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そのケータイはXX(エクスクロス)で



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そのケータイはXX(エクスクロス)での評価: 3.41/5点 レビュー 49件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.41pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全49件 41~49 3/3ページ
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No.9:
(5pt)

バトルロワイヤルを超える物は出てこないと思ってた!

携帯をテーマにしたミステリーですが、昨今のジャパニーズホラーブームのさきがけともいえるミステリーです。(「着信アリ」公開前にこの作品は発売されたみたいです。)とにかく先を読みたくて読みたくて、電車の乗り換え時も本から目が離せなかったくらい!(笑)文中にケータイのメール作成画面が出てきたりと読者を飽きさせません。イマドキ感も満載でかなりオススメです。いつも本を読まない人でもマンガ感覚で読めてしまうと思いますよ。はっきり言って「バトロワ」超えてます!
そのケータイはXX(エクスクロス)で (宝島社文庫)Amazon書評・レビュー:そのケータイはXX(エクスクロス)で (宝島社文庫)より
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No.8:
(3pt)

ゲーム感覚の小説ですね

 例えば『バイオハザード』のようなアクション・ホラーゲームを小説で楽しんでいる感覚、と言うのが一番近しいような気がします。取り巻かれた異常な環境からの脱出劇。友人とはぐれてそれぞれが同じ時間帯で冒険と恐怖を味わう。二人を結ぶのは携帯のみ。前述のゲームも多くは二人の主人公が設定され、どちらを選ぶかでゲームの進行が変化し、時折二人の行動がクロスしてストーリーを織り成して行きますが、その感覚がこの小説の大きな仕掛けとなっているのです。そして外部から携帯で指示を与えてくる謎の人物……。二人の主人公が味わう恐怖の質もちゃんと区別されていて、一人は自分を取り巻く得体の知れない謎と誰が本当の味方なのか混乱していく疑心暗鬼の恐怖、もう一人は明確な殺意を持って執拗に自分の命を狙う人物との死闘の恐怖。物語の構成と進行は、新人とは思えない技巧と新人ならではの大胆さでかなり楽しめます。ただ、取り巻いている怪しげな人物たちの言葉のセンスがいかにもステレオタイプで(「ひひひ~」と笑う年老いた旅館の仲居など)、物語の状況説明の段階で、そのリアリティの無さにシラケ気味となってしまいました。
そのケータイはXX(エクスクロス)で (宝島社文庫)Amazon書評・レビュー:そのケータイはXX(エクスクロス)で (宝島社文庫)より
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No.7:
(5pt)

心臓がバクバクしました

読んでいて飽きませんでした。というか、ぶっ通しで読破してしまいました♪自分自身、話の中に入って行ってしまいヒロイン達と一緒に危機感や不安感を感じたりしてしまい、読んでいる間中、心臓がバクバクしっぱなしでした!!久々に興奮する作品に出会えたと思います。ケータイを武器に!というものでしたが、携帯機能をよく使っていたので、携帯らしく武器として役立っていたと思います。読み終えた後は、思わず自分の携帯の設定を改めて見直してしまったりもしました(笑)話の中にセリフがやたらと解説っぽくなっていた所もありましたが、雑学として自分の知識が増えたので、それはそれでプラスになりました。後は、村の地図が載っているのですが文章に書かれているものとは微妙に違いました。だけど、村の構図がだいたい頭に入っていれば難なく読めるので、そんなに気にはなりません(私は)。そんなに深くつっこまずに読めば充分楽しめると思いますよ☆
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No.6:
(1pt)

アマチュア

賞があるから順位順にあげればいいというものではない。この年はよほど作品に恵まれなかったのだろうが、読者はある程度「受賞」という言葉を参考に本を購入するのだからそれなりの責任意識を持って欲しい。該当作がない場合は該当作無しにした方がよい。この本に対する感想はまず上記。ミステリ的ではないとはいえ「四日間の奇蹟」の受賞は上質の書き手のデビューのきっかけを作った事に意義があった。しかし、この作家に関していえば職業作家としてデビューするには早すぎたのではないかと思う。面白くないだけなら個人的な好みで仕方がないが、文章も雑で未熟なら設定も安易。キャラにもストーリーにも魅力がない。大昔の子供の口コミホラー「クチサケ女」的キャラは安易で幼稚すぎて20代以上の読者は読み続ける気力を失うだろう。登場人物により視点を変えて章を改めても修復しないプロットの穴が目立つ。いちいち本で調べました的なせずともよい解説がうるさい。携帯が主役級小道具として使用されている割にはたいして「あ!?」っというような使われ方もしていない。出品する場所が若年層向き作品を募る場所だったなら多少は納得がいくかもしれない。中学生が書いたといわれても信じてしまうだろう。ギャグホラーをねらうならねらうで良いが、文章力やプロット、キャラ設定など最低限プロとしての水準は保たないと商業作家としては評価できない。
そのケータイはXX(エクスクロス)で (宝島社文庫)Amazon書評・レビュー:そのケータイはXX(エクスクロス)で (宝島社文庫)より
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No.5:
(5pt)

展開にきりきり舞いさせられた

次々と展開する事件にきりきり舞い。あまりの展開にそんな馬鹿なと思いつつも、次を読まずにいられない独特の面白さだ。不可思議な事件が始まるのも、事件の展開もすべて携帯電話の会話を通して進められていく。そして自分の命を守るための命綱となるのも携帯電話。ケータイの便利さと危うさが出ていて面白かった。最後の最後まで事件の真相がまるでわからず、ハラハラドキドキさせられるという意味では、迷路に迷い込んだかのような怖さがあって、心に残る作品だと思う。
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No.4:
(5pt)

迫力満点の面白さ!!

話が進むのがとてもスピーディーで、読者を飽きさせない!!前半からもう村の人から追いかけられ、かなり緊張する内容。視点が変わったりして、リアルタイムで話が進む。村の恐ろしい風習を耳にしたとたんその恐怖・緊張感は加速する。どんどん話が進み、優れた展開だったため、4時間で読破してしまった。途中からは、誰を信じればいいのか分からなくなり、読者まで混乱してくる。「そのケータイはXXで」の意味は最後になるほどなァ~!!と思った。不気味であり、スリルであり、怖い。それがこの本の第一印象。是非一読をお薦めする。
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No.3:
(3pt)

映画的な展開力は買う

この設定を現代の日本でやるというところは相当無茶なところがあるが、それをそれほど不自然にみせないのは一種の構成力だと思う。恐怖をもり立てるさまざまな小道具や人物もそれなりにうまく配置されていて、特に深くかんがえなければ、最後までぐいぐい読ませる筆力はある。とくに最後までいったいなにが起きているのか起きていないのか、だれが味方でだれが敵なのかが、わからないというのはそれだけで恐ろしく、サスペンスをもりあげる。映画として、うまい監督がとれば、相当おもしろい映画になると思う。設定自体も斬新であり、この設定で、別のストーリーを作りたくなるほどである。しかし、登場人物が、やたら解説をしすぎる(緊迫感のある格闘シーンで犯人が、どうやって、こんなことができたの!か~こんなことの内容は読んでのお楽しみ、を延々と解説したり、民俗学の細かい知識を今時の普通の女子大生がやたら詳しく知っていて、解説したりする)のは、やはり、この手の小説ではやってはいけないことだろう。また、結末もいまひとつカタルシス不足、あと一歩、最後のどんでん返しを作ることもできたのでは・・・。あと、村の地図ですが、縮尺がむちゃくちゃです。
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No.2:
(2pt)

反射的な恐怖刺激でリーダビリティを増強した人工甘味料的なホラー

「ムラ社会に取り込まれ、体を切断されて死ぬまで監禁される」という怖すぎるバッドエンドを設定した事で、強烈な緊張感、スリルが用意された。だが途中から話は迷走を極め、何故かムラとは何の関係も無いサイコ蜘蛛女が大暴れ。全体の原稿量の3分の1を無駄に消費する、グダグダで荒唐無稽な立ち回りによって、あっけなく物語は破綻。そのままドタバタとラストへ。唐突で不自然な比喩や不必要でわざとらしい描写が多く、細部にリアリティを欠く。結果、全体的に安っぽくダサくなった。瞬間的な恐怖刺激をとにかく並べてやっつけた作品。状況設定や小道具の携帯は良かったが、活かせなかった。「このミス」1位だそうであるが、安直な恐怖刺激とリーダビリティを尊ぶ、一種の活字離れの表れか?
そのケータイはXX(エクスクロス)でAmazon書評・レビュー:そのケータイはXX(エクスクロス)でより
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No.1:
(5pt)

震えが止まらないほど怖かった!!

最初から飛ばすなぁーと思うほど怖かった。途中から愛子の口調がカンにさわってもう少し他に書きようがないのかとも思ったし、登場人物の苗字が何故か途中で別の字に変っていたりと謎が多い(笑)でも内容的に最後まで「どうなるんだろう、どうなるんだろう?」と先を読みきれないのがにくいと思う。だからラストは私には想像できなかった終わり方だった。しかし怖かった!!一人で夜読んだんだけど、知らないうちに体がガタガタと震えだして、自分でも驚いた。
そのケータイはXX(エクスクロス)でAmazon書評・レビュー:そのケータイはXX(エクスクロス)でより
4796633022

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