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沈黙者



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【この小説が収録されている参考書籍】
沈黙者
沈黙者 (文春文庫)

沈黙者の評価: 2.29/5点 レビュー 14件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.29pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(3pt)

ガッカリだよ !

「者」シリーズ中の一作。本シリーズは従来からの表芸の叙述トリックに社会性等を加えた新しい試みなのだが、シリーズを通して失敗していると思う。
本作も2つの事件が並行して描かれ、その交錯点が興味の的と言う作者得意のパターンの筈なのだが、最後に明かされる真相に驚きが無いのである。作者のデビュー当時から付き合っている私には不満の残る出来。叙述トリックに拘る姿勢には感服するが、変に社会問題等を絡ませて一番重要な"意外性"を置き去りにして貰っては困る。折原氏には、いつまでも究極の叙述トリックを目指し続けて欲しい。
沈黙者Amazon書評・レビュー:沈黙者より
4163205802
No.4:
(3pt)

ちょっと物足りないか

折原作品は欠かさず読んでいるが、今回もまた作者の叙述トリックにだまされた。作者得意の叙述の部分は相変わらずすごいのだが、物語全体を見ていると、ちょっと物足りない。(読み応えということでは、「倒錯」シリーズの方がよい)それと犯人の動機の部分が「驚くべき」というほどではないと思う。あと、最後が折原作品にしては珍しくほのぼのしていたので、推理ものとしては残念な気がする。初めて折原作品を読む人にはこれくらいの作品がいいのかもしれない。
沈黙者 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:沈黙者 (文春文庫)より
4167451050
No.3:
(3pt)

比較的単純な構成

久喜市で連続して起こった一家惨殺事件と、万引きと言う軽微な犯罪にも関わらず沈黙を守り通す男の話の繰り返しで話が進んで行く。折原一の作品ということで、叙述トリックが使われているため、その辺りの人工的な感覚はどうしても拭えないし「動機」という部分に関しても弱い印象はある。その辺、どうしても減点材料になってしまう。ただ、他の作品、例えば「~~者」シリーズの「誘拐者」だとか「冤罪者」だとかに比べればストーリーの構成だとかもはるかにまとまっていて、しかも、登場人物たちに対しての感情移入もしやすい。独特の「折原ワールド」の愛好者から見れば物足りないかも知れないが、折原作品を読みなれていない人でも違和感無く入れるのではないだろうか。
沈黙者 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:沈黙者 (文春文庫)より
4167451050
No.2:
(3pt)

武蔵野線は柏に止まりません

久喜市で発生した田沼一家4人殺人事件、そして同時に発生した吉岡家老夫婦殺人事件、挿話的に織り込まれる名前を名乗らない万引き強盗事件の犯人。淡々とノンフィクションの如く描かれる凝った展開、ちょっと凝りすぎ。
沈黙者Amazon書評・レビュー:沈黙者より
4163205802
No.1:
(3pt)

武蔵野線は柏に止まりません

久喜市で発生した田沼一家4人殺人事件、そして同時に発生した吉岡家老夫婦殺人事件、挿話的に織り込まれる名前を名乗らない万引き強盗事件の犯人。淡々とノンフィクションの如く描かれる凝った展開、ちょっと凝りすぎ。
沈黙者Amazon書評・レビュー:沈黙者より
4163205802

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