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モンスター



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【この小説が収録されている参考書籍】
モンスター
モンスター (幻冬舎文庫)

モンスターの評価: 3.63/5点 レビュー 515件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.63pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全515件 221~240 12/26ページ
No.295:
(4pt)

読み応えがありました

本がたばこというか、親父臭がして手に臭いがつきカバーをしてよみました。内容はよかったです
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No.294:
(2pt)

エピローグが余計

お話自体は大変面白い。オノマトペの使用等、ウンザリする表現が散見されるが、
物語に読者を引き込む力は見事だと思う。

ただ、エピローグは付けるべきではなかった。

この物語の主題は、男性社会によって作られてしまった価値観に、敢然と立ち向か
う女性の姿、謂わばドンキホーテを描く物だと思っていたら、エピローグによって、そ
れが、女性の儚さ、浅ましさ、愚かさを暴く物に成ってしまっている。

主題が、美醜に執着する女性を取り上げ、嘲る物ならばそれでも構わないが、それ
ならばそもそも、物語は主人公視点ではなく、第三者視点で語られなければならな
い(理由は、本人にとっては悲劇でも、他人にとっては喜劇だから)。

これには非常にちぐはぐな印象を受ける。

簡単に言ってしまえば、このエピローグは蛇足だ。

このエピローグさえなければ、星四の評価なのだが、残念である。
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No.293:
(4pt)

美しい顔に対する人々の本音と、痛いほどの好きという気持ちはいっそすがすがしくも思えます。

冒頭で容姿の美しさが女性にとってどれだけの価値を持つものか、周りの人の態度がどれほどのものなのか、ただ、駅からタクシーにのっていくだけのシーンで書かれています。

その反面醜い容姿に対する容赦のない態度はどれほど人の心を傷つけるのか、幼少期からの回想で、思い知らされます。

それでも、成長し、思春期を迎え恋をして、つらいという言葉では表せないような思いをして、やがて美しくなるという目標を得て、そのためにあらゆる努力をしていく主人公。

それでも結局とても美しくなった後、自分が本当に望んでいたものはなんだったのかと気が付いてからの狂おしいほどの思いは、ただただ美しくなりたいという思いに明確な、好きな人に振り向いてもらいたいという、切ない目標があたえられます。

ラストをハッピーエンドと取るか、そうでないかはわかれるところですが、私はハッピーエンドであったと思います。
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No.292:
(4pt)

怖いモノ見たさで引き込まれる物語です

百田尚樹さんの作品は本書が初めてでした。小説を書くにあたり、医学的な情報収集も細かく行って書き上げた作品という印象が強いです。実際に当事者らのインタビューなども行ったのだと思いますが、物語は非常に生々しく現実的な視点で展開されていきます。ただ主人公の境遇が悲劇すぎる感も否めないので、もう少し報われるような展開があると良かったなと思いました。怖いモノ見たさのような感覚で引き込まれて読み進めてしまう作品です。
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No.291:
(5pt)

女性の現実を、ちゃんと書いている。

何度も読み返しています。主人公の容姿が美しくなるにつれ、店員の対応が変わったり、整形してなくても、身なりによって扱いが変わるのは、女性なら経験があるんじゃなかろうか?(私はある。)『東京という街は美人を前提にできている。』とか、膝をうつような描写も多かった。女性が成功するには容姿端麗か必須条件なのは、世の暗黙の了解だ。才能に加え『綺麗だから成功した』と思う、文化人やアーティストが多数いる事実。女性は美しいだけで、手にするチャンスの数が全く違う。この小説は、そのことを正面から描いている。
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No.290:
(3pt)

蒙古襞(もうこひだ)について

作品の中で気になったことがあったので調べてみました。日本人は生まれつき目に蒙古襞(もうこひだ)があり、これがない人は美容整形をしている、といったような内容があり、主人公が蒙古襞(もうこひだ)を切除する手術を受けた後、自宅でモデルなどの写真を見ると皆蒙古襞(もうこひだ)がないので「なんだ、みんな整形していたんだ」とほくそ笑むようなシーンが印象に残りました。そこで、蒙古襞(もうこひだ)とはいったいどんなものなのか、ネットで調べてみました。いくつかの美容整形医院のサイトなどに詳しく写真付きで掲載されていましたが、蒙古襞(もうこひだ)は日本人を含む黄色人種に多い、というだけで、全員が持っているものではありません。生まれつき蒙古襞(もうこひだ)がない人もいるそうです。ちなみに私は、鏡で確認したところ、蒙古襞(もうこひだ)がありませんでした。ですので、百田さんのこのような記述は、生まれつき蒙古襞(もうこひだ)がない人に対して「あの人整形してる」と思わせるような誤解を生みそうなので、もっときちんと取材をしていただきたかったなと思い、残念に思いました。
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No.289:
(5pt)

夢中で読みました

男性ですが、主人公にの女性になったように感じて読みました。高校デビューだったので、前半は特に感情移入してしまいした。ラストはちょっと綺麗にまとめ過ぎかな?でも買ってよかったです。
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No.288:
(5pt)

みちょ

本屋さんになかったのでこちらで購入しました。
本の状態も良く届くのも早かったので満足です
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4344418506
No.287:
(3pt)

ラスト変更が

読み終わってこの主人公に対して作者の愛情を感じないというか
非常に薄っぺらい人格に書かれてると感じたのですが、それは敢えてなのか
作者の筆力なのかと少し考えましたが、他の感想を読んでみるとラストが
変更?されてるんですね。
私が読んだラストはまだ幸せといえる形で終わった物でしたが、より悲惨な
救いのないオチに変更されたようで、敢えての描写だと分かりました。
美に執着しすぎてそれだけになった女に男は結局心底からは惚れないって
ことでしょうか。復讐譚というよりは整形業界あれこれという感じでした。
モンスターAmazon書評・レビュー:モンスターより
4344018079
No.286:
(2pt)

女性の心理描写が雑で 感情移入できなかった。

百田さんの作品は「永遠のゼロ」や「海賊とよばれた男」など過去に面白く読ませてもらった記憶があったのでこの本もかなり期待して読んだが期待はずれだった。

私も女性なので、この世の中どんなにきれいごとを並べても、外見だけで判断され人によりとても優遇されたり逆に雑に扱われたりする事が多いのでよく分っている。
特に思春期の時に自分の容姿を人に嘲笑された経験があると、それはかなり大人になっても自分の心に暗い陰を落としたままとなる事も多いと思う。
「人は見た目が9割」なんて本がベストセラーになって、私自身読んで納得する事も多かったのだが、、、

私がこの本が面白くないと感じるのは、でてくる人物が皆0か100しかなく、極端な人物ばかりだからだ。
主人公の女性が怪物扱いされるほど醜い容姿から絶世の美女になるのも極端過ぎて実際の美容整形の技術的に可能なのかと?疑問も持つし、キレイになるにつれて変化する心情描写も薄っぺらく文体表現も幼稚で、、、正直携帯小説レベルだと感じてしまった。
百田さんの作品をこの本しか読んだ事ない人は、「百田 尚樹 ってたいした事ない作家」と思いそうでそれが残念だ。
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4344418506
No.285:
(5pt)

すごい

海賊と呼ばれた男を読んだあとだったので、、
全くカラーの違う分野で?びっくりしました。
しかし、よく整形の内容を調べていらっしゃるのには脱帽しました。ちょっとグロテスクで怖いくらいでしたが、
ある意味その女心もわかる気がします。
面白かったと思います。
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No.284:
(3pt)

busu

ブスは生きる価値が無いという御話しデス。
みなさん整形しましょう。
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4344418506
No.283:
(5pt)

引き込まれた

終盤はページを繰るのが辛いほど
感情移入してしまった。
女心を男性である作者が実に見事に描いている。
共感できるところがたくさんあった。
愛ってなんなのだろう。
色々と考えさせられた。
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No.282:
(1pt)

本自体はきれいでして

百田尚樹と言う名をメディアで良く耳にしていた。一度読んでみようと思い購入した。
あまりに文章力が稚拙でこんなものを本にしてはいけない。
モンスターAmazon書評・レビュー:モンスターより
4344018079
No.281:
(2pt)

読後感が良くない本でした

一言で表現するなら『薄っぺらい』でしょう。主人公はその怪物的な顔のために、子供の頃からクラスメイトや教師に傷つけられていた。整形を繰り返すことでただの美人ではなく、超ど級の美人になる。そして子供の時好きだった男性に再会するが・・・というストーリーは2時間のサスペンスドラマのようです。

が、とにかく最大の欠点は主人公に共感できないところです。感情移入することができれば、同情できるのですが。性格が悪いんです、この女性(笑)。

友人から百田尚樹さんを薦められて手に取った最初の本ですが、他の本を読もうという気持ちが失せてしまいました。文学的な表現はなく、現実からかけ離れた物語は途中から破綻していると感じました。著者はストーリーテラーとしてはうまいな、とは思います。時間つぶしのためにはいいかもしれません。引き込まれて読んでしまう本ではあります。が『いい本を読んだ』という爽快な読後感は残りません。

手元に置いておきたい本ではないです。すみません、辛口で。
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No.280:
(4pt)

終わり方が綺麗過ぎる

とんでもない不細工な女が必死に整形するためのお金を工面しつつ徐々に美しい女へと変貌していく。

1人のとんでもなく不細工に生まれついた女の復讐と愛憎。

整形とそれに伴う周囲の反応の変化。
その過程は男の私が読んでも非常に爽快感がある。

そして、もし私がこの女に出会ったらどんな接し方をするだろうか・・・ということを自分でシミュレーションしながら読み進める。
その過程で私なら絶対に感じるであろう態度を、この小説の中に登場する男が一人としてしていないのが気になる部分。
それは「整形に気が付いてガッカリする」という態度だ。

10年前ならそんな感覚すらなかったが、今では整形は接する側も珍しくない。
芸能人がほとんど整形しているのもほぼすべての人が知っているだろう。
つまり、整形に対する眼が肥えてきている。
一目瞭然で整形しているのは明らかにわかる場合も多い。
そんな時、私に限らず男は心のどこかで必ずガッカリしている。
そのガッカリ感を感じられる感受性が無かったことが彼女の救いであったろうと思う。
しかし、ガッカリされる事実である、ということまでは彼女は分かっていたのが不幸だった。

細かいディテールの積み重ねと心情を描くことによって、整形というものへの説得力はいやがおうにも増す。
その過程があまりにも面白く、その過程で果たされていく気まぐれに近い復讐の爽快感をもっと味わいたかった私には、このラストはあまりにも綺麗に終わり過ぎて非常に不満足でした。
作者はこの女にそこまで酷い人生を用意できなかったのか、優しい人なのかもしれません。
私なら、最高に復讐に見えながら最後で崖から突き落とされるような絶望感を味あわせるでしょうが、それは自ら生み出したキャラクターじゃないからこそできることかもしれません。

世の不細工な女性たちがこのモンスターに唯一嫉妬するとしたら、抜けるような白い肌と抜群のプロポーションを持っていた事でしょう。
モンスター (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:モンスター (幻冬舎文庫)より
4344418506
No.279:
(5pt)

狂おしく生きた純愛の物語

なんと、500ページもあったのに1日で読み終えてしまいました。

本当に涙が出てきました。醜い醜い女性がとても美しい純愛を貫くことに人生の目的を見出したお話です。
主人公が幼少期に恋した男の子は隣り町に引っ越して行き、高校時代には同級生として再会します。自分の醜さを恥じて同級生として遠くから眺めることしかできなかった男の子は幼稚園児の頃に愛した女の子が主人公だということを知りません。

彼女は整形手術を繰り返して絶世の美女になります。しかし病気になり、残りの人生が短いことを知ると、初恋の人に愛されたいと強く願うようになり、18年ぶりに故郷に帰り、初恋の人が訪ねてくるのを待つためだけにレストランを開業します。

私は主人公の女性が2年間待ちに待った初恋の男性と会って、魅了していくサマを見て心底感動しました。醜くて地獄の苦しみを味わった整形前の彼女の人生の不幸を打ち消しても余りある美しい幸福だと思います。 彼女は長年夢見た時間を獲得したのです。
しかし、それでも本当の自分を隠しているから愛されていると考えて再び苦しむようになります。

それが死ぬ間際に愛する男に正体を明かして、それでも愛してもらえると言ってもらってから死ねた幸せはいかばかりのものでしょう?彼女はあの瞬間のために生きて来たのです。

たとえ男の本心がどうあれ、彼女はそれを知らずに死ねたのです。ただ、初恋の人が訪れるのを待つためだけに自分を追い出した故郷にレストランを開いて残り僅かな人生をかけた彼女の狂おしいまでの執念は見事に実りました。

彼と丘の上でデートした彼女の夢心地の気分は思い出すだに涙が止まりません。

最近読んだ本の中では最も感動した作品です。ぜひ皆様にも読んでいただきたいです。
モンスター (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:モンスター (幻冬舎文庫)より
4344418506
No.278:
(5pt)

面白かったです!

ストーリーは、読む前からわかるものの、主人公のドラマ性が、なかなか楽しませてくれます。

「永遠のゼロ」から比べると、グーンと展開やスピードが向上していることがうかがえ楽しめました。

整形手術の段取りや技術についても、わかりやすい解説で、勉強になりました。
モンスター (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:モンスター (幻冬舎文庫)より
4344418506
No.277:
(5pt)

ブスといわれた女のサガを達成する過程が面白い

幼い時の男の子の一言を信じ達成するために整形そして整形を繰り返し、美女に返信していく様が恐ろしいほどに物語っており、世の男性諸子の捕らえ方を語っておりました。
モンスター (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:モンスター (幻冬舎文庫)より
4344418506
No.276:
(5pt)

本の状態よい

すぐ、とどきました。 美品でした。 気持ちよく読書できました。 Thank you.
モンスター (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:モンスター (幻冬舎文庫)より
4344418506

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