野良犬の値段



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野良犬の値段
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初公開日(参考)2020年12月
分類

長編小説

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野良犬の値段

2020年12月24日 野良犬の値段

突如としてネット上に現れた、謎の「誘拐サイト」。 <私たちが誘拐したのは以下の人物です> という文言とともにサイトで公開されたのは、 6人のみすぼらしい男たちの名前と顔写真だった。 果たしてこれは事件なのかイタズラなのか。 そして写真の男たちは何者なのか。 半信半疑の警察、メディア、ネット住民たちを尻目に、 誘拐サイトは“驚くべき相手"に身代金を要求する――。 日本全体を巻き込む、かつてない「劇場型犯罪」が幕を開ける! 稀代のエンタメ作家・百田尚樹が、 とうとう「ミステリー」を書いた!(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

野良犬の値段の総合評価:9.04/10点レビュー 188件。Aランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

映像化は不可能、けれど映像向きのサスペンス群像劇

警察は頭を働かせて犯人逮捕に繋がる手がかりを得ようと必死になりますが、犯人サイドは奸智を巡らせます。両サイドの頭脳バトルが見ものなので、ハラハラしながら読めます。ですが、両サイドは互角ではなく、犯人サイドが一枚も二枚も計算が立つため、もう少し手に汗握る攻防戦を読みたかったです。
二時間ドラマの脚本を読んでいる気分で、年末年始年始に読むのにうってつけの作品だと思います。ですが、本作は、絶対に映像化は不可能でしょう。メディアへの皮肉満載なところもありますが、とあるショッキングな内容や暴力的な描写があり、表現規制の厳しい今のテレビには、受け入れられない内容を含んでいます。
ショッキングな死体が発見されるシーンがあります。この誘拐サイトが悪戯ではないことを証明させるためかと思いきや、そこには深い犯人側の計算があります。なので必要不可欠な描写で、ミステリ要素があります。"○○○の論理"の答としては、少し陳腐な印象を持ちましたが、、、。

本作を読みながら、ドラマでありますが、相棒の『ピエロ』という作品を思いだしました。そちらの作品も誘拐劇を扱っており、かつ、ホームレスの物語も関係します。また、もう一つ、なぜ、誘拐した人物の一人を映像に映さなかったかという謎が、本作と似ている気がしました。もちろん、その答はまったく違いますが。『ピエロ』を観て楽しめた方は、本作にも満足できるかもしれません。
(ピエロの方は主人公の警部が優秀で、手に汗握る攻防戦という面で軍配が上がりますが、、、。ちなみに脚本は太田愛で、馴染みのある方もいると思います。)

本作の魅力は、なんといってもホームレスのバックグラウンドと群像劇です。ホームレスたちには、めいめいホームレスになってしまった悲劇的な出来事があり、同情を感じます。
また、この作品には数多くの人物が登場する群像劇で、それぞれの立場からの考え、台詞にリアリティがあり、感心しました。

一方で地の文には魅力が薄く、余計な登場人物も多かった印象です。
強引な展開も幾つか散見されます。細かい箇所も緻密に描けていたら完璧だったと思います。

bamboo
NU17PFML
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.187:
(2pt)

ダラダラとんとん

百田氏の小説に共通して言えることだが、ただ緊迫感もなくストーリーがダラダラとんとんと進む。シドニーシェルダンの超訳のような小説。作者が生きている間は売れるが、いなくなったらすぐに忘れ去られてしまう。
野良犬の値段Amazon書評・レビュー:野良犬の値段より
434403726X
No.186:
(4pt)

八田先生はハンドレッドか

多くの理事が賛意を示した。「特に八田先生は口が軽いですから」
野良犬の値段Amazon書評・レビュー:野良犬の値段より
434403726X
No.185:
(5pt)

おもしろすぎる

これマジでくっそおもろいからみんな読んで欲しい。
絶対無理だと思うけど実写化希望
野良犬の値段Amazon書評・レビュー:野良犬の値段より
434403726X
No.184:
(5pt)

ミステリーでありながら社会を映す

最初はゆっくりと読み始めましたが、途中から一気に読み終えました。
一人一人の登場人物のそれまでの人生、同じような人生が現実にもたくさんあると思わされるリアリティがありました。
また、テレビ局内の困惑、ドタバタ、番組の建て付けの描写も、長くテレビ業界で放送作家をされていた作者ならではで、興味深く読みました。
実際の某公共放送テレビ局、民間テレビキー局、全国紙の某新聞社、某週刊誌を思わせる面々が(チラッと作者自身を思わせる人物も)勢揃いし、偽善や欺瞞をあぶり出す描写も痛快です。小説でありながら、一種の問題提起だとも感じました。
この作品にも落ち着いた知性豊かな人物が登場します。読み進むなかの清涼剤となってくれました。いろいろな不幸が全編散りばめられていますが、最後は小さなホッとしたものを心に残してくれます。
野良犬の値段Amazon書評・レビュー:野良犬の値段より
434403726X
No.183:
(4pt)

展開が面白過ぎてすぐに読み切りました。(^.^)

なし
野良犬の値段Amazon書評・レビュー:野良犬の値段より
434403726X



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