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モンスター
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モンスターの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.62pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全513件 201~220 11/26ページ
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現在、同氏の著作を読む機会が増えているが、本作はカジュアルに読めるエンターテイメントとしては面白い。 ソープオペラのように、どろどろとした描写は多いのでちょっと疲れるが、ストーリーのテンポが良いので読みやすい。 デフォルメされていることは多いが、女と男、美醜にまつわることが現実と似たり寄ったりの部分は多く感じる。 | ||||
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▼小説のあらすじはこのようなものです。(ややネタバレあり) あまりにも醜く生まれてしまった主人公・和子。 まるでブルドッグと嘲笑われ、女性としてどころか 人間としても真っ当に扱われない残酷な人生を送る。 周囲からは何かにつけて醜いせいで虐められる・・・ 好きな人が出来ても顔のせいで会話も出来ない・・・ 家族にさえ存在を疎まれ死んだ扱いをされる・・・ 「私が不幸なのは醜いせい」 「だから美しくなりたい」 そんな和子なので、ごく自然な欲求を叶えるために、 なりふり構わずお金を稼ぎ、美容整形をして顔を変えていく。 しかし和子は、醜さのせいで尋常ではない程虐げられたので そこそこの整形では満足できなかった。 「普通の美人にくらいなれればいいや」 ではとどまらず、 「私を苦しめた諸悪の根源である醜さを ひと欠片も残さず消し去って絶世の美女になる」 と、常軌を逸した整形を繰り返す・・・ ▼ここからが私の見解です。 絶世の美女になった元・和子に対する男たちの姿や、 最後の悲しいエピローグを読んで、 百田さんが「真理」として伝えたかったのは、 ブスはいわゆる普通の人生を歩くことさえ難しいけど、 だからといって美人が幸せになれるわけではない。 むしろ美人の方が不幸で虚しいんじゃないか?ということ。 美人の不幸をリアルに告白してるのはあの「だめんずうぉ〜か〜」。 男に苦しめられるだめんずうぉ〜か〜達は美女ぞろいだそうです。 現実だと某合衆国大統領兄弟に弄ばれたマリリンモンローが典型ですね。 主人公の和子が頭が良いのは、それをわかっているところです。 綺麗になれば愛される!なんて鼻から期待してません。 わかっていて、それでも突っ走ります。その潔さがとても好感を持てます。 物語の中で唯一、「和子」を愛する人が出てきます。 その人は、醜い「和子」と美しい「元・和子」を両方知っている唯一の人物です。 おそらく彼は、和子が醜いから、美しいから、という審美眼ではなく、 和子が自分の力で人生を変えようとひたむきに頑張る姿を、 なんていい女なんだと思ったのでしょう。 それには顔の美醜は関係ありません。和子の心の姿勢です。 男女ではなく、人と人が惹かれる潔さ・ひたむきさが、 この物語では愛と呼ぶものだと思いました。 | ||||
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【ネタバレあり】 ストーリー展開はとても面白くて、最後までいっきに読めました。 ただ、主人公が最後までこだわった男性が、結局は他の男性達と同じで、最終的には見た目重視の人だったのかな?というのが…愚かな感じがしました。 主人公と恋人関係になるまでの過程も、家庭があるなのに、人いともアッサリだったので、男って…と思いました(笑) | ||||
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百田尚樹もつまらない本をかくものだ 永遠のゼロや海賊と呼ばれた男には比べるべくもない テーマがだめだと彼をもってしてもこの程度本になるしかないのか 面白くない | ||||
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最高。女性心理がよくかけてると感心しました。とくに依存になっていくあたり、ピークから最後に向かう姿、そして……。美に興味ないひとはつまらないと判断するでしょうが、私は久々に面白く読みました。 | ||||
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永遠の0を描いた百田尚樹さんの作品。 醜い顔に生まれついたがために大変な苦労を重ねる女性の人生を描く。 田淵和子から鈴原美帆へ・・ 養子縁組とは言え名前が変わったことも主人公が変わっていくことを暗示していた ように思える。SM店での勤務、ヘルスの仕事、高級ソープと夜の仕事をこなし 美容整形に精を出す・・。ただこれまでの主人公の過酷な生き様を読んでいるだけに むしろ整形には大いに意味があると思えるようになっていたから不思議だ。 これまでは美容整形は整形美人等と何処か間違ったことであると思っていたが・・ 女性の置かれた状況を考えれば、そんな単純な話しでは無かった。 埋没法、蒙古襞、美容整形の知識も事細かに記載されていてリアル。 女性器の整形や完璧な均衡を崩すとかなるほどなーと。深い。 印象に残った箇所 男は目でセックスする 就職においても美人は優位である(特に一般職の女性は) 過去に出会った男達が掌返しで主人公に近づくのには苦笑。 特に短大時代の心理学者は何してるねんと思った。 全て読み終わった後に改めて百田尚樹氏の力量を思い知った。 また作風の幅広さに驚いた。永遠の0。風の中のマリア、影法師、本作と読んできて どれも全く違うジャンルでありテーマだからだ。 通常他の作家さんだとある程度、似た作品や得意とする領域があるものだが・・ 幅広い作風を持つのが百田尚樹なのかもしれない。 良い意味で百田尚樹はモンスターなんだと思った。 | ||||
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あるイメージを持って読んでしまったため、自分の中でその差を埋めることができず、ずっと違和感を感じていました。作品としては面白かったと思いますが、女性の描写がちょっと薄っぺらい気がしました。 | ||||
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表現はリアルだが、桐野夏生さんのグロテスクにある様な泥沼さは無い。とても読みやすい。主人公が執着心だけでなく、美しさに対する価値観を学んで淑女に変わっていくのが上手く描写されています。 | ||||
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内容的にはバカらしいと思いながらも一気によめました。主人公には共感できるとこがなく、、性格も頭も悪すぎです。見た目が全てという女性軽視な視点、結局男は女を飾りと思ってる、容姿だけしか見れない、という偏見とバカにしている内容だな、、と感じました。 | ||||
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一気に読んでしまうという感じではなかった。結末の部分もよく練られているとは感じませんでした。読みやすいことは確かです。 | ||||
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人生のすべてを整形に費やした女性が帰郷の果てにどういう結末を迎えるのか、 また、著者は読者にどういう驚きや感動を与えるのか期待しながら読みました。 導入部分は、今後の波乱を予感させるような入りでドキドキしましたが、 実際にこの女性が行った復讐や過去に恋した男性との関係は、 あっさりした感じで、「これで終わり?」とちょっと拍子抜けしました。 この著者の作品への期待感が高い分、その落差に評価は辛めです。 | ||||
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基本的にこの作品、気に入ってます。 人間の執念を本に凝縮するとこんな文章になるのではないでしょうか。 グロテスクな部分もありますが、主人公の人間臭さが良作だと思ってます。 | ||||
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百田さんの小説、毎度毎度、内容がカメレオンのように七変化で、毎回毎回、楽しみです。 この小説も、レビュー通り大変、面白かったです。 | ||||
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妹に貸したまま戻ってこないので まだ読んでません。妹と会うたんびに 内容を言ってくるので もう内容は分かりました。 なので もう読まないかも… | ||||
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ここまで面白いとは思わなかったなぁ。 あまりの面白さに二度読みしてしまった。 男ってみんな一緒なのかなぁ? でも、いくつになってもきれいにしてると、やっぱりトクすること多いよね! | ||||
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ビジュアルとすると面白いかもしれませんが、 もののあわれと、読後感の悪さがあります。 | ||||
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主人公が置かれた女性として過酷な環境を、強い反骨精神で生き抜いて行く話しで、私は男性ですが勇気をもらいました。ストーリーも秀逸。面白く読めました。 | ||||
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今話題の百田さんの作品をはじめて読みました。 私は、普段は小説よりもノンフィクションを好んで読んでいますが、 整形手術までの心理描写や会話など、その取材力と文章力には脱帽です……。 恐らく、これと似たような状況の女性が実際に世の中にはたくさんいるのだろうなと。 まるでノンフィクションのようにリアリティがあって、最後まで引き込まれてしまいました。 | ||||
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本がたばこというか、親父臭がして手に臭いがつきカバーをしてよみました。内容はよかったです | ||||
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お話自体は大変面白い。オノマトペの使用等、ウンザリする表現が散見されるが、 物語に読者を引き込む力は見事だと思う。 ただ、エピローグは付けるべきではなかった。 この物語の主題は、男性社会によって作られてしまった価値観に、敢然と立ち向か う女性の姿、謂わばドンキホーテを描く物だと思っていたら、エピローグによって、そ れが、女性の儚さ、浅ましさ、愚かさを暴く物に成ってしまっている。 主題が、美醜に執着する女性を取り上げ、嘲る物ならばそれでも構わないが、それ ならばそもそも、物語は主人公視点ではなく、第三者視点で語られなければならな い(理由は、本人にとっては悲劇でも、他人にとっては喜劇だから)。 これには非常にちぐはぐな印象を受ける。 簡単に言ってしまえば、このエピローグは蛇足だ。 このエピローグさえなければ、星四の評価なのだが、残念である。 | ||||
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