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モンスター
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モンスターの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.63pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全515件 501~515 26/26ページ
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圧倒的な文章力で読む者を引き込みます! ただ・・・かなりセクシュアルな内容が多いので、 健全な青少年向けとは言い難く、R指定を付けたくはなります。 美容整形を繰り返し、完璧な美しさを手に入れ故郷に舞い戻る。 かつてバケモノ扱いし、忌み嫌っていた人々へのリベンジと、 初恋を成就させたい願い・・・。 ストーリーだけを語るとなんとなくドラマで見た感じですが、 この本の面白さは、整形を繰り返しながら手に入れる達成感と、 破壊に向かいながらも、またメンテナンスをしながら、生きていく。 この心理描写を男性作家が描かれているのは驚きでした。 また更に、『ボックス!』の著者であるとは! 才能の溢れた作家にめぐり会えました。 | ||||
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今回の作品は、手に取るのを躊躇した。 全く違うジャンルに挑戦しながらもどれもクオリティが高く、そこを評価してきた作家にしてはテーマも装丁も今いちな印象だった。 残念なことに予感は的中した。 読み進めながら、これは同じ名前の別人の作家なのかと何度も確かめたほど安易な作品だった。 文体も構成も段違いのレベルだし、なによりテーマの掘り下げ方があまりにも浅い。 なんだかテレビドラマ化を狙って書き飛ばしたようなチープさが感じられた。 主人公の人物像も緻密に練り上げられたものとは思えず、キャラの設定に難があり、醜さゆえに美容整形を繰り返す主人公にも感情移入ができなかった。 モンスターというタイトルもありきたりで新鮮味がなく、ご都合主義的な展開にはドラマ性が乏しい。今までの作品があまりに良すぎたから、その落差ばかりが目立ってしまったのかもしれない。 数少ない「次」を待ち望む作家である。 どの物語にも心の琴線をかきならされてきたのだが、これは待っていた物語ではなかった。 | ||||
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今回の作品は、手に取るのを躊躇した。 全く違うジャンルに挑戦しながらもどれもクオリティが高く、そこを評価してきた作家にしてはテーマも装丁も今いちな印象だった。 残念なことに予感は的中した。 読み進めながら、これは同じ名前の別人の作家なのかと何度も確かめたほど安易な作品だった。 文体も構成も段違いのレベルだし、なによりテーマの掘り下げ方があまりにも浅い。 なんだかテレビドラマ化を狙って書き飛ばしたようなチープさが感じられた。 主人公の人物像も緻密に練り上げられたものとは思えず、キャラの設定に難があり、醜さゆえに美容整形を繰り返す主人公にも感情移入ができなかった。 モンスターというタイトルもありきたりで新鮮味がなく、ご都合主義的な展開にはドラマ性が乏しい。今までの作品があまりに良すぎたから、その落差ばかりが目立ってしまったのかもしれない。 数少ない「次」を待ち望む作家である。 どの物語にも心の琴線をかきならされてきたのだが、これは待っていた物語ではなかった。 | ||||
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この著者の本は初めて読みました。 かなり目を引く表紙だったので手に取りましたが、読みやすい文章とわかりやすい構成で あっと言う間に読み終えました。 田舎町で瀟洒なレストランを経営し、町中の男を虜にする絶世の美女・未帆。彼女の顔はかつて畸形的なまでに醜かった。周囲からバケモノ呼ばわりされ友達もできない悲惨な日々。そして思い悩んだ末、ある事件を起こしてしまう。追われるように移り住んだ「美女の街」東京。そこで整形手術に目覚めた未帆は、手術を繰り返して完璧な美人に変身を遂げる。そのとき、甦ってきたのは、かつて自分を虐げた町に住むひとりの男に対する、狂おしいまでの情念だった─。(「BOOK」データベースより) 一人の女性が生まれ持っての容姿のせいで、名前を変え、顔を変え、 その整形の為に風俗で働き、同じ女性として不憫でならなかった。 もし自分だったら…と考えながら読み進め、同情・同調する面もありました。 本当の美意識について色々と考えされられた一冊 | ||||
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この著者の本は初めて読みました。 かなり目を引く表紙だったので手に取りましたが、読みやすい文章とわかりやすい構成で あっと言う間に読み終えました。 田舎町で瀟洒なレストランを経営し、町中の男を虜にする絶世の美女・未帆。彼女の顔はかつて畸形的なまでに醜かった。周囲からバケモノ呼ばわりされ友達もできない悲惨な日々。そして思い悩んだ末、ある事件を起こしてしまう。追われるように移り住んだ「美女の街」東京。そこで整形手術に目覚めた未帆は、手術を繰り返して完璧な美人に変身を遂げる。そのとき、甦ってきたのは、かつて自分を虐げた町に住むひとりの男に対する、狂おしいまでの情念だった─。(「BOOK」データベースより) 一人の女性が生まれ持っての容姿のせいで、名前を変え、顔を変え、 その整形の為に風俗で働き、同じ女性として不憫でならなかった。 もし自分だったら…と考えながら読み進め、同情・同調する面もありました。 本当の美意識について色々と考えされられた一冊 | ||||
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百田さんの作品は、「ボックス」から引き込まれ、「永遠の0」「風の中のマリア」と読み進め、 どの作品にも裏切られる事なく、読み終わると不思議な余韻に浸れるすばらしい内容のものばかりでした。 よって「モンスター」が書店に並んだ時は、迷う事無く、買い求めました。 今回の作品「モンスター」も他の作品同様に、娯楽小説としておもしろく読めると思います。 しかし、人の外見に関する表現や、性描写が非常に多く出てくること、また人によっては不愉快な 表現内容を含んでいますので、残念ながら読む人を選んでしまう作品かもしれません。 しかし、一度読み進めたら、どんどん物語の世界に引き込まれていくのは、他の作品と同様です。 今注目されている作家であり、次の新作を楽しみにしているファンが非常に多い中、あえて 万人受けすることが想像し難い、「モンスター」のような作品を出すところもすごいですが。。 ハチが主人公の物語から、今回のような内容に到るまで、常に読者を驚かす数少ない作家だと思いました。 | ||||
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百田さんの作品は、「ボックス」から引き込まれ、「永遠の0」「風の中のマリア」と読み進め、 どの作品にも裏切られる事なく、読み終わると不思議な余韻に浸れるすばらしい内容のものばかりでした。 よって「モンスター」が書店に並んだ時は、迷う事無く、買い求めました。 今回の作品「モンスター」も他の作品同様に、娯楽小説としておもしろく読めると思います。 しかし、人の外見に関する表現や、性描写が非常に多く出てくること、また人によっては不愉快な 表現内容を含んでいますので、残念ながら読む人を選んでしまう作品かもしれません。 しかし、一度読み進めたら、どんどん物語の世界に引き込まれていくのは、他の作品と同様です。 今注目されている作家であり、次の新作を楽しみにしているファンが非常に多い中、あえて 万人受けすることが想像し難い、「モンスター」のような作品を出すところもすごいですが。。 ハチが主人公の物語から、今回のような内容に到るまで、常に読者を驚かす数少ない作家だと思いました。 | ||||
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なのに、なぜ整形手術まで?この本を読むまで私はそう思ってました・・・壮絶な闘いの末、人並み外れた美女に変身し、どんなに汚れても、純情な乙女心は・・・若い女子が読むにはキツイ内容かも?自分の娘には絶対に読ませない。 | ||||
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なのに、なぜ整形手術まで?この本を読むまで私はそう思ってました・・・壮絶な闘いの末、人並み外れた美女に変身し、どんなに汚れても、純情な乙女心は・・・ 若い女子が読むにはキツイ内容かも?自分の娘には絶対に読ませない。 | ||||
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いままでの作品の中でランク5位です。 私は百田さんの大ファンです。いままでの作品はすべて3冊以上買って息子や友人に配ってきました。 3年以内に直木賞か芥川賞を取れる作家と周りの人に宣言しています。この作品は整形美容の業界解説書の域を出ていません。 永遠のゼロ、ボックスを越える感動の次作品を期待します。もちろん発売と同時に本屋に駆けつけるつもりです。 | ||||
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いままでの作品の中でランク5位です。 私は百田さんの大ファンです。いままでの作品はすべて3冊以上買って息子や友人に配ってきました。 3年以内に直木賞か芥川賞を取れる作家と周りの人に宣言しています。この作品は整形美容の業界解説書の域を出ていません。 永遠のゼロ、ボックスを越える感動の次作品を期待します。もちろん発売と同時に本屋に駆けつけるつもりです。 | ||||
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はっきり言って、引き込まれ読み急いでしまう話だ。 どんな展開になるのか、女の目的は何なのか?と、気になる。結果、読み耽ってしまう。とにかく、出てくるのは 男と女とセックスだ。綺麗事を言わなければ、人間の本能・本音をついていると言ってもいいのかもしれない。 主人公の女は醜貌のため、『普通』にさえ扱われず、すべては顔のせいだと思い込む。恋した唯一の男子生徒にすら告白できず、とある事件を起こし、街を出ることに。東京でも地味な人生を送っていたが、あるきっかけで整形手術を受ける。裏の仕事にすら醜貌のため就きにくかったが、顔が整う度、仕事もグレードアップ。整形手術のためだけに金を稼ぎ、顔が整うほど男の態度が違うことに気づく。美を追求し、自分を武器に男たちとの駆け引きを楽しむ女。自分が何のために綺麗になったのかと気づき、想いを成就させようとするが、創りものの自分と本当の自分との間で悩んでしまう。彼女が何をしたかったのかは、最後にわかる。女の外見に対する羨望と嫉妬、男の欲望と安堵が恐ろしいほどに描かれていて、痛いところを突いている。しかしそれは、誰もが納得するものだろう。後半は性描写が細かく、読んでいて少し恥ずかしくなってしまった。そして、いじらしい女の想いが哀しく憐れだった。 | ||||
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はっきり言って、引き込まれ読み急いでしまう話だ。 どんな展開になるのか、女の目的は何なのか?と、気になる。結果、読み耽ってしまう。とにかく、出てくるのは 男と女とセックスだ。綺麗事を言わなければ、人間の本能・本音をついていると言ってもいいのかもしれない。 主人公の女は醜貌のため、『普通』にさえ扱われず、すべては顔のせいだと思い込む。恋した唯一の男子生徒にすら告白できず、とある事件を起こし、街を出ることに。東京でも地味な人生を送っていたが、あるきっかけで整形手術を受ける。裏の仕事にすら醜貌のため就きにくかったが、顔が整う度、仕事もグレードアップ。整形手術のためだけに金を稼ぎ、顔が整うほど男の態度が違うことに気づく。美を追求し、自分を武器に男たちとの駆け引きを楽しむ女。自分が何のために綺麗になったのかと気づき、想いを成就させようとするが、創りものの自分と本当の自分との間で悩んでしまう。彼女が何をしたかったのかは、最後にわかる。 女の外見に対する羨望と嫉妬、男の欲望と安堵が恐ろしいほどに描かれていて、痛いところを突いている。しかしそれは、誰もが納得するものだろう。後半は性描写が細かく、読んでいて少し恥ずかしくなってしまった。そして、いじらしい女の想いが哀しく憐れだった。 | ||||
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「BOX」「風の中のマリア」と、全く異質な題材を扱いながら、読む者のハートを熱く感動させた百田尚樹の最新作。 今回の主人公は、ある地方の小都市に突然高級フレンチ店をオープンさせる美女が主人公。その動機も行動も妖しくミステリアスだが、読み始めると、これがまぁ、前2作とはまるで違うある女性の壮絶なまでの辛苦な人生と復讐劇の如き様相なのだ。 序盤は、心身共に打ちひしがれる彼女の自虐的諦観と、他者からの嘲笑、悪意、恐れ慄きと言ったリアクションが、これでもかと言う位に続く。その後、風俗の世界で働きながら、度重なる整形手術でどんどんと変わっていく彼女、当初は哀れみで浅はかと思えた彼女が、確固たる意思と矜持を持ち、覚醒していく。 いかにも手練れた有りがちな物語性。でも、著者はとんでもなく醜い女性が絶世の美女に生まれ変わるとのシチュエーションを肝に、社会学、人相学等へのアプローチから考察された卓越した美人論、男性論を展開させる。これが生まれつきの美貌の持ち主だったなら、どんなに控えめで性格が良い女性であっても、その論述は、やはり嫌味に取られてしまうだろうし、共感も与えられないと思う。それに、好きな相手への満たされぬ想いや悲しき恋の一方通行は、美男美女に生れてこなかった者なら、誰でも多かれ少なかれ心当たりがあるんじゃないか。 差別されつくしたコンプレックスの塊が、一転、女神となって羨望の的となった先の、いびつで狂気ながら、心の痛みをえぐるような条理を超えた苦悶の愛。この痛切極まる哀切感はツラいが、またしても、読む者を一気読みさせるような力がある。 それにしても、今作に登場する男性たちの情けなさはどうだ。著者は男性だが(だけに、か)、男の本質を突いている。 自戒、自戒です(笑)。 | ||||
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「BOX」「風の中のマリア」と、全く異質な題材を扱いながら、読む者のハートを熱く感動させた百田尚樹の最新作。 今回の主人公は、ある地方の小都市に突然高級フレンチ店をオープンさせる美女が主人公。その動機も行動も妖しくミステリアスだが、読み始めると、これがまぁ、前2作とはまるで違うある女性の壮絶なまでの辛苦な人生と復讐劇の如き様相なのだ。 序盤は、心身共に打ちひしがれる彼女の自虐的諦観と、他者からの嘲笑、悪意、恐れ慄きと言ったリアクションが、これでもかと言う位に続く。その後、風俗の世界で働きながら、度重なる整形手術でどんどんと変わっていく彼女、当初は哀れみで浅はかと思えた彼女が、確固たる意思と矜持を持ち、覚醒していく。 いかにも手練れた有りがちな物語性。でも、著者はとんでもなく醜い女性が絶世の美女に生まれ変わるとのシチュエーションを肝に、社会学、人相学等へのアプローチから考察された卓越した美人論、男性論を展開させる。これが生まれつきの美貌の持ち主だったなら、どんなに控えめで性格が良い女性であっても、その論述は、やはり嫌味に取られてしまうだろうし、共感も与えられないと思う。それに、好きな相手への満たされぬ想いや悲しき恋の一方通行は、美男美女に生れてこなかった者なら、誰でも多かれ少なかれ心当たりがあるんじゃないか。 差別されつくしたコンプレックスの塊が、一転、女神となって羨望の的となった先の、いびつで狂気ながら、心の痛みをえぐるような条理を超えた苦悶の愛。この痛切極まる哀切感はツラいが、またしても、読む者を一気読みさせるような力がある。 それにしても、今作に登場する男性たちの情けなさはどうだ。著者は男性だが(だけに、か)、男の本質を突いている。 自戒、自戒です(笑)。 | ||||
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