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モンスター



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【この小説が収録されている参考書籍】
モンスター
モンスター (幻冬舎文庫)

モンスターの評価: 3.62/5点 レビュー 513件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.62pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全513件 361~380 19/26ページ
No.153:
(3pt)

他人がどう思うとしても

※明確なネタバレは書いていませんが、何となく展開が読めてしまうレビューになっていると思うのでご注意を。

「醜かった女性が整形で美人になる話」という以外は、何の予備知識も無く、本を開いた。

その美貌で成り上がっていくサクセスストーリーか。
あるいは、醜い時に蔑んだ人達への復讐物サスペンスか。
そんな予想を抱きながら読み進んだ。

読み終えた時。
これは、一人の女性の切ない純愛物語だったのだと思った。

彼女が美しくなる過程、その手段は、傍から見れば、痛々しい物かもしれない。
だが、本人の目線で語られているせいか、目的の為に努力し、確実に結果を手に入れていくその姿勢は、いっそ潔い程だ。
この清々しさは、男性作家の視点で描かれたからかもしれない。
女性作家が描いたら、もっとドロドロした物になったのではないか。

あの彼を選んでいれば、もっと幸せになれたのに。
読んだ人は、皆、そう思うだろう。

だが、彼女にとってはそうではなかった。
過去の全てを振り切り、新しい生き方を見つけることは、彼女にとっての幸せではなかったのだ。

たとえ、他人から見たら、惨めな人生だったとしても。
あの男が、結局はそんな価値の無い人間だったとしても。
これまでの死に物狂いの努力が報われた、彼女の人生の全てが報われた、あのラストこそが幸せだったのだと思う。

読み終えた直後は、あっけ無さに呆然としたけれど。
時間が立つにつれ、本編のラストとその後のエピローグとがじわじわと響いてきて、切なさが溢れてきた。

その痛々しさも惨めさも含め。
目的の為に必死で努力した時間も、そしてラストも、彼女にとっては、充実した幸せな時間だったのでは、ないだろうか。
モンスター (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:モンスター (幻冬舎文庫)より
4344418506
No.152:
(5pt)

おもしろかったです!

美しい女性の一生にはこれくらいの過去があった方が面白い。美しく別人になっても最期にはたった一人の追い続けてやっと手に入れた男の前で自分のことを話してしまうところが、哀しく切ない。
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No.151:
(2pt)

気持ち悪かった。

怖い本は大好きな私ですが、ちょっとエグかったです。文字数足りないの?
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No.150:
(3pt)

3冊目の百田尚樹さんの本

映画化もされたこの小説を
百田さんの3冊目として読みました。

TBSの「情熱大陸」によれば
かなり整形手術について調べたとのこと。

一時テレビ番組で整形前と整形後をくらべ
かつ費用についても公表する番組がありましたが
整形技術というのは、ここまで進んでいるんですね。

まるで現代の「人魚姫」の物語のようでもあります。

文章が短く、内容の重複もありますが
物覚えの悪い中高年には、それが読みやすいという面も。

楽しめた小説でした。
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No.149:
(3pt)

一気に読みました

男性作家による女性心理描写には時としてリアリティの欠如があるものの、
この作品に関しては予想を裏切る出来栄えだった。
かつて、その容姿から「怪物」と呼ばれた一人の女性が
鬼気迫るまでの執念によって美容整形を繰り返し、真の「モンスター」となる過程が
勢いのある筆致で描かれていた。
死期が迫った終盤は彼女の切ない心情に同情すら覚えた。
モンスター (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:モンスター (幻冬舎文庫)より
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No.148:
(5pt)

驚きました

驚きました。
一気に読んでしまいました。
作者の名前だけで購入したのですが、外れはないですね。
「ブス」が少なくなってきたと感じていたんですが・・・・・・・・・・
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No.147:
(1pt)

この作家は作品の振幅が激しいですね。

すばらしい作品から、どうしようもない薄っぺらの駄作まで。

でも読んでしまう。評論家の評価はとても低い、

でも読者には愛される作家ですね。

「永遠のゼロ」の映画が楽しみです。

岡田准一は大好きだけど、監督が好きではないので心配です。
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No.146:
(5pt)

面白い。

私もプチ整形をしており、不細工と美人の扱いの違いを身をもって体験しました。この本に書かれていることは、まさにその通り。悲しいけど、不細工と美人では、本当に扱われ方が天地の差なのです。
永遠の0もですが、百田さんは本当によく調べて書いてあるなと感心しきりです。
非常に読みやすく、知人の男性にも面白いと好評でした。
しかし、なぜかうちの母は、女を馬鹿にしている!と憤っていました。母は美人なので、不細工だからと酷い扱いを受けたことは無いはずなのですが…。この小説を読んで嫌な気持ちになる女性もいるようですね。でも、個人的にはとても面白いと思います。
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No.145:
(3pt)

一気に読めましたが…

本屋で立ち読みしましたが、結末が気になり結局、購入してしまいました。(本屋さんの思うつぼ!!!)
主人公が整形にはまる所や、終盤辺りは面白く、一気に読めたのですが、やはり主人公が薄っぺらな分、内容も薄っぺらく、前向きな部分もなく、読後感は悪いですね。
最後も本人は満足な最後だったのでしょうが、全編が自己満足の連続で、結局最後まで本当の意味で愛されていた訳ではなく、自分の事しか考えない人間は他所に愛される事がないという事でしょうか。
物語にエンターテイメント性はありますが、もう少し練って深い部分があったらもっと評価も上がったと思います。

本屋大賞に多いですが、一気に読めエンターテイメント性はあるが、いい意味で心に響く部分が少ない作品が多い気がして、良質な作家の作品が注目されなくなるのでは…。
「売れる!!」角度だけでなく、もっと良質な本も選んで欲しいと思います。
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No.144:
(5pt)

万歳!百田先生

今までありそうでなかったストーリー。映画も見ましたがやはり原作が基本です。美容整形の詳細な様子とともに主人公の心の変化がよく書かれていて一気に読み終わりました。
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No.143:
(1pt)

表現が浅い!

流石、放送作家。まるで脚本のノベライズ。表現が浅くペラッペラである。
しかも、所々腑に落ちない所がある。
話の流れ上、無理に辻褄合わせているかのよう。
映像化ありきの作品。
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No.142:
(4pt)

まさに

女の本音と男の本音が入り混じった人間の本能の世界

美容整形に対する、美に対する終わりのない執念は

美しさを追及する女性ならきっと誰もが持ち合わせている

男性の美人に弱い習性も

リアルに描かれている

最後はハッピーエンドではないので

終わり方が少々物足りなく感じた
モンスター (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:モンスター (幻冬舎文庫)より
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No.141:
(4pt)

一途な想いの表現方法

美容整形というものが存在する以上、自分の容姿で気に入らないところを美しく整えたくなるのは理解できる。
整形前の容姿は想像を絶する醜さであり、そこから美しくなっていく過程を心情を描いているが、生まれつき綺麗とされる人の気持ちを主人公が知ることはできない。
初恋の相手に苦渋の選択を迫る場面は、綺麗になってから心得た感覚だと思う。
しかし、綺麗になるだけが女性の幸せかというとそうでもない気がする。

本作は読みやすく、他の作品も読んでみたくなりました。
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No.140:
(4pt)

コンプレックスが本当のモンスタ−なのかも

初めて百田さんの作品を読みましたが読みやすくて一晩で読めました。
率直に話として面白かったです。
途中で和子が離婚した時に城崎に復讐を頼むところや足森に復讐するところはちょっとやり過ぎというか
酷いんじゃないかと思ったのですが所詮化け物と呼ばれた事もなく和子からみれば普通に幸せで不幸な私のような
一般人には分からないのでしょう。城崎のいうように切れてしまったんだと思います。
せめて両親だけでもいや母親だけでも和子の味方になってあげる人がいれば違ったと思います。
誰にも愛されなかった和子が自分を愛せる筈もなかったのは当然なのでしょう。
和子自身が一番醜い自分の外見そしてひねくれてしまった内面を嫌悪し自信が持てなかったので最後に英介に
カミングアウトして本当の自分を愛せるかということにこだわったんだと思います。
そのこだわりこそが和子の苦しみだったんです。
私は猫を2匹飼ってますが一匹は血統書付きの子でもう一匹は雑種ですが当たり前ですが雑種の子が血統書つきの子に卑屈になる
こともなく2匹の猫は仲良しですし私も普段は忘れています。人に種類を聞かれたときにそういえば…と思いだすくらいです。
猫自身には血統書など読めませんし、私も2匹とも普通に可愛がってきたので劣等感を感じることもないからです。
なので現実にはありえないことですが和子が醜くても周囲が醜いと扱わなければ彼女の心もコンプレックスを感じなくて済んだと思います。
でも人間は残酷なのです。その事を一番理解している和子ですら不細工な男は好きになれないといっているのです。
結局問題は外見のそのものではなく外見からうまれるコンプレックスだと思います。
整形をしてもコンプレックスはなくならなかったのが寂しいです。
和子のような極端な外見ではなくても私たちは誰しもコンプレックスがあると思います。
外見的にも内面的にも。その事を認めてほしい。そのことがあっても自分の事を好きになってほしい。本当の自分を分かって欲しい。そう思うのは誰もが共通する想いなんだと思います。私たちの誰もが心の中に和子がいます。
英介は結局美しい女に熱をあげただけだったのだと思います。だから救急車を呼ばなかった。
和子が気の毒な気がしますが、和子は本当に英介を愛していたんでしょうか?私は違うと思います。
和子は過去の自分が抱いていた色々な感情から結局解放されなくてずっと引きずってきたんだと思います。
整形しても自分を本当の意味で解放できなかった。こだわりの象徴が英介だったのだと思います。
満たされない想いは英介に投影され英介さえ手に入れれば満たされるそう思っていたのではないですか。
ただ恋というのは自我の問題と切り離せないと思うのでそういう事を含めて恋というのかもしれない。
そういう意味で和子が不幸だったとか幸せだったとか簡単な話ではなく和子は自分の恋を全うしたんだと思います。
モンスター (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:モンスター (幻冬舎文庫)より
4344418506
No.139:
(3pt)

少々クドイ

主人公の心情の吐露や、美人とブスの社会学的考察が
クド過ぎて、少々ウンザリしながら読み進めました。

「分かったから、話を進めようよ」
と何度思ったことか…

それにしても、この主人公。
振り幅は尋常じゃなく大きいが、いい思いも沢山
したのだから、太く短く納得の人生だったのでは。
モンスター (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:モンスター (幻冬舎文庫)より
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No.138:
(3pt)

読みやすい

『永遠のゼロ』と『モンスター』の2冊、どちらから読もうか迷い、とりあえず軽い方から、ということでこちらから。あっという間に読める。あまりにすらすら読めるのでつい先読みしたくなったが、なんとか我慢。
物語は現在と過去を交互に行ったり来たりしながら進んでいくが、それが全く違和感ない。過去の場面で出てくる人物が、現在のどの場面でどんなふうに登場するか(或いはその反対も)とか、読者に想像力を働かさせてくれるところも楽しい。また、主人公が登場する最後の場面では、えっこれで終わり?みたいに拍子抜けしてしまったが、そのまた後のエピローグの、これまた最後の2行で締め!という感じがニクかった。
個人的に、もう一度読み返したいというほどの作品ではないが、エンタメ性の観点からは面白くていいと思う。
モンスター (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:モンスター (幻冬舎文庫)より
4344418506
No.137:
(5pt)

美醜

どんなひとでも、外見に気に入らない部分があると思う。
仕方ないと放置するひともいるし、どうにかお金で解決するひともいる。
そんな醜い部分でも、しばらく付き合っているうちに大した問題ではないと思えてくるかもしれない。
自分が和子だったらどうだったんだろう、と自問しても答えは出てこない。

男×男の話をすると、こちらの世界では、もう本当にタイプはバラバラ。
デブ好きのひともいれば、父親くらいの年の男にしか興味がない若い子もいる。
そういう嗜好がゲイメディアで広まっているので、デブも年寄りも希望を持てる。

ブス専なんて言葉を聞いたことがあるけど、どれくらいの男がそうなんだろうか?
街を歩いていて、女性をあまりよく見ないからわからないけど、和子並のブスっているんだろうか?
歩いてくるどのひとを見ても、対して変わりはなく、その時の流行りの髪型・服装、メイクのせいで顔も同じに見える。
自分には見えてないだけなのか、男がどういった外見の基準で女を選ぶかわからない。
でも、平均以下のひとでもカップル成立して街を歩いてるから、みんな外見には妥協しつつも内面の質にこだわってしっかり選択してるんですよね?

モンスターは極端な話ではあったけど、美を追求する心理やその先にあるものが考えられておもしろかった。
子孫繁栄からは遠のいてるのに、異性へのアピールである美の追求には拍車がかかってる矛盾。
ここでも自然が、経済やあらゆる要素で歪められてますよね、なんてことにも思いが馳せられて。
モンスター (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:モンスター (幻冬舎文庫)より
4344418506
No.136:
(5pt)

男の悲しい性、女性は美の生き物

男の本能的な内面が上手描けてると思います。
女性の本質は私自信男なのでその全ては理解出来ませんが、少なくとも男と女とでは考え方が根本的に異なる生き物なんだと読んで思いました。

この本に出逢うまで女性の好みの問題として、今まで出来るだけ素っぴん美人の子とお付き合いしてきました。理由は化粧の濃い子が好きではないこと。それは見てくれ云々ではなく、化粧で綺麗に見せたいが為に本当の自分を偽ってるかのように感じられて好感を持てないことにありました。ある日若い後輩が友達と撮ったようなプリクラを見せてきました。プリクラに写ってる彼女の目は大きくキラキラ映えてて、まるでアニメ顔と言ったらよいのかお人形みたいでした。正直気持ち悪いのが半分と可笑しい気持ちになりました(笑)

なので恋愛対象におけるのは化粧の薄い、少ししかいじってない元が綺麗な子に片寄ってました。

この本には女性としてどうあるべきか、美の追求、整形してまで変わりたいなどありますが、それはやはり辛い醜い過去があるからこそ出来たんです。
現代人女性において整形に対してどのような意識があるのかも気になるところなんですよね。

最近では周りで離婚と言う言葉をよく耳にします。自分達の両親のような昔堅気でいつまでもお爺ちゃんお婆ちゃんになるまで一生を共にするなんて一概に言い切れない時代。
少しずつ変化のある堅気も薄れてきた現代日本、、この先美の追求や消費者(男)が求める限り整形もまた女性にとって身近な美容の手段に取り入れられるんではないかと思いました。
日々変化してるのは築いてく物ではなく人間の進化における過程なんですよね。それらを踏まえ化粧で綺麗に可愛く魅せてる女性に対しての偏見が多少無くなりました。
機会があれば女性に美についてどんな意識があるのか掘り下げて話したいと思いました
モンスター (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:モンスター (幻冬舎文庫)より
4344418506
No.135:
(5pt)

整形なんて→整形してもいいんじゃない

整形なんて→整形してもいいんじゃない と考え方を変えさせられました。

驚く描写表現 すごいです。
いや〜 整形の話かと思っていたが、イヤイヤ深い

女性には読んでほしくないな・・・・・・

それと百田さん! ナンパしたことあるでしょ! それも結構頑張ったでしょ
実際にナンパしたことないと、あの描写は出来ないですよ
モンスター (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:モンスター (幻冬舎文庫)より
4344418506
No.134:
(2pt)

感想

期待して読みましたが、いまいち。。
気持ちは解るんですけどね。。
モンスター (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:モンスター (幻冬舎文庫)より
4344418506

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