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ストリート・キッズ



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【この小説が収録されている参考書籍】
ストリート・キッズ (創元推理文庫)

ストリート・キッズの評価: 4.54/5点 レビュー 24件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.54pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全21件 1~20 1/2ページ
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No.21:
(5pt)

70歳で引退なんて早すぎないか!

ドン・ウィンズロウの引退を知り、最後の作となった『終の市』を先日読み終えた。
彼の処女作である『ストリート・キッズ』を読んでみようと思ったが探しても見つからない。
早速Amazonで入手して読むことにした。
二度ばかり読んだが、随分昔のことで面白かった話であることだけの記憶しかない。
ローレンス・ブロックのマッド・スカダーが路上少年のTJと重なるような内容であったが、ストリート・キッズことニール・ケアリーと師匠のジョー・グレアムが探偵術を教えるなど中身が濃い子弟の関係だったことは記憶していた。
本作を三度目に読んだが、ドン・ウィンズロウのストーリー構成の卓抜した才能に、あらためて舌を巻いてしまったのです。
ニール・ケアリーものを全作読んでいないので『砂漠で溺れるわけにはいかない』を、Amazonで注文してしまいました。
このジャンルのファンは、ドン・ウィンズロウの本作『ストリート・キッズ』と『犬の力』そして『フランキー・マシーンの冬』くらいは是非読んでほしいと思いながら『ストリート・キッズ』を楽しく読み終えました。
ストリート・キッズ (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:ストリート・キッズ (創元推理文庫)より
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No.20:
(4pt)

後段がおもしろい

テンポが遅いですが、後段になっておもしろくなりますので、読み切ってください。
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No.19:
(5pt)

ありがとうございました!

丁寧な包装、迅速な発送、とても状態の良い本でしかも激安‼︎
本当にありがとうございました
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No.18:
(5pt)

絶対読むべし

話の展開が素晴らしいです
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No.17:
(4pt)

イギリスっぽい

セリフの小粋さが秀逸です。
それがイギリスっぽい。
アメリカ小説にはない面白さです。
しかし、ストーリーのテンポが中盤からとても遅い。
たらーっと遅い。
後半の盛り上がりにも掛ける。
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No.16:
(5pt)

英語版がほしくなる。

ニューヨーカーの会話が聞こえてくるようなやりとりで、日本語だけじゃものたりなくなりました。
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No.15:
(4pt)

原点だけはある

ウィンズロー作品のスタート、原点だけのことはある。面白かった。
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No.14:
(5pt)

読書の喜び!

初めてのドン・ウィンズロウの本でした。ニールとその周りの登場人物も魅力にあふれ、テンポの良い会話がステキ。
ストーリーがハラハラ、ワクワク。忙しくても一気読みするしかない本。
読み終えて、改めて良い本との出遭いは最高に幸せだと感じました!
ニールの生い立ちを思うと、波乱万丈な探偵生活も幸せへの道に繋がりますようにと願うばかり。
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No.13:
(5pt)

心臓の音が聴こえましたか?

なにがいいって全てがいい!!心臓の音が聴こえる場所での動から静への時は手が震えましたヨ!
またアリーがいいんだわ。「LAで私のからだをきれいにしてくれるの」くぅ〜!最高です!
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No.12:
(5pt)

すごい躍動感

ニールは大学院で文学を学ぶ学生。お風呂やなんかで本を読むことが好き。なのに探偵、それもとてもとても腕の立つやつ。描かれる人物がリアルに浮かび上がってくるのが楽しい。潜入捜査にはドキドキ。途中に書かれる、グレアムが与える探偵になるための訓練を自分にも課して、ニールみたいな探偵になりたくなる。
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No.11:
(4pt)

ナイーブで機転がきく青年探偵の長く切ないひと夏の活躍

『犬の力』で’09年、「このミステリーがすごい!」海外編で堂々第1位に輝いた、ドン・ウィンズロウの’91年のデビュー作。新人作家の初登場作品ながら、’04年、「このミステリーがすごい!」海外編で第2位にランクインしている。『犬の力』の重厚なサーガとは異なり、天性の機転のよさが光る、若い私立探偵ニールを主人公にした、オフビートな味わいの軽快なハードボイルドである。
ニールは、ヤク中で売春婦の母親を持ち、父親を知らない、いわばニューヨークの“ストリート・キッズ”だったが、才能を見出され、少年の頃からプロの探偵から稼業のイロハを教え込まれ、いまや立派な、英文学を研究する大学院生兼私立探偵組織<朋友会>のナンバー1の探偵だ。
時は1976年5月、彼は、来る8月の民主党全国大会で副大統領候補に推されることになっている上院議員から、行方不明の17才の娘探しを依頼される。ニールは、彼女の元同級生の目撃証言をもとにロンドンに向かう。ここに、夏のロンドンを舞台にした、決して品行方正とはいえない娘をめぐっての、ワルとの駆け引きが始まる。それは、ニールにとって、ナイーブな心を、減らず口の陰に隠してはたらく長く切ない夏となった。
少年の頃の探偵修行のエピソードの数々、トラウマとなって胸に残る探偵となってからの失敗。暑いロンドンでの張り込みの日々などを盛り込んで、メインのストーリーは展開する。そして胸のすくラスト。
本書は、文庫にして508ページに及ぶ長編だが、新人時代のウィンズロウの瑞々しくテンポのよい、軽妙洒脱な筆さばきと、東江一紀の名訳とがあいまって、ニール青年のひと夏の活躍をサクサクと一気読みで楽しむことができる。
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No.10:
(5pt)

人間臭さたっぷりの魅力的な主人公

ハードボイルドに属する小説だと思うが、
主人公のニール・ケアリ−は
どちらかというと繊細な心を持つナイーブな青年。
過去の潜入捜査での失敗をトラウマに抱え、
人を傷つけたり裏切ることを嫌ってる。
そんな人間臭さを、斜に構えた態度や減らず口で隠す。
そんなリアリティある主人公にどんどん魅力を感じてくる。
アリーに対する複雑な想いも巧みに描かれ、恋愛小説さながら。
楽しさが盛り込まれたお得な一冊でした。
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No.9:
(5pt)

人間臭さたっぷりの魅力的な主人公

ハードボイルドに属する小説だと思うが、
主人公のニール・ケアリ−は
どちらかというと繊細な心を持つナイーブな青年。

過去の潜入捜査での失敗をトラウマに抱え、
人を傷つけたり裏切ることを嫌ってる。
そんな人間臭さを、斜に構えた態度や減らず口で隠す。
そんなリアリティある主人公にどんどん魅力を感じてくる。

アリーに対する複雑な想いも巧みに描かれ、恋愛小説さながら。

楽しさが盛り込まれたお得な一冊でした。
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No.8:
(5pt)

大好きな小説です

軽妙洒脱な語り口なのに、読み終わって切なさも残る。
このシリーズはいくつかあるけど、最初のこの話が一番好きです。
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No.7:
(5pt)

ジョン・Dへのオマージュも込められているのかも

 本書は、ニューヨークのストリート・キッド出身の探偵、ニール・ケアリーが活躍するシリーズの第一弾です。シリーズは5作から成り(本書→「仏陀の鏡への道」→「高く孤独な道を行け」→「ウォータースライドをのぼれ」→「砂漠で溺れるわけにはいかない」、いずれも創元推理文庫所収)、私は他の4作は未読ですが、ニールの生い立ちも描かれる本書から読み進めて恐らく正解だったでしょう。
 この作品の内容や魅力については、他のレビュアーの方たちに譲るとして、気付いた点を一点。
 「ストリート・キッズ」が世に出たのは1991年ですが、舞台は1976年ということで、途中、ニールが、ジョン・D・マクドナルドが著した探偵トラヴィス・マッギーものの小説の最新刊を読むくだりが出てきます。
 ニールは、ナイーブな心を減らず口で隠した探偵ですが、そういえばトラヴィスもナイーブな心を隠した男だし、ニールが本書の中で、ヒロインの回復に献身的に努める姿は、トラヴィスの初登場作「濃紺のさよなら」(ハヤカワ・ミステリ所収。なお、レオナルド・ディカプリオ主演で映画化されるという話もあります)を髣髴させるものがありました。
 「ストリート・キッズ」には、作者ドン・ウィンズロウのジョン・Dへのオマージュも込められているのかもしれませんね。
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No.6:
(5pt)

ありがちな設定・・・なのに非凡な物語。

 生育環境には恵まれてないが聡明で世知にたける少年が、口と態度は悪いが愛してくれる男に出会い、探偵として仕込まれつつ育てられる。彼らの所属するのは、大金持ちの銀行家が運営する問題解決機関「朋友会」。
すごーくありがちで、どっかで聞いたことがあるような設定だけど、少年(主人公・ニール)と男(グレアム)のキャラが愛らしく魅力的で大好きになります。二人のやりとりを読んでると、にこにこしてしまうくらい。
 そんな人物が繰り広げるのが、エンタテイメントに富み、なおかつ、しっかり構成された物語なんだから(ラストまでよく練られていると思います)、面白くないわけがありません!ジャンルはハードボイルドとなってるけど、ハードボイルド好きじゃない読者でも存分に楽しめると思います。「小説」としての出来が最高だから。
 ニールが歩き回るロンドンの地理、真似して歩いてみたくなりますよ!
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No.5:
(5pt)

探偵ニール、最初にして最高の活躍

全5作から成るシリーズの1作目。
個人的には、最高傑作だと思っています。
9歳の時からニューヨークの路上で「ストリートキッズ」として食い扶持を稼ぐ孤児ニール。11歳の時、財布をすろうとして失敗した相手が後に「父親」代わりとして探偵業の師匠となるグレアムだった。
グレアムの属する組織の使いっ走りとして探偵業のイロハをたたき込まれながら成長したニールは、大学院に進み文学を志すが・・・。自らの意に反して、組織からの依頼で探偵役を務めることを余儀なくされる。
ニールはハードボイルド小説にありがちな荒事の得意なマッチョな男ではありません。そもそも、プロの探偵でもなく、探偵業をやりたいわけではない。
それでも若者らしい純粋さと、それでいて何かに怒っているような反骨精神、瑞々しい感性で、事件に挑みます。
その姿がとても気持ちよく、青春小説としても一流の作品です。
主人公のへらず口、センスあふれる会話のやりとりは、D・ハンドラーの小説を思わせます。お洒落なミステリー好きにもオススメできます。
ストリート・キッズ (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:ストリート・キッズ (創元推理文庫)より
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No.4:
(5pt)

後,2冊ね。

「ストリートキッズ」を初めて読んだ時は本当に「本を読む事の喜び」再確認できた気がします。 もちろん良く出来たフィクションに過ぎないものの読んでる間はセミ・ハードボイルドで実はナイーブなニールとタフで潔癖症(?)なグレアム”父さん”との情感にウルウル。で,邦訳は後2冊残ってるわけですが次回作はかなりコメディ調。下品で口の悪いスキャンダル女優の警護を任されたニールの活躍を描いてます。てっきりこれがラストと思いきやもう一冊あったんですね。こちらの方は本当に後日談といった軽い話なのですが相変わらず爆笑させられるシーンがいくつか出て来ます。年老いたスタンダップコメディアンを西海岸に連れ戻す為にラス・べガスを訪れたニールがお馬鹿な殺し屋たちに狙われて…といったもの。
ストリート・キッズ (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:ストリート・キッズ (創元推理文庫)より
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No.3:
(5pt)

ハードボイルド探偵入門講座・へらず口編

表紙に惹かれてつい買ってしまった私ですが、この本は非常におすすめします!なぜかというと・・・まず第一に探偵ニールの魅力。ナイーブな心と不幸な生い立ち、天性の才能(探偵としての)、平凡な容姿(?)、そしてへらず口とユーモアのセンス!!最高です。そしてそのニールに探偵のイロハを教える片腕の探偵、グレアム。彼がニールに尾行の仕方や家捜しの方法を教えている場面は、何度読み返しても笑いがこみあげてきます。私は本筋よりもこの探偵講座部分が気に入ってしまったほどです。また、『朋友会』のニューヨーク支部長レヴァインや孤独な家出少女アリーも、この軽快で痛快なハードボイルドに華を添えています。未読の方はぜひ!
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No.2:
(4pt)

爽やか青春ハードボイルド?

さわやかな若者が主人公のハードボイルド。って面白いの?とおもっていたら、意外な拾い物だった。本筋と、主人公の成り立ちを平行して描いて、今後も期待させるキャラクター造形がなされてゆく。フリーメーソンみたいな裏組織を作って、捜査する動機付けをちゃんとされているのでいい。バカなハードボイルドは主人公をかっこよく精神化し過ぎて、正義のために動くようにしてしまうのでつまらない、金なり、なんらかの動機付けがないとおとぎ話になってしまう。そこを突き詰めて開き直ったのが「スペンサーシリーズ」だが、そうは皆がパーカーのようには描けない。精神的にそこそこ正しそうな組織と、いいように使われてそうで、最後は裏を書いて期待に沿う主人公の行動は好感を持てる。で、結構さめてたり!するからいいね。熱いようでさめてる主人公造形はハードボイルドの必須。
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