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カクレカラクリ An Automaton in Long Sleep
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【この小説が収録されている参考書籍】
カクレカラクリ An Automaton in Long Sleepの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.53pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全20件 1~20 1/1ページ
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森博嗣の非シリーズもののミステリ小説。 裏表紙のコピーによれば「爽快青春ミステリィ」。うーんどうなんだろうと思いながら読み始めた。 工学部のお気楽な男子大学生2人が主人公のよう。ヒロインは、とある地方の村の名家のお嬢様。その村にある廃墟となった鉱山と工場を愛でるというのが男子2人の旅の目的のはずだったのだが・・・。というイントロ。さすが理系ミステリな森先生、自分は廃墟マニアではないのだが、機械装置まわりの描写がおもしろすぎてグイグイと引き込まれてしまう。 青春ミステリィということで、誰かが死んだり殺されたりするわけではないというのがポイントか。120年前に仕掛けられたというカラクリ仕掛けが村のどこかに隠されており、それが今年動き始めるはずなのだ、という伝説というか村の言い伝え。それはいったいどんな仕掛けなのか、どういう立地に設置されたはずなのか、当時使えたはずの工業材料や技術、120年間メンテフリーで維持できると期待できる構造、などなど。仮説を考えだしては捨て、思いついては検証を繰り返す。うーん、まさに理系ミステリの真骨頂、てな感じであります。 最後のほうの謎解き?は少々ご都合主義的な香りもしなくはないのですが、とにかくそこに至るまでの考察の数々が楽しくて仕方ありません。こんな変な読者ばかりではないかもしれませんが。 | ||||
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男子大学生2人が、同じ大学に通うお嬢様の実家付近に隠された「隠れ絡繰り」を探す物語。舞台は田舎。旧家2つがいがみ合っているという設定です。キレイなお嬢様には元気な高校生の妹がいて、高校教師や妹のボーイフレンドらとともに、隠れ絡繰りがどこに隠されているのかをずっと探しています。 会話の端々にくすりと笑えるユーモアがあって、面白かったです。登場人物の名前をそのまま変えてしまえば、Gシリーズが出来上がりそうな感じですね。 | ||||
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コカコーラ120周年とのコラボだったり、どっかのテレビ局のドラマ化前提の出版だったり、と今までの森博嗣の作品とは趣が異なる。 が、最近の彼の傾向なのか、トリックは単純で、キャラも似たようなキャラが多く、あんまり斬新さは感じなかった。 でも、好きだから、ファンだから、安心して読めちゃうんだよな。 | ||||
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コカコーラ120周年とのコラボだったり、どっかのテレビ局のドラマ化前提の出版だったり、と今までの森博嗣の作品とは趣が異なる。 が、最近の彼の傾向なのか、トリックは単純で、キャラも似たようなキャラが多く、あんまり斬新さは感じなかった。 でも、好きだから、ファンだから、安心して読めちゃうんだよな。 | ||||
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森さんのシリーズ外小説。今回は廃墟マニアの大学生ふたりが、同級生のふるさとでカクレカラクリの謎に挑むというお話です。いわゆるミステリというより、パズル、クイズ、謎解き小説といった感じでしょうか。主人公とともに120年前につくられたからくりの謎を考え、冒険してゆくくだりは楽しく読めました。もうすぐ筆をおられるという森博嗣先生。残念でなりません。 | ||||
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森さんのシリーズ外小説。今回は廃墟マニアの大学生ふたりが、同級生のふるさとでカクレカラクリの謎に挑むというお話です。いわゆるミステリというより、パズル、クイズ、謎解き小説といった感じでしょうか。主人公とともに120年前につくられたからくりの謎を考え、冒険してゆくくだりは楽しく読めました。もうすぐ筆をおられるという森博嗣先生。残念でなりません。 | ||||
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森氏の作品には珍しく、殺人がない。 カクレカラクリを探すというミステリーよりも探検ものに仕上がっている。 グロテスクなシーンもなく、若い世代かでも読み終われそうな感じだ。 カクレカラクリ自体は「うーん」といった感じだが、 読後感はすっきりとしている印象。 シリーズ外作品として、楽しく読めた。 | ||||
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森氏の作品には珍しく、殺人がない。 カクレカラクリを探すというミステリーよりも探検ものに仕上がっている。 グロテスクなシーンもなく、若い世代かでも読み終われそうな感じだ。 カクレカラクリ自体は「うーん」といった感じだが、 読後感はすっきりとしている印象。 シリーズ外作品として、楽しく読めた。 | ||||
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コカ・コーラ社創設120周年の記念として、TVドラマ化された作品。 廃墟マニアの大学生の2人が、憧れの同級生の故郷で120年前に隠されたという絡繰りを探そうとする。古びた村で、対立する資産家の2つの家、時がゆっくり進むような感覚、使われなくなった工場……どこかにありそうで、どこにもない風景に郷愁を覚えます。 120年の絡繰りの謎とか、コカ・コーラとのコラボがどうこうというのはやはりあまり関係がなく、ゆったりとした時の流れの中に登場人物それぞれのの思いが和やかに浮かびあがります。 ミステリとして読むと、「だから何?」と思ってしまいそうですが、素直に夏の一こまを楽しんで貰えたらいいかと思います。 | ||||
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コカ・コーラ社創設120周年の記念として、TVドラマ化された作品。 廃墟マニアの大学生の2人が、憧れの同級生の故郷で120年前に隠されたという絡繰りを探そうとする。古びた村で、対立する資産家の2つの家、時がゆっくり進むような感覚、使われなくなった工場……どこかにありそうで、どこにもない風景に郷愁を覚えます。 120年の絡繰りの謎とか、コカ・コーラとのコラボがどうこうというのはやはりあまり関係がなく、ゆったりとした時の流れの中に登場人物それぞれのの思いが和やかに浮かびあがります。 ミステリとして読むと、「だから何?」と思ってしまいそうですが、素直に夏の一こまを楽しんで貰えたらいいかと思います。 | ||||
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失敗だったのでは。あのドラマは、この作品の面白いところを全て無くしてしまったらあんな形になると思いました。 作品的には、爽やかさを全面に押し出してて、さっぱりすっきりって感じでした。この作品は、小説としては★5なんですが、映像化の失敗が−1しちゃってます。キャラ立ての難しさ、映像化しずらいカラクリを書いちゃったのが失敗なのかもしれません。 | ||||
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失敗だったのでは。あのドラマは、この作品の面白いところを全て無くしてしまったらあんな形になると思いました。作品的には、爽やかさを全面に押し出してて、さっぱりすっきりって感じでした。この作品は、小説としては★5なんですが、映像化の失敗が−1しちゃってます。キャラ立ての難しさ、映像化しずらいカラクリを書いちゃったのが失敗なのかもしれません。 | ||||
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ドラマを先に見て、今回やっと原作本を読み終えました。私は本の方がキャラも設定もからくりも断然おもしろかったー!! あれじゃほとんど別物でドラマにしてほしくなかった。森博嗣は絶対本で楽しむべき! | ||||
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ドラマを先に見て、今回やっと原作本を読み終えました。私は本の方がキャラも設定もからくりも断然おもしろかったー!!あれじゃほとんど別物でドラマにしてほしくなかった。森博嗣は絶対本で楽しむべき! | ||||
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「隠れ絡繰り」の謎は、情緒深い余韻をもたらしてくれます(多分)。オチもあるし。 で、やはり、青春小説的な色合いが、いい感じの読後感を残してくれました。 佳品です。 | ||||
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「隠れ絡繰り」の謎は、情緒深い余韻をもたらしてくれます(多分)。オチもあるし。 で、やはり、青春小説的な色合いが、いい感じの読後感を残してくれました。 佳品です。 | ||||
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森博嗣ですから、やはり 120 年前の謎を解くとかはオマケだと考えておくと良いでしょう。ひとりひとりが隠れテーマを見付けて、しっとり物思いにふけるのがオススメです。特に本作は、これまでで一番「書ききらずに」情緒を描いた作品だと思いますので、うまく登場人物に共感することができれば、深い味わいを楽しめます。たとえば、文章の中には「悲しそう」とか「悩んでいる」ということはほとんど書いていなくて、登場人物はみんな青春を謳歌しているつもりでいるのに、それでも「ほろにが」感がにじみ出ていたり。そこらへんの書き方がうまくなったなあ、なんて思いました。とはいえ、ぜんぜん湿っぽい話ではなくて、言葉遊びやイタズラ心に満ちた楽しい本ですから、エアコンを切って、コカコーラを冷やして、気軽に読むのもまた一興です。 | ||||
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森博嗣ですから、やはり 120 年前の謎を解くとかはオマケだと考えておくと良いでしょう。ひとりひとりが隠れテーマを見付けて、しっとり物思いにふけるのがオススメです。特に本作は、これまでで一番「書ききらずに」情緒を描いた作品だと思いますので、うまく登場人物に共感することができれば、深い味わいを楽しめます。たとえば、文章の中には「悲しそう」とか「悩んでいる」ということはほとんど書いていなくて、登場人物はみんな青春を謳歌しているつもりでいるのに、それでも「ほろにが」感がにじみ出ていたり。そこらへんの書き方がうまくなったなあ、なんて思いました。とはいえ、ぜんぜん湿っぽい話ではなくて、言葉遊びやイタズラ心に満ちた楽しい本ですから、エアコンを切って、コカコーラを冷やして、気軽に読むのもまた一興です。 | ||||
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2006年8月28日リリース。森氏の本で初めて映像化される作品だ。コカコーラの120周年記念ともなっていて、コカコーラと森博嗣がどう繋がるのかなかなか理解不能だが何しろ記念なのだそうだ(メディアファクトリーらしい戦略)。 僕の好きな作家は森博嗣にしても島田荘司にしても映像化を拒み続けている人が多い。どういう心境の変化で森君がOKしたのかあとでネットなりに掲載されるのかもしれない。島田荘司よりも森君の作品は映像向きであると僕も思うし、にしむらくんややまむらくんのようにTVでいじりまくられるのがイヤなのだろう、VシリーズなどTV化されてジャニーズのだれかが主演すれば100%ヒット作間違いなし、と思うのは僕だけではないだろう。 さて『カクレカラクリ』だが登場人物もすべて新人でなかなか楽しい。面白いのはところどころにペットボトルに入れられたコカ・コーラが登場するところだ。こういうのをコラボレーションというのか不思議ではある。これがどんな感じで9月に映像化され、TVで流れるかなかなか楽しみだ。 | ||||
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2006年8月28日リリース。森氏の本で初めて映像化される作品だ。コカコーラの120周年記念ともなっていて、コカコーラと森博嗣がどう繋がるのかなかなか理解不能だが何しろ記念なのだそうだ(メディアファクトリーらしい戦略)。僕の好きな作家は森博嗣にしても島田荘司にしても映像化を拒み続けている人が多い。どういう心境の変化で森君がOKしたのかあとでネットなりに掲載されるのかもしれない。島田荘司よりも森君の作品は映像向きであると僕も思うし、にしむらくんややまむらくんのようにTVでいじりまくられるのがイヤなのだろう、VシリーズなどTV化されてジャニーズのだれかが主演すれば100%ヒット作間違いなし、と思うのは僕だけではないだろう。 さて『カクレカラクリ』だが登場人物もすべて新人でなかなか楽しい。面白いのはところどころにペットボトルに入れられたコカ・コーラが登場するところだ。こういうのをコラボレーションというのか不思議ではある。これがどんな感じで9月に映像化され、TVで流れるかなかなか楽しみだ。 | ||||
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