとしていて、深みもある、読み応えのある作品を期待したい。 | ||||
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顔の醜さを笑われ、そしていじめられ虐げられてきた女性が完璧な美を手に入れ、かつて 自分を馬鹿にした者たちへの復讐を遂げる。どこにでもあるような題材を作者がどう料理 するのか?かなり期待して読んだが、内容はいまいちだった。美しく生まれ変わるまでの 過程はまあいいとして、それ以降の彼女の行動が理解できない。せっかく究極の美を手に 入れたのに、復讐の内容がお粗末だ。作者が手を抜いたわけではないと思うが・・・。 ラストも興ざめ。安易な2時間もののテレビドラマを見せられたようで、がっかりした。 作者には、もっとずっしりとしていて、深みもある、読み応えのある作品を期待したい。 | ||||
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醜い田舎の主人公・和子が東京で整形手術を受けて絶世の美人となり、 叶わなかった幼少期の恋を実らせるという話。 要するに、容姿だけで愛を手に入れられるか、 を極端に描いているのだと思います。 「美人」についてのうんちくは、なるほどと思いました。 「男性の下心」についてもです。 苦労を重ねた女性が成り上がる壮絶な半生を、 ワイドショー的に部屋掃除の片手間に見ているような感じで、 どことなくゴシップ記事を読んだような読後感でした。 美容整形の話はタブーではないですけど、 せっかくなので「愛」みたいな世界の心の葛藤を、 も少し丁寧に描いてほしかったような気もします。 百田さんの小説は今まで読んだ本が読後感が良かったので、 読後感の良い本→百田さんの本という先入観がありました。 永遠のゼロやボックスを書ける作家さんなので、 個人的には、今後もあの読後感を読者に提供してほしいなって、 私は思っちゃいました。 私はラストや読後感がよくなかったですが、 着眼点やストーリーは興味をそそる内容でした、十分に。 | ||||
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周囲の反応を聞くと、 読後感が良くなかったのは私だけのようですね。 醜い田舎の主人公・和子が東京で整形手術を受けて絶世の美人となり、 叶わなかった幼少期の恋を実らせるという話。 要するに、容姿だけで愛を手に入れられるか、 を極端に描いているのだと思います。 「美人」についてのうんちくは、なるほどと思いました。 「男性の下心」についてもです。 苦労を重ねた女性が成り上がる壮絶な半生を、 ワイドショー的に部屋掃除の片手間に見ているような感じで、 どことなくゴシップ記事を読んだような感覚がありました。 対比のきいた設定の話なので、 せっかくですから「愛」みたいな世界の心の葛藤を、 もう少し丁寧に描いてほしかったような気がしました。 「憎悪」の方はとても丁寧に描かれています。 着眼点やストーリーは興味をそそる内容でした、十分に。 友達には、文庫になればオススメします。 | ||||
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周りの人間から化け物扱いされるほどのあまりにも醜い顔を持った女性。顔が醜いことで、友達もできず、好きな男性に告白もできず、綺麗な女性に嫉妬しながら生きる寂しい日々。そんな彼女が東京へ行き、整形手術に目覚めてどんどん美しくなっていく物語。 男性が女性の外見で態度を変えたり、顔が醜いことによりやりたい仕事もできないといった現実が生々しく描かれていてリアリティがあった。整形して綺麗になれるのならという思いで、風俗の仕事をすることを決断した彼女の切実な想いが痛いほど伝わってきた。 醜かった彼女が整形手術により美しい女性に生まれ変わって、過去の仕打ちに対してどのような報復をするのか、最終的に何を成し遂げようとしているのか、最期まで目が離せず一気に読めた。 | ||||
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周りの人間から化け物扱いされるほどのあまりにも醜い顔を持った女性。顔が醜いことで、友達もできず、好きな男性に告白もできず、綺麗な女性に嫉妬しながら生きる寂しい日々。そんな彼女が東京へ行き、整形手術に目覚めてどんどん美しくなっていく物語。 男性が女性の外見で態度を変えたり、顔が醜いことによりやりたい仕事もできないといった現実が生々しく描かれていてリアリティがあった。整形して綺麗になれるのならという思いで、風俗の仕事をすることを決断した彼女の切実な想いが痛いほど伝わってきた。 醜かった彼女が整形手術により美しい女性に生まれ変わって、過去の仕打ちに対してどのような報復をするのか、最終的に何を成し遂げようとしているのか、最期まで目が離せず一気に読めた。 | ||||
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整形によって手にした誰もが羨む『美』 そこへ至るまでの、壮絶な暗い過去・・・ その過去故にすがる復讐劇!! 女性の情念や、心理状態をココまで描写できるとは!! 凄い作家さんだなぁ!と思うのです。 止まらずに一気に読めますが、この作品は、引き出しの中が軽い。 大好きな作家さんの一人なので、もう少し深みが欲しかったです。 | ||||
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整形によって手にした誰もが羨む『美』 そこへ至るまでの、壮絶な暗い過去・・・ その過去故にすがる復讐劇!! 女性の情念や、心理状態をココまで描写できるとは!! 凄い作家さんだなぁ!と思うのです。 止まらずに一気に読めますが、この作品は、引き出しの中が軽い。 大好きな作家さんの一人なので、もう少し深みが欲しかったです。 | ||||
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「影法師」で著者の作品に興味をもち、購入、通勤電車の中で2日で読了。 エンタテインメントに徹する姿勢は共通で、「売れる」ことを強く意識して書かれたサービス精神いっぱいの作品。 とにかくテンポが良く、ページを繰る手を止めさせない。 美容整形に関しては緻密な取材をされていることがうかがえます。なぜ美しさを求めるのか??・・・女の情念。 ただ「影法師」でも感じたのですが、(ちょっと偉そうではありますが)惜しむらくは読者の想像を超えない範囲の結末。 わたしの(小説の)採点基準は「もう一度読んでみたいと思わせる」が星5つなんですが、本書も「影法師」も 再読はまず無いな、、という意味での星4つ。 | ||||
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「影法師」で著者の作品に興味をもち、購入、通勤電車の中で2日で読了。 エンタテインメントに徹する姿勢は共通で、「売れる」ことを強く意識して書かれたサービス精神いっぱいの作品。 とにかくテンポが良く、ページを繰る手を止めさせない。 美容整形に関しては緻密な取材をされていることがうかがえます。なぜ美しさを求めるのか??・・・女の情念。 ただ「影法師」でも感じたのですが、(ちょっと偉そうではありますが)惜しむらくは読者の想像を超えない範囲の結末。 わたしの(小説の)採点基準は「もう一度読んでみたいと思わせる」が星5つなんですが、本書も「影法師」も 再読はまず無いな、、という意味での星4つ。 | ||||
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確かに男女の付き合いには、そのバランスが大事で否応なく必要になり、 他人の眼を意識する。 この女はすごい。 ものすごいスピードでストーリーにしがみ付く。 そしてあり得る展開。 なのにどこか「あっちゃいけない」不安といら立ち、そして同性からみる 男どもの低レベルさ。 これは小説ゆえのエンタテインメントとして楽しめる作品だ。 なぜなら「他人の不幸」をテーマにしているから。 | ||||
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確かに男女の付き合いには、そのバランスが大事で否応なく必要になり、 他人の眼を意識する。 この女はすごい。 ものすごいスピードでストーリーにしがみ付く。 そしてあり得る展開。 なのにどこか「あっちゃいけない」不安といら立ち、そして同性からみる 男どもの低レベルさ。 これは小説ゆえのエンタテインメントとして楽しめる作品だ。 なぜなら「他人の不幸」をテーマにしているから。 | ||||
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「BOX]「永遠の0」「風の中のマリア」と全く違った世界ながら、感動を与えてくれる作家・百田尚樹の最新作。 美容整形というジャンルにも驚いたが、内容のエログロさ、そして今までにはなかった愚かな人間、悪い人間が登場することに、正直ショックでした。作家名を知らずに読んだら新堂冬樹?とも思える展開。 主人公の目的である初恋の相手との再会が、果たしてどうなるのか、知りたい一心であっという間に読み終えたが、本来この作家には、読者を元気にする作品を期待したい。こうした作品は彼でなくても書けるのだから。 | ||||
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圧倒的な文章力で読む者を引き込みます! ただ・・・かなりセクシュアルな内容が多いので、 健全な青少年向けとは言い難く、R指定を付けたくはなります。 美容整形を繰り返し、完璧な美しさを手に入れ故郷に舞い戻る。 かつてバケモノ扱いし、忌み嫌っていた人々へのリベンジと、 初恋を成就させたい願い・・・。 ストーリーだけを語るとなんとなくドラマで見た感じですが、 この本の面白さは、整形を繰り返しながら手に入れる達成感と、 破壊に向かいながらも、またメンテナンスをしながら、生きていく。 この心理描写を男性作家が描かれているのは驚きでした。 また更に、『ボックス!』の著者であるとは! 才能の溢れた作家にめぐり会えました。 | ||||
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「BOX]「永遠の0」「風の中のマリア」と全く違った世界ながら、感動を与えてくれる作家・百田尚樹の最新作。 美容整形というジャンルにも驚いたが、内容のエログロさ、そして今までにはなかった愚かな人間、悪い人間が登場することに、正直ショックでした。作家名を知らずに読んだら新堂冬樹?とも思える展開。 主人公の目的である初恋の相手との再会が、果たしてどうなるのか、知りたい一心であっという間に読み終えたが、本来この作家には、読者を元気にする作品を期待したい。こうした作品は彼でなくても書けるのだから。 | ||||
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圧倒的な文章力で読む者を引き込みます! ただ・・・かなりセクシュアルな内容が多いので、 健全な青少年向けとは言い難く、R指定を付けたくはなります。 美容整形を繰り返し、完璧な美しさを手に入れ故郷に舞い戻る。 かつてバケモノ扱いし、忌み嫌っていた人々へのリベンジと、 初恋を成就させたい願い・・・。 ストーリーだけを語るとなんとなくドラマで見た感じですが、 この本の面白さは、整形を繰り返しながら手に入れる達成感と、 破壊に向かいながらも、またメンテナンスをしながら、生きていく。 この心理描写を男性作家が描かれているのは驚きでした。 また更に、『ボックス!』の著者であるとは! 才能の溢れた作家にめぐり会えました。 | ||||
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今回の作品は、手に取るのを躊躇した。 全く違うジャンルに挑戦しながらもどれもクオリティが高く、そこを評価してきた作家にしてはテーマも装丁も今いちな印象だった。 残念なことに予感は的中した。 読み進めながら、これは同じ名前の別人の作家なのかと何度も確かめたほど安易な作品だった。 文体も構成も段違いのレベルだし、なによりテーマの掘り下げ方があまりにも浅い。 なんだかテレビドラマ化を狙って書き飛ばしたようなチープさが感じられた。 主人公の人物像も緻密に練り上げられたものとは思えず、キャラの設定に難があり、醜さゆえに美容整形を繰り返す主人公にも感情移入ができなかった。 モンスターというタイトルもありきたりで新鮮味がなく、ご都合主義的な展開にはドラマ性が乏しい。今までの作品があまりに良すぎたから、その落差ばかりが目立ってしまったのかもしれない。 数少ない「次」を待ち望む作家である。 どの物語にも心の琴線をかきならされてきたのだが、これは待っていた物語ではなかった。 | ||||
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