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モンスター
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モンスターの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.62pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全513件 1~20 1/26ページ
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百田先生 ありがとうございます。 人間の究極のリアリズムと人生観を考えさせられる作品でした。 イタリア旅行中に読了したのも何か意味があるように思えます。 | ||||
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びっくりするくらいつまらなかった。 おそらく今まで出会った本の中で1番。 ストーリーが単純だし、文章も稚拙だしなんじゃこりゃ... 昭和後期くらいに書かれた本なのかと思ったけど、初版平成24年らしい。 斜め読みして1時間くらいで読み終えましたが時間も金も無駄にしました。ゴミです。 | ||||
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懐かしく、再度購入しました。 美しいことは武器だけど、幸せになるのは難しい。 | ||||
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初めて読んだ百田尚樹作品。 現実世界と比べてみるとキャラの言動や展開にリアリティがないと感じてしまうが、作品世界のリアリティラインは一貫していて、読んでいるときほとんどストレスや疑問を覚えなかった。悪く言えばキャラの行動が単純なんだが、この作品世界の人間の大半が欲望で頭を一杯にしているので、バカに見えても何の問題もない。 水にきれいな言葉をかけるときれいな結晶ができ、汚い言葉をかけられた水は結晶は汚いという似非科学があるが、汚い言葉を投げかけられ続けた人間は心も醜くなるのは間違いない。周囲が田淵和子をモンスターにしたのであり、彼女の歪みは世界の歪みなのだ。しかし人並みの生活を送る田淵和子を想像できないほど、我々の世界にはルッキズムが蔓延し、外見の美しさがその人間全体の評価につながっている。 以前、「ブサイク」「料理音痴」「仕事ができない」の悪口のうち、一番受け入れられないのは「仕事ができない」だ、という話を聞いたことがある。私も同感だった。しかし、世の中、本当に何もできない人間が存在し、そんな人間の唯一の拠り所が外見だったりするわけだから、「仕事」に重きを置く人間はルッキズム被害の何たるかを分かっていないのかもしれない。 生きたいように生きた彼女の後半の人生は独善的かつ自己完結していてたいへん素晴らしいと思う。しかし、彼女を搾取する男たちがいなければその未来が成立しなかったことを考えると、やはり彼女は、というより女性というものは、最期の最後まで男に踏みにじられる存在なのかもしれない。 あと、文庫本には中村うさぎの解説も載っているらしいが、電子書籍には収録されていないのか、そんなものはなかった。 | ||||
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女の狡さ、醜さ、可愛さ、ありとあらゆる女の側面を描き尽くしている。前半は人間の醜さにゲップが出るほどうんざりしてしまいました。後半に来てやっと雲行きが変わり、歪んではいるが希望に向かいだす、ラストへ向かって急展開…重たくて疲れる一冊です。 | ||||
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予想と少し違ったが面白かった。 今な時間にどうぞ笑 | ||||
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一気に読んでしまいました。 女性の心情がよく描かれており、 複雑な気持ちになりました。 | ||||
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容姿というのは残酷なもの。自分は男であるが、若い時代によく合コンをしたものである。ファーストコンタクトで、好みの子がいなかったときの落胆たるや…。自分の容姿も大したことないにかかわらず、とにかく可愛い子美人な子を求めていた。男というのはそういうものといえばそうである。 中身や性格が大事…などというのはやはり幻想でしかない。そんな世界で、極端に醜悪な容姿の女性はどうすればいいのか…。整形というのは一つの答えであろう。本書で整形によって美を手に入れた女性は、最後まで醜かったころに手を差し伸べた男性を求め続ける。 表面を変えても、中身は変えることができない。 未来には、心というものを整形できる時代が来るかもしれない。そうして、人間はもっと生きやすくなるのだ。 | ||||
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女性の美に対する欲求と追求の極端な結果の物語。 | ||||
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百田尚樹のNo1です | ||||
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(ネタバレあり) 一言で言うなら、ある女性の恨みと復讐のストーリーだ。 この話は、ただの復讐の話を超えて、私たちの社会がどう美しさや醜さについて考えているか、その矛盾をとても上手に見せてくれる。 「ブス」という目を通して見る世界は、人がどれだけ意地悪で、偏見を持っていて、そういう中でどう生きていくかをリアルに描いている。 学生時代の美人とそうでない人の違い、男が女の見た目にどれだけひどいことを言うか、これらの部分は読んでいて心が痛む。 作者は、美しさや醜さに対する社会の考えが、人の自尊心や人間関係にどれだけ大きな影響を与えるかをよく表している。 これらのテーマは、どの時代にも、どんな文化にも共通する切実な問題だと感じさせる。 美容整形の世界について深く掘り下げる部分も、この本の面白い点の一つだ。 美人かどうかが、とても細かい違いで決まること、また、美を追求することの心理的、経済的な負荷をよく示している。 テレビに出る人たちが整形をする理由、整形手術をする医者がどんな気持ちでいるかなど、今の社会がどれだけ美にこだわっているかを考えさせられた。 資本主義の競争原理が人を見た目で判断する文化にどう影響しているかについて考えさせられる。 美しさはいつかなくなるかもしれないし、その美しさにこだわる社会の矛盾を通して、誰もがこの不安定な価値観の犠牲になりうると作者は教えてくれる。 この本は、美しさや醜さに対する社会の考え方が、個人の生き方や自分の見方にどう影響するかを深く探っている。 出てくる男性キャラクターたちの浅はかさ、誰もが美人と関係を持ちたいという彼らの考えは、今の社会の男女の関係の一面を映しているようだ。 しかし、この一面的な真実には何か物足りなさを感じる。 一方で、主人公の和子と風俗店の店員の崎村との関係は、この話に温かみを与えている。 崎村の本当の愛は、和子にとっての幸せを示しているが、最終的には違う選択をする。 幸せへの恐れや本当の愛に目覚めることなど、この話にはもっと掘り下げられるテーマがたくさんある。 崎村との関係を深めることで主人公がどう変わるかなど、愛についてもっと深く文学的に扱えば、もっと深いメッセージを伝えることができるだろう。 でも、それが大衆小説の枠を超えられるかは、また別の話だ。 | ||||
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お気に入りの作家、百田尚樹先生なのでスラスラ読めて、相変わらず良い本を書くなぁっと思った。 | ||||
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よかったです | ||||
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男性の作者だからこそ出せる女性像が良かった。 女性作者では、この清々しいようなもの悲しいような女性像を整形をテーマに描くのは難しかったと思う。 整形はファンタジーではなく、現実。でありながらもファンタジーの気配を漂わせる丁寧な文章だった。 | ||||
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女の本性、人間の負の側面がよく分かる。 | ||||
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主人公の女性の心理描写、思考が丁寧に細かく書かれており、彼女とても感情移入してしまいました。 最高の幸福を送ってあげたいヒロインでした。 | ||||
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読みたい読みたいと思って、10年以上経過してしまった。 整形で手に入る幸せと、手に入らない幸せがある。 元々、恵まれた環境や容姿で産み落とされた人には分からない価値観だと思う。明るい本ではないけれど、本当に読みたかった本です。 | ||||
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文章が読みやすく、美容に関する専門的な用語も出てきて勉強になります。 | ||||
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人から評価を受ける時、外見が良ければいいとか内面が重要とか、そういう単純な言葉では片付けられない事柄があるのだと感じました。 | ||||
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私は女性なので想像でしかありませんが、男性の本心が見事に描かれてているように感じました。恋愛に憧れている人、これから婚活しようとしている人、あるいはすでに婚活している人、すべての人のバイブルになると思います。 読んでいて気持ちが殺伐としてきますが、ラストが気になって、読む手が止まらなくなります。美容整形の描写もリアルでドキュメンタリーを読んでいるようでとても楽しめました。百田さん、やっぱり、すごい。 | ||||
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