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モンスター
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モンスターの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.62pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全513件 81~100 5/26ページ
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久しぶりに、一気に読んでしまうくらい面白い本でした。 | ||||
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遅ればせながら読みました。 話としては面白いと思いましたが、美容整形を題材にしてる割には美容整形の光の部分だけが描かれていて、影の部分がまったく描かれていませんでした。 これでは美容整形推奨本と冠されても仕方ないのかなと思いました。 | ||||
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「言ってはいけない残酷すぎる真実」の中で橘玲氏は「美人とブスの『美貌格差』は約三六〇〇万円だ」と言い切っています。「モンスター」の中では、人は内面が大事、等と偉そうなことを言う男性たちも結局は美人になびいていきます。このへんは、なさけなく、みっともないですが、普通の男として大いに共感できます。だからこそ、主人公も、巨額の費用をかけ、苦痛に耐え、美容整形を繰り返すのでしょう。友人の話を聞くと、副作用や痛みを考えるとここまではできない、とのことでした。いきつくところまで整形をやり遂げた彼女はある意味、幸せだったのではないでしょうか。 | ||||
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賛否あるようですが、私はとても面白かったです。 私は今まで親からもらった体をいじるなんて…と思っていましたが、この小説を読んで、いや、主人公によって整形手術の見方や考え方が180度変わりました。 ネタバレになってしまうのですが、作中に「整形手術はインチキか?」と言う話が出てきます。その一文を読んだ時は本当に衝撃的でしたね。 ラストは本当にこんな終わりで良いのだろうか?と思ってしまいましたが、主人公にとってはハッピーエンドであり、報われた瞬間なんだと感じました。 百田さんの作品は難しい話しもありますがこの本はサクサクと読めてとても面白かったです! | ||||
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全体的にはまぁまぁでした。 が、整形の話はとても詳しく書かれていて、 面白かったです。 あと、男性は女性を前にするとほとんどセックスのことしか考えてないのかしら、と少しショックでした。笑 美女ではないが、この和子のように人が憐れむほど醜いわけでもない私は、もらった容姿をもっと大事にしようと思いました。 そして、和子の死にものぐるいでお金を稼いで全身整形する執念、情熱、必死さに心打たれ、もっと本気で自分の夢にトライしたくなりました。 ラストはエピローグを読むか読まないかで、 180度話が変わると思います。 私はエピローグ付きの方が好きです。 この悲しい結末の方がこの物語に合ってると思います。 人間の狡さや醜さ、哀しさを表現した小説なのかな。 | ||||
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「夢を売る男」が面白かったので読んでみましたが、こちらの作品も実に素晴らしい! なんといっても、主人公のキャラが良い。 美しさを求めて風俗で稼ぎ、整形を繰り返す。のみならず、自分が綺麗に見える所作を完璧に身につけて、ステータスをルックスに全振りする姿は、美への執念というか怨念。 逆に清々しいほど。 しかし、そこまでして何が欲しかったのかというと、初恋の人。 え?!そこかよ?!?!と乙女チックを感じずにはいられない。 英介との再開のシーンでは、メチルアルコールをコーラに仕込んだ狂気のバケモノの姿はどこにもなく、緊張で歯はガチガチ、指は震えて精神安定剤を床にぶちまける始末。メンタル崩壊。 え、アンタ、他の男を落とす時は完璧なプロフェッショナルでゴルゴ13並の手際の良さだったじゃないか、どうした?! その後も、英介が惚れたのは美帆であって和子じゃないとか、乙女モード発動。 和子、もういいじゃないか。 努力して稼いで整形して作った顔は、生まれ持った顔以上の価値があるって、自分自身で言ってたじゃないか。 君はもう十分戦った。 エピローグは賛否両論あるかと思いますが、乙女な和子にとってはあれで良かったと思う。 しかしまぁ、男性が書いた女性ですね。 和子を理想的に書きすぎかと。 現実世界には、和子をはるかに上回る怪物どもがそこら中に転がっております!妖怪大戦争です! くわばらくわばら。 僕はこれからも、気を引き締めて彼女達と対峙していかねばならないなと、改めて思わされました。 | ||||
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まず文章表現が小説としては稚拙だと感じました。 同じようなことをくどくどと繰り返すので、小説を読みなれてる人には苦痛でしょう。 また、見た目と中身は関係ないとかいうような話が出てくるわりには、主人公がもともと美しい心の 持ち主だったというようなこともなく、ひたすら初恋の相手に好かれたいために整形を繰り返すだけ。 よくも悪くも放送作家の人の作品だなあという印象が強く残りました。 同じメッセージをひたすら繰り返して、小説を読みなれてない人にもわかりやすくしてるのかもしれません。 最終的に、主人公と初恋の相手が結ばれるシーンもありましたが、人生のすべてを整形につぎ込んでまで好かれたかった 相手が、他の人から見れば取るに足りないただの中年のおっさんだったというのは、なんか哀れでしたね。 自分にとっては人生をかけるほどのことでも、周りから見れば取るに足りないものだというような話でしょうか。 | ||||
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『夢を売る男』が面白かったので、続けてこちらを手にとってみた。ぐいぐい読ませる力量はさすが。 整形や風俗に抵抗がない主人公。自分はどちらも無理だし、主人公の考え方にも共感できず、まったく感情移入しないまま、はっきりいって他人の不幸は蜜の味…的な好奇心だけで読み進める。ただ主人公に悲壮感がないので、途中までは、スポ根的にどんどんきれいになっていくのがだんだん快感になってくる。応援は別にしないけど。のぞき見的な面白さで最後まで楽しんでしまった自分のモンスター要素にウヘエ…。意地悪なタイトルだよなー。 整形の過程や風俗店面接の描写がリアル。『夢を売る男』は、出版業界に身を置く自分でもリアルに感じたので、きっとこちらも相当取材して書かれたんだろうな。内容があまり好みではないので☆厳しいですが、いっきに読ませるエンターテイメント性は高く評価しています。『殉愛』(未読)の騒動で敬遠していたけれど、徹底した取材でフィクションをつむぐ能力は高い方なのでしょう。ほかのテーマも読んでみたくなった。 以下、ややネタバレ注意。 しかし、そこまでして、やりたいことが、その程度なのか…。もっととんでもない悪女になってもよかったのに。絶世の美女になっても、やりたいことがないから、結局受け身で、いいように使われてしまう。でもそれもある種リアルなのかもしれない。そもそも外見を変えるって、世間の評価軸に合わせるってことなんだよね。 この主人公、かなり気が強いところもあるし、どうでもいい人の目はぜんぜん気にしない大胆さもあるのだから、同じだけの金をかけて、もっと別のこともできただろうに。 さいしょ岡崎京子の『ヘルタースケルター』のりりこような展開になるのだと思って読んでいたら、ぜんぜん違った。ちなみに『ヘルタースケルター』はりりこにめっちゃ感情移入して読んだ。この違いはなんだろうか。 なお、エピローグの有無で読後感が変わるという意見があるけど、そうは思わない。エピローグはもともとの作者の意図をわかりやすく解説しただけだと思う。となると、『夢を売る男』のラストの解釈も、自分の感じた印象でいいんじゃないかなと思えたのは収穫。 | ||||
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最後はきっとこうなるんだろうなぁ、と思いながらも一気に一日で読んでしまった。 実際は、プチ整形的なアイプチやら歯列矯正やら、化粧があるのでここまで取り憑かれたように美容整形にはのめり込まない女性も多いと思う。 しかしこの小説が描いているのは美容整形中毒患者じゃない。メスが入る毎に深まる主人公の孤独の闇なのだ。 主人公が表面的な美を輝かせれば輝かせるほど、周りの人間達の、その精神の暗い側面が浮き上がってくる。 強い光の隣には濃い影ができるのと同様に。 その中で、唯一失わないものを求め続ける主人公の姿は本当に切ない。 初恋の男の最後にとった行動、エピローグで窺い知ることができるが、 所詮こんな男を、その本性を受けとめきれずに幻想を全身全霊をかけて追い求めた主人公は哀れだが、ある意味清々しい。 嫌悪感とも悲壮感とも感動ともいえない、不思議な読後感を味わいながら読み終えた作品だった。 | ||||
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主人公の執念、努力、現代医学壮絶なまでにも描かれており、参考になっただけではなく勉強にもなった。本編は当然、エピローグが最も肝心。女房にも読ませたところエピローグを読んでいなかった。後から読ませてみたら「なあ~んだ」との感想。現実に戻された気分を味わった模様。 | ||||
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主人公の女性にもうすこい内面の良さ、惹かれるような性格があれば・・・ しかし長年、ブサイクで苦しんで歪んでしまった心はどうしようもないか 欲を言えば、風俗のお客との心温まるようなエピソードもほしかった。 けれど、小説はおもしろく一気に読んでしまいました。 難しい言葉や感じも少なく読みやすいし、面白かったです | ||||
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恐らく整形に興味がなく容姿に執着がない方が読んだら「理解できない・つまらない」小説であり、主人公の顔に執着し顔第一と言える考え方や女や男の描写にはウンザリするかと思う ましてや初恋の男が出てくる辺りの展開やラストなんかは陳腐でしかない だけど主人公のような経験があり、整形、そしてまさに「顔」のために夜の仕事をしてる人間が読めばグサッと刺さるか、同意したくてたまらなくなる作品だと思う たった一皮剥けば同じ。容姿で左右されるなんて馬鹿げている。美人とブスの違いは1mm単位でしかない。内面なんて外側があって初めて見れる評価できるもの。 どんな美人でも老いてしまえば価値はなく、美人で若い女はゴロゴロと湧いてくる。終わりがない。 良い物を持っているのにそれに気付かず無駄にしていく女を見ると世の中ってなんなんだろうと嫉妬のような、理不尽でしかたがない何かに包まれる。本当に同意同意同意 とにかく顔顔顔で顔が良くなりたいのってなんでそんな猛烈な感情をこんなおっさんが書けたんだろう?と思えてならない 読んでる側からすると主人公はスタイルもよく肌も綺麗で元がいいし、整形だってこんな上手く大手術が成功して進むかよ...ってなるとは思う でも魔法じゃないとあるように次第と体にガタが来る。 そしてラスト。私は好きな人なんていないし美人薄命なんて勘弁だけれど羨ましい。 こんな風に生きれたら最高なんだろうな。 私はブスが美人に~系の作品は大嫌いなんだけどこれは忘れた頃に読み返してしまう 読んでいると序盤の主人公のように周りなんて見ず、整形の為にがむしゃらに働いてみたくなる そんな衝動を抱くような作品だと思う。 | ||||
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百田 尚樹の作品ということで購入して読みましたが内容がいまいちです。 | ||||
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美容整形にどっぷりはまる醜い女性の話です。 性風俗業に従事しながら幾度にもわたる整形手術を繰り返しながら、顔、名前、年齢を変えて別人の人生を手にする。 しかし、その胸のうちにはかつての初恋の男への変わらぬ思いがあった。 美容整形についてよく調べていると思います。 百田 尚樹にしては、いまいちかと。 | ||||
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主人公に対して「こいつヤバイ・・・」と感じる箇所は高校生時代にエイスケをメチルアルコールで失明させようとする場面くらいで 復讐といっても「お前の社会的地位を墜落させるぞ」と脅迫したり知り合いのチンピラに対象を暴行させる程度で、何かを奪うわけでも強請る訳でもなく殺人事件にも発展しません。 東野圭吾の「幻夜」のヒロインなんかと比べると全然モンスターじゃないと思う。 | ||||
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あまりにも醜く生まれたために人より中身の濃い数奇な人生を歩まなければならなくなった 田淵和子。醜いままで生き続けるのではなく、自分で金を作って整形を繰り返す人生を歩き始める。 整形を繰り返すうちに美女となり、違う人生が拓けてくる。 整形の実情が詳しく出ていてそれも面白い。人間はどんな目にもなれるという。 また、口の整形は顎の骨を一時的に完全に切り取って外す、顎の骨がくっつくまでギプスで固定するなど、驚いた。 そこまでして人生を変えたかった女の執念。 それもこれも全ては幼稚園の初恋の相手のためだった。 ラストのシーンで英介に美しくなった未帆が言う。 「醜い女でごめんね。美しくなりたかったの」 女の情念とはまさにこういうものだ。和子を笑えない。 女なら誰でも心の奥底に秘めているのではないだろうか。 生きたいように生きて最期は素晴らしい最期を迎えた、と感じられた。 こんな風に生きられたら幸せだろう。 普通の人はただただ長い退屈な人生が延々と続くだけなのだ。 | ||||
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これ以上ないブスと絶世の美女の心境をものの見事に描写している(但し男の目から見た)。物語のほとんどを いじめと美容整形と復讐にページを割いており、同じことを何度も繰り返している。これで500ページはちょっと 長すぎるのでは? 最後に己の恋を成就し、人生最高の瞬間にcut-outできたのだから彼女は幸せだったのではないだろうか? しか しここに登場する男どもはなんとだらしない連中ばかりなんだ。一人の女を命がけで愛し、守ってやろうとしない のか! | ||||
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幼少期からあまりにも外見が醜く、同級生からモンスターとも言われたヒロインは、様々な過程を経てあらゆる整形を繰り返して絶世の美女となり、 かつて初恋した憧れの人が偶然一目惚れしてくれるよう、故郷でレストランを開きながら過去を回想していく。 あまりにも切なく、それでも夢を叶えた姿に、思わず心を打たれた記憶に残る作品! 以上、そんな内容でして、 これは以前に1度読んだはずですが、何故か読書記録に書き漏らしてました(>_<) でも約3年前に読んだ時は、怖いサスペンスと思って読んだら怖くなくて切ない作品でガッカリしたものの、 今読んだら、昔からの夢の実現に向けてひたむきに生きたヒロインの姿に、思わず心を打たれて感動してしまいました……。 人生様々でして、若い頃は特に外見が及ぼす影響も大きく、ヒロインの苦難の背景にも『人間はそういう愚かなものだ』と頷くばかりでしたが、 それでも幼い頃からの夢を2つも叶えたヒロインは幸せなラストだったと思います。 僕も今年は、もう悔いはないと思える幸せな瞬間を味わえたら、それだけで人生は最高だなと思っていて、 今年は『読書でも他の趣味でも旅行でも最高の幸せを満喫』出来、万が一、いま突然人生終了しても一切悔いはないと思える境地なので、 この作品のヒロインも悔いなく人生を全うしたように感じ、その点は素晴らしいなと思いました。 ただヒロインは整形しまくるし、整形代のために風俗でさんざん稼いだりもして暗い箇所が多く、人に薦める作品ではありませんが、 それでも個人的には、あまりにも切なくて良い作品でした! | ||||
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読了後、「人生がもう一度あるなら、自分も思いを遂げるため全力を尽くしたい。」とつくづく思いました。あ~あ、怠惰な人生を過ごしてきてしまった。主人公は幸福になることは適わなかったが、悔いの無い人生を送ったのだと思いました。きっちり復讐を遂げましたものね。犬の首に巻き付けられた手編みのマフラー・・・この残酷な仕打ちへの復讐を命懸けで遂げた主人公、きっちり片をつけた生き様に拍手。 | ||||
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百田尚樹さんの小説は好きで読んでます。これもまた関心したり、ウルウルしたりして読みました。 | ||||
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