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ストリート・キッズ



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【この小説が収録されている参考書籍】
ストリート・キッズ (創元推理文庫)

ストリート・キッズの評価: 4.54/5点 レビュー 24件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.54pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全21件 21~21 2/2ページ
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No.1:
(5pt)

痛快でテンポの良いいまどきのハードボイルドなんですが・・

「お前のかあちゃんデベソ」を英語風に直すと「お前のかあちゃんは淫売」になるのでしょうか? そんな罵詈雑言を土砂降りの雨のように浴びせられても主人公のニールには本当のことだから悪口にならない。母親は娼婦で麻薬中毒。父親はどこの誰だかわからない。孤児同然のストリート・キッズのニールは拾われて探偵術を仕込まれます。潜入捜査が得意の探偵になっても、ニールの夢は本の山に囲まれ読書三昧の生活をすること、どこかの小さな大学の英文学の教授として静かな生活を送ること。機知には富んでいても腕力のからっきしないニールは捜査のために自ら危険の渦中に飛び込みます。生意気な口先だけの男なのに純情で、愛する人を守るために悪化する一方の状況を一人で闘おうとします。でも、生い立ちか!らニールは愛するほどその人を遠ざけようとする。成り損ないのハードボイルドなんですが、物語は痛快にテンポよく進展します。また、探偵術のマニュアルとしても十分通用しそうで、読むだけで自分が探偵になったつもりにさせてくれます。それだけでも一見の価値あり。
ストリート・キッズ (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:ストリート・キッズ (創元推理文庫)より
4488288014

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