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黒い森



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【この小説が収録されている参考書籍】
黒い森
黒い森 (祥伝社文庫)

黒い森の評価: 2.30/5点 レビュー 30件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.30pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全30件 1~20 1/2ページ
12>>
No.30:
(1pt)

才能の枯渇を感じます。少なくとも新品で買えるレベルではありません。

才能の枯渇を感じます。少なくとも新品で買えるレベルではありません。まあ私はブックオフで買ったからいいのですが、なんというかこの程度で袋綴じはやめて欲しいですね。まあ今の時代デジタルで後世に残っていくのでしょうが、間違っても傑作だったから新品を買いなおそうとは思わない出来でした。
黒い森 (祥伝社文庫)Amazon書評・レビュー:黒い森 (祥伝社文庫)より
4396336047
No.29:
(1pt)

仕掛け倒れ

生還者・殺人者の二視点を表紙側、背表紙側別々に配置し、さらに完結部が袋とじ。
実際読んでみた結果、はっきり言って「これをやってみたかっただけ」という印象しか感じられなかった。
内容の厳しいところを挙げると、

・二視点同一ルートある、樹海行軍パートが長すぎて飽きる
・殺人者視点があるのに肝心の殺害シーン、心理描写が非常にいい加減
・帯でうたってる(ハードカバー版)恐怖描写なんて無いに等しい、というか個人的には絶無
・9割がた予想通りの展開で、最後の部分を袋とじの存在意義も果てしなく疑問

など、全パート通して見るべきところがない無惨さ。
奇をてらいすぎて中身がついてこなかった例と言うべきか、うーん……
黒い森 (祥伝社文庫)Amazon書評・レビュー:黒い森 (祥伝社文庫)より
4396336047
No.28:
(2pt)

ネタ臭さが。。

コテコテの設定と、芝居がかった登場人物達の言動のせいで、都市伝説並のネタ臭さがある作品。

主人公の恋人二人はロミオとジュリエットに準えて「ルミオとジュリ」という名前で、両家が金持ちでいがみ合う。
言葉の端々に昭和臭さがある(特に女主人公)。
森の中を散々「歩きにくい」と書いてる割には、後ろの連中が一言・二言言葉を交わしてる間にもう他のメンバーは見えなくなる所まで先に行ってしまい、追いつけない→遭難、もう死を覚悟するしかナイ!!とか。
それまでほとんど出番のなかった脇役達の死の間際、突如始まる彼らの辛い過去の話。

笑いを取ろうとしてるのかと思うくらい終始アホゥな状況が続きます。ホントつまらなかった・・・。『赤い森』まで買ってあるのに、読む気が起こりません。
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No.27:
(1pt)

赤い森に期待(また騙される?)

凝った装丁に折原ワールド全開!...と期待したら
何のヒネリもなく伏線回収もいまいちで、久しぶりに
悪い意味で騙されました。
続いて、赤い森が刊行されましたが、今度は良い意味
で騙されることを期待します。
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No.26:
(1pt)

不自然、不自然、不自然・・・

これでちゃんとしたストーリーならこの本の装丁も「おしゃれ!」ってことになるんでしょうが、
このストーリーだと、単なるこけおどしとしか思えないですよね。

多くのプロットが不自然。

「そんなんあり得へんで!」と思わずへんな大阪弁で突っ込みを入れたくなっちゃいます。

これが「折原ワールド」ですか?
とても私は受け入れられません。

ほな!
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No.25:
(4pt)

袋綴じより樹海の怖さについて学べた事の方がこの本の価値

確かに面白そうでした。次々と姿を消していくメンバーという定番的なストーリー×表からも裏からも読めて×袋とじ=凄く面白そう!!と期待させる仕掛けですから。更に殺人者というタイトルとある文とで、引き裂かれた恋人同士の男性の方が、残虐な殺人鬼になってしまっていて、再開した恋人がショックを受ける、みたいな面白い話を勝手に想像してしまってたので…。やはり、期待大だと失望してしまうものです。期待は失望の母。
しかし、樹海は気軽に入ってはいけない場所だ、とは勉強になりました。方角も解らなくなる木々に囲まれた不気味さ…。想像するだけでも怖いところですから、現実の不気味さは…近づきたくありません。
これまでに3通りの読み方を試しましたが、読み方で面白さは変わってくる本です。3回読んでお腹いっぱいになりました。

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No.24:
(3pt)

仕掛けは面白いんですけどね。

本全体で仕掛けたミステリー作品。

表紙から始まる「生存者」篇と、裏表紙から始まる「殺人者」篇、そして中の袋とじで描かれる「解決篇」の三部作になっている、とても形にこだわった作品です。

が、いかんせん、内容が作りに負けています。
まず、「フー・ダニット」(犯人探し)なのに、解決篇を読む前に犯人がわかってしまうのがダメ。
さらに、それぞれの話が相乗効果をまったく生んでいないのがダメ。

正直、これなら普通に頭から読ませる一冊にしてもいいんじゃないかと思いました。

特につまらないというわけではなかったので、余計に残念です。
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No.23:
(1pt)

本ではなくちゃぶ台をひっくり返したくなる作品

『叙述トリック』と書かれている作品は「どんな風におれをだましてくれるのかな?」と身構えながら読んでそれでもだまされるところに快感があるのだが、この作品は「あの、疲れてるんですか?」という位に肩透かし。登場人物よりも読者が疲弊してしまう。きれいに袋とじを破れなかったので、古本屋で引き取ってくれないかもとゾクゾクする読後感だった。
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No.22:
(2pt)

凝って作った割にはつまらない

この作家の作品はこれを含め3冊しか読んで無いのですが、
手元にある「赤い森」を読んだらもう読むのやめようかなぁ、と思ってます。
あんま面白くない。

本の表と裏から読むことができるのですが
「生存者編」と「殺人者編」から成り、真ん中で「解決編」が読めるという作り。
生存者編も殺人者編も別に怖くないし、面白く無いです。
アッサリ脱落する人たちの事を思えばどういうツアーか検討が付くし。
それに「建物から敵意が」とか「森から悪意を発っする人が」とかとか
どちらにもそうした記述が出てくるんだけど、突然なんだよ。

ホラー小説じゃないんだから
森や建物から「敵意」とか「殺意」なんて受け入れられないかも。
対相手がいるならわかるんだけどね。エスパーかよ!みたいな感じ。

どちらも基本、ただ森を歩いてるだけ。
殺人者の動機は納得できないほど弱いです。
それなのに腕試しのために他の参加者も手にかけるとか
ちょっと有り得ない設定だと思う。
しかも簡単に切りつけられちゃうので、全然怖く無いです。

解決編にしてもこれは無いと思う。
殺人者の動機を考えると2人がベッドにいるのもどうなの?って思うし、
ミステリーなのに2人が助かる理由がご都合主義みたいなのも
ちょっと納得できない。これでイイわけ?みたいな。

まだ読んで3冊目だけど、私が読んだ物には
突然「敵意を○○から(人物じゃない)感じる」みたいな記述が
必ずあるのも納得いかないし、
内容が単調なのに人があんまり死なないのも面白みに欠けます。
言うなれば平坦な道を歩いて出口を見つける、みたいな
「普通じゃん!!」って印象な作家です。
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No.21:
(2pt)

凝って作った割にはつまらない

この作家の作品はこれを含め3冊しか読んで無いのですが、
手元にある「赤い森」を読んだらもう読むのやめようかなぁ、と思ってます。
あんま面白くない。

本の表と裏から読むことができるのですが
「生存者編」と「殺人者編」から成り、真ん中で「解決編」が読めるという作り。
生存者編も殺人者編も別に怖くないし、面白く無いです。
アッサリ脱落する人たちの事を思えばどういうツアーか検討が付くし。
それに「建物から敵意が」とか「森から悪意を発っする人が」とかとか
どちらにもそうした記述が出てくるんだけど、突然なんだよ。

ホラー小説じゃないんだから
森や建物から「敵意」とか「殺意」なんて受け入れられないかも。
対相手がいるならわかるんだけどね。エスパーかよ!みたいな感じ。

どちらも基本、ただ森を歩いてるだけ。
殺人者の動機は納得できないほど弱いです。
それなのに腕試しのために他の参加者も手にかけるとか
ちょっと有り得ない設定だと思う。
しかも簡単に切りつけられちゃうので、全然怖く無いです。

解決編にしてもこれは無いと思う。
殺人者の動機を考えると2人がベッドにいるのもどうなの?って思うし、
ミステリーなのに2人が助かる理由がご都合主義みたいなのも
ちょっと納得できない。これでイイわけ?みたいな。

まだ読んで3冊目だけど、私が読んだ物には
突然「敵意を○○から(人物じゃない)感じる」みたいな記述が
必ずあるのも納得いかないし、
内容が単調なのに人があんまり死なないのも面白みに欠けます。
言うなれば平坦な道を歩いて出口を見つける、みたいな
「普通じゃん!!」って印象な作家です。
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No.20:
(1pt)

肝心のストーリがサッパリ

本の両面からそれぞれの話を読み薦めて、中央で袋綴じというのは面白い趣向だと思ったが・・。
用意したアイデアはこの本の珍しい構成だけで、肝心のストーリに関してのアイデアはサッパリだったようだ。

ほとんどおんなじ話を両側から読まされ、とにかく退屈。
ストーリーの中に謎はほとんどなく、ミステリーとしての楽しみも薄い、薄い。
ツアーの目的も謎の一部だろうが、ほとんどの人は説明されなくても読み始めてすぐに気付くだろう。

最大の謎は、なぜ呼ばれたのか・・リックサックの中身・・だったはずだが、蓋をあけるとガッカリするほどつまらない。
これなら、多くの読者が予想した例のものがズバリ入っていたほうがまだ面白かっただろう。

後半で登場する殺人犯もそこまでにまったく伏線もなく、推理するのもバカバカしい人物。
動機もアホらしい。

ラストのオチはかなり無理矢理で強引な展開。
脚本のいい加減な昼の2時間ミステリードラマを見てしまったような印象。

まったく袋綴じにする意味なし、ムダ。

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No.19:
(1pt)

やたら凝った仕掛けにしている意味がまるで無い内容

「殺人者編」と「生存者編」の前後のどちらからでも読み始められる二部構成に加え、中央の袋綴じになっている「206号室」という解決編から成る、実に折原さんらしい非常に凝った作りに期待して購入。結果、期待ハズレに終わるorz折原さんの作品という事もあって、相当に捻った脚本だろうと気合を入れて読み始めたが、ほとんど何の仕掛けも謎解きも見当たらない、悪い意味でストレートで工夫の無い内容に拍子抜け。どちらから読んでも内容に大差が無く、同じような登場人物が同じようにダラダラと樹海の中を彷徨う描写が長すぎて退屈。無駄に人数が多い割りに各人物の動機や内面描写も薄っぺらいので、誰が行方不明になったり殺されたりしても何の感慨も湧かない。ツアーの目的もすぐ分かるし、解決編の袋綴じの中身も、わざわざ袋綴じにしないといけない必然性は皆無で、何の盛り上がりも意外な展開も無いままの終わり方(特に主人公の男女が約束して持ち寄った意味深な「荷物」が伏線としてずっと引っ張られるが、その正体も結局「え〜、そんなもの?」というオチでガッカリ)。袋綴じを開けるのが面倒くさいだけ損した気分さえするほど。とにかくミステリーとしてもホラーとしても中途半端で、変則的な作風の折原さんの作品という事で読者の期待値が高いのを差し引いても、これはあまりにも内容に工夫が無さ過ぎる(唯一、分からなかったのは、序盤で民宿から行方不明になった寺島という男。何だったの、こいつ?)。変に凝った構成が裏目に出てしまった感じ。
黒い森 (祥伝社文庫)Amazon書評・レビュー:黒い森 (祥伝社文庫)より
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No.18:
(3pt)

期待はずれ

まず最初に、、、
私が一番好きな作家は折原一さんです。
その大好きな作家の袋とじ本なんて、気になってしかたがないじゃないですか?
私は殺人者から読み始めたんですけど、途中ですぐに犯人がわかってしまうし、
どちらからも同じ文章を何度も読まされるし、
お互い持ち寄ったアレの正体の複線がないし、
袋とじの中を読んでも、いつもの
「やられたー」
感がなくて、折原一作品にしてはがっかりでした。
それだったら、そんなに好きな作家の位置づけにはいない、
東野圭吾さんの同じく袋とじ小説「私が彼を殺した」の方が断然おもしろかった。
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No.17:
(3pt)

期待はずれ

まず最初に、、、
私が一番好きな作家は折原一さんです。

その大好きな作家の袋とじ本なんて、気になってしかたがないじゃないですか?

私は殺人者から読み始めたんですけど、途中ですぐに犯人がわかってしまうし、

どちらからも同じ文章を何度も読まされるし、

お互い持ち寄ったアレの正体の複線がないし、

袋とじの中を読んでも、いつもの

「やられたー」

感がなくて、折原一作品にしてはがっかりでした。

それだったら、そんなに好きな作家の位置づけにはいない、

東野圭吾さんの同じく袋とじ小説「私が彼を殺した」の方が断然おもしろかった。
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No.16:
(2pt)

え?終わり?

表から始まる「生存者」、裏から始まる「殺人者」、2つの間に袋とじで収録されている「206号室」。
その仕掛けと裏表紙のあらすじに興味を持って購入したのですが、全くの期待外れ。
「生存者」「殺人者」を読んで微妙…と感じたけれど、袋とじにするくらいだから「206号室」であっと驚くストーリーが隠されているに違いない!!と期待したけれど、微妙なまま終わってしまいました。
犯人を推理する間もなく「え?終わり?」という感じ。
袋とじにした分読者の期待が高まり、読み終えた後のガッカリ感が倍増されるのでは…と思います。
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No.15:
(2pt)

寺島ってなんだったの?

両表・袋綴じと言えば倒錯の帰結です。
あれはもうねじってひねってとんでもないことになってた作品でしたが、三部作の上に新書だったのでかなりの量がありました。
本作は文庫サイズでサイズもさほど厚くないなのでそこまで混乱するようなことにはなってないだろうと読み始める。
読み終わる。
アレはそんなに大きくもないし丸くもないしそこまで重くもないはずなんだが。
そのせいでアレの正体が完全にわかりませんでした。
てか、折原一らしいオチが何もなかったんだが。
ツアーの目的は相当早い段階で想像がつくし、トリックもいつものやつだからすぐにわかるし。
あと解説が微妙。
てか、結局寺島はなんだったんだ?
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No.14:
(2pt)

折原一にしてはイマイチでした。

折原一の中では面白くない部類に入る作品です。
一冊の本を前から読む「生存者編」と、後ろから読む「殺人者編」と、
真ん中にある袋閉じの“種明かし編”があり、非常に凝った構成になっています。
お互いが愛を確かめ合うためにお互いが“ある物”を持って
あるミステリーツアーに参加し「樹海のとある場所で落ち合おう」と約束します。
なぜ樹海で落ち合うのか?ある物の正体とは?
とある場所へ辿り着くまでにツアー参加者の何人かに悲劇が起こり、
とある場所でも信じられない光景を目にすることになります。
世の中の時事ネタを上手く扱う折原一がゆえに
途中でオチが判ってしまいました。そのためそれほど面白いと感じませんでした。
面白さは普通なので星3つですが、本作は折原一ならではのどんでん返しがありませんので
星2つにさせて頂きました。
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No.13:
(2pt)

折原一にしてはイマイチでした。

折原一の中では面白くない部類に入る作品です。

一冊の本を前から読む「生存者編」と、後ろから読む「殺人者編」と、

真ん中にある袋閉じの“種明かし編”があり、非常に凝った構成になっています。

お互いが愛を確かめ合うためにお互いが“ある物”を持って

あるミステリーツアーに参加し「樹海のとある場所で落ち合おう」と約束します。

なぜ樹海で落ち合うのか?ある物の正体とは?

とある場所へ辿り着くまでにツアー参加者の何人かに悲劇が起こり、

とある場所でも信じられない光景を目にすることになります。

世の中の時事ネタを上手く扱う折原一がゆえに

途中でオチが判ってしまいました。そのためそれほど面白いと感じませんでした。

面白さは普通なので星3つですが、本作は折原一ならではのどんでん返しがありませんので

星2つにさせて頂きました。
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No.12:
(1pt)

全くの期待外れ

袋とじやら、上下逆の裏と表から読める印刷など、かなり凝った作りから、相当期待して読み始めたのですが…米澤保信氏のインシテミルを読んだ後でもあったせいか(こちらは寝れない位の面白さでした)これってミステリー?と思ってしまうほどの歯応えのない内容でした。装丁などのこけおどしの割りには何のひねりもなく、男性編と女性編をあんな凝った装丁で分ける意味もあまりない。肝心の謎解きもほとんどなく、あっさりしたものでした。ベースにある山荘伝説も浅いし、主人公らのバックボーンや参加者については申し訳程度の説明、犯人の動機などの描写も薄すぎでびっくりです。それを補って余りある謎解きなら文句もないのですが…。ツアーの目的も、犯人も予測の範囲内の為、袋とじには強烈などんでん返しが…と思いきや、そのままなラストでした。なにより、樹海探訪の部分が冗長すぎて飽きてきます。謎も何もなく淡々と樹海描写中心で進むだけなので…ミステリだけではなく、恐怖描写や心理部分もホラーとしてはイマイチです。この作者は未読でしたが、とにかくがっかりでした。赤い森も購入済なのですが…正直、読む気が起きなくて困っています。
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No.11:
(1pt)

全くの期待外れ

袋とじやら、上下逆の裏と表から読める印刷など、
かなり凝った作りから、相当期待して読み始めたのですが…

米澤保信氏のインシテミルを読んだ後でもあったせいか(こちらは寝れない位の面白さでした)
これってミステリー?と思ってしまうほどの歯応えのない内容でした。

装丁などのこけおどしの割りには何のひねりもなく、男性編と女性編をあんな凝った装丁で分ける意味もあまりない。
肝心の謎解きもほとんどなく、あっさりしたものでした。

ベースにある山荘伝説も浅いし、主人公らのバックボーンや参加者については申し訳程度の説明、
犯人の動機などの描写も薄すぎでびっくりです。
それを補って余りある謎解きなら文句もないのですが…。
ツアーの目的も、犯人も予測の範囲内の為、袋とじには強烈などんでん返しが…と思いきや、そのままなラストでした。

なにより、樹海探訪の部分が冗長すぎて飽きてきます。
謎も何もなく淡々と樹海描写中心で進むだけなので…ミステリだけではなく、恐怖描写や心理部分もホラーとしてはイマイチです。

この作者は未読でしたが、とにかくがっかりでした。赤い森も購入済なのですが…正直、読む気が起きなくて困っています。
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