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被告A
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被告Aの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.73pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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凶悪な殺人犯として えん罪をかぶった被告Aと 被害者の家族。 そして、 真犯人に息子を誘拐され 救出に奔走する母。 それぞれの思惑が交差する中 謎は明かされないまま 結末へ一気に物語りは進み… 間延びしない展開と いやがおうにも 高まるクライマックスへの期待。 それは確かに作者の力量でしょう。 しかし、結末で 「ええ?」と思ったのも事実。 なんだか腑に落ちない その理由が、こちらにある他の方の レビューを読んで納得。 いくらなんでも、無理がある、という ことでしょうか。 斬新といえば、斬新です。 それを高く評価するかどうかは 読み手の好みかも。 個人的には 表紙の不気味さ、 それが物語の中にも登場し ストーリーに独特のクアセントを 加えているあたりは 好きです。 こういう殺人者の心理とか 狂気めいた表現を、もう少し うまく活かしてたら、 もっと深く面白かったかも。 | ||||
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結構、酷評している人もいますが、私はそんなに悪くはなかったと思います。 最近、ネタ切れ?な折原作品の中では、まだストーリーは分かりやすかったです。 ただ、ネタばれになってしまうので、あまり言えないが、○○さんって、スパイ役だったのかな?ちょっとそこだけが分かりにくかったのだが。 2時間もののサスペンス劇場にするくらいがちょうどいいだろう。 本書は全体的に言うと、良くも悪くもないという感じだった。 | ||||
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過酷な取り調べ。「俺をはめた奴に復讐してやる」連続殺人事件の容疑者・田宮亮太は法廷での逆転を信じて殺人の自供をする。同じ頃、息子を誘拐された母親は誘拐犯からの奇妙な要求に翻弄される。陰惨な取り調べ、息子を誘拐された母親の取り乱し、被害者の会の人々の不可解な行動・・・非常にダークな雰囲気の中、2つの物語が進行していく様は、本当に息を飲む緊張感に充ちています。そして、ページ数がつきようとするまで結論が見えてこない。「え、どうなるの?終わっちゃうよ!」と思っていると、最後の最後で驚愕の急展開。このトリックは本当に「あり」なんでしょうか?いくら何でも不自然じゃないですかね?よいミステリーを読んだ後の、「だまされた快感」とはほど遠い、困惑だけが残りました。読者をあっと驚かせるトリックを考えるのは確かに至難の業ということは分かるのですが、これではあまりに非常識で推理のしようがないですよ。最後の「落ち」以外はどきどきしながら楽しめただけに、もっと何とかして欲しい作品です。 | ||||
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初めて折原さんの作品を読みました。展開的には2つの関連した話が息をもつかせぬぐらいの緊張感を持って展開して行き、読者もグイグイ引きこまれて行きます。しかし、問題のラストの結末の得意の“叙述トリック”なんでしょうが、確かに読者にとっては凄い結末として待ち受けてるのかもしれませんが、途中の緊張感からして読者はもっと期待してたのかもしれませんね(少なくとも私はそうでした。)ちょっと文章では表現しにくいのだけど、どこでどう繋がるのだろうかという期待感が唐突と言うかあっけないというか、多分私がこの手の作品をあまり読みなれてないからかもしれませんが・・・ある意味において、こういう結末だとかなり伏線を張って読まれてもどうしようもない作品なのかもしれませ!んね。でも少なくともまんまと騙されたのは紛れもない事実です(笑)あと構成的には法廷シーンや主人公被告Aの心理の動きが巧みに描かれていて、かなり筆力が高い作家だとは思いました。この方に限って言えばもう少し長めの作品の方がもっと丹念に書けて読者も楽しめるような気もしますね。 | ||||
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連続殺人事件の犯人とされ逮捕された男。彼は冤罪を訴えるが厳しい取り調べが続く中ついに自供してしまう。彼は本当に犯人なのか?こう書くと著者のあの「冤罪者」を思いうかべるが今回はこれに一つの誘拐事件がかかわってくる。この2つの事件が一体どのように結びついていくのか。また、公判で一発逆転を狙う男の計画とは?確かあっと驚く結末で彼らしい作品だがどうしても物足りなさが残る。まあ、その分一般うけしやすくなったかもしれない。読んで損のない一冊ではある。 | ||||
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