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モンスター
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モンスターの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.62pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全513件 301~320 16/26ページ
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百田さんの本は初めてです。 内容がとても気になりDVDが見たかったのですが、まだのようでした。 一気に読んでしまいました。 すっきりしました。主人公の気持ちが痛いほどよくわかりました。 ここまでできるほどの、パワー。 うらみ、嫉妬、怒り、いろいろ…。 どれほどのものだったのだろうと思います。 人間、卑屈になるとこうなるんだな。 と、言ってしまえばそれまでで、 そういう人は読んでも嫌になると思いました。 見る人によっては、気持ち悪くなる人もいると思います。 それぞれで評価が分かれる作品なのかなと思います。 他の作品も読んでみたくなりました。 | ||||
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レビューを拝読していて多少気になった事がありました。 百田さんの文章が稚拙であるというような表現をされている方が、低評価の方の中に何人かいらっしゃるようでした。 その方たちのおっしゃる通り、美麗な修飾語、オブラートに包んだ物言いは本書では見かけません。 むしろそのような美しい表現や日本語の機微を楽しむ為小説を読むのだ、と言う方には決してお勧めしません。 人によって好悪の判断基準は異なりますので、他の方がどう捉えるかは分かりませんが、どんな文体であれその「本質」が描かれていれば素晴らしいと、私は思います。 百田氏の視点は徹頭徹尾、本書の中でブレることはありません。 その視点は世の中から傷つけられるだけ傷つけられた主人公を守り慈しみ、傷つけた世の中に軽蔑と怒りをこめた厳しいものです。 みんなが適当に流しておく事を本書はさらけ出し、曖昧にしておく人間の弱さとずるさを眼前につきつけられた気がしました。 某M上H樹のように気取りきった文章であちこちで男女が性交を行う本よりも、もっと直截的に深く心に傷を負った人を救うことのできる本です。 美しい本だと私は思います。 | ||||
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失礼だとは思いましたが、率直な感想です。表現に深みがなく、主人公に感情移入なんてまったくできませんでした。 読者は、言葉、文体などから景色や感情を読み取りその世界観を味わうものだと思うのです。しかし、この作者は全てを文章に表してしまう。それこそ映画やドラマの脚本のように。しかも同じような言いまわしが多く飽きます。 やはり「作家」ではないんだなと思ってしまいました。 医療面の設定も安易と言うか、全体をとおして満足できることがなく残念でした。 この方の作品を読むのはこれが最初で最後になります。 | ||||
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ぞくっとする。 本当によく「女」を観察されていると思う。 性格と顔の綺麗さは正比例というのは詭弁ではないのだろう。 確かに、巷の仕切りたがるしたたかな人は 第一印象で「美しい」と言う人ではないことが多いと気づいた。 これだけ妬まれ疎まれるなら、 生まれながらの美人は、どこまでも孤独だろうと思う。 老い醜くなる前に、本人にとっては幸せなかたちでまとまっている。 人の幸せって、なんだろうと思う。 | ||||
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出会いの最初は、どうしたって、姿・形から入る。 だって、言葉も交わさぬ最初は、見目形しか、判断材料がないものね。 でもね、おもしろいもンで、だんだん歳がいくと、顔・形よりも、醸し出す気配 や 佇まいに、より惹かれますけれどね。 興味深いことに、『生まれついて、美しさに恵まれた人間』 は、男であれ、女であれ、さして 美醜には、拘らない。 だって、本人が、特段 努力したわけでもない、生まれたときから、美しさ、愛らしさが、当たり前に身についていたのですから。 だから、『美女と野獣』? 『醜女と美男』? のカップルって、ごく普通、よくありますものね。 天然の美男美女たちは、努力して得たわけでもない美 には、重きを置かないのでしょうね。 さて、さて、 私、百田は、けっして 好きな作家ではないが、この本は、エンターテーメントとして、おもしろく、一気に読ませていただきました。 孫娘7才に、性的描写は、ぶっ飛ばし、読み聞かせたら、おもしろがり・・・? 気を良くしてたら、ママにもの凄く叱られた ショボン'... で、孫娘には、「大きくなったら、自分で、読みなさい。」 と、表紙を見せときましたわン? いけないばあばかしらン? んなこたぁ ないよね、『人生の早い時期に人生の真実を知った方がいい』 これ、人生哲学でヤンス クフッ^m^♪ | ||||
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永遠の0、ボックスで感動し、風の中のマリアを読み、そしてこのモンスターに至りました。 読後、不快感だけが残りました。内容が薄っぺらい割にはドロドロとした描写が多く気分が悪くなりました。 百田さんの作品が好きな中学生の息子には読ませたくないので、どこかに隠しておく事にします。 | ||||
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百田尚樹の本は初めて読んだ。本屋大賞をとっているからではないが、百田氏がテレビに出ていたとき、内容を聞いて面白そうだと思い手にとった。500P弱のボリュームに圧倒されたが、読んでみれば本を閉じるのがもったいないと思うほどにひきこまれて読んでしまった。何もせずずっと読み続けていたら1日あれば読み終わっていただろう。 小説も最近は読む気がしなかったのだが、久々に面白いと思える小説だった。全身整形を繰り返してして絶世の美女になってゆく主人公が、幼い日の夢をかなえるため涙ぐましい努力とともに壮絶な人生を歩んでゆく。やっと夢がかなった先にあったものは何だったのか… ラストも主人公にとってみればハッピーエンドではあっただろうが、エピローグを読んでみて、初恋の彼が結局最後には彼女を見殺しにする形で逃げたことがわかり、一番ひどいのは彼じゃなかったのかと思った。これだけの長編でありながら、主人公をとりまく男たちも 個性的に書き分けられており、幼い頃、思春期の主人公のエピソードも現実とうまく絡まって、それでいてストーリーも整然として スムーズな展開で読み応えは抜群である。解説にもあるが、いくつか出てくる整形手術の場面も嘘くさくなく、著者の取材力の高さも感じさせる。 この本をどう読むか。。解釈は自由だが、たぶん、美とか外見とか中身とか女性の価値とか深いことを考えず、ただ感じるまま、思い切り楽しむのが いいのではないかと思った。ストーリーを追うだけでも映像が感じられるので、映画化されたらよりリアリティーが増したであろうし 映画化にもふさわしい作品であると思った。 | ||||
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醜い女が整形を繰り返し、絶世の美女になり世の中に復讐をしていくという、他の作家でもいくつもあるような、小説では良くある話。 醜いことと美しいことでの世の中の生き抜くさなど、リアルな心情や整形を繰り返していく描写に、男の人が作者なのが信じられない話。 その間の苦労は大変なもので、ラストもすっきりももやもやもしないかたちで終わり、まあまあ良かったと思う。 崎村が良いキャラだった。 百田さんといえばまだ読んでいないけども「永遠の0」の作者。 さぞ良い作家なのかと思ったが、いくつも素人かと思うような文章使いでかなり萎えた。 小説で「というか」はないと思う。若い者か。 ほかにも素人が描いたブログかと思うような文章使いがたびたび出てくる。 人物が発している言葉ではなく描写でそれはないと思う。 時間をかけて描いたのか、前半と後半を描いている時間に飽きがあったのかは分からないが、おなじことを描いてある箇所があって、これ前も描いてあったが忘れたのか?と思う箇所が2度ほどあった。 それが残念でならない。 | ||||
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「永遠の0」を読んで、他の作品も読んでみようと思って購入しました。 学生時代に醜い顔をした女性が、整形により美しくなっていき、昔恋い焦がれた相手に出会う。 一見、よく設定されそうなストーリーだが、主人公の心象をより読み手に移入させるのは、物語全体にあるリアリティ。 特に、美容整形のくだり、また、整形費用の為に入る風俗業界の内容は、調べ上げたと感じる。 そこが肝となり、主人公の美しくなってく感情を上手く描かれていて、読みやすかった。 ストーリー全体は大きく展開する事は無いが、むしろ先が読める内容にも関わらず、読み応えがあるのは 文章自体に彩る現実感がそうさせているのではないだろうか。 | ||||
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私は整形に否定的でしたが、この本を読んで少しだけ考えが変わりました。 自分の落ち度でもなく、たまたま醜く生まれ苦しんでいる女性が人生を取り戻すために、 なりふり構わず必死に働き整形して違う自分になって行く。 人間は、どのような環境に生まれ落ちるか分からない。 マイナスを背負ってしまった人生を取り戻そうとする姿は、我々の日常と何も違わないと思います。 彼女は、それがたまたま容姿だっただけなのです。 自身の背負った不運と闘い抜いた彼女に、『良く頑張ったね。お疲れ様でした。』と声を掛けたくなりました。 | ||||
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百田尚樹さんの作品は今回初めて読みましたが、とにかく面白くて夢中になって読みました。 美人が「美人ですね」とほめられても実は慣れっこになっていたり、結婚すると相手との関係性が変化したりするあたりもリアリティがあって、すごいと思いました。 流行の作家さんなのかなぁと遠巻きに見ていましたがほかの作品もぜひ読んでみようと強く思わせてくれる作品でした。 | ||||
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私も女性ですから、美しいことがどれだけ得かは理解できます。 私自身、美しくなかったことで、小学生時代、いじめにもあいました。 でも、今は、克服し元気にやっています。美容整形が悪いとは言いませんが、美しくなることで、すべてが解決すると思ったら、大間違いです。 また、復習する部分は、あまりに作り過ぎで実際にはあり得ないことばかりです。 これを読んだ知人の一人が、「若いころにこの本を読んでいたら、絶対、私も整形していた。」と言っていましたが、現実は、そんなに甘いものではありません。整形して、自信がつくのならそれもいいと思いますが、主人公は、性格もねじ曲がったままで、読んでいて気分が悪くなりました。 私は、医療関係の仕事をしているので、美容整形に関するトラブルはよく聞きます。 この本を読んで、簡単に美容整形を考え、悪徳医師の餌食になる人が増えないよう、祈るばかりです。 | ||||
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私は本書を小説とは呼べません。 というか呼びたくありません。 じゃ、なんて呼べばいいのかと言われると「作文」がピッタリきます。 今までにかなりの数の小説を読んできましたが、ここまで工夫のない文章にはお目にかかったことがありません。 つまり、小説として評価するなら私の中では文字通りランクの最下位です。 「私は朝、目が覚めた。コーヒーを飲みながら新聞を読んだ。外は雨が降っていた。そのとき、外で『ガシャーン』と大きな音がした」 というような文章です。 「この文章の何が悪いの?」という人は、本書を読んでも楽しめるかもしません。 たとえば本書の126ページ目に、ある登場人物のセリフの語尾として「〜じゃないかな。」が3連続で出てきます。 もちろんこの部分には、意図的にこの語尾を重ねる必然性はありません。 このような文章は、おそらく小学生の作文でも先生に何かしらアドバイスを受けるのではないか、と思われます。 これはあまりにもひどい部分ですが、基本的には全編このような感じです。 つまり、これが気にならない読者層を対象にした出版物です。 作者は好きな作家として浅田次郎の名を挙げていましたが、浅田次郎を好きな人が本書を楽しむことは不可能でしょう。 半信半疑の人には、書店で冒頭の数ページを読んでから買うことをおすすめします。 | ||||
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まぁ、世の中顔だろう。 私自身、顔があまりよくなく、残念よりなので、不公平な扱いをうけることが多々あった。 男性に告白しても、あっさり何度もフラれたり。 でもこの作品の主人公は、私をはるかに上回るクソブスで、とても気の毒でした。 主人公が整形を繰り返し、きれいになり、ヒエラルキーがあがっていくさまは読んでいて爽快でした。 整形代を稼ぐため、必死に夜はSMクラブ、昼は工場でバリバリ働く彼女。 やっぱり、人生で得をするには、美しくないといけないんですねぇ。 | ||||
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期待して読んだのですが、途中でちょっと飽きてしまいましたが、なんとか読みました。 簡単に美容整形できる今の世の中を反映していると思いますが、ここまで美醜にこだわるものだろうかとちょっと疑問になりました。 安っぽさもありましたが、でも自分の信念を貫いたので、これはこれでいいと思います。 | ||||
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どんな男性がいいか考える。 どんな男性が自分にとっていいのか。 結婚相手はどんな相手がいいとか 振られたら見返してやりたいとかもっと綺麗になってやるとか恋愛にとって普通に現象だと思う。 男性はただ単純な生き物である。 改めて気をつけようと思ったw | ||||
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何度となく整形を繰り返し、完璧な姿になって故郷に帰るってことは、ドロドロ劇とか復讐とかを想像していたのだけど、そこらへんは以外にあっさり。 作者は整形にはまっていく様子を描きたくて書いたんだと思うけど、あまり結末とか最後の驚きを与えるとかのことは考えていなかったのかもしれないと思った。どちらかというと解説の中村うさぎがこの物語を締めていると思いました。 そうモンスターは目的のなく美を追求する私たちのことであって、主人公ではないのかもね。 | ||||
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美容整形の事がリアルに描かれています。 映画も観てみたいと思いました。 | ||||
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百田さんが美容整形をテーマに選んだ理由は、自分の人生を振り返って「美人にはたいがい痛い目にあってきた。美人とは何か?たかだが皮一枚でどういうことか」ということで、美人をとことん研究して出来上がったのがモンスターなんだそう。 つまり、美人に振り回された恨みから始まった本と言えるようです(笑)。 モンスターは面白いのでどんどん読みすすめられるのですが、私的にはラストが特にモヤっとしました。なんとも切ないというか、寂しい気持ちになります。整形っていいな、とも思えないし、そのままの自分でいいや、ともならないし、何ともいえないフワフワした感情が残りました。。 でも、作者の百田さんも同じように読むと落ち込むので、最初はこの本をボツにしたんだそう。世に出すべきではない、とまで思ったんだとか。 こんなに徹底して美容整形のことや女性の生態に関して調べあげているのに、世に出す前にそんな葛藤があったとは…。でも、そういう葛藤の上で発表したのは、「お金がなかったから」という理由だそう(笑) そういうことを正直に笑い話にしてしまうところが百田さんだなぁ、と思いました。そういう人間味溢れるところが本の面白さにつながっているのかも。百田さんの書く本ならどんな本でも読みたいです。 こういう | ||||
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最近売れてる作家という事で読んでみました。 プロット、展開、文体、どれもいたって凡庸でハラハラドキドキする事無く読了。 ベストセラー作家にありがちな、適当に書いて仕上げた感があります。 ま、読みやすいんで一般受けするんだろうけど、私はこの作家はしばらく見送りです。 | ||||
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