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被告A
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被告Aの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.73pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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かなりドンデン返しの激しい作品である。「ジョーカー事件」と言われる連続殺人事件。犯人として捕まる少年A。彼はずっと冤罪 を主張して裁判にかかる。案の定彼は裁判ではいったん自白した事実を覆し、無実を主張する。一方、それに並行する 形でおこる第五のジョーカー事件。息子を誘拐された母が息子を救うべく奔走する。この二つの事件が最後の数ページで 交差し、意外な結末を迎える。結末はまさに昔のTVシリーズのスパイ大作戦だ。作者自身の描写力不足でやや軽い作品になっている 感は否めないが、全体的に読者をひきつけるなかなか面白い作品だ。 | ||||
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誘拐劇と法廷劇が互いに進行していくが、折原作品に慣れている人からすると、大体の構造は途中で分かってしまうと思う。が、今までの倒錯シリーズのような時制や客体の入れ替えのトリックはないため、かなりこの著者の作品としてはストレートなプロットであり、オチも分かり易い。代表作の倒錯シリーズほどの衝撃性はないが、物語自体としてはこちらの方が読ませる。折原ファンなら納得の一作に仕上がっている。 | ||||
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睡眠時間を削ってまで読んでしまった。叙述ミステリーにはまりそう。 ただ星4つなのは、最後の最後のどんでん返しのスピードに、自分のイメージがついて行けなかったため。次からは、ついて行けると思う。 この作者の作品は今回が初めてでしたが、全部読んでみたいと思っています。 | ||||
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登場人物がそれぞれ進行を語っているのだが、それを叙述ミステリーというらしい。 この作者の生み出す物語はけっして読者に対してはフェアでなく、ちょっとズルイ部分があるのだけど、読ませる、楽しませるという点については十分合格ラインに達しており、個人的にも満足できるものだった。 二つの物語が同時進行しているが、次第に一つの事件として見えてくるのが、読んでいて、引き込まれていく部分。 やはり悪人は悪人としての末路を辿ってくれるのが安心感が在って良いと思う。 | ||||
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これはまあ何というとんでもない「法廷」ミステリでありましょうか。2つの事件が最後にひとつになって、まことに意外な結末がまっています。折原一の作品にはややアクの強すぎてついていけないものもありますが、この作品は作者としても屈指の秀作といっていいでしょう。 | ||||
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