■スポンサードリンク
倒錯のロンド
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
倒錯のロンドの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.39pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全51件 21~40 2/3ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この作品は叙述物の推理作品で有名みたいですが、私は叙述物と知らずに読み始めました。 途中までは面白く読めたのですが、急に「さあここからどんでん返しが始まりますよ~みなさんお気付きでした?」という筆者のコメントが出てきて何だか興ざめでした。これじゃあ素直に騙された感がないというか、読み終わる前にネタバレをされたようで、個人的には好きではありませんでした。筆者のドヤ顔が目に浮かぶようで。。。 肝心のオチも少々反則技な気がします。えーそりゃないよ、と。 巻末にある自身の江戸川乱歩賞を逃した逸話を本作に絡めて書かれてる箇所も、ユーモアなんでしょうけど、私のつぼにははまりませんでした。 好みの問題かもしれませんが、同じ叙述物では構成力、衝撃度、文章のスマートさを含め殺戮にいたる病の方が数段上だと感じます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
推理小説、というより叙述トリックと呼ばれる作品に初挑戦しようとこの作品を選びました…。 今までにない世界観の広さ、構造の仕組みなど驚くべきところが多々あり、そういった点ではああ推理小説や叙述トリックも面白いなと思いました。 ただ、やはり取って付けた感がひどくありました。非現実的なのは仕方がないと思いますが、無理やり感…こじつけてトリックを作った感が払拭できません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
折原一さんは叙述トリックの名作家と聞き、初めて読んだ作品なのですが、なんかスッキリしませんでした。 確かにトリックは凄いんですけど、それを理解するのに、読んだ後、整理しないといけなかったですね。 個人的には十角館の殺人や、アクロイド殺し系統のトリックが好きなのであまり合わなかったです。 でも、読んで良かったとは思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
商品内容の記載が異なる。 商品の取り扱いが雑でしかも対応も悪い。 どうしてこのような状況で商品を売却させようとしたのか謎。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
真相が明かされて「は??」となります。随所に気になる点はあったのですがこういうオチかーってなりました。是非一度読んでみてください。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
通勤時に愛用している電子書籍アプリで、「どんでん返し」特集がされており、本作品がピックアップされていた。 紙の本の時に購入した『殺戮にいたる病』の電子書籍版を久々に読んだら叙述トリックは面白いな~と思い、粗方レビューを見てから本作品を購入。 面白い。読みやすい。あっという間に読み進む。 叙述トリックものであることは前評判から知っており、目次で盗作が絡む(そして倒錯してごちゃごちゃする)と、ある程度覚悟し、スタート。 「ぼく」「〇〇(固有名詞)」の記述や、ト書き(?)、犯人の見た目を記述する文書には注意を払いながら、石橋を叩きつつ読み進める。若干違和感ありの小伏線は感じつつ、「フフッ 騙されないわよ」とか余裕かましてたのは途中まで。 読み進める度に、作品が移動したり、第三者が作品を読んだりすると、盗作者はお前か!?と、疑って読む。登場人物が少ないので、冒頭に城戸青年や、終盤手前で編集の藤井氏まで疑う始末。 あんた、何回ケガするのさ!と、途中山本の母親の気持ちになりかける。というか、みんな後頭部のガードが甘過ぎる。物騒だから、頭は守って! 「これでバッチリだ!」的なちょっと古風な山本記述に女に不慣れな朴訥とした青年を感じ、うんのよさ0的なハプニングの羅列に同情し、ついつい山本に感情移入しあたりから私は負けていた。 作者ー、作者かぁーーー 2次元の世界に3次元ぶっ込まれたわー しかも!電子書籍版だとのちのち問題となる記述にしおりを挟んでいないので、読み返すのが大変すぎる。。。気になる記述は、どんでん返し2回目くらいまでは「あとで戻ろう」と思ったが、最後はグリングリンで頭がぐるぐるし、遂には「盗作は倒錯であるがままにロンドすれば良い」という結論に至り、結局よく分かっていない。。。 亡くなる記述があるまでの短い間でしたが、盗作被疑者として見てしまっていた城戸青年がいいヤツ過ぎて、泣けた。合掌 教訓 疲れた頭で折原一や、東野圭吾の『~が誰かを殺した』シリーズは読んではいけない。 倒錯シリーズを電子書籍で読んではいけない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読まないと損だというレビューを見たのですぐに買って会社帰りの電車で読み始めました。 そんなに面白い結末が予想できない展開だったので、自宅のある駅についてからもホームのベンチで最後まで読みましたが、予想通り、面白い結末ではなかったのがとても残念です。残念なのはほとんど前に読んだレビューのせいで、本作はふつうレベルだと思うので星3つ。みなさん、過剰な期待はだめです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
新人賞に投稿する予定だったミステリーを紛失した主人公. その傑作が他の作家の手によって公表されたことにより復讐が始まる. 前半は盗作された側,後半は受賞した側の視点で描かれている. 心理描写がなかなか丁寧で双方の視点の描き分けはまずまずといったところ. (ネタバレになるが)後半に入って時点で, この手のトリックになれたこの辺で仕掛けの存在に気づくだろうが, 産みの苦しみや締め切りのプレッシャー,あるいは受賞後の生活の変化を期待への重圧など, この心理描写がないと,このミステリーは成立しない. ただ,犯人の行動に関して,この真相はいかがなものか. 一人称視点でこういうオチを許容してしまうと,なんでもありになってしまう. | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
仕掛けがあり、ラストで驚かせられるというので、 どんなオチがあるのだろうと期待していたが、 オチが「主人公が狂ってました。」では、いまひとつである。 主人公の山本が、白鳥に盗作されるというプロローグから始まるが、 それは、山本が描こうとしていたモチーフとタイトルで、先に受賞されてしまったということで、 山本が狂っているが為に、盗作されたと思いこんでしまったとのこと。 さらに、そのことを忘れ、 その白鳥の作品を本屋で読み、プロットが思い浮かんだとして、作品を書き写して応募する。 そして、受賞発表を確認するのだが、 前の年の受賞発表が書かれた号(そもそも盗作されたと思い込んだ号)の冊子を読んだ為に、 白鳥という作家が、山本が書いたタイトル・内容で受賞しているので、おかしいと思って出版社に乗り込んだ。 これをすっきり納得出来れば、素直に驚けるんだと思うけれど、 こんな強引な理由付けでは、納得出来ませんがな。 また、これが大きな謎だったことに加え、 山本が書き写した原稿が、さらに盗作され、その永島という犯人が白鳥というペンネームにしたり、 永島も白鳥も狂ってしまうなど、いろんな謎で読者を驚かせたいのだろうけれど、無理やりなので白けてしまう。 さらには、この作品は実際に江戸川乱歩賞に応募された作品であるそうであるが、 エピローグの章で、山本がこの経緯を書いた作品を「倒錯のロンド」というタイトルで江戸川乱歩賞に応募するという流れになっている。 現実とリンクさせて、面白みを加えているつもりなのだろうが、 オチに白けた私は、さらに盛り下がってしまった。 結果、乱歩賞は逃したことに加え、作者のあとがきでは、さらにこの作品のテーマに絡めて主人公の山本の手記のように綴っている。 これは相当痛々しい。 せめて、主人公の名は折原一という名で、さらに江戸川乱歩賞が受賞出来ていれば、実際に現実とリンクすることになるので面白くなったのではないだろうか? この作品では無理だろうけれども。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ミステリーの手法として叙述トリックは否定しない。要は面白ければいい。見事に騙されるならそれもまた醍醐味である。しかし本作品は私には楽しめなかった。策を弄するあまり、こて先に走り過ぎ、表現する世界が小粒である。私には合わなかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
まずメタっぽい作風が苦手なので失敗した!と思いました。 完全に好みの問題でごめんなさい。 登場人物には人間性がなく、ただひたすら舞台設定の為だけの物語が展開します 叙述トリックの為の物語の展開で、そこに共感する事が出来ず また卑怯に卑怯が重なる展開にイライラしてしまいせっかくのトリックが楽しめませんでした。 ゲームのようなスリルを小説で味わいたい、という方には楽しめるのではないでしょうか 私の様な、人物に感情移入し、ハラハラドキドキしてしまうタイプには気持ちをどこに 当てはめ読者していいのか萎えてしまって楽しめませんでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
第三部の直前に、「どんでん返し」しますよという予告が入ります。良心的です(笑)。 これが犯人当て的”読者への挑戦”だったら、少々アンフェアと言われたかもですね。 だって、主人公が狂ってる前提で読まないですもん。 本当の「幻の女」の事を、ベストセラーにも関わらず絡んでくる二人の人物が知らず、 真の白鳥翔も、それっきりで超スランプという”偶然”が重なっていないと成立しない話。 その点だけで、乱歩賞選外も頷ける。 というか、作中人物同様に、受賞してないことがミソとなっているかも。 島田氏にとっては今でも、”驚嘆すべき傑作”の評なのかなぁ? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
週刊文春1989年 国内部門 第7位 推理小説家を目指す山本安雄は、会社をやめ雑誌の新人賞応募に情熱を傾けていた。遅々として執筆が進まず鬱勃とした日々を過ごしていた安雄は、ある日、天啓を得たかのように自信作『幻の女』を一気に書き上げる。友人 城戸の感想を聞き、受賞間違いなしの確信を持った安雄。ところが、城戸は、ワープロで清書した『幻の女』を原稿とともに電車の中に置き忘れてしまった。 落胆し城戸を絶縁した安雄は、やがて白鳥翔という名の作家が『幻の女』で新人賞獲得したことを知る。その『幻の女』は、安雄が執筆した作品そのものだった。安雄の作品で、新人賞を掠め取ったものは誰か。城戸が殺害されるに至って、白鳥翔への疑いを深めていく。安雄は、激情にとらわれ、白鳥翔への異常な行為を繰り返すようになるのだった ・・・ 安雄が徐々に壊れていく様が、「誰も信じてくれない系」の心理サスペンスを予感させるのだが、さにあらず。語りそのものの巧妙な仕掛けを堪能する類のミステリである。著者自身も述べているとおり、この手の作品は好き嫌いが別れるのだろうな。前半部分の伏線は、なんとなく気がつくのだが、真相にどう絡んでくるのかはわからなかった。 しっくりいかないのが、『幻の女』が誰が読んでも受賞間違いなしと確信してしまうこと。これがないと話しが進まないのだが、電車で拾った原稿を自分名義で応募するだろうか。この部分の説得力が少ないのが残念である。 事件の真相より、本作品が三部作の第一作目であることの方が驚いた。はてさて、どう続いていくのやら。 なお、本作品は、江戸川乱歩賞の最終選考まで残ったとのことだが、新人賞への熱意が込められているようで感慨深いものがあったよ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
週刊文春1989年 国内部門 第7位 推理小説家を目指す山本安雄は、会社をやめ雑誌の新人賞応募に情熱を傾けていた。遅々として執筆が進まず鬱勃とした日々を過ごしていた安雄は、ある日、天啓を得たかのように自信作『幻の女』を一気に書き上げる。友人 城戸の感想を聞き、受賞間違いなしの確信を持った安雄。ところが、城戸は、ワープロで清書した『幻の女』を原稿とともに電車の中に置き忘れてしまった。 落胆し城戸を絶縁した安雄は、やがて白鳥翔という名の作家が『幻の女』で新人賞獲得したことを知る。その『幻の女』は、安雄が執筆した作品そのものだった。安雄の作品で、新人賞を掠め取ったものは誰か。城戸が殺害されるに至って、白鳥翔への疑いを深めていく。安雄は、激情にとらわれ、白鳥翔への異常な行為を繰り返すようになるのだった ・・・ 安雄が徐々に壊れていく様が、「誰も信じてくれない系」の心理サスペンスを予感させるのだが、さにあらず。語りそのものの巧妙な仕掛けを堪能する類のミステリである。著者自身も述べているとおり、この手の作品は好き嫌いが別れるのだろうな。前半部分の伏線は、なんとなく気がつくのだが、真相にどう絡んでくるのかはわからなかった。 しっくりいかないのが、『幻の女』が誰が読んでも受賞間違いなしと確信してしまうこと。これがないと話しが進まないのだが、電車で拾った原稿を自分名義で応募するだろうか。この部分の説得力が少ないのが残念である。 事件の真相より、本作品が三部作の第一作目であることの方が驚いた。はてさて、どう続いていくのやら。 なお、本作品は、江戸川乱歩賞の最終選考まで残ったとのことだが、新人賞への熱意が込められているようで感慨深いものがあったよ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
週刊文春1989年 国内部門 第7位 推理小説家を目指す山本安雄は、会社をやめ雑誌の新人賞応募に情熱を傾けていた。遅々として執筆が進まず鬱勃とした日々を過ごしていた安雄は、ある日、天啓を得たかのように自信作『幻の女』を一気に書き上げる。友人 城戸の感想を聞き、受賞間違いなしの確信を持った安雄。ところが、城戸は、ワープロで清書した『幻の女』を原稿とともに電車の中に置き忘れてしまった。 落胆し城戸を絶縁した安雄は、やがて白鳥翔という名の作家が『幻の女』で新人賞獲得したことを知る。その『幻の女』は、安雄が執筆した作品そのものだった。安雄の作品で、新人賞を掠め取ったものは誰か。城戸が殺害されるに至って、白鳥翔への疑いを深めていく。安雄は、激情にとらわれ、白鳥翔への異常な行為を繰り返すようになるのだった ・・・ 安雄が徐々に壊れていく様が、「誰も信じてくれない系」の心理サスペンスを予感させるのだが、さにあらず。語りそのものの巧妙な仕掛けを堪能する類のミステリである。著者自身も述べているとおり、この手の作品は好き嫌いが別れるのだろうな。前半部分の伏線は、なんとなく気がつくのだが、真相にどう絡んでくるのかはわからなかった。 しっくりいかないのが、『幻の女』が誰が読んでも受賞間違いなしと確信してしまうこと。これがないと話しが進まないのだが、電車で拾った原稿を自分名義で応募するだろうか。この部分の説得力が少ないのが残念である。 事件の真相より、本作品が三部作の第一作目であることの方が驚いた。はてさて、どう続いていくのやら。 なお、本作品は、江戸川乱歩賞の最終選考まで残ったとのことだが、新人賞への熱意が込められているようで感慨深いものがあったよ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
1989年刊行と、かなり以前の作品だが、有名なので読んでみた。 「本格推理」が好きな人には大別して二種類いるのではないかと思う。パズラー好きとそうでない人。 そのパズラー好きの人の中には、叙述トリックが好きな人もいるだろう。そういう人にとっては、この 作品は最高かも知れない。だが、一般読者の中には、そういう人はあまり多くないと思う。結末で のどんでん返しは、うまくすれば読者に快楽をもたらすが、上滑りになると逆に落胆させることになる。 私は叙述トリックがあまり好きではないので個人的な評価は辛いが、総合的に考え、☆3個とした。 「読者への挑戦状」にも似た「これからどんでん返しが待っています」という宣言も、誇大広告に終わ っていて逆効果に思えた。そのどんでん返し以降も、さらに読者をあざむこうとする試みがあるのは 良いのだが、単にしつこいだけと感じてしまう。しかも、叙述トリック以外の真相も、「精神異常」という ところにその原因を置いていて、ちょっと安直だと感じた。 「叙述トリックの採用」+「安直さ」とふたつ揃うと、幼稚だと感じる人も多いだろう。 ただ、文章が平易だし、終盤のどんでん返し部分を除いては、ストーリー仕立ても単純なので、リー ダビリティーは高い。つまり、すらすら読める。その点は評価して良いだろう。 もう一度言います。「叙述トリックが好きな人にはお勧め。しかし、そうでない人にはお勧めしません」 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
まずは、巧妙な叙述トリックが素晴らしい作品です。 恐ろしく、完成度が高い作品だと思いました。 しかし、私が一番評価したいのは、本作のユーモアセンスです。 途中、涙で文章が読めなくなるくらい笑ってしまいました。 本当に心に残る一冊になりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
面白いです。 序盤、中盤、終盤とスキがない。 序盤はすんなりと物語に入っていけるので、読みやすさに配慮されてるいい作品だと思います。 折原さんといえば叙述トリックですから終盤手前の展開までは読めました。 おそらく多くの読者もそこまでは分かったでしょう。 なのでそこについての驚きは全くなかったです。 しかし、これだと謎が残る…。 というわけで最後まで飽きずに読まされてしまいました。 一応筋が通ってるし、よくこんなの書けるなって感想でした。 しかしやはりややこしい…。 ややこしすぎて、スカっとした爽快感のようなものはなかったですね。 そこだけが惜しい作品でした。 中盤の狂気や終盤の襲撃にはハラハラさせられました。 同年の江戸川乱歩賞のは読んでませんが、他の乱歩賞とくらべても遜色ないと思います。 というか、こっちの方が面白い。 最後の爆発力に欠けたのと審査員にとってはテーマが小生意気にとられたのか賞にはめぐまれなかったのが残念です。 しかし、出世作となっただけはあります。 折原さんの他の作品も読みたくなりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
折原氏の江戸川乱歩賞最終候補まで残った作品。 折原作品は叙述トリックで有名なので、当然本作も叙述トリック系である。ここまではまあ当然という気がするが、本作は更に最後まで読むとメタ的ネタも仕掛けられていることが分かる。本作は乱歩賞応募作であること自体が大きな意味を持つという遊び心溢れる作品であり、当時あまり評価されなかったのもある意味仕方ないかという気がするが、非常に楽しめる作品である。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
盗作を巡るー新人しょう絡みのミステリー本。海外の作品にはけつこうあるが、日本ではあまり、見かけない、トリッキーな作品。この手の作品は、好きー嫌いが激しく、好みが分かれると思いますが、柔らか思考の方には受けると思います。細かい内容は書きません。国内では、数少ないー倒錯ミステリーの大傑作ここにあり。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!