被告A
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全1件 1~1 1/1ページ
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主に連続殺人の容疑者と、子供を誘拐された母親の視点で進んでいき、それぞれがいつどういう繋がりを見せるのか | ||||
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う~ん。折原作品は好きだけれど、この作品はいただけない。最後、肝心要の謎解きがあり得ない顛末。ミステリーの種は筋が成り立っていないとそもそも成立しない。筋自体は決して悪くはない。悪くはないのに、終盤アクロバティックな結末へと向かう。それまでのプロットを完全無視の終盤。最後に作家さんが変わったかと思うほど。だけど・・倒叙ミステリー作家としては嫌いにはなれない。次作に期待。 | ||||
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もともと娯楽作品なんだから暇潰せればいいのかもしれないけど、これはあまりに薄っぺらい。技におぼれてるな。こういうのは筆力とは違う思いますね。あぁ、そう来たか、っていうのも途中から想像できちゃうし、ハイめでたしめでたしって、読者をなめてないかい? それともそもそも内輪のクラブのようなもので、好きな人だけ楽しめればよいってもの? それを否定するつもりもないので、ただ、私は選択を誤りました、ってことですね。 最後、収まるところに収まったのは、まあよかった。 | ||||
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かなりドンデン返しの激しい作品である。「ジョーカー事件」と言われる連続殺人事件。犯人として捕まる少年A。彼はずっと冤罪 を主張して裁判にかかる。案の定彼は裁判ではいったん自白した事実を覆し、無実を主張する。一方、それに並行する 形でおこる第五のジョーカー事件。息子を誘拐された母が息子を救うべく奔走する。この二つの事件が最後の数ページで 交差し、意外な結末を迎える。結末はまさに昔のTVシリーズのスパイ大作戦だ。作者自身の描写力不足でやや軽い作品になっている 感は否めないが、全体的に読者をひきつけるなかなか面白い作品だ。 | ||||
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誘拐劇と法廷劇が互いに進行していくが、折原作品に慣れている人からすると、大体の構造は途中で分かってしまうと思う。が、今までの倒錯シリーズのような時制や客体の入れ替えのトリックはないため、かなりこの著者の作品としてはストレートなプロットであり、オチも分かり易い。代表作の倒錯シリーズほどの衝撃性はないが、物語自体としてはこちらの方が読ませる。折原ファンなら納得の一作に仕上がっている。 | ||||
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凶悪な殺人犯として えん罪をかぶった被告Aと 被害者の家族。 そして、 真犯人に息子を誘拐され 救出に奔走する母。 それぞれの思惑が交差する中 謎は明かされないまま 結末へ一気に物語りは進み… 間延びしない展開と いやがおうにも 高まるクライマックスへの期待。 それは確かに作者の力量でしょう。 しかし、結末で 「ええ?」と思ったのも事実。 なんだか腑に落ちない その理由が、こちらにある他の方の レビューを読んで納得。 いくらなんでも、無理がある、という ことでしょうか。 斬新といえば、斬新です。 それを高く評価するかどうかは 読み手の好みかも。 個人的には 表紙の不気味さ、 それが物語の中にも登場し ストーリーに独特のクアセントを 加えているあたりは 好きです。 こういう殺人者の心理とか 狂気めいた表現を、もう少し うまく活かしてたら、 もっと深く面白かったかも。 | ||||
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