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モンスター
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モンスターの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.63pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全515件 261~280 14/26ページ
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多分、出版社に、 「百田さん、醜い少女が整形美女になって 初恋の相手への思いを遂げる、というテーマで書いてみませんか」 と言われて美容整形の専門医に取材して短時間で書き上げた小説でしょう。 女性である私自身はなんの共感も感動もありませんでしたが、 ライトノベルとしてはさらっと読めました。 風俗の描写もあるので息子には読ませたくない本です。 主人公の女性があまりにもうすっぺらい。男もうすっぺらい。 展開は先が読める。 主人公が高校時代あこがれていた男性が納得いく魅力のある少年像なのに、 大人になった彼が、容姿はともかくも、男としてあこがれる美点が全く私には感じられない。 主人公の女性は自分で知性はないと認めているのに英検一級を持っている。 英検一級取得するには帰国子女や留学経験がない場合は、 それなりの努力と情熱が必要だし、英語力以前に英検の問題は教養ある文章なので 男たちの仕事に関する自慢話も理解できるくらいの教養は絶対あるはず。 それを、適当に会話術でこなせば知性が無くても男は気付かないと言う風に書いているあたり、 相当違和感がある。百田さんの考える知性や教養ってどういうものなんでしょうね。 先の読める展開で、物語の肉づけが至る所、うすっぺらく共感を起こさない描写ではありますが、 2時間スペンスドラマ的な面白さがあるのかもしれませんね。 「風邪の中のマリア」はシンプルで面白かったのですが、このストーリーにこの肉付けでは納得いきませんが、 多分、ご本人自身思い入れはなく必要に迫られて書かれた作品なのではないかなあと思いました。 | ||||
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永遠の0で話題の作者です。 他の作品も読んでいますが、こちらの作品もオススメです。 現在と過去を少しずつ書いてくれているので、読みやすく理解がしやすいです。(うまく表現出来ませんが・・・) 内容については、割愛させていただきますが、読んで損はしません。 読後、妻の顔をマジマジと見て、整形しているのか確認しちゃいました(笑) | ||||
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風の中のマリアが素晴らしかったので、本書を購入してみましたが。薄っぺらい内容に耐えられず3章ぐらいで読むのを断念しました。 | ||||
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最後、泣いてしまいました。 美容整形を題材としたこのような小説は描写が難しく名作は少ないと思いますが、まさか最後の最後で泣かされるとは思いませんでした。作者の力量に尽きると思います。 | ||||
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始めは整形という部分に興味もあり惹かれて選んだ一冊でしたが、読み進めていくうちに彼女の悲しみ虚栄心憎しみ愛に共感できました ラストも良かったです。 ぜひ読んでもらいたい作品えすね | ||||
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本書に出てくる整形過程に関しては,非現実すぎる!と思ったものの 中村うさぎさんが解説で絶賛しているので,アリなんでしょうか。 しかし,後半の舞台である「瀟洒なレストラン」。 フレンチレストランなのですが オーナーである主人公が, お客さんと一緒にテーブルに座って紅茶を飲んだり, オーナー目当てに1人で来る男性客がいたりって, スナックじゃないんだから。 「再会」の舞台を作らなければならないところ,スナックじゃあ下品なので フレンチレストランを思いついたのかも知れませんが,安直で不自然です。 美醜によって周囲の対応が如実に変わり,人生そのものが大きく変わってしまう,というのは 分かりやすくもあり,そういうところは現実的にある,という思いもあり, 映像化すればエンターテイメントとして面白いだろうとは思いますが, 小説として読むほどではなかったかも。 テレビドラマなどのノベライズ版がえてして薄っぺらで面白くないように, 先に映像化ありきの小説も薄っぺらなもんだ,と思ってしまいました。 | ||||
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その容姿、歪んだ愛が引き起こした事件から、 モンスターと呼ばれ、故郷を追われた未帆。 整形を通じて自己変革を遂げ、遂に故郷に戻る。その目的とは? 内容は未帆の整形を通じた自伝となっており、 現在と過去とを行き来しながら描かれる物語。 だんだんと変わっていく未帆を見ているのは楽しくもあり、悲しくもあり。 もっと過激な復讐劇に振った内容でも良かったように思えるが、 愛に生きた未帆の迎えるこの結末を含めた内容は、これはこれでありだと思う。 | ||||
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当に、恐く哀しいです。 日の光に向かって歩いてくれれば、とねがわずにいられません。 | ||||
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せつない女心、そこまでしなくてもと思ったが 意思を貫く気持ちがすごいと思った。 | ||||
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百田氏2冊目です。 引き込まれました。 多ジャンルでこうまでして事細かに記述がある 小説って少ないと思います。 モンスターは、結末も私としては好きな終わり方でした。 できれば別の人と結ばれて欲しかったのですが、 そこがまたこの作品の楽しいところでもあるのかと。 | ||||
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詳しく美容整形手術のことなどが書いてあり、勉強になりました。 また主人公の行動に度肝抜かれました。 | ||||
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TVなどで「美容整形の闇が赤裸々に暴露されている」と謳われていたことに興味を持ち、本書を手にとりました。 ただ、この作品で触れられている「整形の実態」については、多くの女性にとってはもはや「常識」ともなっているようなモノばかりだと思いますし、大して驚くような内容は含まれていないと思います。本書の魅力はそんな美容整形の云々話よりも、むしろ”人の性(さが)”を包み隠さず赤裸々に描いている所ではないのでしょうか。 作中でも言及されているとおり、人は結局のところ”容姿”、もっと有体にに言えば”顔”で相手を判断します。私は美容整形こそ経験したことはありませんが、容貌が変わる程の体重の増減を繰り返しているので、”美しい時”と”醜い時”の扱われ方の違いは身を持って体験しているつもりです。 美しい容姿でさえいれば、こちらがどれ程冷たい態度をとろうが、不躾に物を言おうが許される。困っていれば頼まなくても助けてもらえるし、黙っているだけで思慮深いと思われる。まさに美人とブスでは人生に雲泥の差が生まれる。作品で示唆された内容やヒロインの生き様、人からの扱われ方は大げさに書かれている様で、決してそうではないと私は思いました。 本書はそんな、みんな何処では気づいているけど、大きな声では決して言えないようなことを、そのものずばり、ストレートに表現してくれています。だからこそ、何も知らない第三者が美容整形した人を否定的に捉えるのは間違いであることに気づかされますし、かと言って「整形さえすれば幸せになれる」と言う考え方も、案に意味する形で否定されています。そして、「華の命は短い」ということ、その短い命をあらん限り謳歌し、自分を磨いていくことの大切さも同時に示してくれているのではないのでしょうか。 読者によって、ヒロインの生き様は賛否が別れると思いますが、私は素直に彼女が羨ましいと思いました。「この人だ」と思える人に出会い、その人を手に入れるために命を削って死に物狂いで生き抜いた。そして自分が「幸せだ」と思える絶頂の瞬間に終わりを迎えることができた。第三者から見れば全く幸せには写らない生き様ですが、結局のところ、自分が幸せと感じるかどうかが大切ですよね。彼女は最後の最後で、鈴原未帆としても田淵和子としても、幸せを勝ち取り、勝ち逃げする形で幕が引けたのだと思いました。 | ||||
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この本は本当に女性の心理や思いを描かれた作品だと思います 美容整形に手を出そうと思われた方は、是非一度読んで見るといいかもしれません | ||||
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娘と百田さんの作品を共通で読んでますが、この本はどうしようか迷ってます。 | ||||
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一気に追い終えました。 描写がとてもリアルで、吸い込まれるようでした。 私は、宮部先生の大ファンですが、百田先生の本を読みたいと思います。 | ||||
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百田さんの作品でしたので購入しました。 世間の目。それを逆手に取る主人公。 自分の立場に疑問に思っている方に | ||||
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整形は私は嫌いだった。 勿論世の男性のほとんどは何で整形なんてするんだ?と言う。 この本ではその何でを存分に語ってくれる。 醜いが故に村八分にあい、美しくなれば真逆の人生を歩む主人公。 本書に書いてある通り顔が綺麗であれば人は勝手にその人物像までも描いてしまう。 良い女を抱きたい。下心をみすかせれているとも知らず自慢話をし自分をアピールする。どうにかしてでも口説き落としいざ自分の物になると興醒めするのは男性諸君なら解るはず。 これらの男性の愚かさは読んでいて耳が痛い。 女を口説くハウツー本を読むよりずっと勉強になるし、外見が良い女性を手に入れた男は次に何を欲しがるか。そしてその先に男は何を求め女はどう感じているのか。 是非本作で見つけてほしい。 | ||||
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この作品を読みとても考えさせられました。内容も面白いので僕は読んで良かったです! | ||||
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表現の仕方が苦しいのですが、件名に尽きます。 「人間は顔ではない、心だ」とか、そんなのキレイ事だ!とは言いませんが、 顔面の薄皮一枚、ちょっとの作りの差が、人生を大きく左右させてしまうことを正面から綴った名作だと思います。 ヒロインは頭もよく、経験則をすぐに客観的事実として吸収し、自分の人生の道標として活用しています。 中盤から悟りを開いたかの如く腹をくくった行動を取り、着実に目標に歩を進め、要所要所で達成感を噛みしめる、 といった具合である種サクセスストーリー的な頼もしさも感じます。 最後の最後は、ヒロイン単独では幸せな死に方かも知れませんが、周りを含めてその死に方を見ると哀れです(主観です)。 モーパッサンの「脂肪の塊」を読んだ時もやるせない読後感でしたが、 現代になっても、人間の本質は結局進化していないのだな、と思ってしまう程、情景にリアリティがあり、共感があり、 非常に面白いながらも、ちょっと虚しくなる本でした。 私はおっさんなので受け止められたと思いますが、多感な少年少女にはとても薦められません… | ||||
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恋する思いが募るあまりの物語だけではなく、男というもの、女というものの本質とはなにかをテーマにしています。 男性が女性を見るとき、もしくは女性が男性を見るときに、その男女のかけひきとともに、こころの働きやこころの動き、こころの持ち方などについて語っています。 これらを非常に繊細で、かつ緻密に描写し、百田さんはどうしてここまで男女の心中を透き通し描写することが出来るのかと感心してしまいます。 一方では、初恋に対するピュアなイメージは永遠に忘れられないものとして、ひとのこころのなかで、いつまでも強い印象として持ち続けていることを語っています。 幼虫はさなぎからかえって蝶になり、繊細さと鮮やかな彩色で鼓舞するかのごとく大空にはばたきます。 それは、ほんのひとときのはかないいのちなのかもしれませんが、優雅にふるまっているがごとく。 百田作品を読み続けていますが、本書は感涙するというジャンルではなく、本書は読後にも、「ひとの、さらには生きているものの、男女の”さが”」ということを重く考えさせられてしまいます。 | ||||
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